お久しぶりの清少納言あそび!
季節は冬を迎えてしまったけれど、
秋を語らずに冬は参りませぬので・・・、
しんみこ的
「秋は夕暮れ」
秋は夕暮れどきが素敵
生け垣より 甘く香るは 金木犀
遥かの空より夕日を浴びて
幾万の星とぞ見ゆるは いとあわれ
日 入り果てて
真昼に空を渡った三日月が
姿を倍にして 西の山に沈むは 幻想的
まして
ふところに 星など擁き抱えるさまは言うまでもなきこと
「きれいよ~~~」と
友にメールなどして教えるときなど、
気持ちが急いて、指の動きなどもどかしく感じるはいとおかし
家に入りて
「早く早く!」と家族を路地に連れ出し
共に空を見上げるときなど
いとこそ おかしけれ
そろそろ月見草も咲き納め、
お家で秋を咲かせましょう・・・・。
夏の夜は語りそびれてしまいました。来年・・・!
いつか「あらら草紙」を編める日を夢見て・・・。人気blogランキングへ しんみこ
究極のお化けと言ったら、四谷怪談・・・!
今年最後のおばけ話は、「あらら町皿屋敷」でございます。
さて、こちらは番町皿屋敷。
一枚~~二枚~~三枚~~~、
古井戸から、
お菊の、悲しげな声が聞こえて参ります・・・。
たった一枚、皿を割ったばっかりに、
無慈悲な殺生を受け、古井戸に身を投げたお菊・・・。
見るも聞くも、ただただ恐ろしや~~~。
丑の刻、明け三つ
哀れ、皿を数える声・・・。
「~~~九枚~~~、ああ、どうしても、一枚足りませぬ。」
夜な夜な聞こえるお菊の声に、
屋敷中の者が、恐れ慄いたと申します。
お菊の亡霊をなぐさめるには、
こちらで十枚と数えて差し上げるのがよいのです・・・。
ごめん・・・、お皿のスケッチありません。
で、我が家じゃ、ご飯にマーマレードジャムかけていただきます・・・。
怪談より怖い事実・・・なんて冗談です。
ただそこにあったから、一緒に描いてしまいました~~。
我が家にも、卯の刻、明け六つあたりでしょうか・・・、
出るのです・・・。
お菊さんではありません・・・、
お皿が・・・、お皿がでるのです・・・。
「あれ~~~~」
慄くのはいつも私でございます・・・。
けれど、割れておりませぬ。
時には、もやしの炒め物、
時には、きんぴら大根、
時には、揚げなす
時には、ロールキャベツ一個・・・・
そうそう、惣菜が、ちょこっとだけついて参ります。
小さな箱の中で温められ、そのまま一晩放っておかれたその皿は
たっぷりの汗がにまみれ、
うっかり八平、これ見たことかと現れるのでございます・・・。
昨日の夕刻に、昼げの残りを温めたのでございました・・・。
「あらら~~~~」
食べられるかしら、くんくん・・・・。
もったいなかった、くんくん・・・・。
こっそり隠してしまいたいけど、
おばあも傍におりますれば、
いきなり「華岡清洲の妻」にならなくてはなりませぬ!
「お母様。私がお毒見を。」
「いえ、それは母たるわたくしのつとめです。」
「いえ、わたくしが。」
「いえ・・・この母が・・・・」
なんちゃって、
食べ物は賞味期限ではなく、
嗅いで、食べて、自分で期限を知りましょうが、
おばあ世代の暮らし方でございます。
一晩、戸棚と化した電子レンジ様、大変ご苦労様でございました。
この一皿を見るたびに、
「皿屋敷」を思い出し、お菊さんの代わりに十枚と、
大きく数えるわたくしは、
二度と繰り返さぬよう心に決めるのでございます・・・。
はてさて、「華岡清洲の妻ごっこ」も一段落。
それぞれが出掛けた、
静かな台所では、
「これで成仏出来ますよ・・・、ああ、助かりました、しんみこさん。
また、うっかり忘れくださいね・・・・。」
お菊の安堵の声が響くとか・・・。
陶芸教室でお皿など焼いてみました・・・! ぽちっと人気blogランキングへ しんみこ
このところ聞かなかった「振込め詐欺」の被害・・・。
わ~~~、また「オレオレ」で被害が出ているみたい。
田んぼや湿地で咲いている、ちいさなちいさな「ミゾソバ」の花
それにしても、被害者は圧倒的に女性。
しかも60歳以上なのだそう。
そんなニュースが流れた数日前、
「おばあも危ないな~~~」
ってみんなの視線・・・。
今までは、現実味がなかった我が家も、
来年4月からは、
たく太郎が一人暮らしを始めるの予定なのです。
(ただいま、♪悲しい受験生・・・。)
「孫の声ぐらい、聞き分けれるもの・・・」
ってあばあ。
「でも、泣いてるんだよ・・・、もう悲痛なこえで・・・」
「おばあ~~、このままじゃオレ殺される~~とかなんとか言っちゃうんだよ」
ってよしの子。
「ふ~~ん」
「でも、わだしは大丈夫だもの・・・むにゃ・・・むにゃ・・・」
あらら、おばあ、さっきの自信はどこにいったの?!
