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ゆうつなあまいゆうわく。

日々の思ったことを語るブログです。世の中のニュース、芸能、アニメ、ドラマ、など幅広く感想を述べるかもしれません。

エル・カザド 第14話「メイプルリーフ」 感想です。

2007年07月04日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド

エル・カザド 第14話「メイプルリーフ」 2007/07/03 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー:

森と湖に囲まれた山荘。
一見只の山荘だが、常に一人の少女を監視するための施設だった。
そこには、若き物理学博士ハインツ・シュナイダーと、検体である少女・エリスが暮らしていたのだ。
シュナイダー博士がエリスと暮らし初めて10年、成長と共に自我の芽生えていくエリス。
これまでエリスの変化に戸惑い続けるシュナイダー博士に、示唆を与えてきたローゼンバーグ。
やがて、シュナイダー博士とエリスは、研究者とその検体の立場を越えた感情を抱くようになる。
だが、それはローゼンバーグが仕組んだエリス覚醒への布石に過ぎなかった。
悲劇は突然やってくる、それは感謝祭の日。
ついにエリスはプレゼント共に、シュナイダー博士へ自分の気持ちをうち明ける。
博士も同じ気持ちであり、エリスの幸せを望む博士は、エリスを連れて遠くへ逃げようと決意する。
だが、その時。一発の銃弾が博士の命を奪うのだった………というお話。

レビューな感想:

今回のタイトルは「メイプルリーフ」(楓の葉っぱ)のことですよね。
これまでの法則を無視したタイトルの付け方は、やっぱり過去のお話だからなのでしょうね。
もしかすると、これからも過去編をやる場合はこんな風になるのかな。
そして、お話の本編。悲しいお話でした。思わず涙が出ちゃいましたよ。
やっぱり、シュナイダー博士はいい人だったのに、銃弾によって殺されちゃいました。

それでは、今週のエル・カザドの感想に入りたいと思います。



季節は春かな。始まりは、山と湖に囲まれた山荘から、
この場所って、たぶんカナダなんだと思うけれど、どうなのかな。
南米で山と湖に囲まれた所ってそこしか思いつかないの。
ここには、3、4歳くらいのエリスちゃんとシュナイダー博士の姿がありました。
なんか、検査をいやいやするエリスちゃんがすっごく可愛いよ。

検体に過ぎないエリスちゃんに、
自我あることを認めて素直に戸惑う博士は優しい人なんだね。
博士って、人との接し方に不慣れみたいで、ローゼンバーグの示唆でテディベアをあげたの。
そうしたら、素直に定期検査を受けてくれたよ。



この哲学的な演出。
まるでシュナイダー博士の頃の内を表しているような気がするの。
研究しかしらなかった博士さんらしい気がするの。

で、人間の運命。ここではプロジェクトリヴァイアサンを示唆しているのでしょうね。
人工魔女とか悪魔とか、結局そういうの生み出すのは人間なんだってことだね。

タイトルコールのあと、どうやら10年ほど経ったようです。
となると、エリスちゃんって、だいたい13とか14歳くらいかな。
最初、急に背が伸びて大人びてたからビックリしちゃった。

エリス「それが一番好き」
 博士「すまない、勝手に入って…」
エリス「いいよ、別に…」

季節は冬。博士さん…勝手にエリスちゃんのお部屋に入ってたのね。
この様子からするといつものことなのかな。お部屋にはクマさん人形だらけで女の子の部屋って感じ。
その中でもエリスちゃんは博士がくれたクマさんがお気に入りみたい。



エリス「博士、似てないけど博士」

エリスちゃん、雪だるまで博士さんを作りました。
この時点で、特別な人になり始めてたみたいなの。
戸惑う博士さんがなんとなく可愛いなと思ったり。

エリスちゃんや博士にとって、この一瞬が存在の証なんだと重う。



季節は………夏かな。

ローゼンバーグ「どうやら闇に光が差し込んできたみたいですね。」

博士さん、いつのまにエリスちゃんのことを、
検体から彼女って呼び方に変わっていたの。
ローゼンバーグに指摘されて、自身でも驚いていたみたい。
この時から彼の中で、何かが芽生えていたのかもね。

それにしても、何やら企んでいそうなローゼンバーグが嫌ですね。

エリス「居なくなったから探したの。そしたらこうなってたの」

何者かによって、お気に入りのクマさんの縫いぐるみが壊されちゃった。
しかも、両手両足、頭……全身をバラバラにするという陰湿な壊し方なの。(怖)

エリスちゃんにとって、大好きな博士から貰ったものは特別大切なのに………。
ああ、大好きなクマさん壊されて、悲しみを一気に爆発させるエリスちゃん。



博士「やめるんだエリス」

エリスちゃんの中で何かが変わり、能力の発動したよ。
暴走気味だったエリスちゃんを抱き留めて止める博士さんですが、
ちょっとだけ複雑そうな顔をしています。
それはそうでしょう。この屋敷でこんなことをする奴といえば、
あのローゼンバーグしか居ませんからね。

ローゼンバーグ「素敵な夕暮れだ。」

案の定、窓の外にはローゼンバーグが潜んでました。
何がこの素敵だ!さっさと去れと言いたいです。
それにしても、エリスちゃんの初めての覚醒が、
大好きな物を破壊されたからっていうのが悲しい。

確かに、人間の感情で、悲しみ、怒り、憎しみは大きな力を生むことがあります。
ということは、それを利用してエリスちゃんを覚醒させようとしているのかも。
ますます、ローゼンバーグが嫌な奴になったぞ。

