カメラを片手に

植村直己没後40年

霜折れで最低気温は-0.4℃と冷え込みは弱く、晴天の中きれいな太陽が上り
空気も乾燥して洗濯日和となり、冬用のシーツ類を洗えば、午後2時には乾く
ほどで最高気温は16.7℃に達している。
この暖かさ、金曜日以外今後一週間は4月初旬の気候になるという。
      13時半、15.0℃、46%


40年前1984年のこの日、冒険家「植村直己」マッキンリー(現在デナリ標高
6190.4m)に冬季単独初登頂成功後、下山中に消息を絶ち、43歳で亡くなる。
1984年に国民栄誉賞(第4号)を受賞されている。

冒険の記録は他にも1970年に世界最高峰エベレストに日本人登頂、同年世界
初の五大陸最高峰登頂者、1978年には犬ぞり単独行で初めて北極点に達する。
      冒険館HPより

皆それぞれが、何か新しいことをやること、それ自体が冒険なんだ』と言葉
を残し、1994年生まれ故郷の兵庫県豊岡市に植村直己さんの『知恵と技術』に
加え、『ひととこころ』を後世に伝えるため『植村直己冒険館』が開館された 


さて奈良に春を告げる東大寺二月堂の『修二会』いわゆる本行「お水取り」に
向け、昨日12日「新入称揚習礼 (しんにゅうしょうようしゅうらい)」があった。
1273回目の修二会、今回の「新入」の僧侶は森川真雅・空海寺徒弟で、声明の
節の 稽古並びに暗記が充分にできているかどうか、寺内の全参籠経験者の前で
試されている。
そして15日に新入の別火坊入り、18日に二月堂での 「油はかり」、
20日の練行衆別火入りと、3月1日からの修二会本行に向かって日程が進む。

その練行衆11名の配役の発表は毎年12月17日で、初代別当「良弁」の命日法要
が営まれるこの日に開山堂で行われている。
橋村公英別当が名前と配役を読み上げた。_以外は東大寺僧侶
【四職(ししき、役職者)】
・「和上」    上司永照執事長(持宝院院住職):練行衆に戒を授ける役 
・「大導師」   森本公穣(清涼院住職):祈願を司る行法全体の導師 
・咒師(しゅし)   上野周真(真言院住職):密教的神道的も含む修法を司る
・堂司(どうつかさ)   佐保山曉祥(宝珠院住職):平衆を率い修二会の進行を司る
【平衆(ひらしゅう)】
・北座衆之一   池田圭誠(金龍寺住職):北座衆の長とともに平衆の長 
・南座衆之一   筒井英賢(龍松院住職):南座(なんざ)衆の長 
・北座衆之二   中田定慧(隔夜寺住職):北座の次席 
・南座衆之二   北河原公慈(中性院住職 ):南座の次席 
・中灯(ちゅうどう) 清水公仁(宝厳院住職):会中の記録役 
・権処世界    上司永観(持宝院徒弟):処世界を補佐 
・処世界     森川真雅(空海寺徒弟):堂内の掃除、法要の準備など

今年も暖冬、本行中の練行衆、汗が吹き出し、紙子が破れ厳しい行になるかも
しれない。

観光客にとり暖冬は有難いことですね。
二月中の奈良市内はインバウンドもあり、東大寺・興福寺・春日大社界隈は
賑わっているようだが、それ以外は・・・。

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