day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

19年。

2023-06-13 | モウギュウ。



今年も交流戦が後半戦。
混戦でとても面白いことになってます。
そういえばいつのまにか「ライバル宣言」って無くなったんですね(今更)。
さすがに18回目(2020年はコロナ禍で交流戦中止)ともなると面白みも薄れたりするんだろうけど、たとえば『ルーキーや今年一軍に定着しかかってる3年目くらいまでの若手)』とかに絞って続けたらどうだろうと思ったりします。
主力クラスの選手は毎年毎年聞かれるのも煩わしいだろうし、年数の浅い若手の紹介にもなるんでは。
選手同士の意外な関係とかこの選手こんなウケ狙いのこと言うのwみたいな面白みがあって好きなんですよね。何らかの形でまたやってくれたらいいなとちょっと思っています。

セパ交流戦が始まったのは2005年。
球界再編騒動の中で出てきた案のひとつだったと思うので当然といえば当然なのですが、
大阪近鉄バファローズはセパ交流戦を戦ったことが無かったんだなと我に返ったような気持ちになります。

そして、
2004年を境に、本当に色んなものが変わったのだなと改めて実感したりします。

毎年書いていますが、19年前2004年の6月13日。
何十年も時間をかけて変化してきただろうプロ野球という日本人の娯楽。
それがあんなに突然ごろりと、それも簡単に、変化することがあるのだという衝撃を受けた日でもありました。

あの日の号外の見出しを見ると、
19年も経ったのに、
まるで色あせることなく生々しい感触で首筋がざわっとして身が竦んで胸に何かねばねばして重たいものが溜まっているようにむかむかしてきます。今もです。
2023年のイーグルスファンの私は今日のイーグルスの試合を、則本のピッチングを楽しみにしているのに。
大阪近鉄バファローズファンの私はずっと2004年に置き去りになってうずくまっているのだと思います。

あそこでうずくまっている私はきっともうあそこからは動けないので、多分この先もずっとあれと一緒に生きていくしかないんだなと思う。

選手の出場機会や成長の機会を促進するために現役ドラフトが導入されたり、以前に比べてもトレードなどが活発化している気がしています。(それはとてもいい事だと思っています)
球団の経営の問題で今後もいわゆる"身売り"などがあるかもしれません。
衰退しないためには色んなものが変化し続けなければいけないことはもうわかっています。

ただ、やっぱりあんな拙速で乱暴な方法で二つのチームを混ぜて上澄みだけ取ってくみたいな目に自分が応援するチームがあって欲しくはないし、どのチームもそんな目にはあって欲しくない。ただそれだけです。

プロ野球がただの娯楽であって欲しい。
見たければ見るし、気分が乗らなかったら全然見ない時があってもいい。
勝ったときはバンザイして喜び、負けたときはふてくされてすぐにチャンネルを変えてぶつくさ言ってたっていい。
そんな娯楽であり続けて欲しいだけです。




なお、
”大阪近鉄バファローズ”出身の最後の選手だった、坂口智隆選手が昨秋ついに引退しました。
長い間お疲れ様でした。ありがとう。


ゾンビでごめんね(2022年の6月13日)
負けて凹めるしあわせ(2021年の6月13日)
20190613

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