博士「本当だったんだ………。悪魔は実在した。………でも……。」

他の検体たちの同じく、ずっと力の片鱗が見えなかったエリスちゃんに、
普通の女の子と変わらないと思ってたのだから戸惑いを隠せない博士さん。
彼は、物理学者だけあって、科学で証明できない悪魔そのものを否定していたみたい。
でも、さすがに目の前でその力の片鱗を目のあたりにして、考えが変わったの。

けれど…この事でエリスちゃんに畏怖の念を感じることは無かったの。
それどころか、博士さん、自分が特別な感情を抱いていることに気づいたみたい。
長い間一緒に暮らしていて、大切に思うようになっていたんだね。



博士「いいぞ、エリス。この1ヶ月で発動までの時間が大幅に短縮された。」

ESPカードみたいなのを燃やす実験みたいです。
エリスちゃん、たった1ヶ月で力をコントロールできるようになってきたみたい。
それも、自分の意志でっていうのが凄いの。

ローゼンバーグ「独り占めか? 博士、後悔しますよ。」

3ヶ月間ずっと変わらなかった提出データが、たった1ヶ月で飛躍的に変わったことに、
すかさず突っ込みを入れるローゼンバーグ。国民の血税が使われた国家プロジェクトのようです。
さらに、気分転換にエリスちゃんを連れてどこかへ出かけてくればと提案する彼ですが、
検体に過ぎないから気遣う必要がないって断るの。でも、ローゼンバーグには怪しまれたみたい。

なんか、不吉な独り言を放つローゼンバーグがちょっと怖いの。

で、ローゼンバーグに嘘をついて二人っきりな博士さん。
博士さん、エリスちゃんを連れて湖畔までデートにいったよ。
水と戯れるエリスちゃんに見とれてるよ博士さん。
年齢からするとちょっとロリコンなんだけど、
博士だからいいやって感じになっちゃう。
なんか不思議だね。



BGMがっとっても素敵。
野生の鹿と戯れるエリスちゃん。
釣りを楽しむエリスちゃん。
普段の検査の毎日と違って自然な笑顔を振りまいているの。
これは、博士さんじゃなくても見とれちゃうよね。

最後は湖畔のレストランでデートなの。
エリスちゃんもなんかとっても嬉しそう。

二人だけの幸せな時間を過ごした二人は、日が暮れたころに帰宅。
それからはまた、研究者と検体という立場の毎日が続くの。
エリスちゃんへの愛を自覚した博士さん、検査漬けの毎日に何かを思ったみたい。



季節は巡って、紅葉季節。秋だね。楓の葉っぱが散ってるよ。

エリス「いや、いや。 やだ。」

検査漬けや実験の毎日に全身で拒絶するエリスちゃん。
きっと、あのハァハァってけっこう苦しいのかもしれない。
それに、検体としての検査漬けが一番嫌だったのかも。



エリス「やだ。もうそれ、やだ。」
 博士「分かったもう検査はやめよう。今後はもうやらない。約束するよ。」
エリス「約束だよ。」
 博士「ああ、約束だ。」

悲痛なエリスちゃんの叫びに耐えられなくなった博士さん。二度と検査をしなって約束したの。
そしたら、嬉しそうにエリスちゃんから博士に抱きついた!
戸惑う博士さんも抱き返すの。そのエリスちゃんは博士さんの腰に手をやってギュッてするの。

あれ?この構図って「隠す女」で、ナディさんとの抱擁と似ている気がするよ。
ああ、そっか。博士さんがエリスちゃんにとって大切な人になったわけだね。

ということは、現在のエリスちゃんにとって、
ナディさんは博士さんと同じ位置にあってことだよね。
なんとなく不安を感じるのは気のせいかな。

だって、これまでずっとローゼンバーグの思惑通りな気がしてなんか嫌なんだもん。

なんかさ。なんとなくなんだけども。
大切な人を失った悲しみで、エリスちゃんを覚醒させようとしてるような気がするの。
今見ているのは、過去のお話であって、現在の博士さんが亡くなっているのだから余計にね。
エリスちゃん達の願いは単純、大切な人との穏やかな生活。
けれど、ローゼンバーグや国家の思惑が、複雑にしちゃってるの。(悲)



そして、運命の感謝祭当日を迎えました。(悲)

ここでもBGM使い方がすっごくいいの。
あれから、もう苦しい検査も実験もしていないみたい。
エリスちゃんと博士さん新婚さんみたいに幸せそう。
博士さんが感謝祭のパーティーを開くことにしたみたい。もちろん二人だけのね。
でもって、エリスちゃんにとっは初めて感謝祭なんだって。

エリス「プレゼント。 好きだから。 好きだから。」
 博士「ありがとうエリス。」

突然のエリスちゃんの愛の告白に戸惑いながらも嬉しそうな博士さん。
ずっと、研究一筋だった彼にとって、エリスちゃんは闇に差した光だったかもしれない。
それは、逆を返せば、検体として生きてきたエリスちゃんにとっても同じ。

 博士「決めたよ。ここを出よう。二人でどこかへ行こう。」
エリス「いいよ。」

それは、博士のエリスちゃんの告白への答え。
愛する者をただ純粋に守りたいと思った、一途な博士の想い。
これまでの名声や地位を全て捨ててもいいと思った覚悟。
エリスちゃんはこれからの幸せな毎日を夢見たに違いないの。

