「実は失敗しちゃったんだ」
ショウコちゃんはしょんぼりとそう言った。
その言葉を聞き、僕は耳を疑った。そして、鼻をヒクヒクと動かし、
“どこが失敗なんだい?この部屋に充満した香りは紛れもなくグラタン…それも極上のグラタンの香りじゃあないか!こんな香りを漂わせておいて、失敗だなんて、ショウコちゃんも人が悪いぜ”
と思った。
が、なかなかグラタンを出そうとしないショウコちゃん。
わかってない。
“成功だとか失敗だとか、そんなものを僕は求めちゃいない。僕が求めるのはただ一つ…そう君が作ったグラタンなんだ。”
って事を。
それでも、ショウコちゃんはグラタンを出そうとしない。
そりゃあそうだ。だって、僕はその事をショウコちゃんに伝えず思っているだけなんだから。全く僕ときたら、意・気・地・な・し!だぜ。
そんな意・気・地・な・し!な僕も遂に覚悟を決め、こう言った。
「失敗でも食べるよ(キノコ入りは例え成功したグラタンでも無理だけど)」
と。
奇跡。意・気・地・な・し!な僕がまさかの奇跡を起こした。いや、もしかしたらサンタさんが僕にくれたのかもな。勇気を。
そんな言葉を聞き、遂にショウコちゃんが動いた。
オーブンの中からグラタンを取り出した!
果たして本当に失敗作品なのか?!
というか、この僕は意気地なし過ぎやしないか?そのくせ、思っている事は結構大胆だぜ!
…とにかく、続く!!
ショウコちゃんはしょんぼりとそう言った。
その言葉を聞き、僕は耳を疑った。そして、鼻をヒクヒクと動かし、
“どこが失敗なんだい?この部屋に充満した香りは紛れもなくグラタン…それも極上のグラタンの香りじゃあないか!こんな香りを漂わせておいて、失敗だなんて、ショウコちゃんも人が悪いぜ”
と思った。
が、なかなかグラタンを出そうとしないショウコちゃん。
わかってない。
“成功だとか失敗だとか、そんなものを僕は求めちゃいない。僕が求めるのはただ一つ…そう君が作ったグラタンなんだ。”
って事を。
それでも、ショウコちゃんはグラタンを出そうとしない。
そりゃあそうだ。だって、僕はその事をショウコちゃんに伝えず思っているだけなんだから。全く僕ときたら、意・気・地・な・し!だぜ。
そんな意・気・地・な・し!な僕も遂に覚悟を決め、こう言った。
「失敗でも食べるよ(キノコ入りは例え成功したグラタンでも無理だけど)」
と。
奇跡。意・気・地・な・し!な僕がまさかの奇跡を起こした。いや、もしかしたらサンタさんが僕にくれたのかもな。勇気を。
そんな言葉を聞き、遂にショウコちゃんが動いた。
オーブンの中からグラタンを取り出した!
果たして本当に失敗作品なのか?!
というか、この僕は意気地なし過ぎやしないか?そのくせ、思っている事は結構大胆だぜ!
…とにかく、続く!!