幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第87章「8月21日の優勝」

2016-03-26 20:53:55 | 東方野球
公式戦105試合


8月21日
茨城ミラクルズ戦

先発投手:博麗霊夢 11勝1負 防御率2.09 
天|300 434 000|14
茨|000 100 000|1
勝:博麗霊夢(12勝1敗) 負:比那名居天子(3勝5敗)
本:鈴瑚(天地人) 第1号ソロ本塁打
  依姫(天地人) 第25号3ラン本塁打
  お燐(天地人) 第7号2ラン本塁打
継投:○霊夢6-アリス1-早苗1-リリカ1

優勝マジック1で迎えたこの試合
相手は秋季大会決勝でも戦った茨城ミラクルズ

しかしマウンドは監督が紫安が生涯で1度も負けた事がない比那名居天子だった
天地人にとって優勝はただ通過するだけなのか?

それを証明するかの如く、依姫が先制2点タイムリーで先制し
フランもタイムリーで3点先制

霊夢は序盤から優勝投手に向けて快投を見せ始める

4回だった
1回には満塁で併殺を打ってしまった鈴瑚だが、今度はライトへホームランで1点追加すると
ミラクルズキラー綿月依姫が第25号となる3ラン本塁打で一気に突き放す

霊夢は安打と四球から1点を4回失うが6回まで1失点の好投

優勝に向けてお祭り状態の天地人は満塁から神子がタイムリー3塁打で10得点目
更にはお燐がさとり相手に下剋上のホームランなどこの試合14得点


13点差離れてはいるが、この日は勝ち継投だった
これまで勝利に貢献し続けて来たアリスが7回を抑え、
クローザーからセットアッパーに転向した早苗が8回を3人で抑えると

9回には勿論この人、天地人の新クローザーのリリカ・プリズムリバー
32登板で一度もソロホームランの1失点以外は失点した事が無い。
先頭の代打のリグルをショートゴロで1アウト
茨木ミラクルズのキーマンの1人、文をセカンドゴロで2アウト
あと1人で踏まえた打者はミラクルズのリーディングヒッターはたて

最後の打者もリリカのベストボールではたてをレフトフライに打ち取り依姫がキャッチしゲームセット

14-1で勝利し天地人が優勝をした

--監督コメント--
優勝チーム監督インタビューです。感想を聞かせて下さい。
「苦節5年、その集大成がようやく1つの形として現れた」

6年間どのような苦労があったのでしょうか?
「色んな経験をし、研究をし続けた。敗北や挫折を受け入れつつ、それを跳ね返す選手達を探し物求め続けた」

8月21日、史上最速優勝です。圧倒的な力でした
「圧倒的な力、それを正に表現するならシェイク&フェイクスだたその1球団のみでしょう。
私は負けないチームを作り、ただ負けない事を意識して来ました」

105試合終わって、たったの7敗。驚異的な数字です
「ここまで上手く行くとは思いませんでした、打てなくても、好投しなくても負けない。それが目標だった」

それを可能にしたのは何が要因でしょう?
「あらゆる手段、分野で選手を研究し自分が必要な選手を掻き集めた。私の理想とする盗塁が上手い選手
私の理想である出塁する選手。私の理想であるそれらをホームランで返してくれる選手。逆境を跳ね除ける勝負強い選手
それをチームプレイとしてまとめあげ理想を実現とした。
要因と言うなら【努力】の成果だと思います。特別な事はやってない」

その集大成がこの成績に結び付いた。この事に関して如何でしょう
「頭の中では、確実に優勝できると確信していた。それだけ選手に自信を持って起用していたからだ
それでも選手が私の理想を越え現実として実現を果たした。
9月すら到達せずに優勝したのは、間違いなく私の力でなく選手達の力です。
私の中の100点を超えてくれた選手達にただただ感謝している」

優勝という結果が残りましたが試合はあと39試合残してます。何がしたいでしょうか?
「まずはあと12勝し、幻想郷の最高記録であるシェイク&フェイクス越え
あとは個人成績に上でも最高記録が待っているでしょう。それを私がサポート出来たらと思います。
今度は私が選手達に恩返しをする番になるでしょう。」

