幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第62章「閑話~コスト会議~」

2015-11-29 11:49:53 | 東方野球
※今回は試合の話はありません。
※今回は設定裏にあるコスト会議の話

私達、天地人にとってはオールスター明けから
現実日程では12月1日から新しいコストになるのでコスト会議が行われた。

コストとは?普段選手に払ってる給料みたいなもので、1軍上限は全チーム同じに設定にされており
これにより全チームの戦力は額面上は同じ、という形で均等性が保たれてるのだ

しかし、環境が変われば選手の能力もかわる。
おまけに今回は紺珠伝の新キャラが正式参戦するようなので、そのコスト設定もあわせて本格的な大会議となった。


結論はどうでしたか?
「私たちの主力メンバーは軒並みあがりましたね」

勝率9割ですからね、均等化という意味では通らないと行けない道です。
「えぇそれでも運用は殆ど変わらないのですね」


まずは現状整理。新戦力の話はまた今度にするとしてこのチームがどうなるのか?

結論。ほとんどかわんない

何故、そうと言えるのか?まずこちらの結果を確認。
コスト表
↑+1 慧音 豊姫 ミスティア キスメ 雛 菫子 咲夜 にとり ナズ 華扇 布都 青娥
↓-1 魔理沙 ルナチャ 芳香 白蓮 アリス はたて 映姫 マミゾウ 神綺 阿求(先)カナ ルナサ てゐ

うちの選手では
慧音、ミスティア、キスメ、菫子、咲夜、にとり、華扇。布都、青娥ががありました。9点上昇です。
9点なら、星熊勇儀など、トップクラスの打者を1人分の給料であり、投手なら、エース1人分払える給料である。
一見したら戦力が落ちたとも言えなくもない。

ただし、主力のアリスと神綺は下がってるし、ルナチャやルナサは2軍で1軍昇格の為に準備してる子達だ。
「つまり実質7点上昇?」

はい、次にうちの余剰戦力について説明します。
「まず、青娥は守備固めや走力などは高くベンチには切り札の2番手として活躍してます。」

つまりは試合に大きく影響はない?ということ
「その通り、彼女自身もドライな感じですし、登録を抹消しても問題ないでしょう。わかさぎ姫かくるみ
代打として期待するならオレンジなどを呼べば、おおよその問題は解決する程度の話です。」

これで3点減少。もう実質負担は4点ってことですよね?
「いいえ?そもそもうちは元々コストは足りてないくらいだった。
つまりそれは新しい戦力を試す為に使われていて、何度か失敗している。

えっとつまり?
「主力に頼るケースが増えたので【采配の失敗】というリスクを自然と減らざるを得ないだろう。
つまり相手にとっては、遊ぶ余裕が減った分、采配の失敗する余地がなくなり、厳しくなった」

でも今回は上限に近くなるって噂が立ってます。
「では残り3点をどう解消するか?まず今はレティさんがいます。打率1割と低迷してますので
今回は諦める可能性が高いです。守備だけなら、キクリを招集する手もありますし、緊急時なら
青娥を下げる時に浮上した、わかさぎ姫で対応できます。」

7点のうち6点はわかさぎ姫1人で対応できる!ということですか?
「その通り、またバントが必要ならくるみを呼ぶ手もあります。走力が必要なら
もう1度、レイセンを呼ぶでしょうね、彼女の走りを試しましたがなかなか良かったです」

じゃあ実質、戦力差は縮まってない?ということですか?
「まるで気に留めないって訳でもないですけど、そもそも村紗の怪我離脱が痛いね。その7点をどう埋めるかが大事ですよ
1つは映姫さんまたはメルランさん辺りを使うのを検討してます。」

どちらも昔使ってましたね?
「えぇ、特に映姫さんは霊夢さんと並ぶエースでしたし即戦力で村紗級の活躍が期待できます。ただし呼べるのが休日だけなので
日程との問題になるでしょうね、そして映姫さん使っても村紗と1点しか変わらない8点。村紗の代役には丁度良いでしょう。」

メルランさんは最近はあまり結果が出てないと噂されてますが?
「それがねー、どうにも昔の力を取り戻したみたいで(カードの強さが昔に近くなった)
もしかするとっていう期待が今出てるので、投球内容次第ではうちも使いたい選手です」

