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癒さぬ傷口が 栄光への入口

[2/15]スーパー・ヒーロー・タイム

2009-02-16 | テレビ。
侍戦隊シンケンジャーが始まったので、今週からスーパー・ヒーロー・タイムでまとめます。


侍戦隊シンケンジャー 第一幕「伊達姿五侍」
テレビ朝日公式

実をいうと去年のゴーオンジャー、人気はあったみたいですが私はどうもしっくりこなくて2話くらいでリタイアしちゃってたんですよ。
近頃では張り賢者ーハリケンジャーも好きだったんですが、和テイストの戦隊はどうも私の心をくすぐるようで、「次回作は侍」と聞いてわくわくしてました。

隙間や辻が異界の入り口というのはよく言われることですが、今回の敵は「隙間」を通って三途の川の向こうからやってくる「外道衆」と言われるまあ妖怪の類のようです。
シンケンジャーとは、その外道衆と300年以上戦い続ける一族の末裔。
レッドがその十八代当主(殿)だそうです。
んで、その他のブルー・グリーン・ピンク・イエローは家臣。彼らもそれぞれ、来るべき時にはシンケンジャーとして殿のもとへ馳せ参じ共に戦うべく育てられてきた。
レッドが殿でその他が家臣というのはなんだか新鮮ですな(笑)。
ボウケンジャーみたいに、はなからレッドが「リーダー」であるというとこからスタートしてるケースはありますが、スタート地点が最初から「家臣」というのが「おっ」と思いました。


丈瑠(レッド)は最初、家臣どもを集めることに難色を示し自分ひとりで戦うと主張していました。
いくらそういう家に生まれついてそういう風に育てられてきたとしても、見ず知らずの「殿」のために命をかける、それを彼らに強制することが丈瑠には出来ないんでしょう。
自分は、戦って死んだ父親から獅子折神を託され、一人ででも戦う覚悟は出来ている。
でも命をかけて戦うということは、「そういう家柄だから」で済ませられない重さを伴っている。
だから丈瑠は「『覚悟』があるやつだけがついてこい」と言ったわけで。

今はまだ、知り合ったばかりの「殿」と「家臣」だけど一緒に戦ってるうちにそれを越えて「仲間」になっていくんだろうなと。今後人間関係の変化も楽しみな感じに描かれてました。


ところで、丈瑠について回る「じい」が伊吹吾郎でなんともいえません。
一生懸命口上を述べてたら殿に「じい、長い」の一言でばっさりだし(笑)。
殿としては優秀そうなお子ですがそれでもじいの気苦労は多そうです。
あと、いちいち回りをちょろちょろしてる黒子さんたちが可愛いです。
そうそう、戦って死ぬ間際に息子に「今日からお前がシンケンレッドだ」と言って折神を託した丈瑠の父上ですが、演ずるのは津田寛治。

………。
………折神は投げるものではな(ry



可愛いといえば、折神が妙に可愛いんですけども。
巨大化した時に緑のクマさんが敵の足もとで立ち上がってポカポカ叩くとか何事かと思うくらい可愛かったです。こいつらー。



仮面ライダーディケイド 第4話「第二楽章♪キバの世界」

本当は♪のとこは連桁付き16分音符なんだけど文字コードとか使うの面倒(笑)。



仮面ライダーキバはじまったな



いや、こういうのが見たかったんですよ。ほんと。
人間とファンガイアがすでに共存している世界。
人間は税金といっしょにライフエナジーを納め(ええっ)ファンガイアは支給されるそれらを摂取することで、「人間を襲ってライフエナジーを奪う」のがファンガイアにとっても犯罪だという世界になってるわけですね。
で、王とその親衛隊はその掟を破るファンガイアを罰する役目を負っている。
ただ、現在は王は不在。
王子ワタルは王となることを渋っている。
何故渋っているのかというと、その理由のひとつは多分自分が人間とのハーフであるから相応しくないと思っているのかも。
で、どうやら先代の王は死んだのではなく人間の女を愛してしまったためか追放されてしまったっぽい。
まだワタルは子供だから、本当は両親が恋しいだけなのかもしれない。
それでも、掟を破った者がいればキバに変身して彼らを罰する仕事はきちんとする。
だから、一般人たちには「王子、王子」と慕われてる様子。

士はこの世界ではバイオリニストのようです。便利だ。
廃墟と化した紅邸(DCD世界では「紅」じゃないのかも)でへたくそなバイオリンを弾くワタルと出会う士。
同じ場所でやはりへたくそなバイオリンを弾いていたのは一人の男性。
多分この人がワタルの父で先代の王なんだろうな。
この屋敷で暮らしていた人間の女を愛したことを告白する男。
きっとあのバイオリン曲は、その女性が弾いていた曲なんだろう。だからワタルも母の愛したその曲を弾いてみようとしてたんだろう。
ってたったあれだけのシーンでそこまで深読みさせられてしまいます。
しかも無理矢理脳内補完するんじゃなくて、それらの場面見ただけで流れるようにそう繋がってくんですよね。

本編キバでは「この場面見ただけで自然に繋がってく」というのがそもそも無かったんですが多少無理してこう繋がってくるのかと思わせといて全然ナナメ下のとんでもない繋がり方をしたり、繋げる気がはなっから無いような展開が続いてたのが苦痛だったので今回は本当に見てて気持ちよかったです。

っつーか、主人公がファンガイアと人間のハーフって設定なら、単なるこういう悲恋で十分だったのにねえ。
夫と子どもがいるファンガイアの女王が人間の男と不倫してとかそういう話にしていったい誰が喜ぶのかと(苦笑)せめてキングの妻でなく婚約者くらいにしておけばまだ悲恋っぽい感じになったのにー。

お供モンスターたちも家臣としてそれぞれキャラ立ってた。良かったな、なんか救われたぞおまえら(笑)。



ところで鳴滝召喚の敵方ライダーにカイザが登場!
ちゃんと声が村上幸平くんなので嬉しい。
「邪魔なんだよ、俺の思い通りにならないやつは!」
草加雅人の名台詞(?)のもじりで、知ってる人はニヤニヤすることうけあい(笑)

こっち側ライダーの声はオリジナルの人が来てくれるのかなぁと思うとなんだか今後も非常に楽しみですねえ。
王蛇が出てきてくれるのが今から楽しみで楽しみでしょーがない。
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