定期演奏会を前に思う

とてもだらしない日々を送っています。
やることが多くて、フリーズしている感じです。

僕はやはりぐうたら人間で、自分を律することができない種族です。
誰かにやれ！と言われないとできないのでしょうか。

僕が大学３年生の時、サークルの執行部となりました。
なんとなくだらだらしている環境に流され、
最初は遅刻が多かった気がします。
５月くらいに先輩に説教され、(僕は説教を受けるのが大好きです)
それからは風邪を引いた１度しか練習を休まず、
遅刻はしませんでした。
信頼というものを築くのは難しく、
壊してしまうのはとても簡単だということを学びました。
説教をしてくれた人々に感謝したいです。

この活動を知っている人は、僕のことを頑張った偉い人みたいに言うけど、
僕はただ、先輩、同輩、後輩に嫌われたくなかっただけなんじゃないかと。
遅刻をしないというのは実は当たり前のことだし、
サークルが好きだった僕には行くことは苦痛ではありませんでした。
そんなことを考えると、サークルのことが大嫌いで、
練習に全然行きたくないなぁ、なんて思っている人間が、
渋々遅刻しながら来る方が、本当は偉いんじゃないか、と思いが巡りました。

ひどいのは、この頃は僕自身まで、「自分は頑張った」なんて思っていたので、
なんとなく充実しているような感じで、
だらだらしていても反省することがありませんでした。

自分に説教をしてくれた先輩がいなくなってやっと、
自分が頑張ったのではなくて、
頑張らせてもらっていたのだということがわかりました。

これから成長して、自分を律する人間になれるのか、
はたまた、幸運にも自分を律してくれる上司、先輩にめぐり合うのか、
自分が他人に対してそんな上司や先輩になれるのか。
とても努力が必要だと感じました。

定期演奏会を前にした現役達は今どう感じているのだろうか。