エル・カザド 第14話「メイプルリーフ」 2007/07/03 01:30 テレビ東京 感想です。
ストーリー:
森と湖に囲まれた山荘。
一見只の山荘だが、常に一人の少女を監視するための施設だった。
そこには、若き物理学博士ハインツ・シュナイダーと、検体である少女・エリスが暮らしていたのだ。
シュナイダー博士がエリスと暮らし初めて10年、成長と共に自我の芽生えていくエリス。
これまでエリスの変化に戸惑い続けるシュナイダー博士に、示唆を与えてきたローゼンバーグ。
やがて、シュナイダー博士とエリスは、研究者とその検体の立場を越えた感情を抱くようになる。
だが、それはローゼンバーグが仕組んだエリス覚醒への布石に過ぎなかった。
悲劇は突然やってくる、それは感謝祭の日。
ついにエリスはプレゼント共に、シュナイダー博士へ自分の気持ちをうち明ける。
博士も同じ気持ちであり、エリスの幸せを望む博士は、エリスを連れて遠くへ逃げようと決意する。
だが、その時。一発の銃弾が博士の命を奪うのだった………というお話。
レビューな感想:
今回のタイトルは「メイプルリーフ」(楓の葉っぱ)のことですよね。
これまでの法則を無視したタイトルの付け方は、やっぱり過去のお話だからなのでしょうね。
もしかすると、これからも過去編をやる場合はこんな風になるのかな。
そして、お話の本編。悲しいお話でした。思わず涙が出ちゃいましたよ。
やっぱり、シュナイダー博士はいい人だったのに、銃弾によって殺されちゃいました。
それでは、今週のエル・カザドの感想に入りたいと思います。

季節は春かな。始まりは、山と湖に囲まれた山荘から、
この場所って、たぶんカナダなんだと思うけれど、どうなのかな。
南米で山と湖に囲まれた所ってそこしか思いつかないの。
ここには、3、4歳くらいのエリスちゃんとシュナイダー博士の姿がありました。
なんか、検査をいやいやするエリスちゃんがすっごく可愛いよ。
検体に過ぎないエリスちゃんに、
自我あることを認めて素直に戸惑う博士は優しい人なんだね。
博士って、人との接し方に不慣れみたいで、ローゼンバーグの示唆でテディベアをあげたの。
そうしたら、素直に定期検査を受けてくれたよ。

この哲学的な演出。
まるでシュナイダー博士の頃の内を表しているような気がするの。
研究しかしらなかった博士さんらしい気がするの。
で、人間の運命。ここではプロジェクトリヴァイアサンを示唆しているのでしょうね。
人工魔女とか悪魔とか、結局そういうの生み出すのは人間なんだってことだね。
タイトルコールのあと、どうやら10年ほど経ったようです。
となると、エリスちゃんって、だいたい13とか14歳くらいかな。
最初、急に背が伸びて大人びてたからビックリしちゃった。
エリス「それが一番好き」
博士「すまない、勝手に入って…」
エリス「いいよ、別に…」
季節は冬。博士さん…勝手にエリスちゃんのお部屋に入ってたのね。
この様子からするといつものことなのかな。お部屋にはクマさん人形だらけで女の子の部屋って感じ。
その中でもエリスちゃんは博士がくれたクマさんがお気に入りみたい。

エリス「博士、似てないけど博士」
エリスちゃん、雪だるまで博士さんを作りました。
この時点で、特別な人になり始めてたみたいなの。
戸惑う博士さんがなんとなく可愛いなと思ったり。
エリスちゃんや博士にとって、この一瞬が存在の証なんだと重う。

季節は………夏かな。
ローゼンバーグ「どうやら闇に光が差し込んできたみたいですね。」
博士さん、いつのまにエリスちゃんのことを、
検体から彼女って呼び方に変わっていたの。
ローゼンバーグに指摘されて、自身でも驚いていたみたい。
この時から彼の中で、何かが芽生えていたのかもね。
それにしても、何やら企んでいそうなローゼンバーグが嫌ですね。
エリス「居なくなったから探したの。そしたらこうなってたの」
何者かによって、お気に入りのクマさんの縫いぐるみが壊されちゃった。
しかも、両手両足、頭……全身をバラバラにするという陰湿な壊し方なの。(怖)
エリスちゃんにとって、大好きな博士から貰ったものは特別大切なのに………。
ああ、大好きなクマさん壊されて、悲しみを一気に爆発させるエリスちゃん。

