STのリリースによると、STM32CubleMXがSystem Workbench for STM32にインテグレートされて、Linuxでも使えるようになったという。もともとSTM32CubeMXは単独のWindows版ソフトウェアとしてとしてだけでなく、Eclipseのプラグインとしても提供されています。そのため、Windows以外の環境においてもEclipseのPerspectiveのひとつとしてして、STM32CubeMXを開くことが可能だったのですが、実際にはWindows以外の環境においては不具合があってうまく動作しない部分があったようです。今回のリリースにタイミングを合わせて、STM32CubeMXの新しいバージョン(4.13.0)がリリースされたので、改めてMac OS環境での動作を確認してみました。
もともと、ひとつ前のバージョンである4.12.0でMac OSX上でもほぼ問題なく使えるようになっていることを知っているので、今回の4.13.0では動かない所の確認をしているようなものです。わたしが気になっていたのは外部クロックの周波数を指定する箇所です。
いちばん左の
もともと、ひとつ前のバージョンである4.12.0でMac OSX上でもほぼ問題なく使えるようになっていることを知っているので、今回の4.13.0では動かない所の確認をしているようなものです。わたしが気になっていたのは外部クロックの周波数を指定する箇所です。
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Inout frequencyのボックスにて水晶の周波数を指定できるハズなのですが、Mac OSではなぜか入力を受け付けてくれません。残念ながら今回の4.13.0でもこの問題は修正されていませんでした。幸いなことに STMCubeMXが生成する .ico ファイルはテキストファイルですので、エディタで修正が可能です。手でエディットして、再度プロジェクトをロードしなおせばクロック周波数が変更されますので、実用上は若干不便ではあるものの致命的な問題ではないので、ほぼ問題なく使うことができます。