あ~あ、ちょっと不安・・・。
だって、孫の一大事となったら、
その身を投げてでもってとこあるし、おばあ。
そこで名案。
「山」「川」方式、そうそう家族の合言葉!
けやき家全員、忍びの掟に従います
(自分でいうのもなんだけど、相変わらず私ってオーバーな表現多いなぁ・・・)
そして、ふぁあみりーですかっしょんの結果、
「秋刀魚」→「すりみ(つみれ)」
満場一致で決定です!
我がの合言葉だよ~~~~~~。
「すりみ汁」はおじいの、「男の料理、最高傑作」
内臓と頭を除いた秋刀魚を、丸ごとミンチにして、モンゴイカも少々・・・、
お味噌とお砂糖、お塩で下味をつけ、
大根、人参、里芋、きのこ、お豆腐の具だくさん!
お野菜を煮たお鍋にお団子にして落としていきます。
おしょうゆでもお味噌でも、お味はお好み次第。
ブログのお友達にもご馳走したいほど美味しいですよ。
私は嫁に来たときから、
子供達は離乳食の頃から食べています~~~。
だから・・・、
おばあが「秋刀魚」と言ったなら、すかさず「「すりみ」と答えましょう。
分かりましたね、たく太郎。
「おばあ、母さんに内緒で3000円貸してほしいんだけど・・・・?」
「了解、了解、こそっと送っから、!」
「秋刀魚~~~」
「すりみ~~~」
「ばあちゃん、感謝~~~~~」って・・・、
くれぐれもこんなふうに使っちゃいけないからね~~~
たく太郎、誕生日の手作りケーキはシンプルに!
お菓子の本を見てて、ずっと試したかったトッピング。
かなり遅れてUPです・・・。
去年はこんなかんじ~~~~
カスタードクリームとりんごのコンポート、生クリームをサンドしました。
絵に描いたすりみ汁でごめんなさい。でも・・・、 ぽちっと人気blogランキングへ しんみこ
作りかけのポーチ・・・、
オーガンジーを重ねてふんわりした雰囲気に仕上げましょう
そうそう、仕上げることが肝心よ・・・頑張れ私!
「泣かない女でいたい・・・。」
この頃のわたし、ひとすじの願いなのです・・・。
どうしてどうして、こんなに涙もろいの?
だいたいね・・・、
映画の本編見る前に、たった3分の予告編に泣いてどうすんの?ってば!
涙は頬をつたわって、
あごの先で滴となりや・・・
落ちてきた涙を、手の甲でぬぐったら、
目頭を指でぬぐうでしょう・・・。
「やれやれ、ちょっと一段落!」
でもさぁ、涙って、鼻水も呼ぶでしょう。
遠慮がちに・・・、静かに静かに鼻をかんで
鼻をかんだティッシュはバックの中。
「くずかごでも、背負ってくるんだった・・・」
でもでも、もっとすっきりチ~~ンと鼻をかみたくて、
サウンドが大きくなるチャンスをうかがってるうちに、
「あ~~あ、また泣きの場面・・・」
ほとほと泣きたい???
「おかあさん、げんきですか」
はポプラ社から出版されている低学年向けの絵本、
「笑いとペーソスに溢れた」一冊なんだけど、
ページいっぱいに描かれたアイスクリームの棒に
私は、ほろりと泣かされちゃったりする訳です・・・。
ブタ小屋みたいなぼくの部屋を勝手にそうじしたおかあさん・・・。
ぼくはぶたじゃありません。
人間です。
おかあさんにはゴミかもしれないけど、
ぼくにとっては宝物ばかりだったんだよ・・・。
サンタさんからもらったキリンのぬいぐるみ・・・、
カビが生えてたかもしれないけれれど、ぼくが大切にしてたことはしってたでしょ?
カビなんて、あらえばきれいななります。
お正月にかびのはえたおもちだって、けずってたべたことあったよね。
すてることないじゃないか
このあと、
アイスキャンディーの棒が画面いっぱいに描かれるんだけど・・・
ここでね、
ページが涙で揺れてしまう・・・。
涙は、
心の垢も洗い流してくれる、よく出来た浄化装置だからさ、
こんなんでもいいかなって思ったりするけど、
すっかり赤くなった鼻の頭とはれぼったいまぶたで・・・、
ひとり映画のお帰りは、やっぱりはんずかしいなぁ~~~
大型ティッシュケースに仕立てるつもり!
♪涙の数だけ! ぽちっと人気blogランキングへ しんみこ