博士「やめるんだエリス」
エリスちゃんの中で何かが変わり、能力の発動したよ。
暴走気味だったエリスちゃんを抱き留めて止める博士さんですが、
ちょっとだけ複雑そうな顔をしています。
それはそうでしょう。この屋敷でこんなことをする奴といえば、
あのローゼンバーグしか居ませんからね。
ローゼンバーグ「素敵な夕暮れだ。」
案の定、窓の外にはローゼンバーグが潜んでました。
何がこの素敵だ!さっさと去れと言いたいです。
それにしても、エリスちゃんの初めての覚醒が、
大好きな物を破壊されたからっていうのが悲しい。
確かに、人間の感情で、悲しみ、怒り、憎しみは大きな力を生むことがあります。
ということは、それを利用してエリスちゃんを覚醒させようとしているのかも。
ますます、ローゼンバーグが嫌な奴になったぞ。
博士「本当だったんだ………。悪魔は実在した。………でも……。」
他の検体たちの同じく、ずっと力の片鱗が見えなかったエリスちゃんに、
普通の女の子と変わらないと思ってたのだから戸惑いを隠せない博士さん。
彼は、物理学者だけあって、科学で証明できない悪魔そのものを否定していたみたい。
でも、さすがに目の前でその力の片鱗を目のあたりにして、考えが変わったの。
けれど…この事でエリスちゃんに畏怖の念を感じることは無かったの。
それどころか、博士さん、自分が特別な感情を抱いていることに気づいたみたい。
長い間一緒に暮らしていて、大切に思うようになっていたんだね。

博士「いいぞ、エリス。この1ヶ月で発動までの時間が大幅に短縮された。」
ESPカードみたいなのを燃やす実験みたいです。
エリスちゃん、たった1ヶ月で力をコントロールできるようになってきたみたい。
それも、自分の意志でっていうのが凄いの。
ローゼンバーグ「独り占めか? 博士、後悔しますよ。」
3ヶ月間ずっと変わらなかった提出データが、たった1ヶ月で飛躍的に変わったことに、
すかさず突っ込みを入れるローゼンバーグ。国民の血税が使われた国家プロジェクトのようです。
さらに、気分転換にエリスちゃんを連れてどこかへ出かけてくればと提案する彼ですが、
検体に過ぎないから気遣う必要がないって断るの。でも、ローゼンバーグには怪しまれたみたい。
なんか、不吉な独り言を放つローゼンバーグがちょっと怖いの。
で、ローゼンバーグに嘘をついて二人っきりな博士さん。
博士さん、エリスちゃんを連れて湖畔までデートにいったよ。
水と戯れるエリスちゃんに見とれてるよ博士さん。
年齢からするとちょっとロリコンなんだけど、
博士だからいいやって感じになっちゃう。
なんか不思議だね。

BGMがっとっても素敵。
野生の鹿と戯れるエリスちゃん。
釣りを楽しむエリスちゃん。
普段の検査の毎日と違って自然な笑顔を振りまいているの。
これは、博士さんじゃなくても見とれちゃうよね。
最後は湖畔のレストランでデートなの。
エリスちゃんもなんかとっても嬉しそう。
二人だけの幸せな時間を過ごした二人は、日が暮れたころに帰宅。
それからはまた、研究者と検体という立場の毎日が続くの。
エリスちゃんへの愛を自覚した博士さん、検査漬けの毎日に何かを思ったみたい。

季節は巡って、紅葉季節。秋だね。楓の葉っぱが散ってるよ。
エリス「いや、いや。 やだ。」
検査漬けや実験の毎日に全身で拒絶するエリスちゃん。
きっと、あのハァハァってけっこう苦しいのかもしれない。
それに、検体としての検査漬けが一番嫌だったのかも。

