今朝も25.2℃と熱帯夜だった奈良、午後1時には36.2℃迄気温は上がっており
猛暑日がまだ続いている。明日には台風7号(ラン)の影響により曇り出し、
昼過ぎには雨も降り出し、徐々に風雨が強まりそうです。
明後日15日9時頃には紀伊半島付近に上陸しそうなコースを取り、太平洋南岸
地域には災害級の雨風に警戒との予報も。

今日夕方は「月遅れ盆迎え火」ですね。
先祖の霊を迎え入れるため玄関先に野火をたく際、蓮の葉に水をたたえたもの
「閼伽水・あかみず」を用意し、迎え火や送り火を消す時にミソハギに含ませ
て消すという。
さらにミソハギの花で周囲に水をまく地域もあり「花水掛」と称すらしい。
またある地域では盆の精霊棚のごはんの横にミソハギの花を供えるという。
これはお盆で供養する餓鬼は、のどが狭くごはんが食べられないことから、
水とのどの渇きを抑える作用のあるミソハギを添えておくのが理由という。

この「ミソハギ・禊萩 」は、お盆時期に咲くことから、水を注いで厄を払う
「禊(みそぎ)」に使用される萩の花に似ることから「禊ぎ萩(みそぎはぎ)」が
転じてミソハギとなったとの説と、水路のわきや溝によく自生することから
「溝萩(みぞはぎ)」といわれ、それが転じたことに由来とする説もある。
盆に関連し別名を「ボンバナ・盆花」「ショウリョウバナ・精霊花」とも呼び
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花になる。
ミソハギは、日本や朝鮮島原産で、ミソハギ科の多年草です。
葉は通常は対でつき、細長い卵形で小さく、濃い緑色、
花は1cm弱で6弁の濃い紫紅色を呈し、茎の先端に穂になって咲く。

花言葉は、亡くなった人へ思いをはせている様子か ら「切ないほどの愛」
亡き両親からミソハギをお盆に用いる風習は聞いていないが、いろんな
風習が有ることが判りました。