先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

ばあちゃんにオレオレ電話がかかってきた(2)

2020年05月15日 | 日記
帰宅した私は直ぐ
自室で寝ているユウキに
母から聞いた話をすると、
ユウキは携帯を手に取り
「ばあちゃん、ユウキだけど」と、
すぐに電話をしてくれました。

そして、
「本人確認のために
おかんに代わるね」と言って
私に携帯を差し出しました。

えっ…と思いながらも
受け取って
「ばあちゃん、私です。
今のは本物のユウキです。」
と言うと、
何故か私も隣りにいた
弟の(今は新人看護師くん)に
電話を渡しました。

すると
「ばあちゃん僕だよ
今のは本物のいいちゃんです」
と。

一通り
家族の証言が終わり、
ユウキがばあちゃんと
話しました。

ユウキが休みの日であれば
ばあちゃん家に
行ってあげられる事。

そうでなければ、
こう言って対応したらいいと
アドバイスをして
電話を切りました。

ユウキの部屋には、
タバコや灰皿があるので、
危ないからと、
いつもは入れないはずの
とらが、
しれ~っと入って来て
ソファーにおとなしく座り
家族会議に
参加している姿を見て、
みんなで笑いました。

ばあちゃんの所に、
電話がかかってきたのは
約束の3日後ではなく、
5日後の事でした。

「ばあちゃん、オレ、
ユウキだけど」と言う
その声の主に
「はいはい。
今、こっちのユウキに
代わりますね。」と言って
保留にすると電話は切れたと
ばあちゃんは言ってました。

その日
ユウキは仕事で不在でしたが、
ばあちゃんは
ユウキに言われた通りに
一人で頑張りました。

大事に至らなくて
よかったです。


今日のとらちゃん



今日はしれ~っと
おかーさんのお椅子で



































































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ばあちゃんにオレオレ電話がかかってきた(1)

2020年05月14日 | 日記
最近
コロナに便乗した
詐欺被害が
発生しているようですね。

それでなくても
心の健康をやっとの思いで
みんなが維持しているこの時期に、
人を騙そうという考えを
持つ人がいるのは残念な事です。

しばらく前になりますが、
実家の母のところにも
詐欺の電話がかかって
きた事がありました。

母から
「話があるので
帰りに寄ってほしい」と
連絡があり、
実家に行くと昼間に
ユウキから電話があって、
「携帯が壊れたから
番号が変った。
新しい番号はこれだから」
と言われたそうでした。

母が
「今、どこにいるの?」
と、聞くと
「仕事に来てる」と
答えたそうで、
その日ユウキは
夜勤明けで自宅で
寝ているはずなのですが…。

そして、
「また3日後に電話する」と、
言われたとの事でした。

母には
ユウキから携帯の事を
私が聞いていない事と、
ユウキは今日仕事には
行っていないはずなので、
帰ってから本人に確認するから
待っていてくれるように話して
とりあえず私は、
自宅に帰ったのです。




つづきます。


























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母の想いと母への想い

2020年05月10日 | 日記
今日は母の日ですね。

実は私、
昨日まで忘れてまして…。

何をしようかと
考えたのが今日でした。

母の好きな餃子を作り、
夕食に届ける事にしました。

ビールを用意して
楽しみに待っていて
くれました。

私が
実家から帰ってきても、
何も言わない息子たちに、
「私も母なんだけどねっ。」と
言うと
「忘れてたーー」で
終わりました。

あはは

この頃私は
年を取ったのか
疲れているのか、
今迄はテレビを見ながら
電気も消さずに
寝てしまう事など
なかったのですが、
昨夜もいつの間にか
眠ってしまったようで
息子がそっと消してくれたようでした。


先日ブログで紹介した
歌川たいじさんが
自身の実話を書いた
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」。



タイトルを見た時に
内容が想像できて涙しました。

読んでみたいと
注文すると歌さんの
直筆メッセージ入りの
ポストカードも入ってました。

本の内容は
私の想像を超えるような
壮絶なものでした。

実の母に
心も体も傷つけられても、
歌さんはお母さんを
嫌いにはなれなかった。

いろんな親子がいて
それぞれに想いがあるのだと。



お墓参りの帰りに
出会った出来事は、私も
お母様が守って下さったのだと
思いました。

お墓の前で
「ご無沙汰していました」と
手を合わせた先輩の心が
歩み寄って、
危ない目に遭いそうになった
末っ娘ちゃんと先輩を
お母様が見えない力で
守って下さったのだと
















































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生きる事をあきらめないで

2020年05月07日 | 日記
私が小さい頃、
実家の近くには
お店が2軒ありました。

ひとつは
おばあちゃんが営んでいる
駄菓子屋さん。

アイスケースの中に
お肉も入っていました。

お肉屋さんの
ハムカツやコロッケも
売っていて、
私と弟はよく
100円玉を握りしめて
買いに行ったものです。

今はそのお店は
なくなってしまいましたが。

もう1軒は、
酒屋さんで、パンや
電池などの日用品は
こちらのお店で
買っていました。

長男さんが
お嫁さんをもらって
後を継ぎました。

私はそのお嫁さんの事を
「おねえちゃん」と言って
慕ってました。

その、長男さんが
お店と倉庫の間で
自ら命を絶ったと聞きました。

苦しみの深さは
計り知れないけれど、
目一杯やり切って
生き切って欲しかった。

生きていてほしかったです。

コロナに感染した人達を
一人でも多く助けようと
医療関係者は懸命に
毎日頑張っています。

では、コロナで生活が
立ち行かなくなった人は
誰が守ってくれるのでしょう。

国のお金がなくなっても、
今ある豊かな全てのものを
手放したとしても、
国民が健康でいられたなら
何年かかっても
挽回できるでしょう。

だけど、
人の命は今救わないと
間に合わないのです。

守らなくてはならないものを
間違えないで下さい。





コロナで、
まだ生きたくても
生きられなかった人達が
いた事を忘れないで。

命を諦めない。

生きることを
あきらめないで下さい。






































































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本当に必要な物

2020年05月06日 | 日記
今日はみんなで
倉庫掃除をしました。

東側にある
ダイニングの勝手口から
出入りができて
家の西端にある
ドアまでのスペースがあり、
自転車や網戸など
ほとんどの物は
ここに収納が出来ます。

何でも置いておけるのが
良くもあり悪くもありで、
今日は思い切って
捨てようという事になったのです。

私のゴルフバックを
指差して
「これって使うの?」と。
慌てて
「使うよーーっ」と私。

そして
「これは何?」と息子。
「ジローの湯たんぽと毛布」と私。

呆れる息子達と
あーだこーだ言いながらも、
ほとんど処分する事が
できました。

コロナでおこもり生活を
していると、
物欲がなくなってきます。

服はある物を
着ていればいいし、
物はなければ
何かで代用すればいいのだから。

本当に必要なものだけを
手放さなければ
それでいいと思います。



本日もお読みいただき
ありがとうございます。
















































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