マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

FRDM-KL25Z

2014-01-26 20:55:16 | Weblog


Kinetisを使う仕事が入ったので、勉強のためにFRDM-KL25Zを購入。今後の動作試験とデバック用にヘッダソケットとSWDヘッダを半田づけ。最初に目についたUSBコネクタそばのSWDヘッダを取り付けたのですが、よく見ると、これはOpenSDA用の方のヘッダ。メインのマイコンであるMKL25Z128VLK4用のSWDヘッダは80ピンのご本尊のそばでした。

ここのところLPC810とかLPC11U37とかを使っていたので、Kinetis KLはずいぶんと複雑で機能的にもリッチに見えます。でも、クロックジェネレータの動作モードとチップのパワー・モードの種類が多くて、しかも相互に関連があるうえにペリフェラルの動作とも関連してくるので、どうやって使い分けるのか正しく理解するには時間がかかりそうです。理解できても、正しい手順で使うだけでも大変そう。

そのあたりの面倒な設定をできるだけ簡単に済ませたいこともあり、開発環境としてFreescaleが提供しているProcessor Expertを導入。手順についてはこの記事がとても参考になります。Processor ExpertはEclipse用のプラグインとしても提供されているので、Mac OS上にEclipseを入れて、プラグインを追加インストールしてみたのですが、途中でエラーになってしまいます。リリースノートを見ると、Mac OSは対象OSに入っていないので、動かないということなんでしょうか。しょうがないので、Win7上にバイナリのパッケージをダウンロードしてインストールして使うことにしました。うーん、残念。