キャンディキャンディが大好きです。

テリィに堕ちたのに、どういうわけかアルバートにはまって、アルバートとキャンディのファンフィクションを書いてます。

可哀想すぎる

2021-08-09 17:43:00 | 書きながらのブツブツ
二次で書いてみて、さらに感じる事なんですが…。テリィが可哀想すぎる!!

なんなんですか?
この可哀想さは…!?

父親と母親のネグレクト。
義母の苛め。
反抗するテリィに対する、周囲の無理解。
孤立する、怒りと悲しみに満ちた、傷だらけの少年。

そんな少年が、初めてこころをゆるし、愛した少女と、こころが結ばれる。

しかし!
自らを庇い怪我を負った女性の為に、初めて愛した少女と別れる!


どんだけ、不幸なの!?

不幸になるために生きてんのかい!?

って、いいたくなるくらい、ひどい運命…。これは、読者は彼を何とかしてあげたい!と思ってしまうよ!

テリィのキャラクターだけのせいじゃなく、この不幸さがね!読者にテリィを忘れられなくしてると思うんだよね。

作者は、どんだけ、サドなのよ!?と、思う。

ある人のツイッターの、水木先生の作品の解説にあったのですが、この三角関係は、水木先生の作品では、鉄板らしいんですよね!

クールキザ系VS優しい隣のお兄さんと、主人公。

水木先生はクールキザ系の少年が大好きなんだって!

でも、水木先生の作品では、クールキザ系と結ばれる話は無いみたい?

水木先生の中では、クールキザ系は結ばれることの無い恋の相手…なのかも!?

そう考えると、テリィの悲運にも納得が、いくわ。

恋の傷を背負った、影のあるキザな男!

カッコいいわ!!

結ばれることの無かった悲恋の相手は、パパになって、ヘラヘラしたりしないのよ!悲しい影を瞳に宿して、永遠にカッコいいのよ!

永遠に忘れられない恋の傷を抱えながら、世界のどこかで、自分を想いながら生きている…!

そんな、恋の思い出、あったら素敵よねー?

ぽん!

なるほど!!

テリィは、そういう存在なのね!


キャンディなら、誰とでも上手くやって行ける!
キャンディなら、いつまでも昔をひきずってうじうじしない!
キャンディは、今を大切に生きる、前向きな、バイタリティーに満ちた女の子なのよ!

目の前に、キャンディをしあわせにしたいという男はごまんといるんだから、そのうちの誰かの手を取って幸せを謳歌するのよ。

書いてて、納得したわ。

『永遠に忘れられない恋の傷を抱えながら、影のある瞳にかなしみを湛えながら、世界のどこかで、自分を想いながら生きている…、永遠の恋人!』



これだわ。



テリィは、こういう、ロマンチックな存在として描かれたわけね。

結婚して、足臭いとか、知りたくないっていうね…。



だから、ここまでひどい運命背負わされているんだね!

勝手に納得しました。


高橋留美子先生が、話を書くときに気をつけていることとして、『キャラクターを不幸にしすぎないようにしてる。』って読んだ事があるんだ。

あーって、思った。

作者は、キャラクターを作れる運命を作れる。どんだけ理不尽な運命も創作出来ちゃう。
酷ければ酷いほど、人に喜ばれたりする。


でも、度が過ぎちゃいけないよ。

キャラクターも、それを読まされる読者も可哀想だよね。


原作の中のテリィは…、キャンディと別れて、スザナに死なれた後…、どうしてるのかな…?

(ここはアルバート×キャンディのブログだから、テリィはキャンディと結ばれてないからね!ここではね!)


こころの奥底に、キャンディへの恋ごころをつのらせながら、結婚してしあわせになっていてほしいよね!


追記:

愛し合っていても、結ばれない運命もあるんだ!

というのを、テリィとの恋愛で、作者は表現したかったのが、一番だったと思います。


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これ読んで、読んでみようかなと思う人が増えたらいいなー😊






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