他にも再編成で気になる点は?
「個人的に2軍へ落とす事を検討してるのは早苗さんですね。早苗さん強いんだけど
これから連戦連戦となると、ちょっと辛そうかな?連投すると打たれるってデータもあるので、うちみたいに常勝軍団で
常に勝ち試合を任さられるようだと、やはり危ない。適度に休ませる必要がありそう
無双している訳でもないし、無理に使う必要も全くないからね」

そうすると8点浮くって事でしょうか?
「いや、流石に早苗落として中継ぎそのままって訳にも行きませんから、頼れる中継ぎを探すでしょう。
コストで言えば3点くらいので、アリス神綺が安くなったのは大きいですね、これで普通に回りますから」

あれ聞いてると主力を断念するような話は聞きません
「基本的に削がれるのは余剰戦力だけです。元々コストは上限に足りず余り気味でした
今回はその余りがなくなった程度でチームの大枠は余り影響ありませんし、余計なミスする可能性が減りましたね」

つまり今回のコスト会議はあまり意味がなかった?
「まるで意味がなかった訳ではないです。ただ、それでは私との戦力の差は縮まりませんし、
コストが変わったことでキツクなるチームは他にも一杯ある。そもそも私だけがあがる訳じゃないんだ
私達を倒す為に自分達が縛られてどうするんだ」

この天地人を倒す為に必要な事は?
「これは簡単です。そもそもコスト会議では誰々をあげるで終始盛り上がってたのが間違い
本当に必要なのはこのチームを倒すための【手段】です。
私達が、よしんば多少弱くなったとしても、相手に手段も武器もないのでは意味がない。
それに対してこちらは【数多くあるうちの手段の1つや2つ】減るだけ。これでは今までの構図と変わらない

つまり本当に必要なのは、誰を下げるべきか?だったのです」

なるほど、今回のコスト会議では環境は大きく変わらない。という結論ですか?
「はい、しかしてゐやはたてが下がった事は私が決勝で戦ったミラクルズなどは恩恵を受けますし
メルランは元の姿に戻ったと聞く。そういう選手が私達を倒す良きライバルになるかも知れないし

私はね、自分達のチームが強くなっていくのが好きで監督やってるから、勝利だけが目的じゃないんですよ
強いチーム、良きライバルと戦って勝利して行きたい。
しかし現状ライバル球団も居ないとなれば、面白くないしファンだって盛り上がらないと思いますよ?
でもだからと言って私達が手を抜く事は論外だし、私を弱くしようなどという無意味なことに期待するよりは
相手チームにもスター選手がどんどん生まれて行ったらなって思います。
私の弱体化期待するより、自分達が強くなった方が遥かに勝てると思います。」

なんか途中から相手チームの激励になってますね
「えぇ、それはもっと強い相手と戦いたいし、それがチームの皆の総意です。
楽な試合だけしてても本当の勝負の気分は味わえない。
私はレッドスターズのサリエルとかと戦うのもワクワクしてます。
魔理沙のコストが減ったのも、エースで挑んで来るチャンスでしょう

だから私は主力をかえることなく、今まで通り最強のまま挑戦者たちを迎え撃ちたいです。」


これからも、今まで通りの戦い方で挑戦者達を待ち受けます。宜しくお願いします。
次章へ続く




第61章「オールスター出場者」

2015-11-28 20:23:43 | 東方野球
※今日は試合の話はありません。

連動企画?ということでバフェさんのブログに出てる。
http://badferd-bigbaseball-etc.doorblog.jp/archives/48714833.html

オールスターにどうのような選手が選ばれるのか?という企画です。
言い出しっぺは私なんですがね、前話でオールスター日程に到達したので、
ではどれだけの選手がオールスターに出場するか!?

投手編
選出されると言えば、既に10勝到達している。先発三本柱だろう。
完全試合達成者!村紗水蜜は11勝0負で防御率0.85、人気も高く選ばれて当然の選手だろう。しかしオールスター直前で負傷し辞退することになった
誠に残念である。しかしならば開幕投手を務めた博麗霊夢は防御率2.21の10勝1負が村紗の代役として先発することになるだろう。奪三振率は他の投手を圧倒していてシーズン250奪三振も不可能ではない
そしてもう1試合の先発を託されるのはやはり無敗のエース茨木華扇で14勝0負防御率1.33になるだろう。開幕14連勝中でここまま行けば24勝0負の再現となる可能性もあるかも知れない。

