今朝六時にシャッターが開くと、急に寝室に冷気が入りこめば、顔が冷え、
布団に潜り込むほど。
真っ青な空、放射冷却が進み、-2.4℃と今冬最低気温になった奈良です。
午後2時前には9.6℃迄上がり、穏やかに晴れた一日になりました。

NHKラジオ深夜便・誕生日の花はユリ科の「オモト・万年青」
花言葉は「母の愛」「長寿」と
花言葉は「母の愛」「長寿」と

皇室では今日二日は「新年一般参賀」ですがCOVID-19感染症にて中止された
が、元明天皇のご事蹟を偲ぶお祭り「元明天皇千三百年式年祭の儀」という
宮中祭祀が行われている。
第43代 「元明天皇」は平城京への遷都、和同開珎発行と古事記編纂の完成が
挙げられ、太陽暦の712年1月2日、61歳で崩御されたとされている。
葬られたのは奈良市奈良坂町の「元明天皇陵」、

今日この陵でのお祭りに、寬仁親王妃信子さまが参列されたそうだ。

昨日の初詣はこの元明天皇山陵の東側『奈良豆比古(ならづひこ )神社』でした。
奈良坂町の氏神さんと呼ばれ、木津川と大和側の分水嶺に建ち、東側を京都
への旧京街道が通り、江戸時代には奈良奉行所の高札場も建てられていた。

また忘れてはならないのは、江戸時代の大仏殿再建時、九州霧島で見つかった
アカマツ虹梁材二本、3000tの屋根を支える23.5mを木津川からこの道を通り
17000人もの人手で材を引かれていたのは1704年のこと。

現在の東大寺大仏殿の虹梁材の様子、300年の歳月で屋根の重みで撓む虹梁材
大正時代に補助の鉄骨が組まれ、昭和の大修理で軽量瓦が用いられたが・・・

さて初詣の「奈良豆比古神社」、北側に駐車場があります。
街道から鳥居をくぐれば・・・

社務所を兼ねた

拝殿から本殿にお参りをしました。
参照:当ブログの奈良坂散歩② 翁舞の奈良豆比古神社へ
祭神は中殿に平城津比古大神、左殿に春日宮天皇、右殿に春日王が祀られ、
毎年10月8日の「翁舞」が有名です。
摂社として 辨財天、毘沙門天王、 恵比須、 石瓶神、 福の神がおられる。
参照:当ブログの奈良坂散歩③ 奈良豆比古神社裏の樟の巨樹を
一度にこれだけお参りできるのは嬉しいことですね。
樹齢1000年余の大楠にもお会いできました。

説明には、古色蒼然とする楠で樹齢1000年余、土際の幹囲約12.8m、目通りの幹囲約7.5m、樹高約30m、枝張り約20m、 地上約7mで南北に2分岐し、更に北枝幹は3m、南枝幹は4mのところで更に2分岐し、奈良県の天然記念物と。

大楠のこぶにタッチすれば、暖かさが手に伝わる。
反対に生命力を頂いけたようで、元旦の夜はぐっすりと眠れました。
夢を見るのを忘れた、それとも見たのを忘れた?
『初夢』はというと、一般的には正月2日の夜の夢のこととされている。
江戸時代中期には、よく知られたことわざが出来上がったようで、
『一富士二鷹三茄子、Dreams of Mt.Fuji, a hawk or an eggplant』
続きは・・・
皆様、良き夢が訪れますように。