スレイプニルさんPRESENTS お花見ブルベ

一昨日の夜から昨日にかけての事、彼が毎年一人で実施しているロングライドに同行させて頂きました
2ヶ月ほど前ににお誘いを受けまして、休みの調整も叶ってご一緒させて頂くことに
いやはや滅茶苦茶きついロングライドでしたワ
目的のイトザクラと千年ザクラは、満開にはちょっと早すぎた？
でも天気にも恵まれ内容は◎



今回もオールナイトランのロングライドです
こんなことも、最近はあまり違和感を感じなくなりました
このブログによく来て下さる方も違和感ありませんよね

と言うより、それを期待されてたりして・・・


コースは箱根を越えて静岡県入り
富士市からは富士川沿いに遡り、山梨県の南巨摩郡南部町に向かいます
メインの桜は“原間のイトザクラ”と“本郷の千年ザクラ”
その後身延経由で本栖みちを上り、山中湖・道志と走って帰ってくるコース
全行程は峠を幾つも越える300キロ強
まぁスレイプニルさんらしいコースだこと



湘南台付近のコンビニを２２時に出発です
この時期でも朝晩は冷えたりしますので、一応は防寒装備を身に着けました
知っている道なので取り敢えず私が運転手

途中のトイレ休憩などもあって少し遅めに到着、三枚橋
0:15
土曜の夜のせいか、ここまでの道は車もやや多かったかな
ここからは箱根旧街道、飛ばし屋さん達が多くないといいけど

結果は、七曲の少し上部で行ったり来たりして遊んでいたのが２台ほど
それ以外は猛スピードで駆け上がってゆく車が時々といった感じで、割と平和でありました

深夜の箱根旧道は初めてでしたが、満月だった事もあってわりとリラックスして上りきる事ができました

芦ノ湖湖畔のコンビニで休憩して、今度はＲ１で三島に向かって深夜のダウンヒル
2:45
ここからの三島方面の眺めは素晴らしい　＠109キロポスト
もちろん夜景もきれいでした
残念ながら画像では殆んど見えませんけど

三島で運転手はスレイプニルさんに交代
バイパスを巧みに交わしながら沼津市に入ります

で、今回のツアー最初の花見は夜桜　＠Ｒ１、沼津市内　

まぁ国道沿いですからね、ささっと切り上げました

このあと富士市に向かう道がとてもマニアックでして
さすがよく走っているスレイプニルさんのコースだな
昔からの街道の様な上下２車線の、山すそをずっと行く信号の少ない走りやすい道でした

富士市で朝待ちマック
4:50
とてもいい休憩になりました

夜が明けたばかりの富士市内を走り抜けます


　　　6:00
富士川橋　　　　　　　　　　　富士川楽座

さぁここから富士川を遡ります

遡り始めてすぐに画像スポット　

新東名高速が頭上を渡っています
まもなく(4/14)の開通だそうな

少しのアップダウンを交えながら景色のいい富士川沿いをどんどん遡ります


静岡県と山梨県の県境を越えてから“道の駅とみざわ”で休憩して更に進みます
7:00
この大きなモニュメント、どうやら筍だね

時々旧道と思われる道を選んだり、時には富士川の左岸に渡ったりしました

スレイプニルさんとても慣れていますね、トンネルなどの走りにくい箇所は巧みに回避してくれます

そしておもむろに川を離れて、山里の民家の間の急な坂を上ってゆくと
到着しました、原間のイトザクラ
7:50
来るのが少し早過ぎた？
花がまだ咲き揃っておりませんね
満開の時であったらさぞ素晴らしいんでしょう
それでも高級そうなカメラを据えて撮影を行っている方たちが数人来ており、数台分しかない駐車場には絶えず入れ替わりに入ってくる車がありました



これは駐車場の端で咲いていた普通のさくら

原間のイトザクラの観賞を終えて、次は本郷の千年ザクラです
予備知識が全く無い私、先ほど上ってきた民家の間の坂道を一旦下るのかと思いきや
あらら、更に坂道を上って行きましたよ
でも、のどかな山里の雰囲気に和まされました

そして５分くらいですぐに着きました、本郷の千年ザクラ
8:10
こちらもまだ咲き揃ってはいなくてちょっと寂しい感じです
なるほど歴史を感じさせる桜の木、樹齢は推定約６００年のエドヒガンだそうです
立派ですね




今回のメインであった２箇所のサクラ、どちらも少し早過ぎた様ですが一応開花もしていてそれなりに楽しめました
この先は、本栖みちにかけてサクラの見所があるとの事で先へ進みます

身延山久遠寺には枝垂桜があるのですが、時間の関係かな？、今回は割愛して本栖みちを目指します
9:25
この辺りに来るとチーム練習と思しきサイクリスト集団とよく遭遇するようになりました
こんな坂の多い山岳地帯で練習していればさぞ強いライダーになることでしょう