でも、運命のその時がだんだん近づいてきていて………。
この後の悲劇がわかてるから、もう…なんが涙腺潤んじゃった。




二人のシルエットが近づいて………重なり合おうとしていた………。

その時………。
山荘の前には一台の黒塗りの車が横付けされて………。
一人の男が楓の葉っぱを踏み潰すように降り立ちます。
革靴とズボンの一部しか見えないので人物は特定できない。

なんというか、話の流れというか………、
これまでの関わりから考えるとローゼンバーグなんじゃないかと…思うの。
背広のズボンとか、革靴とか見てるそうじゃないかなぁってさ。

エリスちゃんからプレゼントを受け取る博士さん。

幸せな時間。二人は見つめ合って………。

一発の銃声。ブラックアウト。

テーブルの上の壊れた眼鏡………。
これは雪だるまに使われた奴ですね。

えっと………い、いまの何?何が起こったの? ここで、終わりです…。

このシーンって、「呪う(まじなう)女」でナターリアさんが、
その超能力で読みとったエリスちゃんの過去の手前なんですよね。
となると、やっぱりナターリアさんは博士を銃撃した相手を知ったってことになりますね。
この後のエリスちゃんは、目の前で博士さんを失ったショックから、
能力を発動、全ての記憶を失うことになるってこと。

それほと、博士さんが大切だったてことだったね。
博士さん、ただエリスちゃんを守りたかっただけなのに、悲しすぎるの。
まさかさ。ローゼンバーグがリカルドさんにエリスちゃんを含めてナディさんを守らせてるのって、
エリスちゃんがナディさんと仲良くなるのを待っていたんじゃないよね。

で、博士と同じようにナディさんを目の前で消して、
今度こそ悲しみのショックで、失なわれた記憶と共に、能力の制御を覚醒させる。
その為に、エル・エーを野に放ったんじゃないよね。

なんか嫌な感じだよ。

もう、終わった後も悲しい気持ちで一杯だった。
まさか、エル・カザドがこんな泣ける作品になるなんて思わなかったよ。
でも………次回予告でそんなの飛ばされてしまうんだな。



次回予告。「逆らう女」だって。
あらら、リカルドさんに銃を突きつけられるナディさん。
でも、表情から、敵意はなさそうだね。
なぜか温泉。水着。ポニーテールなナディさん。あの髪、どうやってまとめてるの?
それになんか、ナディさんの胸に膨らみが、谷間があるんですけど。(笑)
ブルーアイズと反発するナディさん。
「逆らう女」の意味はきっとこれなんでしょう。
気づいたら周囲は敵ばかり、ナディさん、この先大丈夫なのでしょうか。
おや、変態・エル・エーくんと紳士リカルドさんの再対決もあるみたい。
なんだか凄いことになってそうだね。


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過去記事:
 エル・カザド 第13話「隠す女」 (Aパート)
 エル・カザド 第13話「隠す女」 (Bパート)
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エル・カザド 第13話「隠す女」 (Bパート) 感想です。

2007年06月26日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド

エル・カザド 第13話「隠す女」 (Aパート) 2007/06/26 01:30 テレビ東京感想です。

ストーリー(Bパート):

中央に塔のある施設に向かったエリスの目の前に現れたエル・エー。
彼から自身の出生の秘密を聞かされるも、シュナイダー博士の死の真相は聞き出せなかった。
その頃。エリスを探しながら施設に迷い込んだナディは、ここで多くの人工魔女が生み出されは、
処分されていったことを知る。非人道的な研究に怒りを抑えられないナディ。
一緒に行こうというエル・エーに拒絶の意を伝えたエリスは、ナディと無事再会。
心配するナディにあやまるエリスは。ナディと共にさらに南へ行くことを決意するだった。
一方、エリスの出生の秘密を知ったナディは、命に代えても守ると胸に誓うのだった。
こうして、互いに互いを思い合う二人は、それぞれ知り得たことを隠し秘密を持った。
………というお話。

レビューな感想(Bパート):

CM明けはローゼンバーグと上院議員が接触から、政治家と癒着な彼の目的とはいったいなんだろう。

ナディ「エリス!」

ナディさん、未だエリスちゃんに追いつけず、代わりに変な施設に入り込んだの。

  エリス「熱い…」
特殊部隊「待て」

その頃のエリスちゃんは塔の目の前までやってきてた。
夕日にかざすインカローズが光と熱いくらいの熱を放ってるみたい。
ここが目的地ってこと? けど…またも特殊部隊が…。

うわぁ、スゴイよエリスちゃん!驚異の身体能力でジャンプ!ジャンプ!