次に中継ぎ投手だ、恐らく防御率1.25で20Hのアリスは選出されるだろう。
次に神綺も選手間投票などの推薦で選ばれる可能性はある神綺は防御率1.73で13Hながら25登板と実績はある。

そして抑えなら17S防御率1.29のリリカも十二分に選ばれるだろう。登板したら勝利を確信できる選手の1人だ。
他にも選手間投票で防御率1.86で7勝0負の蘇我屠自古が選ばれたりするのも面白いだろう。


投手での出場者まとめ
先発:博麗霊夢
先発:村紗水蜜
先発:茨木華扇
先発:蘇我屠自古
中継:アリス・マーガトロイド
中継:神綺
抑え:リリカ・プリズムリバー

野手編
規定打席到達者はまず全員選ばれるだろう
まずは外野手で豊郷耳神子が出場するだろう。打率.332 8本 39打点 89盗塁と、ツッコミどころありすぎる成績だからだ
次に遊撃手で十六夜咲夜打率.356 5本 47打点 22盗塁一時期は4割を期待されるが、それでも十分な打率だろう。
そして三塁手と二塁手での出場が多い物部布都打率.324 23本 67打点 20盗塁トリプルスリー達成するのでは?という噂も多く選出は間違いなくするだろう。どちらで選ばれるかは悩み所だが
外野手ならもう1人はフランドール・スカーレットだろう。打率.328 39本 95打点と、既に某年だと本塁打王のタイトルが確定しており60号70号も期待されるスーパースターだ
次に一塁手と外野手での出場が多い綿月依姫だ打率.321 17本 55打点とこちらも充分だろう。

規定付近でも二塁手で夢月の選手もあるだろう打率.347 1本 25打点と高打率を誇り、人気選手の1人だ
更に規定未満だが、セ・リーグの捕手の中からはキスメの選出もあるだろう打率.260 11本 25打点とホームランのインパクトは強く
選出されるだろう。

そして大会でMVPをとったルーミアも打率.337 6本 27打点と地味ながらも人気がある。ファン投票では選ばれなくても出場する可能性はあるがろう。

そして代打の神様諏訪子も当然選ばれるだろう。52回代打で起用され、代打打率.634 7本 27打点と異次元の成績を誇り
打席に入った時の人気では、現在この神様を超える存在はいないだろう。※打率を書き間違えを疑うレベルである。

監督推薦で代走のスペシャリストサラが選ばれるのも面白いだろう。代走で30試合出場し14個の盗塁を決めた足のスペシャリストも球宴で盗塁を決めて欲しい。

野手での出場者まとめ
捕手:キスメ
一塁:綿月依姫
二塁:夢月
三塁:物部布都
遊撃:十六夜咲夜
外野手:フランドール
外野手:豊郷耳神子
外野手:ルーミア
代打:洩矢諏訪子
代走:サラ

オールスター選出候補は18人!
なんだこれは・・・これだけでチームを組めると言われても仕方ない。

全員がハイレベルで強いからこのチームが最強である。
と噂される原因だろう。冗談ではなくオールスターチームがペナントに参戦してるかのような現状なのだ

監督曰く、普通の事をやったまでです。とのこと
しかし普通の事を普通に出来るのがアスリートの世界では化け物かも知れない。

レイブンレッドスターズの監督さんが持ち出した画像もネタで済まされないから困り物である。



余談だが、このチームは一度も完封されたことがないが
9回無失点に抑えた事がある投手が1人だけいる。それがレッドスターズのサリエルである。
他のチームから選ばれるなら彼女は間違いなく呼ばれるだろう。

第60章「前半戦終了」

2015-11-26 11:31:23 | 東方野球
公式戦78試合目
※対戦ゲームなので同名キャラが出てきます。

7月16日
対中二センターツーベース戦

予告先発(天地人):村紗水蜜 10勝0負 防御率0.94
予告先発(センターツーベース):魅魔 2勝4負 防御率2.30 

オールスター前の最終戦となったこの試合。
先発は防御率が1点台を切る、完全試合達成者村紗水蜜

相手が強豪チームのセンターツーベース
村紗の投球も気合いが入る。序盤から決め球が冴えわたる。

試合は1回裏、神子が2塁打で出塁すると
特にサードスチールが成功。35個めの三盗でシーズン盗塁を89個とした

依姫が内野ゴロの間に、1点を先制をする。

3回裏にも1番打者から始まると、神子が出塁、厳しい牽制にあい盗塁は決めれないが
それが影響したのか魅魔の制球は定まらず咲夜に第2打席目にも四球で出塁を許してしまう。

