幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第2章「心綺楼」

2014-12-11 21:12:06 | 東方野球
※今回もチーム作り回
※幻想入りシリーズみたいな話の雰囲気で捉えて下さい。
※序章は設定集ばかり

翌日の昼間の話

人里にやけに人だかりが出来ていた。
噂によると、宗教戦争らしい
「宗教戦争だって?!まさかその為に…」
私は外の世界では軍師をやってたこともある
更に言うなら、勝つ為に必要なことであらば手段を選ばないことも多く敵も多い。
非戦時中は別の本業を持ってる訳だが…
紫は軍師の為に呼んだのだろうか?
「正直、今の幻想郷では考えられませんね」
私の考えてる宗教戦争とは、どちらかと言えばテロ行為が真っ先に思い浮かぶ
もちろん外の世界から戻って来たばかりだからだ
しかし、そんな情勢にしては明らかに人里の住民は深刻な顔はしてない
まずは様子を見て調べてみることにした
すると、何人かは以前のチームでの顔馴染みも居て
決闘をしていて、どちらが勝つか賭けていた。
「拍子抜けでしたね…」

どうやら、宗教戦争とは決闘を楽しむための物だったらしく
しかもルールのある戦いで、幻想郷ではお馴染みの弾幕ごっこ遊びと
似た趣旨であることもわかった。
ひとまずは深刻な問題であるようには感じなかった

紫に呼ばれた理由も何となく察しがついたので
以前から行きつけだった酒屋に足を運ぶことにした
私「要するに野球で集めた人気を外に返した結果が原因と…」
紫「厭世観が蔓延したのも、娯楽が少ないのも原因ですわ」

以前、球界異変で優勝できなかったチームの怨念が幻想入りし
異変が起こったのを優勝させることで解決し
幻想郷に野球人気が起きると外の世界に影響が出ることが懸念され
人気も一緒に外の世界へと返したのが先の球界異変である

野球とは知のスポーツと言って良い
ファンも一緒に考えるから一体感を味わえるし
采配がとても大事なスポーツだ
だからこそ、私みたいのが監督を以前やっていた訳である。
外に住んでる私は人気を外へ返すのと同時に外の世界へと戻っていた

紫「貴方には再び幻想郷に人気球団を作って欲しいの。」
私「人気って昼間やってた決闘でも人気取り合戦やってたみたいだけど」
紫「えぇ、今は一時的な物だから良いのだけどバランスが崩れるとまずいわ」
私「確かに、勢力図が偏ると争い事が大きくなりかねませんね」
紫「戦争に詳しいものね(ゲス顔」
私「やめてください!つまりは…」
紫「各勢力から選手を集めて人気球団を作って欲しいの
私「上手くバランスをまとめて尚且つ娯楽も与えると」
紫「えぇ人気球団を作るともなれば宗教家達も黙ってないでしょうきっと協力してくれるわ」
私「外の世界の影響はどうする?」
紫「なんとかしてあげるわ、若いお肉の変わりにね♡」
私「・・・。(無言で頭を抱えている)」
紫「野球をするための手続きもやってあげるから後は選手集めだね(ニッコリ」
私「わかりました、やりましょう」


こうして、各勢力から選手を集めて
人気球団を結成するプロジェクトが始まったのであった。

第3章へ続く


明日から本格的に選手の獲得や
選手の能力について触れていくと思います(多分)