先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログ

ドナーとして息子に腎臓を提供し2017年に生体腎移植をしたみっこ師匠の体験記と息子達との生活を綴っています。

みっこ師匠、入院の日(昼)

2019年07月17日 | 日記
私の前のベットの方は手術中とのことで
不在でしたが、
お隣と右斜め前のベットのお2人は、
カーテンを閉めていたので、
どんな人かわかりませんでした。

私がひとりで、書類に目を通していると、
サーっとお隣のカーテンが開きました。

私が挨拶をすると、
「明日移植手術をするんですね。
看護師さんとの話を聞いて、
元気なお母さんだなーって思って。」
と、話しかけてくれました。

そして、長年透析をしていたけど、
ご主人の腎臓をもらって移植手術をした事。
ご主人の腎臓が大きかったので
移植するのが大変だった事。
ICUに2晩泊まった事などを、
私のベットの横に椅子を持ってきて、
そこに座りながら話をしてくれました。

私は、実際に腎移植手術をした人から、
話を聞きたいと、ずっと思っていたので、
あれこれと質問をしながら、夢中になって
話を聞いていました。

すると今度は、斜め前のカーテンが
サーっと開きました。

私が挨拶をすると、
「今日の夕方、私も手術なんです。」
と、話をしてくれて、その人も、
私のベットの横に椅子を持ってきて、
今度は3人で話をしました。

いつの間にか、すべてのカーテンが開いて
明るい部屋になりました。

私は、大部屋で良かったな。
と、思いました。


本日も、最後までお読みいただき
ありがとうございます。

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