エリス「やだ。もうそれ、やだ。」
博士「分かったもう検査はやめよう。今後はもうやらない。約束するよ。」
エリス「約束だよ。」
博士「ああ、約束だ。」
悲痛なエリスちゃんの叫びに耐えられなくなった博士さん。二度と検査をしなって約束したの。
そしたら、嬉しそうにエリスちゃんから博士に抱きついた!
戸惑う博士さんも抱き返すの。そのエリスちゃんは博士さんの腰に手をやってギュッてするの。
あれ?この構図って「隠す女」で、ナディさんとの抱擁と似ている気がするよ。
ああ、そっか。博士さんがエリスちゃんにとって大切な人になったわけだね。
ということは、現在のエリスちゃんにとって、
ナディさんは博士さんと同じ位置にあってことだよね。
なんとなく不安を感じるのは気のせいかな。
だって、これまでずっとローゼンバーグの思惑通りな気がしてなんか嫌なんだもん。
なんかさ。なんとなくなんだけども。
大切な人を失った悲しみで、エリスちゃんを覚醒させようとしてるような気がするの。
今見ているのは、過去のお話であって、現在の博士さんが亡くなっているのだから余計にね。
エリスちゃん達の願いは単純、大切な人との穏やかな生活。
けれど、ローゼンバーグや国家の思惑が、複雑にしちゃってるの。(悲)

そして、運命の感謝祭当日を迎えました。(悲)
ここでもBGM使い方がすっごくいいの。
あれから、もう苦しい検査も実験もしていないみたい。
エリスちゃんと博士さん新婚さんみたいに幸せそう。
博士さんが感謝祭のパーティーを開くことにしたみたい。もちろん二人だけのね。
でもって、エリスちゃんにとっは初めて感謝祭なんだって。
エリス「プレゼント。 好きだから。 好きだから。」
博士「ありがとうエリス。」
突然のエリスちゃんの愛の告白に戸惑いながらも嬉しそうな博士さん。
ずっと、研究一筋だった彼にとって、エリスちゃんは闇に差した光だったかもしれない。
それは、逆を返せば、検体として生きてきたエリスちゃんにとっても同じ。
博士「決めたよ。ここを出よう。二人でどこかへ行こう。」
エリス「いいよ。」
それは、博士のエリスちゃんの告白への答え。
愛する者をただ純粋に守りたいと思った、一途な博士の想い。
これまでの名声や地位を全て捨ててもいいと思った覚悟。
エリスちゃんはこれからの幸せな毎日を夢見たに違いないの。
でも、運命のその時がだんだん近づいてきていて………。
この後の悲劇がわかてるから、もう…なんが涙腺潤んじゃった。

二人のシルエットが近づいて………重なり合おうとしていた………。
その時………。
山荘の前には一台の黒塗りの車が横付けされて………。
一人の男が楓の葉っぱを踏み潰すように降り立ちます。
革靴とズボンの一部しか見えないので人物は特定できない。
なんというか、話の流れというか………、
これまでの関わりから考えるとローゼンバーグなんじゃないかと…思うの。
背広のズボンとか、革靴とか見てるそうじゃないかなぁってさ。
エリスちゃんからプレゼントを受け取る博士さん。
幸せな時間。二人は見つめ合って………。
一発の銃声。ブラックアウト。
テーブルの上の壊れた眼鏡………。
これは雪だるまに使われた奴ですね。
えっと………い、いまの何?何が起こったの? ここで、終わりです…。
このシーンって、「呪う(まじなう)女」でナターリアさんが、
その超能力で読みとったエリスちゃんの過去の手前なんですよね。
となると、やっぱりナターリアさんは博士を銃撃した相手を知ったってことになりますね。
この後のエリスちゃんは、目の前で博士さんを失ったショックから、
能力を発動、全ての記憶を失うことになるってこと。
それほと、博士さんが大切だったてことだったね。
博士さん、ただエリスちゃんを守りたかっただけなのに、悲しすぎるの。
まさかさ。ローゼンバーグがリカルドさんにエリスちゃんを含めてナディさんを守らせてるのって、
エリスちゃんがナディさんと仲良くなるのを待っていたんじゃないよね。
で、博士と同じようにナディさんを目の前で消して、
今度こそ悲しみのショックで、失なわれた記憶と共に、能力の制御を覚醒させる。
その為に、エル・エーを野に放ったんじゃないよね。
なんか嫌な感じだよ。
もう、終わった後も悲しい気持ちで一杯だった。
まさか、エル・カザドがこんな泣ける作品になるなんて思わなかったよ。
でも………次回予告でそんなの飛ばされてしまうんだな。