機関銃の銃撃を避け、壁の僅かな突起を足掛かりに一気に駆け上がっちゃうの。
このまま逃げ切っちゃえエリスちゃん!とか思ってたら足場を打ち抜かれバランスが。
転落寸前で体を捻って近場の突起に捕まったけど、このままじゃ射撃の的なの。

息をのんだ瞬間、兵士は超変態美少年ストーカーエル・エー君によって抹殺された。
ナイス、エル・エー。その隙に施設の屋上まで登り切ったエリスちゃんでした。(ホッ)



敵ながら、ナディさんよりもお役に立ってるのがなんか悲しいなって思ったり。(苦笑)

エル・エー「やあ…エリス。」
  エリス「…血…」
エル・エー「ああ、ごめん…。君を汚してしまったんだね。ボクとしたことが」

なんか、この会話って傍目から聞いてると凄っく怖いんですけど……。(汗)

ともかくですよ。ついに、ストーカーと直接ご対面…再びなの。
エリスちゃんは「降られた女」での初対面を思い出します。
ナディが気絶させられたところからなのがエリスちゃんらしい。

  エリス「いつでも見てるって…」
エル・エー「ああ見ていたよ、エリス。いつでも君をね。」
  エリス「どうして?」
エル・エー「言ったよね。君はボクにとって大切な存在なんだって」
  エリス「言ったよ。違うって」

エリスちゃんの口から紡がれる拒絶の言葉。
でも、当然のごとく、エル・エーくん全く動じず。

で、ナディさんはというと。怪しげな施設の深部に…。
そこでは人一人が入れる大きさの培養器を目撃なの。
おそらく、ここはエリスちゃんが生まれたバイオラボ。
さらにナディさんが見回すと培養器が無数にあったってことは、
エリスちゃんの他にも人造魔女がいたってことだよね。
その子たちはどうしちゃったんだろう。

エル・エー「傷つけたりしない。君が知りたいことを教えてあげたい。」
  エリス「わたしが知りたいこと…」
エル・エー「だから、ここに来たんじゃないのかい?」

エリスちゃんが知りたいこと、それは自分が何者かってことだったよね。
もう一つはシュナイダー博士の死の真相。

ナディ「さすがに何も残してないか…」

さらなる手がかりを探して研究室を探るナディさん。
何にもない中に、数枚のマイクロフィルムを発見なの。
いくつか破れているなかで無事な物を見つけたよ。

魔女について語るエル・エーくん。
昔、魔女の一族が居て、風や炎を操ったこと。
でも、今は滅んでしまっていないこと。
ここまでは、これまで聞いた情報だよね。

ナディ「何これ…」

ナディさん、フィルムの中から子供達が映ったのを見つけたよ。
その子供達はみなエリスちゃんに似ているように見えるの。

エル・エー「そこで人工の魔女が造られた…。それが君なんだよ、エリス」

うんん、ここもこれまで聞いた情報だよ。エリスちゃんを除いてはね。
でも、ナディさんと重ね合わせるような演出はすごくいいと思う。

リカルド「厄介なことになってきたな…」

外では、待つ男なリカルドさん。特殊部隊の援軍が送り込まれたみたいで、長居は危険だね。

エル・エー「魔女のDNA持つ生命はたくさん造られた。でも、どれも失敗作だった。
       君と…そして、ボクを除いてね。ボクも同じなんだよ。エリス。
       ボクは男だから、君のような力は使えない。
       でも、人間よりはずっと優れている。ずっと…ずっとねぇ。」


なるほど、だからエル・エーはハァハァでエリスちゃんとシンクロすることはあっても。
戦闘時でも普段でも摩訶不思議な力は使えなかったんだね。
でも、驚異的な身体能力は備わっている。だから普通の人間よりも優れていると。

   エリス「みんなはどうしたの?」
エル・エー「今、この世界に存在しているのは、君とボクだけだ。」

エリスちゃんは自分の出生の秘密を知ることになったけど、意外にも冷静すぎるのが痛いの…。

ここまで来ると、気になるのは一緒に造られた仲間のことだよね。
この世界の「人工魔女」は、エリスちゃんとエル・エーだけらしい。
エル・エーが口にしたように…失敗作として処分されと……酷い……。

ナディ「それじゃ…さっきのは……」

いくつものマイクロフィルムを見て、エリスちゃん似の複数の子供達、
無数の培養器(生体ポッド)、無造作に廃棄された人骨の山………。
これらの情報がパズルのように組み合わさって完成したみたい。

エル・エー君が語ったエリスちゃんの出生の秘密と同様であり、
それはナディさんの世界観がひっくり返るほどの衝撃だったに違いないの。

……ナディさんが無表情に……

そして…思わず拳に力が入り、手にしたスライドがグシャっと音を立てます。
………これって…静かなる怒りって奴ですね。それも怒りの質が違うのです。
ここで行われていただろう非人道的な研究が許せないのでしょう。
エリスちゃんが狙われる理由でもあるから。

エル・エーはさらに語る。
エリスちゃんの能力が、今は無意識によるものだけど。
いずれ、意識して使えるようになるらしい。それこそ無敵ヒロインだね。
でも、そんなことよりも、エリスちゃんの知りたいことは別のこと。

エリス「その力で私は博士を殺したの?」

何を置いても、事件の真相なんだよね。でも…エル・エーは博士のことは知っていても、
エリスちゃんがその力によって命を奪ったかまでは知らないみたい。

いまだ無表情のナディさん。
ナディさんが本当に怒るとこうなるんだね。
床に置いたスライドに可燃液をかけるナディさん。
スライドめがけて発砲。燃えるスライド。

弾丸がつきて、空撃ちになってるのも気づいてないの。怒りで完全に冷静さを失ってるよ。

エル・エー「人間なんて愚かでつまらない生き物にすぎないんだから。
       さあ、ボクと一緒に行こうエリス、二人で始めるんだ。」


エル・エーそれは間違ってるよ。
人より優れた力を持っていても、君のように心が無い奴が愚かなんだ。
それにエリスちゃんはこれまでいろんな人を見てきたんだよ。
少なくとも一番身近にいるナディさんは愚かな人間じゃないって。
まあ、ちょっといろいろと頼りないけどさ。

