にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

2013-06-30 16:40:18 | 美容
先週末、明るい窓際で自分の素肌を見てびっくりしました。

何ですか、これ。キタナイ。小皺、シミ、くすみ、発赤。毛穴も目立っています。もう50才だし仕方ないのでしょうが、正直言ってかなりショックでした。

発赤は何かが悪影響を与えているのかもしれない。そう考えて、使用するものを最小限に控えることにしました。

医者で処方された塗り薬をやめる。
化粧水の使用をやめる。代わりにミネラルウォーターを吹く。
その上からほんの1~2滴のオリーブオイルを使用する。
日焼け止めを塗る。
ファンデーションやチークといったメイクアップ化粧品の使用をやめる。

はい。すっぴんで出社であります。普段してるかしてないかわからないぐらいの化粧ですが、それでも全くのすっぴんだと(何だかねぇ)という感じです。『化粧なしでは外出できない』と言う人の気持ちを初めて理解しました。

そして1週間。同じように窓際に立ってみて、ちょっとはましになったと思うのは気のせいでしょうか。

化粧のしかたがわからないので、有償のメイクレッスンでも受けてくるつもりでしたが、当分延期です。暫くは素肌をいたわろうかと思います。


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夜と霧

2013-06-29 09:01:53 | 
フランクル『夜と霧』再読。

フランクルは精神科医。ナチス強制収容所に収容された時の体験を記しています。

初めて読んだのは学生の時。
それからほぼ30年、先日NHK『100分de名著』を見て、再度読む気になりました。

http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/14_frankl/

前回私が読んだのは、本当にこの本だったのでしょうか? 全く記憶にない世界が広がっています。
私がこの本を理解するには、30年が必要だったのかもしれません。読み進めるうちに、少しづつ自分の中に何か新しいものがひっそりと生まれ、それは未だに私の中に残っているのでした。

『行動的に生きることや安逸に生きることだけに意味があるのではない。そうではない。およそ生きることそのものに意味があるとすれば、苦しむことにも意味があるはずだ。苦しむこともまた生きることの一部なら、運命も死ぬことも生きることの一部なのだろう。苦悩と、そして死があってこそ、人間という存在ははじめて完全なものになるのだ。
おおかたの被収容者の心を悩ませていたのは、収容所を生きしのぐことができるか、という問いだった。生きしのげられないのなら、この苦しみのすべてには意味がない、というわけだ。しかし、わたしの心をさいなんでいたのは、これとは逆の問いだった。すなわち、わたしたちを取り巻くこのすべての苦しみや死には意味があるのか、という問いだ。もしも無意味だとしたら、収容所を生きしのぐことに意味などない』

『ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度転換することだ。わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない...生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ...生きるとはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない...だれも、そしてどんな運命も比類ない。どんな状況も二度と繰り返されない...人間は苦しみと向き合い、この苦しみに満ちた運命とともに全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。だれもその人から苦しみを取り除くことはできない。だれもその人の身代わりになって苦しみをとことん苦しむことはできない』 

ほとんど宗教です。人間は非人間的な苛酷な環境にあっても、ここまでの高みに到達できるものなのか。
フランクルは強制収容所という体験からこの本を記しましたが、現代を生きる私たちにも、苦しみの中でどう生きるべきなのかを指し示してくれる本です。

訳本には、霜山徳爾版と池田香代子版がありますが、池田版を強くお勧めします(霜山訳は判りにくい)。

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2013-06-23 20:10:33 | 映画・ドラマ
映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を観ました。

実は本命の映画を借りるついでに何気なく借りた映画でした。本命が酷かったので、気分直しに半ばヤケ気味に観始めたところ、すぐに映画に入り込んでしまいました。

9・11の事件で父親を亡くした少年が主人公。父親の部屋で1本の鍵を見つけた少年は、それが父親が残したメッセージと考え、鍵が入った封筒に書かれた「ブラック」という人名を頼りに、「鍵で開く物」を求めニューヨーク中を探し回ります。太陽の光や熱が地球に到達するには8分かかる。たとえ太陽が消滅しても、人類は8分間はその事実を知らない。パパが死んだ後のその8分間を永遠に引き延ばせるかもしれない、と...

