もう2週間以上も前のことになりますが、アジカンのLIVE「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2015 Wonder Future」の横浜アリーナ公演に行ってきました。
今回のLIVEではアンコールのみスマホ、携帯での写真、動画撮影がOKでした。
アジカンのLIVEは一昨年の横浜スタジアムでのデビュー10周年記念LIVE以来。
ニューアルバムの「Wonder Future」がとにかく良かったので今回のアルバムツアーホントに楽しみだったんです。
ネットの数々のレビューでも絶賛されている今回のLIVE、実際参戦してみてその素晴らしい内容にただただ感動でした。
じっくり聴かせるところは聴かせ、盛り上げるところは盛り上げ、そして有名な建築家とのコラボであるステージの演出。
後ろにある大小バラバラの白いブロックの塊にプロジェクションマッピングで映像が投影され、それが古代風の石の建物だったり、近未来のような風景だったり、はたまた幾何学模様や文字が浮かび上がったりと、ちょっとした仮想世界が広がり、またそれらの映像がそれぞれの曲のイメージにピッタリと合ってるんですよね~。
セットリストは以下のとおりです。
01. Easter / 復活祭
02. Little Lennon / 小さなレノン
03. Winner and Loser / 勝者と敗者
04. Caterpillar / 芋虫
05. N2
06. センスレス
07. リライト
08. Planet of the Apes / 猿の惑星
09. ナイトダイビング
10. Eternal Sunshine / 永遠の陽光
11. 或る街の群青
12. 青空と黒い猫
13. Prisoner in a Frame / 額の中の囚人
14. 深呼吸
15. 今を生きて
16. 嘘とワンダーランド
17. シーサイドスリーピング
18. Signal on the Street / 街頭のシグナル
19. 新世紀のラブソング
20. ネオテニー
21. トラベログ
22. Standard / スタンダード
23. Wonder Future / ワンダーフューチャー
アンコール
01. ソラニン
02. 未来の破片
03. 迷子犬と雨のビート
04. 君という花
05. Opera Glasses/オペラグラス
オープニングナンバーのEasterのイントロが流れた時の会場の盛り上りようはすごかったです。
そしてなんですか、この神セトリ。
ニューアルバムの曲の中にバランス良く散りばめられた過去の曲の数々。
しかも昔とは違うアレンジがなされており、リライトの間奏部分が各メンバーの楽器をフィーチャーした(フィーチャーとフューチャー、似てて間違いやすいな…
)インストゥルメンタルになっててそれはそれはカッコよく聴かせてくれました。
そしてそれを聴きながらアジカンってすごく成長したよな~と10年前のアジカンLIVE初参戦のことを思い出していました。
初めてアジカンのLIVEに行ったのもここ横浜アリーナだったんですよね~。(ちなみにそれはアジカン主催の「NANO-MUGEN FES.」でした。)
私としては「センスレス」と「未来の破片」が聴けたことがもううれしくて、うれしくて。
「センスレス」のイントロ聴いたときは膝の後ろにゾゾゾーと鳥肌が立ち、からの~「リライト」への流れには全身が総毛立ちましたよ。
そうそう今回はMCが少なかったね~。
後ろの男子たちが「なんだ今日はしゃべんねーな。」と言ってました。
アジカンは来年、結成20周年だそうでゴッチ曰く「クソジジイになるまで続けていけたらと思ってます。」と言ってました。
メンバー紹介ではゴッチが建さんに「大学で初めて会った時、犬のような甲高い声で背後から話しかけられた。」そうで、このエピソードは2年前のハマスタでも言ってましたね。
そしてそんな建さんは嘘とワンダーランドでリードボーカルを取り、MCで「ただいま。横浜アリーナのこの空間に戻ってきました。もう1曲ここで歌声を披露していいですか。」とシーサイドスリーピングでまたもリードボーカル。
山ちゃんには「バンドがお金に困ってるとき、山ちゃんにはよくお金を貸してもらってました。アジカンの金庫番です。」と言ってた。
潔には「『ワールドワールドワールド』(だったけかな?ちょっと曖昧…)あたりから気持ちが通じ合うようになりました。」と冗談っぽく言って「グッズで潔の料理本が売ってるけどみんな買わなくていいからね、それ買うんだったら俺のソロCD買って。」と言って「こんなこと言ううからバンドが続かなくなるんだよね。」って、まったくどこまで冗談なんだか本音なんだか。
あと今回のツアーをサポートしているキーボードの下村亮介さんには「俺たちの犬も食わないくだらない喧嘩をあたたかく見守ってくれてる『シモリョウ』です。」と紹介してました。
アジカンのLIVEは観客の年齢層が幅広くて、男女の比率は半々くらいかな。
あと家族連れが多いのよね、
もうみんな飛んで跳ねて、拳振って、ノリまくりでした。
とにかく楽しくて素晴らしいLIVEだったので、10月の国際フォーラムでのLIVE、チケット取れたら行こうと思っています。
あ~先行で横アリだけじゃなく、国フォもチケット取っときゃよかった。
最後はアンコールの時。
スマホの光がペンライトみたいで綺麗でした。