エリス「あなたが嫌い。大っ嫌い。」

よく言ったエリスちゃん!こういう奴にはハッキリ言ってやらないとね。
ま、逆に暴れられたら困るけどさ。(汗)

エリス「私は南へ行く。ウイニャイマルカ(永遠の場所)はここじゃないから」

ふ~ん、ウイニャイマルカは別の場所なんだ。新たな目標が決まったね。

エル・エー「ウイニャイマルカ…」

何を思う?初耳じゃないよね。(謎)

エリス「もう私を見るのはやめて」

おお、完全な拒絶の意なの。ずっと見られてるのは嫌。当然だよ。

エル・エー「ナディには気をつけるんだ」
   エリス「意味わかんない」

あわわ、こんな捨てぜりふまで吐いちゃうエル・エー。
恐らく自分とエリスと違う存在は認めないと言いたいのでしょう。

エル・エー「ちょっと急ぎすぎたかな。」

おいおい………これでも分からないエル・エーはもうダメだ。(滝汗)
いずれ、自分のところへエリスちゃんが来るから待つんだって……。
やっぱり超変態ストーカーだわ。一筋縄ではいかないの。

てか、実質的な恋敵となるナディさんに矛先が向いたら厄介だわ。
ナディさんじゃ、エル・エーに対抗するすべはないもの。
そういや、まだナディさんは直接エル・エーと対面してないね。

そして、今エリスちゃんが一番会いたい人。それは……

エリス「ナディ~!」

もちろんナディさんなの。
エリスちゃんが普通の人間じゃなくても受け入れてくれる人。
いっつも自分を気遣ってくれる人。

でも………現れたのはナディさんじゃなくて…
エリスちゃんが気配に立ち止まると、特殊部隊の兵士が二人。

二発の銃声。

ナディ「援軍が到着したみたいね。」
エリス「ナディ…」

エリスちゃんのピンチを救ったのはナディさん。

ナディ「馬鹿、隠れてろって言ったでしょ。…でも…無事で良かった……」

前半は怒った口調。でも後半は安堵の声なの。

そして、会いたかったナディさんと再会したエリスちゃん。
真っ先にナディさんの胸に飛び込んだの。
最初は急なことに戸惑ったけれども、優しく抱擁なの。

エリス「ごめん………」
ナディ「エリス………」

ああ、エリスちゃんが心配駆けたことを素直に謝ったの。
いいなぁ、この二人の姿。なんだか姉妹みたいに見えるし。
お互いがお互いを大切に思ってるって感じだよ。

エリス「ここじゃなかった。南へいこう…」
ナディ「エリス…」

新たな目標を告げるエリスちゃん。ナディさんなら一緒に行動してくれると確信してるの。

エリス「ウイニャイマルカ(永遠の場所)」
ナディ「うん、いこう」

ナディさんにもエリスの気持ちが伝わって………。
信頼という名の絆で結ばれた二人の身も心も預けた証。



両想いな二人に百合フラグが成立した頃。バックに流れるのは無敵モードの曲だよ。

ナディ「仕事熱心なことで」

二人は、特殊部隊の援軍・第1小隊を相手に消化器の煙幕で脱出なの。
たぶん、さっき倒した二人分の防護服のコスプレでね。(笑)
上の方から見ていた、待つ男・リカルドさんも思わず笑みを浮かべています。

おや?特殊部隊が捜索を取りやめて撤退するようです。

ブルーアイズ「了解。ローゼンバーグか…」

彼女には、Bレディからの報告があったみたい。

ローゼンバーグ「我々の未来のために」

向かい合わせの席に、上院議員とローゼンバーグ、赤ワインで乾杯です。
どうやら、特殊部隊を撤退させたのはリトゲン上院議員みたいだね。
なんか、全てが終わったときに国家の英雄になれるとか焦臭いことを話してます。



エリスちゃんとナディさんは野宿みたい。
なんか焚き火でフランクフルトを焼いてるよ。

輝くインカローズを神妙な面もちで見つめているナディさん。
なんか、とっても思い詰めたような表情なのですけど……。

ナディ「この子、あそこで何かを知った…なにを? まさか…自分の…」

うぉ、インカローズを握りしめて何かを決意した模様。
なんかいつものナディさんスマイルがないのが悲しい。

ナディ「この子は私が守る。命に代えても。」

…………ナディさん。エリスちゃんフラグが振り切れちゃってますけど大丈夫かな。
まさか、死亡フラグが立ったんじゃないよね。主人公の一人だから大丈夫だとは思うけど。
ともかく、ナディさんの中で自分の命よりも大切な存在になっちゃたみたい。(苦笑)

フランクフルトの焼き上がりが待てないエリスちゃん。(笑)

ナディ「まだ。」
エリス「まだか」
ナディ「そっちも」
ナディ「こっちもか」

なになに、この和むやり取りは、重い話の後にだけれど。
今回はこの閉め方がいい感じだよ。仲良しの印だね。

ブルーアイス「この日二人は、互いに新たな秘密を持った。」

ナディさんの秘密は、エリスちゃんの出生の秘密を知ったこと。
エリスちゃんの秘密は、自分の出生の秘密を知ったこと。そしてエル・エーのこと。
なんとなくエリスちゃんの方が一つ秘密が多い気がしますが、
ナディさんが冷静さを欠くような情報というのも気になるよ。

