マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

SLIC評価ボードを動かしてみる

2008-11-05 23:58:52 | SLIC
今回は、SLIC評価ボードを動かすところまでのお話を。。

SLIC評価ボードには、Windows上で動作するGUIソフトが付属しており、PCとの接続にはLPTポートを用いる必要があります。レガシーデバイスと呼ばれて久しいLPTポートも近頃のデスクトップマシンでは姿を消しているものもあるようですが、5年程前に購入した我が家のマシンには付いているので、これを作業に使います。普段の作業にはもっぱらLet's Noteを使っているので、デスクトップが必要になるのはチト不便ではあります。



評価ボードの電源としては、5Vとオプションで3.3Vが必要となります。SLIC自体は3.3V/5Vのどちらでも動作可能であり、親基板上のジャンパで電圧を選択できるようになっています。PCとのインタフェースを司る親基板では、5Vが必須となっているので、SLICでも5Vを使うこととして、5V単一電源で済むようにジャンパを設定して使用することにしました。



電源を入れてGUIソフトを立ち上げると、ボードを認識して上のような画面が表示されます。Reset, Reinitiazlie, Reg Setのボタンを順番に押すことで、ボードを初期化してディフォルトのレジスタ値を書き込んでくれます。LPTポートでSPIをパタパタするのに伴ってLEDがチカチカするのが見れます。

画面上部には110個ほどあるDirect Registerと60個くらいあるIndirect Registerの値が表示されています。これらのレジスタをとりあえず正しく設定するだけでも、データシートをちゃんと読まねばならず大変なところですが、このソフトが設定してくれる値を拝借すればいいんで、助かります。

電話を鳴らすための操作については、また次回 書くことにします。


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