もちろん、小学生ではないので、
読書の中で、知らない単語が出てきたとしても
積み重ねてきた半世紀に渡る経験から
よく分からないなりに、こんな感じかなあ~と想像出来るし、
読み進めてゆくうちに、大体それがどんな感じのモノを指すのかはその事の次第や行間でわかってくるしで
日ごろの読書において、この程度の分からない名詞を素通りしたところで、さしたる問題はない訳で。
たまに、映画化されたのを見たときに、「あら、ソレだったのね?」なんて思ったりするくらい。
あの村上春樹の「1Q84 」の冒頭部、タクシーの中で印象的に流れるヤナーチェックの「シンフォニエッタ」も知らない曲で、
ハルキストに向けたCDやコンサート等あったそうですけども、結局聴かないまま。
それでも、
作品の世界観はそれなりに堪能したつもりになれたし
それで良いと思っているのですが。
この、魔法の呪文
「オッケー・グーグル」
による驚速解決の味を占めてからというもの
読書にもスマホが欠かせなくなったわけです。
件の作品の中に、
鍵を握る登場人物が「ルーベンスの聖チェチーリア」に目をやるシーンがあります。
チェチーリアーーーーふっくらした肉づきの、バロック的な美しさをたたえた彼女は、濃緑のド
レスに身を包み、彫刻のほどこされた木製のオルガンを一人で強いている。彼女の周りを、幼な
子の姿をした天使たちが、喜びにあふれて取り囲む
至福に満ちたチェチーリアのまなざしは、天へと向けられているが、その焦点は定まっていな
い。意図的にそう書かれている。 【佐藤究 「 QJKJQ」より抜粋】
・・・・・
知識のない私は、その画を思い浮かべることが出来ません。
チェチーリア・
バロック・
天使・
だったら?
【サイゼリヤの壁に描かれてあるアレ】的な?
で、
素通りするところですが
【サイゼリヤ】
当たらずも遠からじ!( ̄▽ ̄”)b ←?
こんな風に
著者が、「それ」をこのように写し取り、表現するのだな、と答えあわせをするのも一興。
それがスマホで、いつ、どこにいても出来るというのも素敵。
ルーベンスの画集を探さなくても、
入力しなくても
ただ、
声に出せばいいのだから。
それにしてもですよ?
小学生の頃
辞書を引き、図鑑を探し、
めくったページの数だけ賢くなれる・・なんて言われ続けた私には
「デジタルもグローバルも、もはや普通」
と
与えられた物でただ遊んでいるだけのクセに、
まるで自分の手柄のように滑舌悪く言い放ちながらスキップしちゃってる広瀬すず達が
手間や回り道から解放され
その時間をどのように過ごし
どこへ行くのかと思うと、
少し怖い気もします。
この老いぼれは
置いてかれるのかのう?
まあ、置いて行かれるのは
もはやしかたなしとしても
学生時代
作品や資料文献を読み解くのに
とにかくこの手の「手間」で苦労した身としては
否、
この「手間」こそが勉強だと信じていた身としては
本当に
心の底から羨ましいっ!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
やはり、
機械に頼りすぎると
想像力が欠如していけません・・・( ̄▽ ̄:”)ぷ!
今日はそんな話で
~( ̄▽ ̄)ノ"
.
そんで、初めて探してもらったものが「けろりん魂」
一発でここに来れたぜ❗
すごいねー❤
もう手放せない予感 \(^o^)/
出てこないって娘が言ってる。
私のは出てきたんだけどなあ( ̄ー ̄)
この間 膠 が読めなくて
どうしようかと思ったよ
でも、話題が日本の伝統工芸でね
漆 と一緒に語られてたから
ヤマを張って
オッケーグーグル!
ニカワ!
って言ったら
膠 って出してくれたの。
感動したなあ。
わからない漢字出たら
私に聞いてみて。
喜んで調べるからね。
あと、持ってるスマホに
オッケーグーグル!
って言ってみて?
魔法の扉
出てくる気がする。
最近ネットで覚えた言葉確かにすぐ忘れます
ネットのせいなのか
わたしのせいなのか( ̄ー ̄)ゝ
俳句の季語とか言葉
まだまだ知らない言葉がたくさんあったなあと思うのですが
いいっすよねえ
知られてないのがもったいないくらいです。
ちゃんと読めなくても、答えに行きつけるもんなの?
まだ、設定してない子より(^ε^)-☆
句会の時に季語以外の「モノ」を知るのに
辞書ではなくスマホを使うと先生から
「簡単に知ったことは簡単に忘れるよ」と
そう戒められます。苦労して得た知識は忘れないが
そうじゃないと素通りするから注意しろと。
それに同感して本当にそうだ!と思うあたり
もう完全に私も年寄りなのですが。
な~んて、オッケーグーグルと言えない言い訳みたい(笑)。
( ̄ー ̄)b