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カメラを片手に

秀野忌で曼殊沙華を

昨夕から降り出した雨、断続的に降き15㎜ほどになるも夕方には止みそう。
      11時、20.1℃、83%

彼岸明けの今日は『八雲忌』、「小泉八雲・ラフカディオ・ハーン
1904年、54歳の忌日。
紀行文作家・小説家・随筆家・民俗学者などの顔を持つが、生れは英国保護国
のイオニア諸島(現ギリシャ)生まれ、世界を放浪し、1890年に日本へ。
その後1896年に小泉家に婿入りし日本国籍を取得している。
最近日本と英国の二重国籍の疑いが濃くなっている。
残る写真で俯くか右目だけなのは、1865年に左目を失明し隻眼のため。
      小泉八雲記念館HPより

また奈良県生まれの俳人の「石橋秀野」の1947年の忌日で『秀野忌』です。

東京の文化学院中学部で与謝野晶子に短歌を、俳句は高浜虚子に学ぶ。
1929年俳句評論家「山本健吉」と結婚、1938年頃に俳句を再開し、その後
「鶴」を代表する女流俳人として活躍する。
だが戦時中の疎開生活で結核に侵され、京都にて享年39歳にて亡くなる。

1949年に追悼のため刊行された句文集「桜濃く」は、約10年間の作品と
随筆12編他からなり、第一回茅舎賞を受賞している。

亡くなる二ヶ月前、ストレッチャーに乗せられ病室に運び込まれた時に
詠まれた句が、辞世の句とされる。
蟬時雨児は擔送車に追ひつけず 』 秀野
自の命の短さを俯瞰してる句は、鬼気迫るものがありますね。

今日は「彼岸明け」で、ヒガンバナ・彼岸花もそろそろ終わりですね。
石橋秀野のヒガンバナの別名「曼殊沙華」の句を紹介します。
     『傘さげて使ひあるきや曼珠沙華』 秀野
      9/24

     『曼珠沙華消えてしまひし野面かな』秀野

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