「今まで応援ありがとうございました。もう少しだけお付き合い下さい。以上です」

次の章へ続く

第86章「マジック1」

2016-03-25 22:12:39 | 東方野球
公式戦104試合

8月20日
対SOULHUNTERS戦
先発投手:屠自古 9勝0負 防御率2.09 
天|430 000 210|10
尾|000 000 040|4

勝:屠自古 負:赤蛮奇
本:2回表 天地人 依姫 第24号2ラン本塁打
  7回表 天地人 布都 第35号2ラン本塁打
継|○屠自古7-神綺1-エリス1
本日のヒーロー:咲夜(3安打)

初回、バンキ(赤蛮奇)が乱調だった。
咲夜、依姫、フラン、布都、ルーミアと初回から5連打で4点
2回にも咲夜のタイムリーと依姫の2ランで一挙7点リード

7回には布都の2ランで追撃するが

8回裏、ここまで完璧な投球を見せていた屠自古だが
連打と代打の橙にタイムリー内野安打を打たれれ降板

なんとか逃げ切るが課題を残す試合となった。しかしこの勝利で屠自古は10勝目

そしてマジックが1となった。
38.5G差になり、天地人が40連敗し巨人が39連勝しないと勝率で抜くことが出来ない。
巨人が39連勝した場合のみ、96勝47負1分で勝率.671と天地人が40連敗した場合に追い越すが事が出来る。
天地人は40連敗でも勝率.667以上が確定した。

巨人全勝(39勝0負) 96勝47負1分
0.671

M2 2勝38負
96勝45負3分
0.680
M1 1勝39負
95勝46負3分
0.673
M0 40負
94勝47負3分
0.667


--監督コメント--
遂にマジック1まで来ましたね。
「ようやくですね、誰もが優勝を確信してるでしょう。明日決めてビールかけしたいですね。明後日が移動日なので丁度良い(笑)」

明日の先発は霊夢さんのようですが
「やっぱり最後は開幕投手で、ということで中5日ですが、中継ぎ陣のバックアップも完璧ですので
明日を楽しみにしててください」

今日は初回から大量点が入りました
「ちょっと苦手意識があった赤蛮奇からの点数なので大きいですね。今日は序盤は球が甘かったので
上手く点数が取れました。」

屠自古さんが8回に4失点ですが
「いやー完璧な投球内容だったので行かせたのですが、相手の8回の攻撃がただただ見事だた
やられましたね。初回に点数取れてて本当に良かった」

セットアッパーの神綺さんの起用もそういうところからでしょうか?
「えぇ、事態を重く見まして点差はありましたが油断できる状況じゃなかった」

明日の意気込みをお願いします。
「優勝を決めて来ます。」

以上、次章へ続く

第85章「個人記録について」

2016-03-23 18:31:38 | 東方野球
公式戦103試合

2014年の巨人越えを目指してスタートとしてこのチーム
マジックナンバー4とはいえ、残り41試合残っており
2014年準拠の巨人では41試合で37.5G差

今から天地人が37連敗し巨人が37連勝しても順位が変わらない。
巨人は41試合で天地人が残り42試合全敗した場合は38勝3負で優勝できるが
この成績を残せそうなのこそ、天地人くらいしか居ないので不可能であると言いたいが
天地人では現実的な成績(38勝3負)であるため、やはり4つ天地人が勝って決めたい。

しかしもう優勝と言う言葉よりも注目したいのは個人成績になるだろう。

8月19日
対尾張スワローズ戦
先発投手:華扇 18勝0負 防御率1.43 
天|004 044 001|13
尾|000 000 300|3

勝:華扇 負:さとり
本:5回表 天地人 ルーミア 第9号ソロホームラン
  5回表 天地人 お燐 第6号3ラン本塁打
  7回裏 尾張  慧音 第1号3ラン本塁打
継|○華扇6-ミスティア2-アリス1
本日のヒーロー:夢月(4安打)

