パジャマお兄さんの「遺された断想」

新宿系自作自演漫才師「ルサンチマン」の「パジャマお兄さん」こと浅川渉のブログ

「全回転」

2011年02月26日 01時19分00秒 | 日記
実は今が、今までの人生で一番勉強している時期かもしれん。

バイト週五で二つに、ライブがあったりネタ見せがあったりで相変わらずめちゃめちゃ忙しいのだが、その合間を縫って、なぜか勉強をしているのだ。

齢三十にしてついに、十年以上溜め込んできたものが爆発するというかなんというか、そんな感じなのだ。蓄積が一定量に達して、レベルアップしたというか。いわば「閾値を越えた」という感じなのだ!トニカク頭が回る回る。

長かった、本当に長かった。速読術、記憶術、集中力トレーニング等、能力開発に没頭した時期もあった。その流れでオカルトに傾倒した時期もあった。脳の仕組みのことを考えた時期もあった。もちろん、それらは全て本だけで独学である。とにかく俺の二十代の十年は、俗にいうオシャレとかそういうのとは一切無縁で、もっと本質的、根源的な意味での自分磨きにかけた十年だった…。

「覚醒ハジャマお兄さん」がついにじわじわ登場してきたぜ。多分、今回こそは確変入ったよ(と信じたい)。真戦モード、いや魔戒ラッシュ突入だo(^-^)o(←こういう時は必ずパチンコに例えてしまう…)


よし、もっといろんなことを勉強しよう。
俺には、越えなければならん人達がたくさんいるのだ!

学歴とは何か?

2011年02月23日 00時52分11秒 | 日記
早稲田大学法学部卒…世間も羨むエリートである。いわゆる学歴ピラミッドにおける、私立文系の最高峰に位置する学部の一つである。
そんなエリート学歴を持ちながらも、特にお笑いの才能があるわけでもないのに、牛丼屋でバイトしながらお笑いをやっている、奇妙な男が、私の相方である。

おそらく彼の同級生は、電通なりフジテレビなり朝日新聞社なり講談社なりの社員となり、年齢的にも今や係長クラスでマスコミを現場から動かしているのだろう。

もしくは弁護士や官僚となり、法律の知識を生かして社会正義のため国のため、日夜働いているだろう。

いやまあ、東大を出てようが京大を出てようが、お笑いの才能があるというのなら芸人になるのは理解できる。「タレントとして売れる」ということはそれ以上の価値があることだから。

しかし、彼にはない。他にこれといったズバ抜けた取り柄もない(これは悪口ではない)。

しかし彼はこの道を選んだ。

ルサンチマンを一度解散したときも、辞めずに彼は一人で黙々とお笑いを続けていた。
多分、こいつはこれからも絶対辞めないような気がする。

おそらく、大学卒業する時点で就職活動していれば、そこそこの安定した収入や、それなりのポジションには就けたはずなのだ。

しかしきっと、もう彼にはそんなことどうでもいいのだろう…。

よし、今まで投資したぶんを、大きく取り返そうではないか!

才能の塊である俺と共にな!!

どんな世界にも「化け物」はいる。

2011年02月21日 14時55分44秒 | 日記
どんな世界にも、その道の人なら誰でも知っている怪物めいた人がいる。
往々にしてそういう人は、一般の知名度は低いが、ひとたびその世界に足を突っ込むと、たちまちにその人の凄さがわかる。

例えば、中国仙道の高藤聡一郎。
高藤聡一郎は大学のときめちゃめちゃハマって、本は古本で全巻買い集めた。そっから派生して、ヨガ、気功、密教、西洋魔術等、オカルトに傾倒した。ちなみに毎回念を押しているが、特定の団体には入ってないので。

こういうのは、本を読む人間でないと理解できないと思う。本を読むことによって、その道の達人や天才やプロフェッショナルに触れることができる。これは本当に素晴らしいことだ。よかった本を読む人間で。とにかく僕は、ある分野にはまるとそればっかり読んで研究するからね。

ちょい前までは、脳にハマって苫米地だ茂木だなんて言ってた私だが、最近はとある分野にハマっちゃってるんです…。

それは…、いややめとこう、これ書いたら引かれるかもしれん…。
いや、やっぱり恥も外聞も捨て、書こう!勇気出してカミングアウトしよう。

実は今は、「モテ本、ナンパ本」の類いに今ハマってるんです!

あーあ、言っちゃった…。

いや、まじてモテ道、ナンパ道は奥が深いんです。
この世界にも様々なカリスマがいた…。

「モテバイブル」の藤田サトシ、「完全ヒモマニュアル」の鍵英之、「「口説きの赤本」の後藤よしのり、「モテの真実」の織田隼人、「ナンパ塾完全マニュアル」の草加大介…。

そしてこの世界でバイブルとされている「モテる技術」「モテる話術」…。

凄まじいタイトルの数々…恐ろしい世界だ。

一年後、モテ道を研究しつくして、「パーナンお兄さん」とか言いながらチャラいナンパブログとか始めてたら我ながら怖いな…。

地方人たちの東京

2011年02月18日 19時34分06秒 | 日記
東京に住んでもう12年になった。考えてみるに人生の三分の一以上は、東京で暮らしているわけである。僕はそろそろ、「東京の人」に成れてきたかな…。

地方人にとっての「東京」という記号が持つエネルギーは物凄い。おそらくは、一般に言う「東京」文化は、いつの時代も東京を熱望する地方人の熱量によって作り出されてきたものではないか。
例えば先祖代々から神田に住む「生粋の江戸っ子」より、例えば九州辺りから上京してきて阿佐ヶ谷とかに住む東京かぶれの若者の方が、 所謂「東京人」ぽい。そしてそれを受け入れる先住東京人達がいるのもいい。先祖から300年?住まないと京都人とは認定されない京都とかでは考えられない(もちろんそこが京都の良さだろうが)。


東京事変、東京ダイナマイト、東京ロンリーboy…東京を冠しているものの、皆地方出身である。


私も東京LOVEの東京人である。東京以外に住むことは、考えられない。
故郷である徳島も負けず劣らず好きだが、また住みたいというのとは違う。


好きすぎて逆に東京に押し潰されないように、しよう。

勝つにはまず…道だろ

2011年02月16日 20時21分22秒 | 日記
暗闇の中をむやみに歩き回ったって、目的地に辿り着けない。

当たり前の話だ。

もし辿り着けたとしたら、それは運がよかっただけなのだ。

ごくまれにいるその「運よく辿り着けた人」を参考にして、「あの人は暗闇の中をむやみに歩き回って目的地に辿り着いたのだから、僕達もあの人のように暗闇の中をむやみに歩き回ろう」と考えるのは愚かである。

とにかく必要なのは、ライト、地図、方位磁針、水、食料などなどでしょう。
そして何より、道でしょう。


どんな世界だってそうだろう。お笑いも同じだろう…。

これから何が流行るか、何をすればいいか、もっともっと考えないとダメだ。

僕は、もうとりあえず業界へ入る足掛かりを作るために漫才やコントを頑張ることに決めている。
腹は括っているのだ。


ちなみに最初の話であるが、「暗闇の中をむやみに歩き回る生き方こそが素晴らしい」や「暗闇の中をむやみに歩き回ることにこそ、人生の味わいがある」という考え方を持つ人間には、僕は絶対に勝てない。

さすがに、そこまで腹は括れてないから。