神佛の加護をいただく

神佛の
ご加護をいただくには・・・
密教修行を通じて体験したことを書き続けたいと思います。

信によって縁を結ぶ

2014年04月05日 11時15分36秒 | 秘密の教え・密教とは

なき 衆生は 度(ど)し 難(がた)し です。

佛さまに 縁のない 人は 救われることが 難しいのです。

佛さまの 存在を知る由もない人は 救われることが 難しいのです。

佛さまの み教えを信じることが出来ない人も 救われることが 難しいのです。

佛教で説かれるところの 三寶(さんぽう)である 

佛寶(ぶっぽう) 法寶(ほうぼう) 僧寶(そうぼう)に帰依する。

先ず このことを 信じることが出来るか

信じることが出来ないかが 運命の分かれ道なのです。

光に向かって赴くことが出来る人間と

闇に向かって赴く人たち つまり 不信心の人たちは

自らの自己責任によって 悩み苦しむようになるのです。

自業自得。善因善果・悪因悪果。つまり その人の業因縁です。

それは 何故かと言うと 自己を中心に生きているからであり

自我中心に生きている限り 苦が苦として 私たちに纏わりつくのです。

ものごとの見方 ものごとの考え方 受けと止め方 行いの

すべてが 自分中心であり 自分と他人を区別しているからです。

自分と佛さまと 対立しているのです。それも 知らず知らずのうちにです。

神さまも 佛さまも 私は信じない。私は信じられない。

自分が一番正しい人間だと 勘違いしているのです。

このような 人たちが 佛縁のない人たちなのです。

佛さまが 寶であり。

佛さまの み教えが 寶であり。

佛さまの み教えを信じて 修行され さとりを開かれた 歴代の お弟子さま方

祖師(そし)先徳(せんとく)の方々が み教えを後世に伝えて下さったことが

寶なのであります。

残念ながら このような尊い み教え 佛教の内容を

義務教育の小学校・中学校 それに 高校などでは

絶対に教えてはくれないのです。

宗門経営されている学校はともかくとしてです。

佛さまの 存在を知らないし その み教えも知らないし

頼りになるのは 自分の知識のみで 本当の 本物の み教え

親も知らない、先生も知らない、となれば 子供も知る由がないのです。

なぜ 私たちは 生きなければ ならないのか。

なぜ 私たちは 悩み苦しまなければ ならないのか。

佛寶であらせられる釈迦牟尼佛陀(しゃかむにぶっだ)さま。

お釈迦さま(佛教の開祖)は 生老病死の苦しみから

逃れられる方法を残されました。

・生きることの苦しみから

・年をとり 老いる苦しみから

・病気になる 病気にかかる苦しみから

・人間は 必ず死ぬという苦しみ 死への恐怖から

解脱(げだつ)する方法を説かれました。

かと言って 信心したからといって 年をとらないということはないのです。

信心したからといって 死なないということはないのです。

形あるものは 必ず 古くなり 壊れる時が来るものです。

生まれた者は 成長して 年をとり やがて 死を迎える。

死を迎えるとは この老体が この世で生きていくことに

支障を来たすからなのです。もう この老体では生きていくことが

出来なくなったからなのです。

死に方も その人の業因縁により さまざまなのです。

すべては 諸行無常(しょぎょう むじょう)なのです。

このことは 勘違いしないで下さい。

生きることが 苦しみであると考えるのは 自己責任です。

病気になる、病気にかかることも 自己責任です。

自らの暴飲暴食が原因であり 自らの不摂生が原因であり

自らストレスをため込んでいて 発散出来ずにいる。

それは 自らが 真理に反した生き方を しているから なのです。

あなたは 信心出来ますか?

あなたは 徳を積めますか?

あなたは しあわせに成れますか?

あなたは 今日一日 何を考え 何を思い 何を行って来ましたか。

先ずは 自分自身を 見つめるように して下さい。

正身端坐して 背筋を伸ばし 合掌して下さい。

息を吐き出し 息を吸い込む 腹式呼吸を続けて下さい。

そして 身も 心も 落ち着きましたら

南無大日遍照金剛と 心の中で 念じて下さい。

ただ これだけのことを 持続して 続けて下さい。

ただ ただ ひたすらに 他のことを考えずに

南無大日遍照金剛と 念じ続けて下さい。

私たちは 一日でも 一分一秒でも早く 佛縁を結んで

救われる人間に ならなければなりません。


終わりまで読んでいただき 誠に有難うございます。

あなたが しあわせ でありますように

あなたの 苦悩が除かれますように



佛さまの存在を 心から 信じることのできる人間に

佛さまの み教えを 心から 信じて 理解して 実行できる人間に

合掌

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