ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

更年期のパンジー

2021年02月17日 | なんちゃって園芸



あの時(12月1日)
買い占めてきたパンジーは



株をしっかり成長させるために花を全部ムシってしまいました
そうすると先にしっかり根が張って良い
と言う話を
You Tubeで見たような気がしたのです

私の記憶が確かならば
パンジーやビオラはエディブルフラワーで食べられる
けれど
買ってきたばかりの花には薬がかかっているかも知れないから
食べないほうがいい
と言うことでした


株を注視してみると
すでに花が咲き終わり、もう種を成しているものもあります
苗ポットに収まる株たちは
すべてがこれから
プランターに植え替えられ
根を広げ、枝葉を広げ
来る春の輝きの中でよりダイナミックな自己実現を目指し
土台を培うべき大事な時
今はチャラチャラと
花なんか咲かせてる場合ではない

のだそうですよ
(※あくまでも秋の植え替えの時期の話です)



〈・・・色気づきやがって〉


花をムシっていると
ふと脳内で中学時代の社会科の教師の言葉が蘇りました
小柄で赤ら顔の男性教諭に
3組のクラモチさんが叱責されているシーンでした

華のある彼女が教師から注意を受けることは当時の日常茶飯事で
私とは全く違う人種のクラモチさん
私は彼女が何を考えているかさっぱりわからないし
彼女が私を相手にするメリットが全くないしで
交流は一切ありませんでした
上目遣いのクリッとした強気の目元がなんともチャーミング
お父さんが酒乱
学年でも名高い姉御が集う女子バレー部所属
常に体幹の滑らかな素肌と
華奢な骨盤へと続くくびれが丸見えになる丈の短いセーラー
どんなに叱られても
髪を巻くことも飾ることもやめない
間違っても口には出せないけれど
<普通にしていればいいのに>
と私は思ってた
怒られると判っている学校でわざわざ装束に意匠を凝らすその動機は
完全理解不能であり
そんな彼女を狩りに行くかのように追い回す教師たちにも
違和感を持っていました
そんな
飾りだらけのクラモチさんに対して
男性教諭が言ったのです


「色気付きやがって」


色気付きやがる
と判断する事が具体的にどういう事なのか
私は深く考えませんでした
<中学生の髪飾り>と<色気>をつなぐものがわからなかったし
当時の大人の男がよく使う捨て台詞ではあったから
聞き慣れていた
というのもあるかもしれません

いわゆる<赤ちゃん>が
結婚式で祝福をくださった神が
その男女に授けて下さるものだと
普通に信じていた頃の話です
( ̄ー ̄〝)







パンジーの花をむしりながら考えます
花をむしればタネを宿すことはない
教師には彼女を飾るものが花弁に見えたのか
男を呼んでいるのだと思っていただろうか
いや
そうではなかった
校則を口実に
あの愛くるしい笑顔の下の滑らかな腰の曲線
透き通る肌を惜しげも無く晒して歩く女子生徒を
不自然ままでに追い回した男自身が
14歳の彼女の中に
女を見ていたのだ

改めて
そう言う見方をすると
当時眺めていた世界の端々に合点が行く気がするのです

私もその男性教諭に異様に可愛がられました
俺の目を見て授業を聞いているパンダのような垂れ目がいい
とすごく喜んでいた
けれど
私が積極的に懐かなかったら
そのうちよそのクラスで悪口を言うようになった

・・・
そうそう
<そう言う男>だった

あれから40年
更年期に入って
こういう回想が突如として始まることがあります
この機に人生を更新するのか
人生が更けるだけなのかわかりませんが
とても面白い現象です


ていうか?
今絶賛更年期と思われます
体がだるく疲れやすく、かなり火照っている
非常に機嫌が損なわれやすく
その機嫌を取ろうとして
食に走り
太る!


大変っすよ・・・orz


という
今日はそんな話

パンジー花がら摘みのやり方 #003


〜( ̄ー ̄)ノシ








🌸🌺🌼



10 コメント

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Unknown (りんご)
2021-02-17 13:18:34
桜の開花と共に、
春の訪れの象徴のひとつであるパンジーの話。
花弁摘み。
が、
官能小説のような話に発展して、
麦さんがどのような落とし前をつけるか、
ドキドキしながら読みました。

「色気つけやがる」
今、そのような発言を教師がしたら、
たちまち教育委員会が謝罪会見をする羽目になりますね。

私達が学生の頃、教師は絶対の存在でした。

私もそんな教師に歯向かっていった生徒の1人です。
色付きゴムが禁止でも、茶色をして行き、
オラオラ色付きゴムだぜ!
文句あるか⁉︎
とささやかな反抗をする、
ちっせーオンナでしたけどね。

チビでガリガリでしたので、
「色気付きやがって」とは間違っても言われませんでしたが。

出る杭は打たれる
世の常でしょうか?

