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選挙

2005-09-14 01:29:08 | 政治・時事
ご存知の通り、今回の選挙では自民党が大躍進し民主党が惨敗した。
この結果は誰も予測していなかったのでは無かったか。本当に驚いた。

さて、選挙の直後から「自民党に入れた奴は頭が悪い」と言う連中が増えてきているようだ。東京新聞にも、以下のような記事が出ている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050913/mng_____tokuho__000.shtml
「小泉自民寄りくっきり 20代のココロ」
この記事ははっきり言って印象操作で有権者、とりわけ自民に入れた若者をバカにしているとしか思えない。

>練馬区の大学生(20)が「小泉流は気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返すような横暴な手法で支持できない」と強調するなど、きちんと意見を話す若者のほとんどが野党の支持者だ。雰囲気から自民党に入れたなと感じられた若者もいたが口は重かった。

ここで「自民党に入れたのはバカな若者で野党に入れたのは賢い若者」というような印象操作をしている。
確かに雰囲気で流されて自民に入れた人も多いだろうが、民主党はマニフェストを出しておきながら党員がそれを越えた発言をしたように、政権交代が目的化していて政権を取ってからの政策を考えていなかった(考えたふりをしていた)のだろう。
そこを見抜いた国民は、少なくとも民主党には入れないぞ。

また、ネット世代が反発したのは、人権救済法案(民主党版人権擁護法)や沖縄の一国二制度化、主権の移譲、そして外国人参政権だろう。個人的には、この4つを掲げている時点で、民主党に入れる理由は無い。自民党に入れた若者は全員雰囲気に流されたばか者だというのは大いなる間違いである。

東京新聞政治部には岡田克也代表の弟が記者として勤めているから、こんな記事が載るのだろうか。もし岡田代表や民主党員がこんな風に「民主党の政策を理解できない、支持しない者は馬鹿者だ」と考えているのなら、今回民主党が惨敗したのも運命だったと言うしかない。そしてその考えを改めない限り、民主党は永遠に政権政党にはなれない。

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