【東京都知事選】宇都宮健児氏の善戦について。- 2014.02.10
時事ドットコム:「小泉頼み、やめた方がいい」=脱原発、機運しぼまず-細川氏参謀・古賀茂明氏
>◇脱原発「世界の常識」
-選挙結果に表れた民意をどう読むか。
「舛添要一氏も『段階的廃止』を訴えていたので、原発推進派が勝ったとは言えない。これまでは『何年か先に原発ゼロ』という意見がせいぜいだったが、驚いたのは、ある出口調査で『原発即ゼロ』への支持が2割以上あったこと。あれだけ小泉さんが訴えたことの効果で、脱原発の機運がしぼんだわけではない」。
◇細川氏はリーダー育成
-元首相2人が脱原発を訴えたのも前代未聞だった。
「共産党、社民党のような左翼系の政党ではなく、主流を歩んできた2人の保守政治家が、日本人の新しい生き方を提示して問い掛けたという意味で、今回は初めての試みだった。だから、1回で成功するはずもないが、その割には大きなインパクトがあった。ただ、過大評価もよくない。小泉さん(純一郎元首相)さえ連れてくれば何とかなるという甘さがあった。次のステップを考えるときは、小泉頼みはやめた方がいい」
-細川、小泉両氏は今後どう動くのか。
「細川さんは、日本を変えるための人材探しだと思う。原発推進、武器輸出のタカ派的で古い成長戦略の安倍政権ではなく、新しい成長の形をつくり、近隣諸国と仲良くする日本像を持ったリーダー、政治勢力をつくっていこうとしている」
>今回は初めての試みだった。だから、1回で成功するはずもないが、その割には大きなインパクトがあった。
「1回負けたら何もかも終わり」みたいな考え方が一番よくないですね。
結果は結果、これをいかにして次に繋げるかという事こそが重要です。
べつに都知事選で負けたからといって、世論が原発推進になったというわけではない訳ですし。
細川氏にしろ、小泉氏にしろ、負けても次の手を考えてるはずですから、そこに期待しましょう。