下の画像は身延線・塩之沢駅の前の桜
　　　
見事に満開でしてカメラマンも数人訪れていました

　　　

富士川沿いから離れて本栖みち(R300)を上り始めます


途中のお寺の枝垂桜

自転車を停めて写真を撮っただけでしたが、感じ良く咲き揃っておりました

“道の駅しもべ”で休憩
10:30
これから登坂が次第にきつくなるとか
ここまでも充分にきつかったんですけど・・・

で、きつい上り坂です

ウヒョー！って感じですね

上を見上げれば、はるか上にもガードレール


あまりにもきつくて途中で足つき、めったにしない事なんだけど・・・

スレイプニルさんには先に行って頂きました
自転車を倒して、急遽ウィダーゼリーの補給などをして休んでいたらひとまず復活
また漕ぎ出します
頂上近くで待っていたスレイプニルさんは、寒くなったと言って迎えに来てくれました
すみません、ご迷惑をおかけしました

頂上近くの展望台です

近くにあった眺望の解説によると、白い雪を頂いた山々は南アルプスの荒川岳や赤石岳のようです

更にひと上りすれば辛かった上りも終わり、トンネルを抜けて本栖湖です
12:10
天気がいいので、こんな風に富士山が迎えてくれました
なかなか良い演出ですね

で、本栖みちを初めて走ってみた感想
『この道は絶対下りで走りたいネ、上りはいかん』

けっこう余裕の彼

彼曰く「こんなM好みな道には是非ゴブリンさんを連れて来たい」だとさ
どうなさいます？　ゴブリンさん

この本栖湖の眺めが千円札の富士山です

まさにこの季節の様で、雪の形までが同じでした

近くに居た方にシャッターをお願いしたので欲を言ってはいけません


この後、湖を右に見ながら昼食へと急ぎました
スレイプニルさん御用達の“松風”に吸い込まれます

で、お勧め品らしき“鹿カレー”にしました
これ全部で1,000円也　
12:50
カレーの肉は当然鹿肉、手前は鹿の刺身、右の皿は鹿肉の竜田揚げと鹿肉ソーセージ
素晴らしいコスパでした
自転車乗りには嬉しい量ですね
普通の方にはちょっと多過ぎかも知れません

充分なエネルギーチャージをできたので、ボトルに水を補充して帰りを急ぎましょう
ここからはまた私が運転手
しばらくはR139を走ります
そこそこ交通量もあるし路肩を慎重に走りました
ところが河口湖が近くなる頃に酷い睡魔に見舞われまして、堪らずコンビニに飛び込みます
南向きの店先で、暖かな日差しを浴びながら地面に横たわってしばしのお昼寝
最高でした
はい、もちろん前は駐車場でしたが・・・何か？

河口湖から山中湖にかけては僅かに上り基調

お昼寝効果もあって頑張ります

山中湖は北岸で平野、更に道志みちへと向かいます
15:10
この時間でも富士山は全貌を見せてくれてました
嬉しかったです

「さぁ、こんな時間ですけど何とか明るいうちに宮ヶ瀬湖を通過して土山峠を下りたいもんですね」などと話し合って先を急ぎます
平野から一旦少し上って山伏峠を越えたら、後は下り基調の道志みちが暫らく続きます
頑張りましょう
たぶん今回の最高速度は山伏峠の下りかな？
下りの部分では後続の乗用車が追い抜くのを暫らく躊躇っている様なことが度々ありました
そんな時は路肩走行ではなく敢えて車が走行するラインで走ります
路肩には砂がういていたり、落下物が有ったりとリスクが高いから
それと「今は抜かさないで」との意思表示も兼ねてます
そして下りが終わって上りに差し掛かると、路肩に寄って追い抜いてもらいます

そんな事をしながら「下り最高ー！」の二人はどんどん進みます
明るいうちに山を下りられそうな見通しが立ったところで、青野原のコンビニで休憩を入れました

そして宮ヶ瀬湖を通過中に夕日が山に隠れます
17:40
ほぼ狙い通りの時間に山を下り、暗くなった頃に厚木
最後に子鮎川沿いのほぼ満開の桜の下を潜り抜けるというオマケが付いて、海老名でそれぞれの家路につきました

“スレイプニルさんPRESENTS　お花見ブルベ”、とてもきつい内容だったけど楽しかったです
ありゃ？、これってもしかして“M”？
困ったもんだね

来年ですか？
う～ん、どうなる事か・・・
その時の体調次第だな

スレイプニルさん、刺激的な素晴らしい企画を有り難う御座いました
また宜しくお願いします




～小田原～沼津～富士～（富士川沿い）～南部町～身延町～本栖湖～河口湖～道志～宮が瀬湖～厚木～
310.1km　　(Mx63.7,Av ? )　←前回の記録をリセットし忘れたためAv.不明