互いに執着するあまり、相手の心を傷つけることへの恐れなのかな?
たぶん、二人とも、秘密を話したら今の関係が壊れると思っているのかも。
あと、心配なのは、ナディさんの方。なんか妙に思い詰めた感じだったから。

さて、次回のお話は「メイプルリーフ」シュナイダー博士とエリスちゃんの過去話のようです。
「呪う(まじなう)女」でナスターシャが読みとった記憶も出て来るみたい。

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過去記事:
 エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Aパート)
 エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Bパート)
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エル・カザド 第13話「隠す女」 (Aパート) 感想です。

2007年06月26日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド

エル・カザド 第13話「隠す女」 (Aパート) 2007/06/26 01:30 テレビ東京感想です。

ストーリー(Aパート):

エリスの目指す地に辿り着いたエリスとナディの二人。
そこは、謎の伝染病で閉鎖された町だったが、何かを隠すように破壊の跡が目立つ町だった。
町の中心地に聳える塔にはゲートにあった紋章と同じようなマークが描かれていて、
なぜかそこへ引きつけられるエリス。
向かおうとするエリスとナディの前に、特殊部隊の兵士達が現れ銃撃戦に。
多勢に無勢に防弾装備まで備えた兵士に苦戦するナディ。
そんな中、先に逃がしたエリスをナディは見失ってしまう。必死にエリスの行方を捜すナディ。
一方、一人になったエリスの前にエル・エーが姿を現した。
………というお話。

レビューな感想(Aパート):

ブルーアイズ「彼女たちは到着した」
        「答えの待つ…この場所に。」




廃墟となった町。
見れば見るほど、閉鎖と言うよりも空爆で破壊されたような感じだったの。
謎の伝染病はカモフラージュで、研究機関を隠すためだったみたい。

ナディ「なんだろう…。この胸騒ぎ…」

熱を持ったインカローズ
到着早々、エリスちゃんに異変なの。
たぶん魔女の遺伝子が活性化しつつあるんだと思うのだけれども。
なんとなくナディさんの問いかけにも上の空。
あげくに勝手にどこかへ行こうとするの。

特殊部隊の兵士「侵入者確認」

閉鎖された町を警備する特殊部隊。
こんな閉鎖された町を警護している彼らは…魔女軍団とは別の組織みたい。
たぶん、政府機関かなんかだろうね。

Bレディ1号「お風邪ですか?乾燥しているのでお気をつけを」

ヘリで現地で向かっていたブルーアイズさんは可愛いクシャミなの。

ローゼンバーグ「やはり、私にはこちらの方が性に合う。あなたは如何ですか? ミス、ヘイワード」

原因は、ローゼンバーグだったり、噂をするとなんとやらってね。
それにしても、研究室へ侵入したときの写真が…ばっちり飾ってあるじゃないか。
てか、エリスちゃんの昔の写真の隣にって………どんな趣味してんのよ。
ああ、そっか…この人は変態さんを育てた変態さんだもんね。(汗)

ところで、部下の名前・Bレディ1号が何となく壺。
Bってブラックの略ですか?しかも1号だよ。(爆)

ナディ「知ってるの? エリス?」

塔の紋章に導かれるエリス。
町のゲートにもあった紋章が、エリスちゃんが行こうとしている施設の塔にもあったの。
それに気づいたナディさんが問いかけてもやっぱり無視で、どんどん先に進んで行っちゃうの。
町のあちこちにもあるから、もうバイオハザードなんて嘘っぱちにしか見えない。



エリス「痛いよ…ナディ…」
ナディ「ぁ、でも…。…なにやってんだぁ…わたし…」

ナディの思わぬ行動。
一瞬、エリスちゃんが何処か別の世界に行ってしまうような錯覚に陥ったナディさん。
エリスちゃんを引き留めようとして思わず腕を掴んだの。
それもけっこう力が込められていたみたいで、痛がるエリスちゃん。
そんな自分の行動に戸惑っちゃってるし。
ナディさんの特別な人って感じだね。なんかエリスちゃんよりも激しく執着してるような。
それで置いてけぼりにされそうとか、失うのが怖いようなそんな感じなのかも。

エリス「知ってるの、あれ。行ってみたい…いいよね。」
ナディ「…そうだね。よし、行ってみよう。」

そんなナディさんの気持ちを汲み取ったのか、
どうでないのかは分からないけども、改めて聞き返してきたエリスちゃん。
少しばかり安堵したかのように見えるナディさんは、拒否する理由もなく。
行き先が塔のある施設に決まったんだけど…。

そこへ特殊部隊の兵士たちの銃撃なの。
うわぁ、機関銃ですよ!機関銃!火力が違うっての!
エリスちゃんを庇いながら慌てて逃げるナディさん。

追う兵士たち………が倒れたの。
おや、リカルドさんだ。リリオちゃんも一緒なの。
どうやら、影ながら援護してくれてるみたい。

で、ナディさんたちが逃げた先にも兵士が…。
崩れた建物の壁を盾に反撃するんだけど、ナディさんの銃が効かないの。
なんかあの白い防護服って防弾性能があるらしい。ヤバ過ぎるじゃん。
てか、どうしてリカルドさんは倒せたんだ?
ああ、使用する銃の火力ってか。(苦笑)

エリス「なんで撃ってくるの?」
ナディ「邪魔だからでしょ」
エリス「邪魔?」
ナディ「バイ菌を駆除したいのよ。」
エリス「ナディ、バイ菌なの?」
ナディ「ぁ、あのね…」