迎え打つは無敗のエース華扇
QS率は78%ながら、接戦時の強さと制球の良さでここまで18勝0負
開幕18連勝と田中将大の24勝0負へ挑む


初回の天地人は依姫と布都のダブルスチールが決まり、2・3塁のチャンスを作るがさとりに踏ん張られる
対する華扇は初回から制球は抜群だが被安打が多い展開が続く

2回にも天地人は2・3塁のチャンスを作るが無得点

3回にも天地人は1・3塁から布都が二盗成功で2・3塁のチャンスを作る。
この盗塁が29個目の盗塁となり、34本29盗でトリプルスリーにリーチがかかる。
打率は現在.327 第1試合からフルイニング出場を続けており、規定打席にも既に到達。恐らく3割を切る事はないと思われる
次の盗塁成功が東方BIG野球で史上初のトリプルスリー達成者と言って良いだろう。

このチャンスでルーミアの内野ゴロがエラーを誘い。エラーから思いがけない先制点が入る。
エラーを皮切りに夢月のタイムリー、にとりのタイムリーで一気に4点を先制する。

援護が入ると若干球が甘くなる華扇だが二死3塁などからはしっかり抑えて無失点で切り抜けて行く

5回に入ると先頭のルーミアがホームラン。無走者で打つのは久々である。
投手がサリエルに変わっても夢月とにとりが連打で繋ぐとお燐が3ランホームランで一気に点数を突き放す

神子も出塁し、111盗塁目と更に記録を伸ばす。
6回表にも連打と押し出しで3回目の4得点で12-0と圧勝モードが漂うが

華扇が突然の乱調で慧音に3ランを打たれ失点するが、後続のミスティアがしっかり2イニング繋ぎ
最後は最近不調のアリスが調整で1イニングをなんとか抑えて13-3の勝利

チームは93勝目 マジックナンバーが3となった。(残り41試合)


--監督コメント--
ここの所も盤石の勝利が続いております。マジックナンバーも3と優勝へのカウントダウンも着実に進んでいます。
「層の厚さを実感している。霊夢→村紗→映姫→華扇とどの投手も球界No1と良い先発陣が毎日先発しては
防御率1点台以下の中継ぎ6人が待ち構え、ソロ本塁打以外の失点が未だゼロのクローザーなど
常に相手を抑え続けているのが、盤石の勝利の要因でしょう」

今日は13得点しました。
「序盤はさとりが要所で良いボールを投げてたので苦戦すると思ってたのですが、エラーから総崩れしたのを上手く叩けました
エラーで終わらず追加点もしっかり取れたのが大きいです。」

布都さんがトリプルスリーに王手となりました。
「この際だから40・40も目指して貰おうかな?そのチャンスは充分あると思いますよ」

華扇さんは2人目の20勝投手へと王手です。
「1人目の霊夢さんも現在11勝。頑張って欲しいですね。華扇は20勝は間違いなくするでしょう
あとは無敗記録がどこまで続けられるかでしょうね」

今後に向けて
「まずはあとは勝ち続けて優勝やその先、100勝やBIG野球記録の106勝へと挑戦し続けて行きたいですね。以上です」

次章へ続く


第8話「天狗トリオその3」

2016-03-21 14:34:28 | 東方野球
現在の順位表
1位 斑鳩 4勝
2位 薬局 2勝2敗
2位 妖怪 2勝2敗
4位 博麗 4敗

(試合終了後)

【斑鳩4-11博麗】

博| 600 130 001 |11
斑| 012 000 010 |4
勝:菫子 負:パルスィ
本:小傘 2回裏 第4号ソロホームラン
継:●パルスィ6-天子2-スター0.1-ルナチャ0.2


文「初黒星を喫しました。反省点など御座いますか?」
紫安「(建前)そうですね、初回にエラーから崩されたのが痛かったですかね?」
文「初回に6失点は厳しかったですね」
紫安「(建前)そうですね、チャンスは作れましたが今日は打線はお休みですね」
文「明日以降の意気込みがあればお願いします。」
紫安「明日の試合こそ大事な試合になるので、今日は選手達にゆっくり休めと伝えてます。それでは失礼します。」
文「ありがとうございました」