次回予告。「逆らう女」だって。
あらら、リカルドさんに銃を突きつけられるナディさん。
でも、表情から、敵意はなさそうだね。
なぜか温泉。水着。ポニーテールなナディさん。あの髪、どうやってまとめてるの?
それになんか、ナディさんの胸に膨らみが、谷間があるんですけど。(笑)
ブルーアイズと反発するナディさん。
「逆らう女」の意味はきっとこれなんでしょう。
気づいたら周囲は敵ばかり、ナディさん、この先大丈夫なのでしょうか。
おや、変態・エル・エーくんと紳士リカルドさんの再対決もあるみたい。
なんだか凄いことになってそうだね。
一見只の山荘だが、常に一人の少女を監視するための施設だった。
そこには、若き物理学博士ハインツ・シュナイダーと、検体である少女・エリスが暮らしていたのだ。
シュナイダー博士がエリスと暮らし初めて10年、成長と共に自我の芽生えていくエリス。
これまでエリスの変化に戸惑い続けるシュナイダー博士に、示唆を与えてきたローゼンバーグ。
やがて、シュナイダー博士とエリスは、研究者とその検体の立場を越えた感情を抱くようになる。
だが、それはローゼンバーグが仕組んだエリス覚醒への布石に過ぎなかった。
悲劇は突然やってくる、それは感謝祭の日。
ついにエリスはプレゼント共に、シュナイダー博士へ自分の気持ちをうち明ける。
博士も同じ気持ちであり、エリスの幸せを望む博士は、エリスを連れて遠くへ逃げようと決意する。
だが、その時。一発の銃弾が博士の命を奪うのだった………というお話。
レビューな感想:
今回のタイトルは「メイプルリーフ」(楓の葉っぱ)のことですよね。
これまでの法則を無視したタイトルの付け方は、やっぱり過去のお話だからなのでしょうね。
もしかすると、これからも過去編をやる場合はこんな風になるのかな。
そして、お話の本編。悲しいお話でした。思わず涙が出ちゃいましたよ。
やっぱり、シュナイダー博士はいい人だったのに、銃弾によって殺されちゃいました。
それでは、今週のエル・カザドの感想に入りたいと思います。

季節は春かな。始まりは、山と湖に囲まれた山荘から、
この場所って、たぶんカナダなんだと思うけれど、どうなのかな。
南米で山と湖に囲まれた所ってそこしか思いつかないの。
ここには、3、4歳くらいのエリスちゃんとシュナイダー博士の姿がありました。
なんか、検査をいやいやするエリスちゃんがすっごく可愛いよ。
検体に過ぎないエリスちゃんに、
自我あることを認めて素直に戸惑う博士は優しい人なんだね。
博士って、人との接し方に不慣れみたいで、ローゼンバーグの示唆でテディベアをあげたの。
そうしたら、素直に定期検査を受けてくれたよ。

この哲学的な演出。
まるでシュナイダー博士の頃の内を表しているような気がするの。
研究しかしらなかった博士さんらしい気がするの。
で、人間の運命。ここではプロジェクトリヴァイアサンを示唆しているのでしょうね。
人工魔女とか悪魔とか、結局そういうの生み出すのは人間なんだってことだね。
タイトルコールのあと、どうやら10年ほど経ったようです。
となると、エリスちゃんって、だいたい13とか14歳くらいかな。
最初、急に背が伸びて大人びてたからビックリしちゃった。
エリス「それが一番好き」
博士「すまない、勝手に入って…」
エリス「いいよ、別に…」
季節は冬。博士さん…勝手にエリスちゃんのお部屋に入ってたのね。
この様子からするといつものことなのかな。お部屋にはクマさん人形だらけで女の子の部屋って感じ。
その中でもエリスちゃんは博士がくれたクマさんがお気に入りみたい。

