インフレータブルボート(ゴムボ)で自由に海に出撃したくて、初めて船検というのを
受けてみた。ボートはアキレスのPV295限定沿海の仕様で一応検査表もついてるヤツ。
船外機はYAMAHA4馬力の戴きもの。でもシリアル番号が書いてる金属のプレートがついてなく
早速JCI(日本小型船舶機構)に電話。…「型番さえ分かればいいですよ」とのこと。…ほっ。
まず最初に検査費用11,600円を振り込む。たまたまお盆休みだったので三井住友さんの窓口へ。
朝一に行ったので、シャッターが開くのと同時に店内に入ったら、行員さんがみんな
こっちを向いてお辞儀www
お知り合いの店員さんがいたので手を振ったら、笑顔でわざわざ挨拶しにきてくれた。
ちなみにJCIのホームページで三井さんの専用振り込み用紙を持って行けば手数料は不要。
振込みがおわると、次はJCIへ必要書類の発送。
「船舶検査申請書」「検査表」「振込金受取書(銀行での領収書)」この3点を送った。
佐賀市よりも福岡県が検査日が多く、私が受検する大川市は毎週水曜が検査日ということ
だったので、8月27日(水)を受検日とした。
【法定備品】
*救命胴衣(船名または船舶所有者となってるので「氏名」を記載。)
*救命浮環(船名と船籍港を表示。ゴムボに船籍港はないので船名と「佐賀県 佐賀市」と表示。)
・アンカーと策(マッシュルームアンカーとロープ)
・防火バケツ(消化器とあかくみ兼用。)
・音響信号(笛でヨカ。検定品じゃない救命胴衣から拝借。)
・工具一式(ドライバ・モンキレンチ・プラグレンチ・プライヤー)
「*印」は桜マークのついた検定品でないといけない。
信号紅炎はケータイ電話があれば不要。また、救命胴衣に関しては、希望する搭乗人員分そろえないといけない。
せっかくボートが4名まで載せれるので、最大限に載せることを想定し、4つ揃えた。
でも戴きものの救命胴衣が古かったので、反射材がついてなかった。
たまたまお隣がホームセンターの店員さんなので相談したら、再帰性反射材のテープを
探してくれた。ピッタリ5cm幅のテープだったので、なんとかそれを貼って凌ぐ。
検査当日、40分くらい前に到着してインフレ開始。暑かったのでとりあえず空気圧は規程の
半分くらいしか入れず、船外機は車に乗せたまま。法定備品を並べて検査員の到着を待つ。
検査員さんが待ち合わせ時刻の20分くらい前にいらっしゃって、軽く挨拶をして早速検査開始。
ちょっとお歳を召された感じの検査員さん「立派なゴムボートですね~」から始まり、船体には触れることもなく
船体番号をチェックして、備品もサラリと見て、エンジンも始動どころか車から降ろすこともなく…。
あとは、どちら方面への航行を考えておられますか?などなど簡単な質問や注意事項の説明をしてもらった。
ちなみにゴムボは、どれも3海里以内らしく、要は何かトラブルがあってもだいたい1時間で
戻れる距離までしか出るな。ということらしいです。
「ではコレで検査は終わりますね」ってことで無事終了。
また、救命胴衣格納場所のステッカーも「ゴムボなら要らないでしょう。」とのことでした。
参考までに
検査時によくある不具合事項はこちらから。