(インタビュー終了後)

はたて「しかしあのチームにあっさり勝てるとはねぇ」
椛「でも監督は追いつかれるかも知れないってびびってましたね」
はたて「でも今日は拙攻ばっかだったね首位の斑鳩は」
文「…。」



(次の日)

文「紫安さん」
紫安「ん?あぁ昨日の取材の続きね?」
文「昨日はありがとうございました」
紫安「何の事かな?」
文「その、昨日試合のことです」
紫安「そんな、勝たせてくれてありがとうなんて言われても。私は普通にやって負けただけですよ」
文「それにしても誰も気が付かないと思いますけど、おかしい采配だらけでした」
紫安「それは昔一緒に組んでた時の勘?これだから記者は困る」
文「負けに向かってたのに、無関心というか。そのまま計画通りみたいな感じでしたので」
紫安「そりゃ戦力が足りないからね、力配分という意味で負け試合が出来るのは仕方ないよ」
文「ほら」
紫安「別に問題ないんだよ。仮にこのまま博麗を沈めても得するのはうちのチームじゃない」
文「えっ?」
紫安「楽な試合が出来れば、本格的にうちのチームとの試合に薬局と妖怪は集中し始める」
文「なるほど」
紫安「戦力で足りてないわ、確実に勝利を計算できる投手が1人だわで、2チームが首位である私達を標的にしたら最後まで逃げ切れる公算が立たなくなる。」
文「やっと建前じゃなくて、本音を出しましたね」
紫安「これ記事にはしないでな、君らにも天狗の威信があるだろうしお互いの利害の為にも」
文「わかってますよ、付き合い長いじゃないですか」
紫安「つまり、わざと負ける行為は論外だが、自然に負ける形ならオッケー。むしろ優勝を狙うには必要な条件だ」
文「一回首位陥落するつもりですか?」
紫安「いんや、死んだフリは勿論するメリットあるけど、大事なのはドリームズの浮上だ」
文「その理由は」
紫安「直接、薬局や妖怪を倒せれば良いが両方いっぺんに叩くのは難しいし、返り討ちにあってシーズン後半は博麗と3位争いする公算が高くなる。それならドリームズを生かしてドリームズに薬局や妖怪を叩いて貰う。だから君たちに協力的なのだよ、利害は一致している筈だ」
文「つまり横一辺にしてラストスパート勝負が目的?」
紫安「そうだ、今の状況はまずい。2位3位は首位を降ろしに来るしこれで最下位相手に楽な試合をされたら困る。最下位であっても警戒が必要な存在で居てくれないと薬局と妖怪が削れない。」
文「あぁそれで昨日はパルスィさんを引っ張ったんですね?」
紫安「そうだ、特に夢美にはホームランを打って欲しかった。これで薬局と妖怪相手に戦う手段が出来た」
文「んー相変わらず変な事ばっか言いますね」
紫安「ちなみに第7節はユキで準備している。谷間投手でとても不安だからお手柔らかに頼むぞ」
文「そういえば昨日の試合、紫安さんから見てドリームズが浮上するきっかけは出来たのでしょうか?」
紫安「とりあえず勝てたという結果という飴をあげれば喜ぶし少しは違うのでは?第7戦も自然な形で負けれれば良いので、
第6戦の映姫と第7戦の私の試合に勝たせて3連勝させて勢いがあると勘違いさせれば、計画通りだと思う。」
文「勘違いって…」
紫安「そりゃそうだろ昨日の取材でも言ったが、勢いや実力なんて最初からあるのだから、勘違いもいいとこ。だがその勘違いで良い方向に作用することもある」
文「良い作用というと?」
紫安「気持ちの問題っていうしね、それに3勝4敗まで戻せば気持ちも楽にだろう、これで妖怪も倒して4連勝してくれれば儲けもの、あと正直に言って」
文「正直に言って?」
紫安「ちょっとネガティブに成り過ぎ。それに負ける人達の事を考えて欲しいですよw」
文「それね」
紫安「ただ実力を本当の意味で発揮しないと、すぐに負けロードに入るだろうね。そこで必要な事を」
文「はい」
紫安「まず、勝ち試合を作っても勝った負けたで完結してるのが辛い」
文「というと?」
紫安「正直言って、もっと選手を試して欲しかった」
文「あぁはたてとかか」
紫安「こういう時に打たせれば本当の意味で勝利なんだけどね」
文「結局守備固めだけでしたね」
紫安「菫子続投というのは選手温存?今日の内容じゃ6点差とか一足飛びだぞとは思ったけど、結局リリカ2イニング。中継ぎ陣は結局何しに来たのかわからなかった」
文「弁々と八橋とかですか?」
紫安「結局傷口広げてリリカに頼るしかなかったよね。」
文「タイミングとしてはどうなんですか?」
紫安「ちょっと辛口にしかならないので控えさせて貰っていいかな?」
文「アッハイ」
紫安「浮上のきっかけを掴んでも全部そこで終わらせるのが辛いですね」
文「きっかけと言うと」
紫安「打てる投手の時に、不振に悩んでた選手を使うとか投手を見て思い切って起用してみるとか。薬局も妖怪もこれは出来てるんだよ、だから早いうちに博麗も手を施さないと断トツの最下位になる」
文「はたてと椛を代打で使うとかですか?」
紫安「昨日のはそう、あとは、はたてが打てない最大の理由は第3戦にある」
文「第3戦ですか?」