エリス「博士、似てないけど博士」
エリスちゃん、雪だるまで博士さんを作りました。
この時点で、特別な人になり始めてたみたいなの。
戸惑う博士さんがなんとなく可愛いなと思ったり。
エリスちゃんや博士にとって、この一瞬が存在の証なんだと重う。

季節は………夏かな。
ローゼンバーグ「どうやら闇に光が差し込んできたみたいですね。」
博士さん、いつのまにエリスちゃんのことを、
検体から彼女って呼び方に変わっていたの。
ローゼンバーグに指摘されて、自身でも驚いていたみたい。
この時から彼の中で、何かが芽生えていたのかもね。
それにしても、何やら企んでいそうなローゼンバーグが嫌ですね。
エリス「居なくなったから探したの。そしたらこうなってたの」
何者かによって、お気に入りのクマさんの縫いぐるみが壊されちゃった。
しかも、両手両足、頭……全身をバラバラにするという陰湿な壊し方なの。(怖)
エリスちゃんにとって、大好きな博士から貰ったものは特別大切なのに………。
ああ、大好きなクマさん壊されて、悲しみを一気に爆発させるエリスちゃん。

博士「やめるんだエリス」
エリスちゃんの中で何かが変わり、能力の発動したよ。
暴走気味だったエリスちゃんを抱き留めて止める博士さんですが、
ちょっとだけ複雑そうな顔をしています。
それはそうでしょう。この屋敷でこんなことをする奴といえば、
あのローゼンバーグしか居ませんからね。
ローゼンバーグ「素敵な夕暮れだ。」
案の定、窓の外にはローゼンバーグが潜んでました。
何がこの素敵だ!さっさと去れと言いたいです。
それにしても、エリスちゃんの初めての覚醒が、
大好きな物を破壊されたからっていうのが悲しい。
確かに、人間の感情で、悲しみ、怒り、憎しみは大きな力を生むことがあります。
ということは、それを利用してエリスちゃんを覚醒させようとしているのかも。
ますます、ローゼンバーグが嫌な奴になったぞ。
博士「本当だったんだ………。悪魔は実在した。………でも……。」
他の検体たちの同じく、ずっと力の片鱗が見えなかったエリスちゃんに、
普通の女の子と変わらないと思ってたのだから戸惑いを隠せない博士さん。
彼は、物理学者だけあって、科学で証明できない悪魔そのものを否定していたみたい。
でも、さすがに目の前でその力の片鱗を目のあたりにして、考えが変わったの。
けれど…この事でエリスちゃんに畏怖の念を感じることは無かったの。
それどころか、博士さん、自分が特別な感情を抱いていることに気づいたみたい。
長い間一緒に暮らしていて、大切に思うようになっていたんだね。

博士「いいぞ、エリス。この1ヶ月で発動までの時間が大幅に短縮された。」
ESPカードみたいなのを燃やす実験みたいです。
エリスちゃん、たった1ヶ月で力をコントロールできるようになってきたみたい。
それも、自分の意志でっていうのが凄いの。
ローゼンバーグ「独り占めか? 博士、後悔しますよ。」
3ヶ月間ずっと変わらなかった提出データが、たった1ヶ月で飛躍的に変わったことに、
すかさず突っ込みを入れるローゼンバーグ。国民の血税が使われた国家プロジェクトのようです。
さらに、気分転換にエリスちゃんを連れてどこかへ出かけてくればと提案する彼ですが、
検体に過ぎないから気遣う必要がないって断るの。でも、ローゼンバーグには怪しまれたみたい。
なんか、不吉な独り言を放つローゼンバーグがちょっと怖いの。
で、ローゼンバーグに嘘をついて二人っきりな博士さん。
博士さん、エリスちゃんを連れて湖畔までデートにいったよ。
水と戯れるエリスちゃんに見とれてるよ博士さん。
年齢からするとちょっとロリコンなんだけど、
博士だからいいやって感じになっちゃう。
なんか不思議だね。