今日のナディさん弄り。
ナディさんはバイ菌、でもエリスちゃん自身は含まれてないみたい。
それにしても、この緊張感の中でも流石って感じのエリスちゃんなの。
ネタがあれば、ナディさん弄りは忘れないことだね。(笑)
でも…こんな微笑ましいやりとりも過ぐに終わっちゃう。
相手は武器は機関銃、ナディさんの単発攻撃は無効。ダメじゃん。

ナディ「私もすぐ行くから。」
エリス「いえっさ」

状況は危険な状態、そこでエリスちゃんへ、
手近な建物の窓へ飛び込むように指示するの。
兵士の気を惹くために銃を乱射。
その隙に避難に成功したエリスちゃん。
でも、弾倉を一つ使い切っちゃった。

エリス「ナディ…」
ナディ「ダメ!顔引っ込めて!どこかに隠れてなさい!」
エリス「イエッサ」

でも、ナディさんの状況はすこぶる悪くって…、暢気なエリスちゃんが思わず心配する程なの。

エリス「ナディ…」

けど、そのナディを心配するエリスちゃんに銃口が………危ない逃げて!

そう思っても、超感覚を持っているハズなエリスちゃんは気づかない。
きっと、それだけナディさんのことが心配で仕方がないのでしょう。
以前にあっさり撃たれて苦しそうな彼女を目の当たりにしてますから。

ナディ「手榴弾とか落ちてないかな…」

ナディさんも、こんな愚痴を吐くほど状況が悪いのを自覚してるみたい。
おや、エリスちゃんを狙った兵士が倒されていますよ。
ん?ピアノ線みたいな凶器から思うに、超変態美少年・エル・エーなのでしょう。

エリス「ナディ………」

ま、エル・エーはエリスちゃんを傷つけないと思うから大丈夫だと思うけども。
エリスちゃんはそれどころじゃなくって、ナディさんを思うあまりハァハァが発動なの。

エル・エー「はぁ…あっ、はぁ…あっ、いいよ…えりす…」

げ、変態がシンクロ………キモイ…。で、近くにあったソファーが発火…。発火って?
エリスちゃんって炎に反応してたことが多いけれど、炎そのものを生み出すことが出来るんだね。
あれ?ちょっと待ってよ、まさか………ナディの故郷の炎上とかと関わってないよね……(汗)
もしもそういう形でナディさんの過去と関わるんだったら嫌だなぁ………。

ナディ「よーし、一か八か…。いや、無理無理…。こうなったら死んだふりでもするか…」

それにしても、ナディさんがすっごく危なっかしいったらありゃしないの。

手詰まり状態のナディさんはこんなこと考えてるし………。
リカルドさんの援護がなければとっくに命を落としてるの。
エリスちゃんのことも守れてないし…。

おや? そんなナディさんを狙うスコープが………。
あ、この人って、「撃つ男」で崖の上にいたサングラスの女性だよ。
ナディさんを撃つつもりか?って思ってたら、特殊部隊の兵士へ向いたよ。
なるほど、ブルーアイズさんの部下ということで決定ってことだね。
となると、この女性はBレディ2号になるのかな?(笑)
それともこの人が1号なのか?でも、この人まだ台詞なかったような…。(どっち?)

ナディ「いまだ!」

リカルドさんの支援。
今まさにBレディが引き金を引く瞬間。鳴り響くクラクション。
おや?リリオちゃんのようです。なんか楽しそうだぞ。
特殊部隊の連中の注意が全部リカルドさんに向いた瞬間。
その隙にダッシュなナディさん。なんとか窓に飛び込むことが出来たよ。
ところで、突然のクラクションとかに何の疑問も抱いていないようなナディさんだけれども、
これってリカルドさんの支援に気づいてるのかな?とてもそうには見えないけどね。

リカルド「よくやった。」

あっという間に、その場にいた特殊部隊は全滅なの。やっぱリカルドさんは強いよね。
Bレディも射撃の手を緩めたぞ。たぶん、リカルドさんのことは気づいてるんだろうな。

ナディ「エリス! エリス?」

すぐさまエリスちゃんの姿を探すナディさんでしたが、そこには燃えたソファーがあるだけ。
能力発動を知って焦ったナディさんはエリスちゃんを求めて走ります。でも、またも兵士達が邪魔を…。
うむ。此奴らってよっぽど塔の方へ行かせたくないらしいね。そこには何があるんだろう。

エリス「知ってる」

エル・エー「そう…君は知ってる…」

エリス「呼んでる。」

エル・エー「そう…呼んでる。呼んでるよ…エリス。」

その頃のエリスちゃんは塔の近くまで来てました。てか、エル・エーが近くで見てる。

ナディ「隠れてろって言ったのに!」

エリスちゃんの姿は見つからず、特殊部隊には追われ、焦りと怒りが混ざったようなナディさん。
用水路みたいな所へ降りて、戦闘員を撒くことに成功したけれど………。目の前にトンネルが。

ナディ「伝染病ってホントだったんだ……。」

ナディさんが目にしたのは…たぶん大量の骨…。
無造作に積まれてるよ。これって全部人間のものなんだろうけども…。
いったいどれだけの人が亡くなったというのでしょう……。
さらにその先に何かを見つけた様子のナディさん。

てなところで、Aパート終了なのです。



そういえば、タコスネタが出てこなかったね。あれだけ続けば…。(笑)

Bパートを読む

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過去記事:
 エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Aパート)
 エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Bパート)
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エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Bパート) 感想です。

