夏至の朝、23.2℃迄下がるも夏空からの日差しで気温は上昇し、最高気温は
33.8℃迄上がった奈良です。

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「テッポウユリ・鉄砲百合」
日本原産(南西諸島や九州南部)、ユリ科の多年草球根植物で、初夏から喇叭
に似た筒状の白い花を横向きに咲かせ、清楚さと甘い香りが特徴です。
原産地から「リュウキュウユリ・琉球百合」や、「サツマユリ・薩摩百合」と
も呼ばれ、花が長い筒状のため「ツツナガユリ・筒長百合」の別名もある。
1819年日本からイギリスに渡り好まれ、特にアメリカでは復活祭にテッポウ
ユリを教会の祭壇に飾られて「イースターリリー(Easter lily)」と呼ばれ、
投機的商品にもなったときもあり、世界的な一大産地です。
花言葉は、白い花や甘い香りから 「純愛」「淑女」と。

今日は昼から鉄砲百合みたいに清楚なバイオリニストの演奏に引き込まれた。
場所は京都コンサートホールでした。
昼下がり京都市地下鉄北山駅でおり、地上へでて「京都府立植物園」入り口
熱気が体を襲います。

そして「京都府立陶板名画の庭」、安藤忠雄さんの設計だとか

「京都コンサートホール」へ到着。これだけでも汗が噴き出る暑さ。

今回は「京都市交響楽団 第701回定期演奏会」
指揮は「沖澤のどか」京都市交響楽団常任指揮者、コンマスは泉原隆志
前半
G.レンツ:ヴァイオリン協奏曲「...to beam in distant heavens...」40分
ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー 日本初演
シュタインバッハーから新作協奏曲を依頼さたG.レンツ、環境破壊の進行
による未来社会はいかなるものかと思いを込め、”遠く離れた天にて輝く”
という主題、これはブレイクの叙事詩「エルサレム」からの引用という。
22世紀の世界、今とは全く違った世界になるだろうという思いを・・・
京響メンバーが揃い調弦が終わるや否や、やや暗い舞台の指揮台にだけ指揮者
沖澤さんが現れ、指揮棒を振れば
舞台袖の扉が開くとともに、バイオリンの音が・・・
そして舞台後方からも弦の音が舞台と合わさり、異次元の世界に誘われた。
拍手が止まず、これだけの音圧の拍手はいまだかつてなかった。
6回も舞台に出てくださり、最後にアンコールまで弾いていただけた。
*クライスラーのレチタティーヴォとスケルツォ カプリース作品6
興奮がなかなか冷めない休憩の20分でした。
後半
タイユフェール:小組曲 7分
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」 18分
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 12分
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」 18分
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 12分
素晴らしい選曲ですね。沖澤のどかさんと京響のコンビが熟成の域に達し、
今回の京響も異次元へ誘われて頂けている。ブラボー