カメラを片手に

東高野街道から道明寺天満宮へ

最低気温が12.6℃と平年並みの爽やかな晴れの朝、連れ合いがシャッターを
5時に設定したようで、明るい夜明け前の空が見えた。
奈良の日の出は4時52分なのに、陽の光はまだ差し込まない。
強い日差しで午前10時過ぎには25度を超え、最高気温は29.6℃と真夏日一歩
手前になった奈良です。
      13時、27.4℃、27%

東の春日奥山、手前の若草山の一重目TOP付近には大勢の人の姿が・・・
何もないところで、暑いことでしょうね。
でも天候は夕方から下り坂、明日昼からは雨で月曜日まで降ったり止んだり


NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はアヤメ科の「アヤメ・文目・菖蒲」
高さ30~60cm、葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせ、比較
的乾燥している場所を好む北東アジア原産の多年草です。
      

下に垂れる大きな外花被片と、直立している内花被片をそれぞれ3個つけ、花
の色は紫色か白色で、外花被片には網目模様があり、つけ根は黄色になる。
花言葉は「神秘な人 / よき便り」
      
 
さて昨日の続き、誉田八幡宮横には、京都から高野山への参詣道だった
東高野街道」が通い、逆向きに道明寺へと向かう。

すれ違いが難しいほど狭い古い街道の雰囲気、舗装面が面白く、中学校があり
分岐道に新しい石道標「東高野街道」と、石碑の左側面に天保9年(1838)3月
正面は、右 道明寺王寺なら京、左 八尾久宝し
右側面には、 南 上之太子 かうや 道

右へカーブした道、少しで「栗塚古墳」方墳、応神天皇陵陪塚ろ号飛地です。 
5世紀前半の築造で、幅8mの周壕を持ち、一辺43m、高さ5mの二段築成と。
  

170号線を横切り、西名阪自動車道高架下を過ぎれば・・・
「弘法大師御休石」が民家の間にあり、堂内にあるも老朽化で取り壊された。
2023年7月に誰でも腰かけられるようにと整備されている。

真っすぐ行けば道明寺なのに、道明寺天満宮の木槵樹や五重塔跡があるのだが
判らず、抜ければ、「道明寺天満宮」前、石段を上り、三井八郎右衛門奉納の
「神門」をくぐる。

      

右側は広い駐車場で、道が二股に分かれており、石葺きの道が右側へ
      
その参道を行く。


小林一茶の句碑がある。1795年33歳時西国行脚時に詠む。字は榊獏山
       「青梅や 餓鬼大将が 肌ぬいで
      

手前に手水舎があり、鳥居をくぐり境内の奥へ
      

右側に撫で牛


左側にも石の牛が・・・

さざれ石も  

左側に(1815年)築の能楽堂(大阪府下最古) 
      

拝殿からお参りを。奥に幣殿、本殿があるが見られず。
二礼二拍手一礼、お参りさせていただいた。

更の拝殿後ろに80種800本の梅林が広がり、梅の名所(大阪みどりの百選)
土師氏の氏神として土師神社(天穂日命)、仏教伝来後神宮寺の土師寺建立
平安時代、土師寺には、道長のおばの覚寿尼が住んでおられた。
 
祭神は、菅原道真公:天満の天神さんですね
    天穂日命:当地は土師氏出身の野見宿禰、その遠祖にあたる
    覚寿尼公:道真公のおば、大宰府左遷時立ち寄り、別れを惜しむ
         道真遺愛の品と伝える硯、鏡等が神宝となり6点が国宝 

左側に社務所?、御朱印を連れ合いは頂いていた。
神宝等約200点を収蔵する宝物館(1902年に菅原道真公壱千年祭の記念事業建立)だが予約制でだめだった。 
左側に廻れば、「元宮 土師社」で道明寺地区の氏神さまです。
      
手前に割拝殿、そして本殿があり、祭神:天夷鳥命、野見宿祢、大国主命

大きな結婚式場前へ回り込めば「明治天皇御在所」の碑が建つ。
        

梅林迄伺えば摂社もあるが、あまりの暑さにまいり、道明寺へと急いだ。     

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