夏。
じりじりと焼けつく日差し。
ユキとユキの色彩のない視界。
それはあまりの日差しの強さに色を失った世界とリンクする。
強い日差しの下にはくっきりと濃い翳。
それもまた、あらゆる色彩を拒絶する。
白黒のページはその強烈な光と翳を表現するのに最も適したものに思えた。
その一方で
抜けるような空の蒼を感じる。
カホとナツのピアスの真紅を感じる。
ヒガの刀の鋭い輝きさえも。
ユキは探し . . . Read more
あああああたしとしたことが。
3巻が出たことですっかり安心してしまったのか。
4巻がとっくに出ていることをまったく失念しておりました。
っつーかあんなに待ち望んだヒガさん再登場なのによう!
表紙もヒガさんやんかー!
さて今までの巻に比べて、ちょっと話がややこしくなってきます。
難しい話はさておき、まずはヒガさんのかっこいいショットを楽しんでから熟読しやう(ミーハーの正しい楽しみ方ですな(爆) . . . Read more
1日遅れだが、本屋に行くことができたのでこの目で確認しそして入手することが出来た。
あるよ!平積みにされてるよ!!!!
上條淳士「SEX」3巻。
2巻を入手した時の記事で
3巻が書店に並ぶまで、「赤×黒」の時のようにまた半信半疑でわくわくと待つことにしようと思う。
と書いたのだが、こう本当に書店に並ぶと実に感無量だ。
12年越しでようやくコミックスになった、封印された3人の時計がやっと動き始 . . . Read more
京都の実家に帰ってきております。
ネット環境にないのでエッヂからのアクセスになっております。コピペ機能もないもんでトラバ打つ時もurlを手でメモって打ち込んでます(笑)
さて大晦日に雪が積もったのは京都でも珍しいらしいんですが(そーいやそうだな)なんと大阪でもうっすら積もってました。が実家に帰ると普通に雪が残っててこんなんだから山科は雪深いなどというどう考えても不適当な誹謗(主にあちゅから)が頭 . . . Read more
上條淳士の「SEX」。
ヤングサンデーに連載されていたのは、「To-y」が完結した後の1988~1992年。連載終了時点でもう12年前のことだ。
コミックスの1巻が発売されたのが1989年。
カホのピアス、血…そういったごく小さいけれど印象的な部分にだけ赤いインクが使われ、その他のモノクロが漫画だから当然なのに「色盲のユキ」の視界であるかのように錯覚させる。
長い長い時間をおいて2巻が発売された . . . Read more
ドームに行ってましたが負けたのであまり詳細でない詳細は以下略
さて、沙羅さんから「ダーリンは外国人」の2巻を借りた。
以前1巻を借りて面白かったので(そして思うこともあり)マダムOに紹介したらマダムはそれをちゃんと購入された。2巻も同様。
一方紹介した私はというと買いもせずにまた沙羅さんに借りる(笑)
私は基本的にあまりエッセイまんがというやつは買わない(借りて読むことは時々ある)。が、これは . . . Read more
「嗤う伊右衛門」をやっとこ読了。
たっぷり時間があったら1日で一気に読んでしまいたかったのにずいぶん時間がかかってしまった。
で、映画見たくなってしまいました。唐沢の「伊右衛門」と小雪の「岩」がピタリ想像できたので。公
開してる間に読み終わっておくべきだったな…。
つーか、四谷怪談なのに『怪談』じゃないし!!
読み終わって、やっぱり京極夏彦だなぁという仕掛けになってて、それでいて本当に切なく . . . Read more
ドイツに行ってたあちゅが帰ってきた。
写真を山ほど撮ってきてもらったのでそのうちまたここでも紹介するとします。(私もまだ見てない)ところであちゅが持ち帰ったモノの中で何がいちばん嬉しかったかというと…
ドイツ版の「MONSTER」のコミックス(大笑)!
だって、ドイツが舞台の「MONSTER」がドイツ語で書かれてるんだよ~?かつてドイツ語学生だった血が騒ぐというもんじゃありませんか!!
しかし . . . Read more
先週買った「巷説百物語」をようやく読了。
まとまった時間がないのと、短編集だから一話読んだら間が開いても平気になってしまうからなんだけどね。
ってゆうか、アレですね。短編だから凝縮されてるってのと、時代が違うのと、「作法」が違うだけで基本的には京極堂とやってることはあんまりかわらない気がする…(笑)
早く続きが読みたいのでとりあえず早く「続」を文庫で出してちょうだい。←単行本買う気まるでなし
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なにげにそろそろ恒例化してきたようだが、GIUくんが明日の大阪ドームでのオープン戦を観戦するためやってきた。
で、hydeのライブに行っているあちゅとお仕事のあまにゃがあとから合流することになっていたので私とGIUくんとあまね夫人の三人で居酒屋に行ったのだが3人で4500円でおつりが来たよー(安!)そのあとまたおなかすいた人たちが来たので別の居酒屋で。白子軍艦美味しかった…。
ところでこのために京 . . . Read more
「陰摩羅鬼の瑕」は、読みやすかった。
本の厚みは「魍魎の匣」と同じくらいだったけど、物語のボリュームとしては「姑獲鳥の夏」くらいかな、と思った。
だって事件一つだし。(笑)
途中ですでに犯人もだいたいの仕掛けもわかったし。
(ウブメは京極の初読だったのでものすごいショックだったけど、そろそろ慣れてきたのでどういう仕掛けか見当がつくようになってきたらしい(笑))
でも予想通りの結末にも「な~んだ」と . . . Read more