BGMがっとっても素敵。
野生の鹿と戯れるエリスちゃん。
釣りを楽しむエリスちゃん。
普段の検査の毎日と違って自然な笑顔を振りまいているの。
これは、博士さんじゃなくても見とれちゃうよね。
最後は湖畔のレストランでデートなの。
エリスちゃんもなんかとっても嬉しそう。
二人だけの幸せな時間を過ごした二人は、日が暮れたころに帰宅。
それからはまた、研究者と検体という立場の毎日が続くの。
エリスちゃんへの愛を自覚した博士さん、検査漬けの毎日に何かを思ったみたい。

季節は巡って、紅葉季節。秋だね。楓の葉っぱが散ってるよ。
エリス「いや、いや。 やだ。」
検査漬けや実験の毎日に全身で拒絶するエリスちゃん。
きっと、あのハァハァってけっこう苦しいのかもしれない。
それに、検体としての検査漬けが一番嫌だったのかも。

エリス「やだ。もうそれ、やだ。」
博士「分かったもう検査はやめよう。今後はもうやらない。約束するよ。」
エリス「約束だよ。」
博士「ああ、約束だ。」
悲痛なエリスちゃんの叫びに耐えられなくなった博士さん。二度と検査をしなって約束したの。
そしたら、嬉しそうにエリスちゃんから博士に抱きついた!
戸惑う博士さんも抱き返すの。そのエリスちゃんは博士さんの腰に手をやってギュッてするの。
あれ?この構図って「隠す女」で、ナディさんとの抱擁と似ている気がするよ。
ああ、そっか。博士さんがエリスちゃんにとって大切な人になったわけだね。
ということは、現在のエリスちゃんにとって、
ナディさんは博士さんと同じ位置にあってことだよね。
なんとなく不安を感じるのは気のせいかな。
だって、これまでずっとローゼンバーグの思惑通りな気がしてなんか嫌なんだもん。
なんかさ。なんとなくなんだけども。
大切な人を失った悲しみで、エリスちゃんを覚醒させようとしてるような気がするの。
今見ているのは、過去のお話であって、現在の博士さんが亡くなっているのだから余計にね。
エリスちゃん達の願いは単純、大切な人との穏やかな生活。
けれど、ローゼンバーグや国家の思惑が、複雑にしちゃってるの。(悲)

そして、運命の感謝祭当日を迎えました。(悲)
ここでもBGM使い方がすっごくいいの。
あれから、もう苦しい検査も実験もしていないみたい。
エリスちゃんと博士さん新婚さんみたいに幸せそう。
博士さんが感謝祭のパーティーを開くことにしたみたい。もちろん二人だけのね。
でもって、エリスちゃんにとっは初めて感謝祭なんだって。
エリス「プレゼント。 好きだから。 好きだから。」
博士「ありがとうエリス。」
突然のエリスちゃんの愛の告白に戸惑いながらも嬉しそうな博士さん。
ずっと、研究一筋だった彼にとって、エリスちゃんは闇に差した光だったかもしれない。
それは、逆を返せば、検体として生きてきたエリスちゃんにとっても同じ。
博士「決めたよ。ここを出よう。二人でどこかへ行こう。」
エリス「いいよ。」
それは、博士のエリスちゃんの告白への答え。
愛する者をただ純粋に守りたいと思った、一途な博士の想い。
これまでの名声や地位を全て捨ててもいいと思った覚悟。
エリスちゃんはこれからの幸せな毎日を夢見たに違いないの。
でも、運命のその時がだんだん近づいてきていて………。
この後の悲劇がわかてるから、もう…なんが涙腺潤んじゃった。

