マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

S60779

2016-03-20 16:36:36 | Weblog

S60779を点灯させてみました。AQM1248AはFSTNの128x48ドットでしたが、このLCDはSTNで128x64ドット表示できます。そのため、表示ドット数は多いものの画面は黄緑色っぽい色になります。どちらもコントローラとしてはST7565Rを使っていますが、S60779では以下の点に注意が必要です。
  • 横方向128ドットの表示アドレスは、カラムアドレス4から132の範囲となっている。カラムアドレス0から3の部分は表示されない。
  • アイコンはCOMSのドライバ上のセグメントに配置されている。ソフト的には8ページ目を選択して、対応セグメントに相当するカラムアドレスに1を書くことで、アイコンが点灯する。0を書くと消灯。

ST7565のデータシートを見ると65x132ドットのLCDドライバと書かれており、「どうして65ドットなのだろう?」と思っていましたが、65ドット目のCOMSはアイコンのような表示に使うことを意図して用意されていたのですね。



表示に使うフォントを探していたところ、GLCD ライブラリというのを見つけたので、フォントだけでなくドライバもこのライブラリを使って表示しています。



アンテナの1本、1本や電池残量毎にセグメントが割り当てられているので、アンテナ本数や電池残量もきちんと表現可能になっています。