神佛の加護をいただく

神佛の
ご加護をいただくには・・・
密教修行を通じて体験したことを書き続けたいと思います。

八正道(はっしょうどう)の続き

2019年01月07日 14時31分39秒 | 秘密の教え・密教とは

南無帰依佛  南無帰依法  南無帰依僧・・・と唱えることと

南無一切三寶(なむ いっさい さんぽう)・・・と唱えることは同じ意味なのです。

三寶の中に、佛も法も僧も含まれているのです。

 

南無八正道

なむはっしょうどう


南無正見  

なむしょうけん


南無正思惟

なむしょうしゆい


南無正語

なむしょうご


南無正業

なむしょうごう


南無正命

なむしょうみょう


南無正精進

なむしょうしょうじん


南無正念

なむしょうねん


南無正定

なむしょうじょう

 

末広がりな正しい道を歩むには、

先ず不幸になる原因を明らかにします。

 

それは懺悔文にある、心の三毒である、貪 瞋 痴(癡)によると・・・

貪欲 瞋恚 愚痴(癡)による、身 語 意より生ずるところとなり、です。

 

欲深いこと。欲望にまかせて、執着してむさぼる心。

 

感情的に怒る心、恨む心。いきどおることです。

世の中、腹の立つことばかりですが、感情のまま怒りを爆発させますと、

せっかくの善い果報まで吹き飛んでしまいますので、

注意が必要です。短気は損気なのです。

 

愚かなこと。無知ということです。何に対して無知なのかというと、

一切の道理にくらいことであり、真理を見ない心の状態であること、

つまり、知らないということです。それは、四苦八苦の教えであり、

八正道の教えであり、南無帰依法の心なのです。

 

誤った考え方を改めること。

自己中心的な、感情主体で、責任転嫁する心が、

心に思ったことが、そのまま言葉となり、そして行為 行動となり、

その結果、不幸を招くのです。

 

心の保ち方を正しく、八正道の教えを聞 思 修する。

正見正思惟正語正業正命正精進正念正定

と、順番に説かれていますが、初めの正見から正思惟と段階的に正定まで

進めなければならないのでしょうか。

 

正しく見ることが出来て、正しい考え方が身につく。

正しい考え方が身につけば、言葉遣いが変わる。

無駄話を続けることよりも、お互いに実りのある言葉遣いにより、

お互いがためになる内容のある会話が出来るように成り、

行為 行動が変わり、規則正しい生活ができる。人間らしく生きられる。

その為には、常に精進 努力を続けることができ、怠けることなく、

正しいことを念ずることができ、邪まな心を起こさないようになり、

正しく精神の統一することが出来るから、人間らしくいられる。

以上のような解釈の仕方もありましょうが、

先ずは、坐ることです。姿勢を正して坐る。

合掌する。正しい姿勢を保ち続けることです。

次に呼吸を調える。腹式深呼吸を続ける。

そして、心をリラックスさせる。

心の中のモヤモヤや、嫌なことなど、それらのことを吐く息に込めて

吐き出す、吐き切ります。次に、新鮮な思いを込めて、息を吸い込む、

全身を満たすように、息を吸い込みます

何度か繰り返し、心が落ち着いたところで、

八正道の教えを念じ始めるのです。

後は、日々の生活の中で、教えの内容を実践することです。

そのことが、そのままで、十善戒を守ることにもなります。

 

貪らずいからず愚痴らない

心の三毒 貪瞋痴。不幸の原因 貪瞋痴。

 

八つの正しい道理に、自らを照らし合わせて・・・

 

しあわせとは、遥か彼方にあるのではなくて、目的地に到着しなければ、

しあわせが得られないのではなくて、八正道を信じて歩み始めた時から、

すでに、しあわせは始まっているのです。

 

南無大日遍照金剛  南無大日遍照金剛  南無大日遍照金剛

 

事の善悪幸不幸もすべて有り難い神佛のご加護なのです

では、このことを、正見してみましょう。

 

終りまで読んでいただき、ありがとうございます。ありがとうございました。

 

あなたの抜苦与楽の為に・・・

オン ア ビ ラ ウン ケン バサラ ダト バン

オン ア ビ ラ ウン ケン バサラ ダト バン

オン ア ビ ラ ウン ケン バサラ ダト バン

 

合掌

 

コメント
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