少年はたくさんの「ブラックさん」に出会います。少年が「ブラックさん」から何かを受け取るだけでなく、少年との出会いがブラックさんに何かを残していきます。ついに鍵の謎を知る少年。彼は父親の死を受け入れ、母親との関係を結びなおしていきます。

少年が受けた心の傷、母親の悲しみ、苦しみ、両親の息子への愛情、多くの「ブラックさん」との触れ合い、そして物言わぬ「間借り人」。この「間借り人」のじいちゃんがまたいい。

多分にアメリカ的良心を描いているところはありますが、それはそれで私は泣けました。いや、泣くというより、しゃくりあげて泣き通しました。今日は1日中目が腫れています。

この少年は「アスペルガー症候群の疑いあり」ということで描かれており、「生意気でおしゃべりな少年に全く感情移入できなかった」という辛いレビューが多いようですが、私は(ちょっと生意気だけど何と可愛くて賢い子だ)と、全く違和感がありませんでした。図書館に本も予約しました。

久しぶりにEs mi estilo (私の好み)と思える作品。

ちなみに少年の父親役はトム・ハンクス、母親役はサンドラ・ブロック。でも観てる間、ちっとも気づかなかった。私の目は節穴か。
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化粧品選びとかぶれ

2013-06-22 12:26:05 | 美容
肌が弱いほうです。

金属アレルギーがあります。めっきものはもちろん、汗をかくとホワイトゴールドやシルバーでもかぶれます。
化粧品も、肌に合わないとすぐにブツブツができたり痒みが出たりします。

化粧品選びには慎重になりました。ノンケミカル系を選ぶのですが、トライアルセットを買っても一度に使いません。化粧水、オイル、石けん、日焼け止めと、一点づつ試します。でないと何か問題が発生した時に、何が原因なのかわからない。

今回は化粧水がだめでした。100%ノンケミなのですが、合わないものは合わないのですなぁ。

またおでこにブツブツが出ています。ヘナかガスール、どちらかが原因ではないかと疑っています。理由はおでこ以外にブツブツが出ていず、おでこに前髪がかかっているから。

ヘナが使えないなら、どうやって白髪を染めたらいいんでしょう。おばあちゃんになって全白髪ならまだしも、今の年齢で白髪がポツポツしていると老けて見えるのですよ。客先にも行くし。

困ったものだ。
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梅雨の晴れ間に

2013-06-22 11:39:59 | インポート
朝起きたら雨が降っていない。どころか陽が差しています。

晴れてる。お日さまが出てる。一気にテンションが上がり、久しぶりにストレッチをしました。

お日さまが出るだけで気持ちが切り替わります。

梅雨が明けたら暑い夏。島に行きたい。
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ピンホール症候群

2013-06-20 08:53:18 | インポート
出張から戻ってから気が抜けた状態。それが回復してきたかと思ったら今週はなんだかかったるい。

出社すれば仕事はしますし、それなりにテンションが上がるのですが、朝がダメですね。ストレッチもせずにギリギリまでベッドに横になっています。

でた~。ピンホール症候群。体のどこかに小さな穴が開いていて、そこから気が抜けていく現象。何が原因なんでしょうか。風邪?

というわけでブログも滞りがちです。

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空白を満たしなさい

2013-06-15 13:59:54 | 
平野啓一郎『空白を満たしなさい』読了。『私とは何か「個人」から「分人」へ』がなかなか面白かったのと、評判がよかったので期待していました。分人の考え方がこの小説のカギになっています。

世界各地で死んだはずの人間が生き返る現象が発生。主人公も自殺をした後、生き返る。本人は、自分がなぜ死んだかを知らない。家族から死因は自殺だったと打ち明けられるが、全く心当たりのない主人公は(実は自分は殺されたのではないか?)と、自分の死因を追求していく。

面白かったですよ。往復の電車はもちろん、踏切やエレベータ待ちの時間も読んだりしました。かなり読ませました。

でも読んだ後、何も残らなかった。これはライトノベル?ケータイ小説? 

実は、日々生きていく中でのひとつの物の見方を私はこの小説に期待していたのですが、死に対しても、自殺に対しても、生に対しても、表面を撫でる程度で実に浅薄。専ら「読み物であること」に徹しています。今の時代、多くの読者に読んでもらうためにはこのような形を取らざるを得ないのかと、穿った見方をしてしまいます。

Twitterを見ると『感動した』『重い』という若い人の声が多い。そう言った呟きを読むと、若い世代がどれだけ本を読まなくなって、ものを考えなくなっているのかを改めて思うと同時に、彼らが今の時代に感じている閉塞感に触れたようで、そちらの方が気になりました。

やっぱり図書館で予約が回ってくるのを待ってればよかったな。





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体を動かすということ

2013-06-15 13:12:02 | 体を動かす
水曜日、筋トレをしてきました。仕事が忙しかったのと出張で2回休んだため、3週間ぶりです。

どんなにキツイかと思ったのですがいや全然。
特に腹筋。この間まで負荷35で15回がきつかったのですが、全くの余裕です。15回の後で負荷を40に上げ、さらに数回行いました。

どうしたっけ、私?ボディヒーリングが効いているのかなぁ?

