SINの広報機関

日記や愚痴、あるいは妄想など

おかあさん…

2005-04-24 04:34:41 | 
今日は兄弟が幼い頃の話だ。本当に子供は可愛い、そうだろう、同志。

兄弟は大好きだった母親を病気で亡くしてしまう。兄弟は母親が倒れてから病気の事を知るのだが、実は倒れる前から病気に罹っていたのだ。兄弟は母親の病気に気付かなかった(母親が兄弟を心配させないよう病気を隠し元気に振舞っていた)というわけだ。自分達が母親の病気に気付かず、その結果母親を亡くしてしまったのだという自責の念が兄弟の心の中にあったのだろう。それが兄弟に人体錬成を決意させた原因の一つであると思う。兄弟の母親に対する愛情の深さが、結果的に悲劇を生み出してしまったのだから、悲しい話だ。

最後の「ブラーチャ」も良かった。この歌は、歌詞の日本語訳を見て貰えれば分かると思うが、兄弟が人体錬成についてお互いに謝罪し合い、失ったものを取り戻す決意を表している。「失くしたものを取り戻すために 過去を忘れる必要なんてない」という歌詞は、兄弟が人体錬成という罪を背負っていくという決意を表したものだと思う。

失くしたものを取り戻すのは本当に大変だ。先に書き上げた記事を間違って消してしまい、記憶を頼りに書き直したのがこの記事だ。人は何かの犠牲なしに何も得ることは出来ないらしいが、この犠牲で何を得たのだろうか。

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