依姫が今度は内野ゴロではなく、タイムリーヒットを放ち2-0.
そして走者が2人居る状況でフランドール・スカーレットの打席に回る。

得点圏の本塁打率は脅威の2割4分を誇る、チャンスの切り札が
今日も3ランを放ち、第39号3ランで5点差と大きな援護点を与える。フランはこれで95打点

4回以降は魅魔が本来の投球をみせ、殆ど出塁することが出来なかったが
防御率0点台の村紗には十分すぎる援護だった。

快投を見せ3塁を踏ませず、3安打無四球7奪三振で迎えるが

9回二死に、最後の打者に投じた1球だった
センター前に抜けそうな打球を※男気キャッチしてゲームセット(※素手キャッチ)
試合に勝ったがうずくまる村紗、右手のほうを負傷していた。


それでも11勝目の無四球完封勝利。チームは29連勝で前半戦を終えた。
2位巨人とは26G差のマジック39。チーム成績71勝5敗2分で折り返し地点を迎えた。

この試合のあと、3日後の先発予定だったオールスターゲーム第2戦の出場辞退が発表された
オールスターゲームを欠場すると後半戦10試合は出場できなくなる。

7/16(水) QVCマリンフィールド ナイトゲーム DHなし
W|000 000 000 |0
天|104 000 000 |5
勝:村紗水蜜(11勝) 負:魅魔(2勝5負)
本:2回裏 フランドール 第39号3ラン本塁打(天地人)
本日のヒーロー:村紗水蜜(無四球完封勝利)


--監督コメント--
試合には勝利しましたが最後が大変でしたね
「そうですね内容も完璧でしたので、負傷で離脱するのは痛いですよ」

しかしそれでも最後のアウトを取る執念を見せてくれました
「怪我して欲しくはないけど、男気が出てしまった事に関しては今更責めても仕方ないでしょう。
オールスターゲームを楽しみにしてた観客の皆さまに申し訳ないとだけお伝えしたい」

前半戦は6月1日の敗戦を最後に29連勝の無敵の快進撃で終了しました
「史上最強のリードオフマンに、史上最強の眼、そして優秀な打力を持ったマルチプレーヤー
最狂のスラッガーに、トリプルスリー可能な万能選手、3割5分の安打製造機
意外性の打撃と堅実なリード、チャンスメイクの切り札、チーム最強のクラッチヒッター
そして控えには代走のスペシャリストと代打の神様がいるし。他にも優秀な選手が常に準備している。

先発陣も三大エースと一緒に負けを知らない投手陣
リリーフも抑えも最強と、全てにありとあらゆる点に置いて最強である私達に負ける要素はありませんよ
このチームはもう1人抑えたらどうにかなるチームではない。」

オールスターチームがそのままレギュラーシーズン戦っているようですね
「今年のオールスターばかりは殆どがうちのチームから選ばれるような事になるでしょう。
全てにおいて抜きんでているからこそ、この成績が残せてるのでしょう。どれか1つでも対抗手段を持っているのなら
10試合に1度くらいは綺麗に負けてるものですよ」

抜きんでていると言えば村紗さんも無傷の11勝目ですね
「そうですね、5回も負けてしまった私の未熟な部分を1つ指摘するなら
彼女の才能を見出すのに、遅れてしまったことだろう。4月の頭から出てれば、華扇のように(華扇は現在14勝)
もっと勝ち星数が伸びてたかも知れない。5回も負けた試合ももっと減らせたかも知れないね」

村紗さんがオールスターをもし欠場するとなると後半戦は10試合出場できなくなりました
「起きてしまったものはしょうがない。村紗の状態をよくみて、復帰のタイミングを図りたい。
村紗の防御率は0.85となった。規定投球回も近付いて来ている。上には藤本氏、景浦氏、沢村氏しかいない。
ここまで来たらチームの勝利数は他の選手でもなんとかするから
万全の状態で村紗は投げて貰わないと困る。防御率0点台の世界では1失点も無駄に与えたくないからね。」

