翔殿の胡椒&故障少々blog

群馬大学医学部4年生:翔殿の、ゆるい、しょっぱい、スパイス生活が満載だゼ

20倍違う

2005-11-04 00:28:09 | Weblog
 昨日は、三島由紀夫の金閣寺が深夜俺を呼び、勉強にはどうしようもなく集中できなかったので読み直し始めました。

 はっきりいって、三島はあんま好きじゃないです。読んだのは、潮騒・金閣寺・仮面の告白・豊饒の海シリーズという王道中の王道と、獣の戯れ・宴のあと・青の時代・鹿鳴館。はっきり言って、ストーリーすらおぼろで批評なんかできるものは1作もない…

 1番面白かったのは、川端康成との往復書簡集w。って小説じゃないね。

 だけど、ミシマすげぇなぁってのは思います。こんなにも修飾語のオンパレードで飽きるギリギリでちゃんと文章を成立させている。表現は、豊饒という言葉がまさにあらわすように、豊かで優しく艶めかしく多重で分厚い。ストーリーテリングは、ゆったりしすぎな感もありますが、緩急激しくのめり込む。題材も豊かで、ショッキングでかつ考えさせられる。長い作品も、短い作品もしっかり読ませる作品作り。

 と、書けば素晴しく感じますね。しかし、俺の本心を見せると

 
 くどくて、だるい

 の一言です。20倍くらい文字数が違いますが、ちゃんと伝わるものは伝わるはずですw。

 そんな本を読みながら朝にはいつの間にか寝てました。起こしてくれたのは、真昼間の愛する部長からの業務連絡電話でした…

 半分寝た頭で、文化祭買出しに。途中、車ですれ違った4日に微笑まれた気がします。つーか、前橋市内、運転すると誰かの車とすれ違いますよね…。

 で、今日のメインは白玉探し。いやぁ、すでにできていて安いやつって全然ないですね。どう考えても、粉から作ったほうが安い。粉に水入れて練って、丸めて、煮て、水でしめる?だけですからね。

 だけど、その作業がめんどくせぇなぁって思っていたんで、餅で代用できるか1人で寂しく家で実験しました。ちなみに、業務用バナナチョコソースを衝動買いしたのでチョコレートは餅に合うかというかなり哲学的な実験を同時に行い玉砕しました

 実験は成功。つーか、俺はこれでかまわない。そもそも、白玉と餅の違いもわからんし。
 
 で、問題です。お汁粉とぜんざいの違いは何か?
 これ、この前部活中にも結構出していたんですが、皆さんわかりますか?


 調べてみたら、諸説ありますね。地方によって定義が違うようです。特に関東と関西では違いが大きい。しかし、全般的に観て一番大きな違いは、

       コシアン→お汁粉、ツブアン→ぜんざい(善哉)

という理解でいいようです。よく言われる、餅か白玉かは決定的な違いではないようです。どちらも餅が入っているという解説もかなり観られますし、焼き方でも違うし、餅の形でも違うし、白玉の大きさや数でも区別が多くなされています


 っーことで、部によい解釈(白玉じゃなくてもいいじゃん!)を用いて白玉から餅への政権交代がなされました。

 理由は価格。白玉と、切り餅をさらに8等分したものがそれぞれ一杯に2個入ると計算すると、見事、20倍以上の価格差があるんですね。


 ちなみに、調べまくりましたが、ツブアンとコシアンの違いって何だ?ということはわからずじまい。%で決まるのか?とかばっかり考えて一日が終わりました。もっと書きたいことはありますが出し惜しみして、今日はこれでさらば