翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

超新星

2005-11-30 23:22:33 | 文化人
 こんばんは。薬理からの逃亡中のshoudonoです。

 今日は、竜王戦逃げをかましてました。

 何の話かっていうと、将棋です。

 将棋ってのは、前にも書きましたが、名人が一番エライ。だけど、ヨミウリグループという悪の集団のマネーパワーってもののせいで、その一番えらいはずの名人戦よりも対局料(要はプロ将棋棋士のギャラ)の高い、竜王戦ってのがあるんです。

 つまり、竜王もたいそうエライ。

 さて、現竜王は、渡辺明です。なにがすげぇーって、1984年生まれの21歳。俺より年下…

 去年、現名人の森内俊之より竜王の称号を奪取したんです。つまり、一番今将棋界で最強の人からタイトルを奪ったわけね。将棋界の超新星です。

 さて、この人、実は結婚して、子持ち。つーか、中学生の時からプロだからね。今回の竜王戦の記念扇子に、普通は漢字のかっちょいい信念みたいのを書くところで『柊』という息子の名前を書いちゃうようなオチャメさんです。

 さて、今日はこの竜王戦の7番勝負第4局(2日目)だったんです。今のところ3戦全勝で渡辺が勝っているために、今日勝てば初防衛です。

 圧勝でした。

 確かに、今日は挑戦者木村の甘い部分もありましたが、全戦通じてみればとにかく渡辺の圧勝でした。

 同時に、史上最年少21歳7ヶ月で9段に昇進しました。つーか、この前半世紀ぶりの特例飛び級的、8段昇進があったばかりだったのに、もう9段です。

 すげぇーやね。

 今の将棋界は、この人が新たなるハブとなるかに注目が集まっています。いや、すでにハブと同等の戦闘力は持っていると俺は見ていますが。もうめちゃめちゃ強いですからね。今年の通算勝率はほぼ8割ですし。

 いま、名人戦の順位戦ではまだ若すぎるのでC1にいる渡辺ですが、今期は6戦やって5勝1敗。上のクラスB2への昇級ペースです。

 んで、忘れちゃならないのが、もう1人、山崎隆之6段。この人は81年生まれ。この人も化け物クラスの才能を持つ1人で、天才・渡辺明をがっつり倒せる一人。つーか、渡辺明に順位戦で1敗をつけたのはこの人で、現在C1で6戦全勝中。ひぇぇ~。

 んで、この二人の超新星は将棋界のさまざまな記録を塗り替えていきそうなんですが、それでもまだC1。上には名人森内、元名人で現棋聖の佐藤、関西のスーパーおっさん谷川、そして超巨人羽生がいるわけです。ひぇぇ~。

 なんて言いつつ、渡辺明の何が一番尊敬しているかって言うと、この渡辺明ブログblog。実は俺が、gooでblogを始めたのも、このblogがあったからです。おれもこれくらいちゃんとした更新を維持したいところです。

 今日も垂れ流し記事でしたが、テスト前なので許してちょんまげ。じゃぁね

寝まくりクリスティー

2005-11-30 01:53:37 | 文化人
 最近、眠いんです。

 俺って、3時間寝れば2週間は通常の生活できるもつ人だったんです。
 俺って、4時間半寝れば完全回復できて、日々は充実する人だったんです。
 俺って、6時間以上寝ると、むしろ寝すぎで一日もったいない気がするし、寝起きが悪くなりいいことないんです。

 んで、強化練から帰って、隣人とラーメンinばりきを行い、帰ってソッコー寝ました

 状況的には、今週金曜に薬理学、来週月曜に行動科学のテストが控えているし、挙句の果てに今やっている実習のレポートを木曜日までにやらなきゃいけない。

 なのに、ソッコー寝る。

 うーん、まずいですね。

 某先輩と違い、俺は基本的に授業中に寝るくらいなら家で寝ろよ、って思う人なのに、今日は実習中の先生の説明中に寝そうになることしばしば。

 ラーメン食いながらも半分意識飛んでいるし。

 帰ってきてからも、どのタイミングで寝たのかすら覚えてない感じで寝ているし。

 隣人がさすがに勉強しなさすぎる俺を心配して

「もう勉強はしょうがないけど、blog書かなくていいの?」

 と言いながら起こしてくれました…。もう俺はblogの人みたいです。



 話は一気に変わって、なんかタイトルを勢いで書いてしまったので、ミステリーの女王、アガサ・クリスティー大好きです。ミス・マープルシリーズよりもやはり、エルキュール・ポワロシリーズの方が好き。ポワロの中では好きな順に、オリエント急行の殺人・ABC殺人事件・カーテン。オリエント急行の殺人は、ミステリー史上あまりに有名な作品で、超意外な犯人が素晴しい。つーかこの作品を読んでオチの前に犯人がわかったら超ひねくれ者です。ABC殺人事件は、俺が最も初期に読んだ作品であるし、全体の構造はシンプルで、かつミスリーディングが巧妙。カーテンは、セツナ過ぎるストーリー。ポワロのデビューの地、スタイルズ荘でまた殺人事件が発生し、体の動かないポワロの最後の作品です。ポワロファンにはたまらない作品。

 他には、フェアかアンフェアかと論争になったアクロイド殺しや、ポワロのクリスマス、五匹の子豚、三幕の殺人、複数の時計が面白いなぁと思う。

 そして、ポワロ以外では、ミス・マープルの予告殺人、動く指、バートラムホテルにて、が好き。

 ミステリーの短編は心理描写やキャラクターの背景があんま描かれないので基本的にあまり好きじゃないんですが、クリスティーだけは例外的に絶賛します。火曜クラブ、パーカー・パイン登場、クリスマス・プディングの冒険、ヘラクレスの冒険、教会で死んだ男とかは超おもしろいよ。

 とまぁ、作品名を列挙しすぎたので、何を読めばいいかっていうと、ポワロ作品では前述のオリエント急行の殺人、シリーズものなんて嫌いじゃという人はそして誰もいなくなった、から入門しましょう。

 では、薬理決戦を開始いたします。