その代役に考えはありますか?
「給料の基準がかわるようで、他のチームも新戦力になったりうちも多少なりともチームの編成を新たにしないと行けないだろう。
大事なのは変化だ、こればっかりは相手の動向を探りながら良い投手を見つけれればいいね。
ただそれでも候補はある。日曜日しか呼べないけど裁判長。映姫氏は依然お世話になったことがある。
前身のチームで最強と言われた霊夢と互角の二大エースと言われた一角。
完全試合未遂3度、準完全試合2度の村紗が現れるまで完全試合に一番近い投手だと言われてた実力者だ

彼女のことは誰よりも知っている。そして攻略方法もね
そしてそれは私にしか出来ない。私は私とは闘わない。引き手もいないようだし、日曜日に御呼びする可能性はあるだろう」

それは頼もしいですね
「それに隠し玉で投手をもう1枚用意している。ここ数年調子を落としてるようだが
ようやく昔の球を思い出したな。妹が投げてるのに刺激を受けたかな。まぁ姉は打たれてちょっと2軍で調整させてるけど(汗
二人三脚で着々と準備は出来てる。やっとお披露目できる。完封数で言うとかなり多いんだよ」

三姉妹ってメルランさんじゃないですか
「もう隠し球じゃないじゃないですか、まぁリリカに刺激を受けて良い投球をしてくれるのを期待してるよ
他は後半戦を楽しみにしててくれ。まずはオールスターゲームを楽しもう」

オールスターゲーム出場者も多いですからね活躍を期待してます。
「はい、気分をリフレッシュして後半戦は他のチームも一矢報いる為にあの手この手で掛かって来るだろう
どんな手で来るか思い描きながら楽しみにしてるよ」

以上。
次回は公式戦の話はストップでオールスターの話






第59章「強さの秘訣第1話」

2015-11-24 16:34:39 | 東方野球
※今日は試合の話はありません。
※実際の話を改変した感じですのでキャラ崩壊してそう。
※あまりまとめなかったので改めてまとめを出すかも


--そもそも圧倒的な力の根源はなんでしょうか?
紫安「よく色々な憶測が飛ぶよね」
輝夜「確率がおかしいとか」
神奈子「やたら勝負強いって噂はよく聞くよ」

紫安「そんなに打ってたっけ?」
輝夜「打ってるよ!」
神奈子「打ってるでしょ」
--チーム打率.310(7/15現在)ですよ。でも確か紫安さんの前身のチームよりは低いですよね?(前身のチームは.320)

紫安「でも歴史上ではチーム打率.280~打率.290くらいは打つチームはいくつも存在してるし、打率が.300を超えるようなチームも存在している。幻想郷の住人は打者のレベルはNPBのチームの平均よりは遥かに上だと思う」
輝夜「幻想郷リーグではセ・パのオールスターに勝ち上がってたし」
神奈子「ゴールデンドリームスとも良い勝負してたしね」 ※ゴールデンドリームスとはOB中心のチーム
紫安「それでも頭は1つは確かに抜けてると思う。幻想郷のペナントレースで80勝するチームの打率だと思うよ」
輝夜「でも幻想郷でも強豪チーム以外は打率.260くらいよ」
紫安「そう、大体輝夜が球界異変で出した打率が平均」
輝夜「でも私は結構打てないって言われる事が多いのよ・・・」
神奈子「私も打てないって良く言われる・・・」
紫安「では、君たちは他のチームでここ最近打率.260とか出てる?」
輝夜「出ない事の方が多い気がする。」
神奈子「.260は打ってるけど割に合わないってよくいわれる」
輝夜「(割に合わないって)それ私もよく言われる」
--相性が悪いとか給料の割りに働かないとか。働けってヤジも飛びますし

紫安「それで使わない。って監督が増えた訳だ」
輝夜「ここでも私たち選手じゃなくて首脳陣じゃない」
神奈子「だって・・・しょうがないよ・・・」
紫安「時には分析が必要だよ、輝夜が.260打ったのは、球界異変。それは外の世界のプロ野球選手達の幻影じゃないか」
輝夜「そっか、今戦ってるのは同じ幻想郷の住人だから」
神奈子「確かに皆良い球を投げるからね、打つのに苦労してるよ」
輝夜「でもそれなら他の打者だって同様に打率下がるんじゃ?それなのにこのチームの打率が高いじゃない」
神奈子「幻想郷には癖の強い投手が多いからそれこそ相性次第ってことか」

紫安「君たちは常に受ける側なのよ、それは捕手としての意味もあるけど打者としても」
神奈子「受けるって投球を?ってそうか!」
輝夜「私たち(打者)は常に(投手の投球の出目)受ける側なのね」

