風も冷たい。しかし春日奥山は春霞がかかっているみたい。

この寒さも今日までで、気象庁から全国的に高温注意報が出されており、
来週は3月下旬から4月上旬の気候になるらしい。
パリ旅は、前回「モンサンミシェル付属教会Ⅰ」に続き
パリ旅⑩、モンサンミシェル島の付属教会中層階から名物オムレツを

上階から降りる階段踊り場に

大天使ミカエルがオベール司教の頭に指をつかれお告げを表すレリーフが

貴賓室に着きます。丁度食堂の下に位置し、ゴシック最盛期の様式で
葉飾りが彫られた優美な円柱や天井のアーチが美しく、こられた主賓は
破壊された中央暖炉の前に座られた。現在暖炉の上は光が射し込む。


ステンドグラスの窓から島が・・・

続く部屋は「サント・マドレーヌ礼拝堂」

屋外の通路を経て

「巨柱の間」へ、こんな太い柱になったのは教会内陣の下で破壊され、
二度と崩れないように内陣の柱に沿って巨柱がおかれた。
天井はゴシック最後の様式で「ヤシの木」と呼ばれる。

つぎの間は「サン・マルタン礼拝堂」教会の南側袖廊の下に当たる。
ロマネスクの石組みの天井、壁の厚さがすごーい。


元々納骨堂があった場所に、増改築のための貨物昇降機の大車輪が
人が車輪の中に入って回転させたと。
現在は19世紀、牢獄時代のものだとか



荷物口から外を眺めれば、アヴェンセ門の入り口付近が




そして「サン・テティエンヌ礼拝堂」へ、病院に接続していた礼拝堂で

壁画が飾られていたが、牢獄時代にほとんど消失

出口は祭壇の反対側の小さな扉、開けると階段が・・・
かつて北西に入り口があった時の主階段。

続く階段に、壁画の痕?が・・・

「散策の間」と呼ばれるロマネスク様式の修道僧達の生活の場で
天井はロマネスクからゴシックへの端境期の様式と・・・

さらに「騎士の間」で、修道僧が写本や細密画の制作をした仕事場


螺旋階段を経て売店へ着きました。

最後の出口の白い扉の前に「大天使ミカエル」の像が

出口では時刻は5時を過ぎており、一人来館者が・・・
もう入場できません。

北の塔からの風景です。



夕闇が迫って、散策しながら城壁に沿って食事場所「ラ・コンフィアンス」へ

