昭和スイッチ

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焼き芋

2016-10-04 | 日記
そろそろ秋の気配。
道ばたにはカサカサと走る枯葉。
足を止めて見ていると、赤系、茶系、黄色系、微妙な色合い。
季節の移り変わりを見せてくれる。
この枯葉で、さつま芋を焼くとおいしそう・・・。

どこかで聞いた昭和の焼き芋。

枯れ葉を集めて、焚き火でさつま芋を焼く。
枯れ枝を使って火が消えないよう、葉をこんもりたぐり寄せながら、
じっくり時間をかけて焼く。
落ち葉焚き、晩秋の風物詩と言われた。

落ち葉焚きの焼き芋はとても甘くなる。
焦げた部分の香ばしさと甘さが重なって旨みになる。

そして石焼き芋屋さん。
遠くから流れてくる「焼きいも~石焼きいも~」の声。
小石で焼いたさつま芋のおいしさ、
軍手をつけて選んでくれる熱あつの石焼き芋。

秋の空気感は、どこかなつかしい。
乾いた空気と、いつもより広い空につつまれながら、
遠く石焼き芋屋さんの声を、さがしてみよう。


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