カメラを片手に

下から咲きあがる花はタチアオイ、グラジオラスとネジバナ

今日は太平洋戦争末期の沖縄戦終結75年になり、20万人以上の犠牲者に、
不戦誓う 「慰霊の日」です。  黙祷

奈良の朝は19.2℃まで下がるも、好天で午後1時前には30℃を越える真夏日、
東の春日奥山は緑が深くなり、すっかり夏の装いに。
      10時

こんな梅雨の中休みも明日迄五日も続くが、その後は梅雨本番の蒸し暑さに。
そんな雨の日でも、じっと耐え忍んで次から次へと花を咲かせる花は・・・・

タチアオイ・立葵』、まっすぐに伸びることからこの名があるが、ホリホックと
呼ばれるアジア原産アオイ科の越年草、古くは中国から薬用として日本に渡来、
平安時代は唐葵(カラアオイ)と呼ばれたが、江戸時代に立葵(タチアオイ)に。
また別名として「はなあおい」、「つゆあおい」も。
      『なかほどに花先んじぬ立葵』  落合水尾
      

葉は心臓形で浅い切れ込みがあり、梅雨入りごろ、長い花穂の下から咲き
始めて順々に咲き上がり、大きな花をつける。
花は花弁と萼片は5枚、雄しべは1本で、たくさんの葯が密集する。
雌しべの花柱は1本で、先は細かく裂けている。
そして花が終わるころに梅雨が明けるといわれる。
もう今から待ち遠しいのですが・・・。

グラジオラス』、和名はトウショウブ(唐菖蒲)やオランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)
といい、アヤメ科で元は南アフリカ原産、明治に輸入されている。
大きな花がすらりと伸びる花穂に横向きに整然と並んで次々に咲き上がります。
古代ローマの剣を意味するグラジオラス(Gladiorus)、ラテン語で「小さな剣」と
いう意味があり、葉や蕾の形から名付けられている。
      『刃のごとくグラジオラスの反りにけり』 佐久間慧子
 

ネジバナ・捩花』、散歩中雑草の中から咲き出していた。
濃い緑の広線形の葉の中心からまっすぐ伸びた細長い花茎に、このピンクの花弁に白い唇弁の小さな花がらせんを描くように器用にねじれながら咲き上がります。右巻きと左巻きの比率はほぼ同数だとか。
      『捩り花とて天を指す一本気』 鈴木夫佐子
 

今日の気温は一直線に棒温度計の赤いアルコールが上がり、
午後3時現在、頂点は31.8℃にも。 

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