紫安「わかりやすく解説しよう。君たちが本来の打率を残すには、平均的な投手の平均的な投球が500打席巡ってきて、君たちが平均的に打ち返せば本来の打率を残す事が出来る。しかし君たちは必ず投手たちの【偏りを受けなければならない】どんな球でも打ち返せる可能性は存在するだろうが、打率という意味では君たちは大きな制限を受ける事になる。

投手のレベルが下がれば、打率は伸び
レベルが上がれば、打率は下がっていくだろう。

だから君たちは優秀な打者であっても優秀な投手と当たることで、この幻想郷の平均が.250くらいに落ち着く。」

輝夜「つまりこのチームの打率は打ってる事ではなくて単純に本来の実力を発揮できているだけ。
神奈子「相性の良い選手の起用って奴だね」
--参考にですが、この天地人は規定打席到達が4人しかいません。(神子咲夜フラン布都)
輝夜「依姫が規定打席到達してないのは開幕メンバーじゃなかったのと怪我したからだと思うけど」
輝夜「美鈴や慧音や夢月やキスメやにとりとかルーミアとか優秀すぎる選手は多いのに思ったより使ってないのね」
神奈子「俗に左右病って奴だよね、このチームは左右病患者だってくらい下位はコロコロと打順入れ替わるよね」
--前身のチームでも凄い変わってました。そりゃもう毎日のように

紫安「まず予告先発制度がうちのチームの在り方を大きく変えた」
輝夜「でも左右相性は数%しか」
紫安「その数%が全く違うんだよこの(東方BIG野球)世界ではね」
神奈子「でもそれで夢月のような高打率の選手を下げて他の選手を使うのは本末転倒なんじゃ?」
紫安「打率をあげるために相性を大事にしてるのに、相性を捨てて打率を下げたらそここそ本末転倒なんだ」

紫安「まず幻想郷では、ホームラン打者が多いけどそれはわかり切ってるから失投を避けて投球してくるんだ」
輝夜「その手の投手は最近多いよね」
神奈子「それでも他のチームはホームランにする実力者は多い」
紫安「だから以前と違うのは【ホームランを打つ事は諦めた】失投しないからね。」
輝夜「でもホームラン数も多いしフランがいるじゃない」
紫安「しかし他のチームはホームラン打者を並べるけど、うちはフランしか拘ってない。もちろん布都と依姫にも期待しているけど
共通項は失投じゃなくてもホームランを運べる事」
神奈子「それなら私も最近できるようになったぞ」
紫安「な・・・なんだと(驚愕)」
輝夜「つまり諦めたのは失投を捉える事?」
紫安「いえ、正確には違います。失投する回数が明らかに減ってるので、失投以外でのクオリティをあげることを優先しました。
わかりやすく言うと、ホームランを10本~25本しか打てない選手はバッサリ捨てました。
輝夜「妹紅、藍、マミゾウやはたてなどね。妹紅ェ・・・」

--俗に言う2-1ムランが打てる選手ですよね?
紫安「BIG野球を知ってる人に説明するとそうなる。1の球に打力が集中すると、そもそも投げてくる確率が低いから
高い年俸を払ってるのに能力を発揮しない。ということになる
輝夜「それでも失投は結構来る時あるでしょ?」
紫安「そこを【ホームランを打つ事を諦める】ことで解決したのですよ」
神奈子「斬新だねぇ、つまり普通の人ならホームランを狙うところをヒットを狙いに行くってことだよね」
紫安「はい、その為のチーム構成なんですよ、布都はまさにうちの野球の申し子でしょう。つまりはこうだ

・失投でのホームランはあまり投げないので諦めた。利き腕相性や、長打が打てないせいで給料が安い選手を駆使してヒットで繋ぐ
・失投以外の少し甘い球(BIG野球で言う2の球)を狙い撃ちし強打すること