二人のシルエットが近づいて………重なり合おうとしていた………。
その時………。
山荘の前には一台の黒塗りの車が横付けされて………。
一人の男が楓の葉っぱを踏み潰すように降り立ちます。
革靴とズボンの一部しか見えないので人物は特定できない。
なんというか、話の流れというか………、
これまでの関わりから考えるとローゼンバーグなんじゃないかと…思うの。
背広のズボンとか、革靴とか見てるそうじゃないかなぁってさ。
エリスちゃんからプレゼントを受け取る博士さん。
幸せな時間。二人は見つめ合って………。
一発の銃声。ブラックアウト。
テーブルの上の壊れた眼鏡………。
これは雪だるまに使われた奴ですね。
えっと………い、いまの何?何が起こったの? ここで、終わりです…。
このシーンって、「呪う(まじなう)女」でナターリアさんが、
その超能力で読みとったエリスちゃんの過去の手前なんですよね。
となると、やっぱりナターリアさんは博士を銃撃した相手を知ったってことになりますね。
この後のエリスちゃんは、目の前で博士さんを失ったショックから、
能力を発動、全ての記憶を失うことになるってこと。
それほと、博士さんが大切だったてことだったね。
博士さん、ただエリスちゃんを守りたかっただけなのに、悲しすぎるの。
まさかさ。ローゼンバーグがリカルドさんにエリスちゃんを含めてナディさんを守らせてるのって、
エリスちゃんがナディさんと仲良くなるのを待っていたんじゃないよね。
で、博士と同じようにナディさんを目の前で消して、
今度こそ悲しみのショックで、失なわれた記憶と共に、能力の制御を覚醒させる。
その為に、エル・エーを野に放ったんじゃないよね。
なんか嫌な感じだよ。
もう、終わった後も悲しい気持ちで一杯だった。
まさか、エル・カザドがこんな泣ける作品になるなんて思わなかったよ。
でも………次回予告でそんなの飛ばされてしまうんだな。

次回予告。「逆らう女」だって。
あらら、リカルドさんに銃を突きつけられるナディさん。
でも、表情から、敵意はなさそうだね。
なぜか温泉。水着。ポニーテールなナディさん。あの髪、どうやってまとめてるの?
それになんか、ナディさんの胸に膨らみが、谷間があるんですけど。(笑)
ブルーアイズと反発するナディさん。
「逆らう女」の意味はきっとこれなんでしょう。
気づいたら周囲は敵ばかり、ナディさん、この先大丈夫なのでしょうか。
おや、変態・エル・エーくんと紳士リカルドさんの再対決もあるみたい。
なんだか凄いことになってそうだね。
過去記事:
エル・カザド 第13話「隠す女」 (Aパート)
エル・カザド 第13話「隠す女」 (Bパート)
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お騒がせしました。
博士のエリスへの想いって、親子愛、女性への愛情、どちらか分からないですね。まぁ、博士には今までそんな感情がなたったようですし。
>エリスちゃんがナディさんと仲良くなるのを待っていたんじゃないよね。
藍麦の予想では、博士を失ったローゼンバーグは、エリスが本格的に覚醒するのを待っているんではないかと思いますよ。
そうすると、しおんりんくさんの考えのように、ナディと仲よくなったころを見計らってっていういやな予想も成り立つんですが。
やはり、子は親に似るということなのかも。
だから、あんなねちっこい正確になっちゃたんだね。(苦笑)
>お騒がせしました。
いえいえ、こちらこそ。
ずっと出来ていたのが急に出来なくなっちゃうと
落ち着かなくなっちゃいますもんね。
それにしても、裏でいろんなのが動いているのね。
>博士のエリスへの想いって、親子愛、女性への愛情、どちらか分からないですね。まぁ、博士には今までそんな感情がなたったようですし。
たぶん、お互いに両方だったのでは。
ある意味、環境が偏っていたのは二人とも同じでしたし、
欠如した感情が生まれた瞬間、
それが初恋にも似た感情にを生み出したのかも。
それでも、二人がお互いを思い合っていたことは
事実だったので、ローゼンバーグのやり方は酷い。
>藍麦の予想では、博士を失ったローゼンバーグは、エリスが本格的に覚醒するのを待っているんではないかと思いますよ。
そうですね。
エリスの覚醒待っているというというのも自然な感じがします。
そういえば、いずれ自在に能力が使えるようになるようなことを
「隠す女」でエル・エーが語ってましたね。
>そうすると、しおんりんくさんの考えのように、ナディと仲よくなったころを見計らってっていういやな予想も成り立つんですが。
ナディさんを狙うってことがないとしても、
それに近いことはあるかもしれないね。
その辺りは、ローゼンバーグの今後の動き次第ですね。
今のところ、いまいち彼の真意がつかめないのよね。
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