どうまとめたらいいのか分からないので、
思ったことをコメントにしました。
麦さんの今日の趣旨とは違っていると思いつつ、
読み返さず送信しますね。

悪しからず。
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その教師 (hirorin)
2021-02-17 20:19:02
今だったら、絶対にoutですよね。まあ、隠蔽するでしょうが「スクールセクハラ」ですね。麦さんが分析してはるとおりのことやと思います。
昔、私なんかはもっとか~教師は絶対の存在で、親もそう思ってた。だから先生の悪口とか言ったら親にめちゃくちゃ怒られた。
キモイ先生もいたけど、そういうこと親には言えなかった。(被害には合わなかったけど)

更年期!私は何の症状もなかったんです。ただ色々思い出すのが多くなってきました。コロナであちこち出かけられないのもあるかな?
もう今の私の最大の幸せは、仕事から帰って「きき湯」入れてゆっくり湯舟につかることです。
色気のない生活になりました。
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Unknown (hayane-hayaoki)
2021-02-17 21:06:51
麦さんのお話は、ちょうちょのようにお花の間をふわふわと飛び回り、ウットリしたところで、花影にいたカマキリにバサッと狩られて我に還る…みたいな残酷お伽噺風で好きです❤
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Unknown (のぎのりこ)
2021-02-17 21:30:20
お疲れ様です😌💓
更年期、、、ツラいですよね
わたしは45の頃から命の母愛用です(笑)
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Unknown (ライチ!)
2021-02-18 14:51:59
制服だけど、妙に色っぽいクラスメイト、いましたね。
当時は聖子ちゃんカットが流行っており、クラスの半数以上が同じヘアスタイルで。笑
あれ、パーマかけないと保てないヘアスタイルよね?
パーマ禁止のはずなのに、ね。笑
女子校でしたので、男性教師が気持ち悪くて気持ち悪くて。
物差しでスカート丈の検査するんだけど、それだけでもいやらしい…とおもっものです。
色気づいてましたね。
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麦の返信 (りんごさま)
2021-02-18 16:59:18
更年期の脳内はぶっ飛ぶんでしょうか
花柄摘みをしながら
そんなことを思ってたんですよね
落とし所はないんですよ
ただそう思った
と言う与太話なので
私のブログはくれぐれも期待しないで読んでくださいね( ̄ー ̄)

学校って結構闇が深そうな気がします
子供たちが通っていた小学校は当時、
先生がわいせつ事件を起こしても
異動はするけど別の校区で復職できてました
未だ、児童生徒は弱い立場にいるような気がしますが
流石に、こんな物言いをする先生はいないでしょうね
世の中全体が今、常識的であることにとても敏感ですもんね

校則で決まってるから黒いゴムで
と言われたら
黒いゴムで全然良かった私は
面倒なことになるのが判っているのに
カラーのゴムを選ぶ子の気持ちが心底さっぱりわかりませんでした
今でも着た切り雀の方が楽で
スティーブ・ジョブズに憧れる私は
オシャレに全く興味がないんでしょうねえ

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麦の返信 (hirorinさま)
2021-02-18 17:14:04

西原理恵子さんが、著作を学校から批判されてPTAから締め出された際
学校と戦おうとして
連載していた新聞の記者に
「公務員には勝てませんよ」と言われて諦めたと書かれていましたが
そう言う闇が無いではない気がします

あの、辛いカレー食べさせられたりして教師からいじめられてた男性教師は
証拠の動画まで報道されたのに
主犯格の教師たちの名前は最後まで明かされることはありませんでした
あの守られようはなんなのかすごく不思議です
息子の小学校でも←10数年前
自分の入浴シーンをとったビデオを放課後1人ずつ呼び出した女児に見せて
先生の大きさ、どう思う?
と聞いていた教師は
子供の告発で速攻異動になりましたけど、学区外で教師を続けていました

私の時代
先生は大学出 と言うことで保護者にも尊敬されていました
今思うと歪んだ話がいっぱいで味わい深い
そこそこ楽しかったはずなのに
そんな理不尽が恨み言になって蘇ってくる更年期の不思議です

きき湯
いいですね!
ちょっと独特の匂いが大丈夫なら
ツムラの「薬湯」もあったまりますよ〜
( ̄ー ̄)
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麦の返信 (さおぺんさま)
2021-02-18 17:21:06

Σ( ̄◇ ̄💧)
えっ・・
ど、どのあたりがカマキリ・・

素敵要素の香る<お伽話>ではなく
くれぐれも与太話でよろしくお願いします
m(._.)m

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麦の返信 (のぎのりこ師匠)
2021-02-18 17:23:32

命の母!
やっぱり効きますか

こんな気持ちになるのなら
やっぱり頼ろうかと思います

ありがとうございます
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麦の返信 (ライチ!さま)
2021-02-18 17:37:37

当時は全く色っぽいと思わなかったんですが
今思い出すと結構色っぽい子がいました
どこか傷ついてるようなところがあって
彼女たちは当時から
大人からそう見られていることを知っていたのかなあなんて思います

パーマかけないと出来ない聖子ちゃんと明菜の髪型にはみんな
ヘアアイロンを使ってましたね
あの髪型になるには、左右同じ髪の流れじゃないと揃わないので
癖っ毛の私にはその素質もありませんでした・・

校則を破っておしゃれをしたいと思ったことも
男性教師にいやらしいと思ったことも
ワタシ一度もありませんでした
今思うとその鈍感さが純粋さと勘違いされて受けていた気がします
人生いろいろですねえ( ̄ー ̄)
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