輝夜「なるほど確かに、失投以外のホームランは多い気がする。依姫フラン布都の3人しか打てないのに」
紫安「他にも2の球打ちが得意な人って何人もいるんですよ?でも偶然じゃないんです」
神奈子「そもそもそれを投げる投手が多いからか」
紫安「はい、打者は常に受ける側なので投手の環境によって成績は左右されるのです。だから相手に照準をあわせることで本来の打率を発揮できる。布都や依姫みたいな2の球がギリギリ打てる選手のおかげで給料カットにも大成功(にっこり」
輝夜「分母が多ければ、打てるって印象を持っても不思議じゃない。」
紫安「フランを4番にしたのも似た理由です。2-2が打てる選手でコストが安かったからですからね?小傘さん?知らない子ですねぇ・・・」
神奈子「紫安さんと言えども、都合よくは行かないのか」
紫安「小傘さんにも甘い球がたくさん来たのですがね、相性や運はやっぱりありますよ、理屈で分が良くなってても」
神奈子「中軸はやっぱりホームラン打てる選手起用してるんだねぇ~」
紫安「長打はやっぱり必要だからね、だから給料を抑える為にメリハリが大事なんです。
輝夜「それがあの、左右で大きく変わる打順の単打部隊とホームラン部隊になった訳ね」

紫安「実は甘い球(2の球)より打者に多く投げられるボールがある。それが打ち取らせる球(3の球)」
輝夜「優秀な投手が多いって言ってたものね」
紫安「はい、優秀な投手が多いので、かなりの割合で投げて来ます。そしてこのボールって左右相性を大きく分けてるんですよ」
輝夜「さっきの数%が違うんだよって話ね」
紫安「そうです。1%って打率に換算すると0.10。.300の打者が.310になるんですよ」
神奈子「1%って打率で見ると結構差があるな」
紫安「個々で見れば、関係無いかも知れないけど、また左に右によって相性の良さがハッキリする投手も多くて、実際には3%くらいは影響あるんじゃないかな?
ちなみに3%を打率に換算すると.030 .270の選手が.300になる」
輝夜「だから左右病って言われるくらいに左右に拘ってるのね」
紫安「統計学の世界ではね。むしろ左右病を批難する人は、采配したら結果が出ないんじゃないかな?」
輝夜「左右相性がこんなにも重要だと思わなかったわ」
紫安「投手によっては右と左で被打率が1割違う人だっている。これだと受ける側にとっての打者は、右打者は.220と左打者は.300だとして左打者に強い投手がマウンドにあがってる場合だと、右打者の方が優秀になるんだよ?」
神奈子「受け手側の法則だね」
紫安「そう、【打率というのは投手によって大きく左右される】からね」


--それに左右相性がカードに書いてありますからね。
紫安「まぁそうですね・・・まとめますと」

・そもそもBIG野球は左右相性はハッキリ能力として書かれてるので、プラトーン・システムはもはやセオリー
・3の球が平均しても一番多く、3の球に対抗してのクオリティも求められる。
・3の球が多いし投手の投球ナンバーにも影響あるから、実際に3%程度は有利になると思われる。
・3%は.270が.300になると相当する。 左投手なら 右打者の.270 と左打者の.300 は同じ打力と考えて頂こうか。
・投手の投球ナンバーを弱くすることの方が、1の球を打つ練習をするよりも遥かに効果的に打率を残せる。

八橋が出て来た場合に対して、出塁しやすいかを青娥(右打者代表)と文(左打者代表)で比べてみたぞ
※ここでは出塁のしやすさに関してなので長打は考えない事にする。レンジも計算が面倒なので省きます。

(走者ありとして考える)
八橋の出目1は1   青娥10  文15
八橋の出目2は1   青娥20  文30
八橋の出目3は3/1 青娥30  文30
八橋の出目4は1P3 青娥31  文30
八橋の出目5は2   青娥36  文37
八橋の出目6は2   青娥41  文44
八橋の出目7は2   青娥46  文51
八橋の出目8は3/2 青娥51  文51
八橋の出目9は3   青娥52  文51
八橋の出目10は3   青娥53  文51
八橋の出目11は3   青娥54  文51
八橋の出目12は3   青娥55  文51
八橋の出目13は3   青娥56  文51
八橋の出目14は3/4 青娥66  文51
八橋の出目15は4   青娥76  文65
八橋の出目16は4   青娥86  文79
八橋の出目17は4   青娥96  文93
八橋の出目18は5   青娥97  文94
八橋の出目19は5   青娥98  文95
八橋の出目20は5   青娥99  文96

紫安「八橋登板時に出塁する確率。400個の出目のうち99個出塁する青娥の出塁率は.248 96個出塁する文の出塁率は.240
結果は青娥の勝ちだったので、文ちゃんはベンチに下がっていいよ。代打青娥だから(にっこり」

