マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

リモコン機能を追加する -- その1

2009-10-09 22:19:12 | MP3プレーヤ
再生/停止程度の操作はタッチパネルでできるようになったMP3プレーヤですが、リモコン機能を追加することにしました。先週LPC2388の周辺機能で使っているものを洗い出しましたが、どうせならもう少しシャブリ尽くしてやろうと考えた次第です。

先月、簡単にIrDAの実験をしましたが、IrDAは仮想COMポート通信やファイル転送には向いていますが、リモコン用途には向いていないようです。以前から、SparkfunのNordic FOBがカッコイイなぁとは思っているのですが、たかがリモコンにnRF24を使っているので値段高すぎです。テレビのリモコンじゃデカ過ぎなので、何か小型でスマートなリモコンがないだろうかと思案しておりましたが、いいものがあったことを思い出しました。コイツ↓です。



昨年、DWMおまけ基板でQ-STEERリモコンを作りましたが、そのQ-STEERに付属していたリモコンです。これなら普通に38KHzで変調かけているだけですから、秋月の赤外線リモコン受信モジュールが使えます。その気になってきたら、このボタン構成だってプレーヤ向きに見えてきました。十字になっていないのは、ちょっと残念ですが、上下でボリューム、左右でPlay/Pause と Next/Prevという感じでしょうか。

と、いうわけで SPS-444-1を買ってきて付けてみました↓。秋月にはいくつもリモコン受信モージュールがありますが、どれも仕様的には同じようなものなので、どういうふうに使い分けたらいいのか、よくわかりません。とりあえず、150円とお値段が高い方が、ご利益もあるのではないかと期待して選んできました。



秋月のリモコン受信モジュールはいずれも電源、出力レベルが5V系になっていますが、LPC2388は5Vトレラントで動いてくれるので、タイマのキャプチャ端子(CAP0.0とCAP0.1)に直結です。Timer0は、これまでTOPPERSのシステムタイマに使っていたのですが、端子の都合上Timer0はリモコン受信に使うこととし、システムタイマは Timer1に移動させることにします。