正すとっぱぁ

日常日記、たまに変なコラム

大人の1000円、子供の1000円

2005年02月17日 | その他
1000円
これが意味する価値は人それぞれ。

ある者は中古ゲーム1本に。
ある者はTシャツ1枚に。
ある者はラーメン1杯に。
奇特な方は賽銭や募金に。

自分くらいの大人になれば、1000円という金額が意味する値に相当する品・料理・衣類等のそれを知っていて使っているので、余程のめっけモノでない限り心がときめくことはない。
しかし、子供がこの1000円を手にしたとき、金額の価値がよく理解しきれていない子供には相当な大金を手にしているんだという錯覚さえ起こす。
そう、まるで家でもゲーム機でも遊園地でも何でも買える、そんなブルジョワ気分にならないだろうか。
成長していく過程でその金額の価値を理解し始めたとき、抱いた夢は儚く散りゆく運命なのかもしれない。
自分も小さい頃、幾度となく経験した1000円の高級感。
まだ小学校低学年の時分、親に買い物を頼まれ、1000円を手にして買い物に行くとき、使うまでの1000円に途方もない価値…というか可能性を期待していた頃もあった。

「この1000円があれば何でも買える、ゲーム機・ゲームソフト・スタースクリーム・ダイナザウラー・ワンタンメン、何でも買える!!」

実際1000円で買ったのは、親のビールとペットボトルのジュース、それとスナック菓子。
しかし1000円を渡されてから店に入るまでの間、無数の夢が頭をよぎった。
そして当時の1000円に秘められた魅力はそこに集約されていたのかもしれない。

1000円とまでは行かないが、幼少期にブルジョワ気分を満喫したことがあった。
ガチャガチャの丸型ガム(10円~30円)200円分まとめ食い。
子供心に思いっきり贅沢をしたと実感できたひととき。

しかし、そんな20世紀の思い出を残しつつ時代は21世紀へと舞台を替え、自分も歳をとったとしみじみしてしまう。
もはやあの頃のブルジョワ感覚は幼少期にしか味わえなかったものなのか…。


いや違う。
たかが1000円、されど1000円。
この1000円で思いっきりリッチで大人な気分を体験しようじゃないか。
過去の脳裏に焼きつくほどの強いイメージを残せた10円ガムの大人食いのようなブルジョワ感覚。
それが大人になった今二度と体感できないことと一概にも言えないからだ。
大事なのは子供心を思い出す事。
あの頃自分はこんなことではしゃぎ、夢を見ていたなーという子供心をもう一度。

行ってきたのは近場のマクドナルド。
今のマクドのキャンペーンを御存知の方ならすぐ分かると思う。
ブルジョワ気分を体感するために買ったのはコレ


5×10=50コ


1箱は店内で食事。
のこり9箱を研究室へ持ち帰り。

いざ広げてみると小さいものですね。
しかし5×9=45の量はボリューム満点。
冷めると不味いんで早速頂く。

1箱目:ウマー、おいしいです。

2箱目:ウマー、おいしいです。

3箱目:ウマー、おいしいです。

4箱目:うまい、おいしいか。

5箱目:ヴマイ、水水っと。

6箱目:ヴバー、飽きた。

7箱目:かゆい、うま。

・・・・・・。


7箱でダウン。
残り2箱を先輩に贈呈。
35個を食した腹では今でもFAX音が…(ピーーーヒョロロロロローーーロロロロロ・・・♪)
でも不思議と脳内は満足。
あー、子供の嬉しかった気持ち、再確認しました。
次はどんなお金持ち体験しようかなー。

課題順調

2005年02月17日 | 日記
文章要約の2/3が終わりました。
明日には終わって専門用語抽出できそう。

大学院の先輩(現研究生)が明日から中国へ旅行に行くそうです。
来月中旬まで滞在するんだとか。
反日感情が高まっているので気をつけてくださいね。
おみやげは是非猿のお面を。
そしてよき思い出を。