9回に、にとりの外野フライが落ちて2塁打になって流れ変わったなって瞬間ではたてに回ったんですよ
そりゃ、こりゃはたてが復活の一打を打つぞ。
(3の球が来ても外野レンジがあるし)うわぁ凄い嫌だなぁこれ。という時に代打が出されてね

文「あぁありましたね代打コンガラの代打の代打ちゆりのシーンですね。」

はたて変える理由なかったんだよね。それが敗因になってるし
そしてはたて夢美不在の中、点の取り合いで敗れた博麗。

とにかく、第7戦でユキをぶつけるのでなんとかして欲しい。そういう願いだよ
文「ありがとうございます。はたてと椛に気合い入れて来ますね」
紫安「うん、頼んだよ。夢美だけではまだ心許ないから」












第84章「絶望のカウントダウン」

2016-03-20 19:17:11 | 東方野球
5月28日
2014年ペナントレース(セ・リーグ準拠)においてマジック83が点灯した日である。

そして34連勝という前代未聞の連勝記録を挟み
2015年の秋季大会を全勝優勝を成し遂げ

8月13日
そのマジックナンバーは9と一桁になり
2014年の巨人相手に現在37.5G差であり

万が一、億が一優勝を逃さないであろうという状況になりつつある。
そんな中3試合を消化した



公式戦100試合
対WBC戦 先発投手:霊夢

天|000 000 020 1|3
W|100 100 000 0|2

勝:早苗 負:こいし S:リリカ
本:8回表 フラン 第47号同点2ラン本塁打
継|霊夢6-ミスティア1-Hルナチャ1-○早苗1-Sリリカ1
本日のヒーロー:フラン(同点本塁打)サラ(決勝のホームイン) 鈴瑚(決勝打)

久々に厳しい試合だったと言えるだろう
霊夢と針妙丸の投げ合いとなるが

初回に四球でランナーを貯められると苦手のお空にボール球をヒットにされて1失点
4回には今度は橙にボール球になる球を当てられタイムリー内野安打で2失点

対する天地人は、採算チャンスを作るがあと1本の所を針妙丸が抑えきる。
久々の敗戦モードを振り切ったのは、主砲のフランだった

8回、先頭の依姫が2塁打で得点圏モードに入り
得意の針妙丸の球を捉えると第47号同点2ラン本塁打
昨日のサヨナラ本塁打に続く大活躍で一気に試合を振り出しに戻す。

試合はその後、ルナチャと早苗の起用が大当たり。見事に8回9回を抑えると
延長10回、今日は代打の神様ではなく早苗の捕手として活躍してた諏訪子が投手のエラーを誘い出塁すると

