1952年に州政府の助成を得て建てられました。 地学、鉱物学のホームであるこの建物はまた、当時地学部の学部長であった Sir Douglas Mawson の記念館でもあります。 現職教員の名がつけられた最初の建物になりました。 アデレード大学最初の自然史の教授はケンブリッジ大学から招かれた Ralph Tateでしたが、この建物には、彼を記念して作られたテイト地学博物館もあり、一般公開されています。
1947年に連邦政府の助成を得て建築が始められた医学部の建物。 南棟と北棟がありますが、2000年頃にこの2棟を結ぶ建築が行われ、両方の建物の共有玄関に当たる部分も新たに作られました。 写真は北棟と中央玄関。
医学部は1885年の設立以来、数多くの医療従事者を育成してきました。 また、世界的に有名な研究者を数々生み出し、ノーベル賞受賞者も二人出ました。 Lord Howard Floreyが1945年にペニシリンの研究で、Dr Robin Warrenが2005年にピロリ菌の研究で受賞。 写真の建物は医学部南棟です
アデレード大学の岩石学に10年に渡って2,500万ドルの寄付をしてきたサントス。 連邦政府からも100万ドルの助成を得て、岩石工学・管理学がアデレード大学に作られ、2002年8月23日にジョン・ハワード首相を迎えて、この建物の竣工式が行われました。
戦後(1947年から1951年)の連邦政府の再建研修計画により建設され、その後、大学管理委員会の助成金を持って1962年に増築されました。 R.C. Robin 教授の記念に作られたロビン研究所や、 Sir Robert Chapman 教授を記念して作られたチャプマン研究所とチャプマン講義室も入っています。
1958年に設立された劇場で客席数は415。 1955年当時、財政管理委員会の会長であった Sir Kenneth Wills が、ユニオン・ビルの増築とこの劇場建築のために、20万ドルの寄付金を集め、プロジェクトが実現しました。 隔年に開かれるアデレード芸術祭の会場にもなる小劇場です。
ユニオン・ハウスの元の建物は第一次世界大戦時に建てられ、1950年ごろから増改築されて今の大きさになりました。 本屋、文房具屋、旅行社、カフェテリア、レストラン、小劇場、会議室、セミナー・ルーム、ファンクション・ホールなどがあり、学生や教職員だけでなく、大学関係者以外にも利用されています。