実はこのところボディヒーリング以外あんまり楽しくなくて、(ヨガも筋トレも行くのかったるい)と思っていたのですが、行けば違うものねぇ。

中年になると代謝が落ちます。それは身をもって感じます。若い時と同じだけ食べていると確実に太ります。まあ通常は若い時ほど食べられなくなって、食べる量が落ちますが。それでも私は何回か食べ過ぎが続くと体重が増えます。

いいじゃない、ちょっとぐらい太ったって。ええ、わかりますよ。でもそれを許しているとその「ちょっと」が積み重なって、パンツのサイズが上がっていくのです。かつての私がそうでした。ジーンズ26インチをはいていたのが、28になり、30になり、それから...ある時、もう戻れなくなってしまうのです。

私は基本なまけものなので、自分である程度強制しないとだらだらずるずるしてしまう方です。いつまでもベッドの中で寝ているのが好きですし。つい2日前など、無性に甘い物が食べたくなって、キットカットミニを買ってきて、1日に6個も食べてしまいました。1個約70キロカロリー、合計420キロカロリー。ほぼ一食分...体重は正直に結果を反映していました...

だから、今日も、ジムに行こう。

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2013-06-11 21:20:12 | インポート
出張から帰ってきてすぐ左肩の痛みがないことに気づいたのですが、また違和感が復活しつつあります。私は断言する。この原因は枕とにゃんこに違いない。

出張中、ホテルの枕は(え...)というぐらいフカフカの嵩高枕。しかも当たり前だが腕枕をせがむにゃんこはいない。そのどちらもが、いい影響を及ぼしたんだな。

今日デパートに枕を見に行ってきました。店員さんによると枕は3年が寿命、それを越えるとヘタってきて、少しでも高さが合わないと肩凝りなどの症状が出る場合があるとか。なんと、今の座布団枕を始めたのがほぼ3年強前。さてはヘタって高さが合わなくなったか。

だとすれば店員さんのアドバイスに従って、タオルを重ねればいいだけなのですが。でもやっぱり快適な枕がほしい~

お店で試させてもらった中で一番気持ちよかったのが、ロフテー ソフトクッションファイバー。はい、ホテルの枕が忘れられません。
http://loftyonlineshop.com/SHOP/69705/70852/list.html

もう少し色々試してみてから買おうと思います。でもにゃんこを腕枕するのはやめられません。だって可愛いんだもん。
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台湾、続き。翡翠

2013-06-09 21:45:06 | 
中華系の人は翡翠が好きです。台湾では女性が翡翠のバングルをしているのを見かけます。仏様を彫刻したペンダントを身につけている男性もいます。翡翠はお守りなのだとか。最近は日本や欧米の文化が浸透したせいか、若い女性が翡翠を身につけているのをあまり見かけなくなりました。

翡翠とは普通、硬玉(Jade)のことをさします。値段はピンきりです。そして真贋を見分けるのが非常に難しい。綺麗な色を出すために人工的に着色・加工したものが多い。私も何本か買いましたが、失敗したものもあります。今気に入ってつけているのは1本のみです。

今回も出張の空き時間にバングルを物色しましたが、(これは)というものはどの店でも100万円越え、200~300万円。
ぎょぎょ。一体どうしたっていうの? 0ひとつ、多いでしょ? 確かに翡翠はピンきりですが、ここまで高くなかったよ?
お店の人は口を揃えて、『中国人客が多く来て買い漁っているので、ここ何年か価格が高騰している』と言っていました。
中国人富裕層か。日本でも事情は同じだけど、それで一桁変わるか??? このならいで行けば、2年前に私が買った品は、今なら5~60万円が相場ってことかい?

私がまだ翡翠初心者だった頃、とてつもなく綺麗なA貨(Aクラス)の氷翡翠を見かけました。透明でほのかにピンクが入り、綺麗な泡が散っている。価格は当時で30万円。私は吃驚仰天、(眼福だ、見られただけで有難い)と思ったけれど、今から考えるとあれは安かった。

それにしても今回台北三越で見た300万円は、非常に素晴らしい一品でした。ミャンマー産で、綺麗な緑が何箇所かに入っている。帰国日、(買えないけど、もう一度見に行きたい。いや無駄だ、やめとけ。)と、何度も葛藤しましたよ。

私の祖母が翡翠好きでした。子どもの頃、(なんであんなババくさいもの)と思っていましたが、今じゃ自分も好きだという。

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