幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第3章「始動」

2014-12-12 21:06:36 | 東方野球
※今回もチーム作り回
※幻想入りシリーズみたいな話の雰囲気で捉えて下さい。
※序章は設定集ばかり

次の日の朝
「さて、今日からチーム作りか」
チーム構成を考えながら1つの疑問に辿り着いた。
「試合のレギュレーションを聞いてない。」
何試合制なのか、そもそもイニング数も違うかも知れない。
「スポーツにおいて、いや勝負事においてルールを熟知してる人こそ強い。」
それがこの監督、紫安の持論であった。
それこそ、数試合~10試合規模なら短期決戦向きのメンバーを揃えた方が良い。
それなら最初に行くべき場所は決まってる。

阿求の家にて
私「お久しぶりです。阿求さん」
阿求「紫安監督じゃないですか、お久しぶりです」
私を覚えてる辺り、流石の記憶力と言ったところか
私「アポなしで悪いね、早速だけどまだ解説やってるの?」
阿求「現役復帰しました。」
私「え”っ?」
阿求「今、失礼な事思いましたね?稗田舐めんな」
私「すいません許して下さい」
阿求「ん?」
私「それで…、先発できるの?」
阿求「流石に中継ぎに転向しました」
私「そうかそうか…監督復帰する予定だから良かったら来ませんか?」
阿求「それはよいですね。暇でしたので」
私「(幻想郷縁起は大丈夫なのか?)」

ともあれ、まずは1人加わった。山田久志と同じ右のアンダースローのフォームで投げる投手だ
制球はとにかく良い。(スタミナとか体調とか不安はあるけど)

兎にも角にも稗田解説員がチームに加わった。

阿求「そうそう紫安さん」
私「はい」
阿求「幻想郷縁起に書くので取材をさせて欲しいな~」
私「・・・。」
阿求「幻想郷の何進だとか」
私「肉屋じゃないし、妖怪じゃない…。(無言で頭を抱えている)」
阿求「幻想郷にお肉を提供していると聞いたので」
私「違います!たまたま回りに行方不明者が出るだけでお肉は提供してません。」

こうして稗田解説員と話をしている内に時間が経ってしまった
この後に聞いた話によると
他にも妖怪や人里の人間などが監督をやってるのが今の主流らしく
時間がある時に試合に呼ばれてるようだ
野球自体は異変がある時でも基本的に夏場は年中やってるようだ
(要するにペナントレースレベルの規模である)
また大きな特徴として強さを公平にする為にどうやら
1軍の戦力に制限があるらしい。
(このリプレイに参加してるリーグではコスト上限が設定されている)
チームの登録の際に野球機構に申請して許可が必要との事がわかった

これは大きな情報だろう。妖怪ばかりの幻想郷と言えども
闇雲にチームを組んではいけないようだ、尚更阿求を誘ったのは正解だったかも知れない
本当に正解かどうかは試合で試させる訳だが

各勢力を集める紫の話もあるので
切り詰めて組んでいかないと今後はこの事に悩みそうだ。


第4章へ続く