--これは罠だ!紫安が私を陥れる為に仕組んだ罠だ!そんな奴は知らない!(そんな八橋いらない!)
輝夜「不正はなかった」
神奈子「場面が限定的とはいっても、まさか青娥が文をひっくり返すなんて」
紫安「この通り、文が出塁率4割超、そして青娥は打率がそもそも低い為、出塁率3割だとしても、投手の被打率などに大きく左右されるから
簡単にひっくり返るの。スタメンに偏重を置くチームが弱いと言ったのもこれのせいなのよ」
輝夜「そうか、スタメンに拘ると、交代させにくくなる」
紫安「そう、だから高い給料払ってスタメンを豪華にしてもそもそも投手が強いから給料以上に働けないので、効率がとても悪いし
平均以下の投手の時だけ、勝てるつまらないチームが出来上がるの。無限にお金を払えるならお金で優勝は買えるかも知れないが」
輝夜「上限はあるし、今のルールは戦力を平等化する為に全チームの資金力は一緒ね」
紫安「そのルールが私たちが強くなった理由の1つでもある。上限が一緒の限り、今日喋った事は最低限理解出来てないと
私のチームは特別打ててる訳でもないけど打率.310あるから他のチームが打率.250くらいになってるから他を圧倒する形になる」
神奈子「安くて使える選手を上手に使うのが最強の秘訣だった」
紫安「実力を引き出すのが私たち首脳陣の仕事だからね」
輝夜「このチームが強いのは、チーム打率がおかしいのではなくて実力を引き出せてるから。ということね」

紫安「その通り、強さの秘訣その1は野手の使い方で他チームを圧倒。それが打率として残ってるのは打ちすぎてるのではなく、本来の実力を引き出したからである」







第58章「伝統芸能」

2015-11-23 21:48:55 | 東方野球
公式戦77試合目
※対戦ゲームなので同名キャラが出てきます。


7月14日 対WBC戦

天地人 予告先発:博麗霊夢(9勝1負)防御率2.17
WBC 予告先発:本居小鈴(0勝0敗)防御率2.57


本日の小鈴との対戦、制球力と低め中心の投球で長打を打たせないのが売りだ

しかし今日は調子が悪く球が上ずってたようだ
依姫が第17号先制ホームランで先制すると
3回にも依姫がタイムリーそのあと、本日は屋外デーゲームなのでフランの代役で4番に座った布都が
第23号3ランと大仕事をやってのける

霊夢は連打からバント2つで1失点こそするが
それ以降はランナーを出さす奪三振の山を築き上げ7回1失点の快投

不調で制球が定まらない小鈴を攻めたて、夢月の2点タイムリーなど着実にリードを保った
天地人が盤石の勝利を収め、今シーズン早くも70勝

布都のホームランから霊夢の奪三振ショーと普段通りの強さを見せつけ
独走態勢を更に盤石のものとした、霊夢はこれでシーズン10勝目

ようやくエースとして成績が付いて来た。


7/15(火) 旧広島市民球場 デイゲーム DHあり
W|010 000 001 |2
天|104 021 010 |9
勝:博麗霊夢(10勝1敗) 負:本居小鈴(1負)
本:1回裏 綿月依姫 第17号先制ソロ(天地人)
  3回裏 物部布都 第23号3ラン(天地人)
本日のヒーロー:物部布都(3ラン本塁打)

--監督コメント--
勝利おめでとうございます。
「ありがとうございます。伝統の一戦でしたので勝てて嬉しいですね」

今日のポイントはどこだったのでしょう?
「そうですね、今日は運が良かったかと。このWBC戦はここのところは一方的に
勝ち続けてます。なので、小鈴登板という新手を使って対抗してくるのは大正解でしょう。

ただ、単純に今日の小鈴の出来は最悪だったね
球が全体的に甘かったですよ、それを逃す打線ではなかった」

その打線は布都が3ランが飛び出ました。
「ホームランはちょっと感覚が空いてたよね。でもシングルヒットから盗塁する機会は増えてたし
打率もあがってた。打球があがらなかっただけで不調だとは思ってませんでしたよ」

霊夢は10勝目をあげました
「防御率は2点台ですけど、奪三振率や四死球率などの内容は2人のエースに劣ってない。
今年は不運が度々ありましたがようやく実力が数字に反映され始めたかな。
本来は華扇と同じくらい勝てる投手。最後まで競い合って欲しい」

以上、70勝目到達の監督インタビューでした
次章へ続く