その諏訪子に代えて代走のスペシャリストサラで一気に勝負に出る。
代走での盗塁は見事に成功し、好調の鈴瑚を迎える。

相手のこいしから見事にライトにヒットを放つとサラが生還。
貴重な1点をもぎ取ると、最後は抑えの死神リリカが相手を抑え切り辛勝

マジックナンバーを7とした。
この日はルナチャの8回の好投や早苗の昇格や鈴瑚の起用や代走サラの起用など采配が最後に的中した試合だった

「厳しい試合を取れて良かった。こういう勝利は力になると」
紫安監督は試合の手応えに納得した表情で球場を後にした。


公式戦101試合
対レイブンレッドスターズ戦 先発投手:村紗

天|701 210 000|11 
レ|000 000 001|1
勝:村紗 負:サリエル 
本:1回表 布都 第34号3ラン本塁打
  5回表 フラン(天地人) 第48号ソロ本塁打
  9回裏 フラン(レッドスターズ)第27号ソロ本塁打
継:○村紗8-エリス1

両エースの投げ合いとなる筈だった
負の連鎖を引き起こしてるレッドスターズの象徴のエースに
その影響が及んでしまったのだろうか?サリエルにはもう力が残されていなかった

エースと呼ばれていた時代を貯金を全て吐き出し
1アウトも取れぬまま力尽きた。

布都に投げて行けない所に失投し
第34号3ランホームランなど、序盤で試合が決まった。
後半途中少し拙攻が目立ち、最後に相手の主砲に意地の一発を喰らい
村紗の防御率が0.85になった以外は特に語る事もなく大勝しマジックナンバーを6とした

「終盤、ちょっと気が抜けた試合を行ったのが反省点。悪い事をやると悪い結果がでる」
と紫安監督は勝ったけど余り嬉しそうな表情を見せなかった。


公式戦102試合
対茨城ミラクルズ戦 先発投手:映姫

天|100 001 000|2
茨|000 100 000|1
勝:映姫 負:メルラン S:リリカ
本:1回表 神子 第10号先頭打者本塁打
継:○映姫6-H早苗1-Hアリス0.2-Hルナチャ0.1-Sリリカ

思いがけない一点が入る
天地人不動のリードオフマンである神子が先頭打者本塁打で先制する
その後はメルランの投球が凄く良く、なかなか塁にすら出れない投球が続く

映姫も好調ではなかったが、持ち前の能力で試合を作って行く。
なかなか隙が生まれなかったが、メルランのスタミナが切れかけた6回に
咲夜が隙を付き、ヒットでチャンスを作ると
変わった八橋のボールを神奈子が取りこそないワイルドピッチでこれがまさかの決勝点となった

天地人は早苗は完璧な投球で継投するが、アリスが二死から甘い球を連投してしまい
一発が出ればもしやっていう状況にを作り、二死1・2塁と同点のピンチを迎えた場面で
ルナチャイルドにスイッチ。神綺という手段もあったが、それは次の9番であり神奈子に回った場合に備えていた。
ルナチャがきっちり8回を凌ぎ、最後は勿論
絶対的守護神死神リリカがマウンドに、青娥が2塁打と文が執念の内野安打とミラクルズが維持を見せるが
リリカの壁が厚くゲームセット。辛勝ながらも再び10連勝達成しマジックナンバーを4にした。

「好投手に相手に変な形でも勝てる。これが勝率9割越えのチームの所以だと思う」
そう静かにコメントを残し球場を後にした。


この勝利で天地人は92勝7敗3分(勝率.929)
残り41試合ある巨人が41連勝を達成した場合
残り42試合で4勝38負以下だと優勝を逃す計算になる。

最速Vは8月20日
マジック対象の(2014年)巨人も4回以上負ける可能性はほぼ100%であり
恐らくはこのマジックナンバーが0になるのは確実と言って良いだろう。

次章へ続く