2007年06月20日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Bパート) 2007/06/19 01:30 テレビ東京 感想です。

レビューな感想(Bパート):

ローゼンバーグ「それは困りましたね。確かに契約ではそういうことになっていますが、
           今は非常事態です。なんとかなりませんか」

     リカルド「だめだ。今は動けない。」

いっつも後方支援をしていてくれたリカルドさん。
非常時だけれど、今回は動けないようです。理由はリリオちゃんが熱を出したから。
なにがあろうともリカルドさんはリリオちゃん命なのです。
ホントの親子じゃないけど、それ以上の絆ってなんかいいですよね。

おや、あっさり引き下がったローゼンバーグ。どうやら他にあてがあるみたい。
そのあてとは………。

   警官「も…目撃者の話では、襲われていた二人の女性は、車で町を脱出したようだ。」
エル・エー「やっとおいつた。エリス…。」

警官を宙づりにして警官から情報を得ようとしていた超変態となって帰ってきた彼でした……。

エル・エー「エリス、すぐに向かう。」
   警官「ぎゃぁーーーー」

なんか効果音がリアルでいやぁ~……。
こんなことって酷い………酷すぎるの。
情報を話したのに警官さん殺されちゃったよぉ………。

恐ろしい超変態さんが確実にエリスちゃんの元へと近づいているのでした。

その頃のエリスちゃんたち。
まだ銀の狼号は走ってました。思ったよりもダメージがないのがスゴイの。
もしかして、伊達に改造していたわけではなさそう。
ナディさんとエリスちゃんは窓から外の様子をうかがってるの。

おや、オルテガさんがミラーの角度を弄って………。
ああっ!エリスちゃんのお尻を映してにやけてるぞ。変態さんだぁ!(怒)
それにしても、欲望に忠実な人なの………ダメダメだね。

ナディ「ちょっとあんた………。  ………地図無いの?」

そんなオルテガの変態行為に気づいたのかナディさんが、スッと近づいて声をかけたの。(笑)
ナディさんの目は怒ってるようなジト目なの。一瞬だけ狼狽えるオルテガは分かり易くて壺。

ところで、窓の外には鶏冠頭たちが併走してるね。
えっ?えー! 高速で走ってるバンと併走してるんですよ。
もう…こいつら怪物じゃん…………。(滝汗)

オルテガ「この車ではね。
      衛星画像を使って世界中のあらゆる場所の衛星画像を見られるようになってるんだよ。」


運転は再びナディが代わり、自慢げに搭載システムを説明するオルテガさん。

  エリス「見られないの?」
オルテガ「ネットにアクセスできないなんてどうすりゃいいんだ。」
  ナディ「そんな大事なことかねぇ」
  エリス「普通の地図は?」
  ナディ「そりゃぁおおごとだ。」
      
ちょっと前に、アンテナを打ち抜かれちゃってますからね。
なるほど、ネット依存症でもあるんだ。とか思ったら、普通の地図を積んでなかったみたいです。
逃走中なのに現在位置を把握するができないんだってこれは困ったの。

オルテガ「もうダメだ。お終いだ……」

あらあらまあ………ちょっと落ち込みすぎでは………。
でもま、それだけハイテクに依存しすぎてたってことだし、
彼にとってはそれが全てだったから仕方がないよね。

  ナディ「それにしてもさ。
      あれだけの銃撃を受けたのに銃弾は殆ど貫通してないし。
      頑丈に出来てるんだね~この車。」

オルテガ「えっ?」

おや、ナディの褒め言葉にちょっとだけ反応したよ。
あ、ナディさんがちょっとだけ意識してオルテガさんを見てるの。
でも確かにこの車って、アンテナが打ち抜かれたいがいに損傷が見られないんだよね。
それだけは、褒めてあげてもいかも。さすがマニアだけあるの。

  ナディ「フロントもガードしてあるし、ひょとして自分で改造したりした?」
オルテガ「まあね。装甲車並みの防弾性能はあるはずだよ。」

すこ~しだけ元気になったオルテガさん。
どうやら彼の自尊心を刺激したようです。
でも、あと一歩元気が足りないの。

ナディ「へえ~そりゃすごい。」

ちょっと大げさに感激してみせるナディさん。
後少しで復活のオルテガさん。チョイチョイって感じにエリスちゃんに協力を頼むの。
でも……エリスちゃんに理解というか……っておっ!

  エリス「すごい!すごい!」
  ナディ「これならまだ大丈夫ね。」
  エリス「大丈夫!大丈夫!」
オルテガ「やっぱそうかな」

エリスちゃんの攻撃じゃなくって、大げさに褒めてあげるの。
笑顔と小さな拍手付きだよ。とりあえずオルテガさん完全復活なの。(笑)
エリスちゃんとナディさん、オルテガの操縦方法を学習。
でも、別に彼を復活させなくても支障はないと思うのだけれど。可哀想だと思ったとか?
もしかして、ナディさんてこういうダメ男が好みだったりして。(笑)

オルテガ「ここ、右に行くと何年か前に伝染病で封鎖された町がある。」
  ナディ「じゃ、左に行くしかないか。待ち伏せ食らいそうな気もするけど。」

左右の別れ道。でもエリスちゃんは右って譲らない。
手にしたインカーローズの原石が光ってるよ。それも右を示すようにそっちの宝石だけ。
これって、目的地がそれだけ近いって事なんだろうけど。
これはインカローズが導いてるってことなんだろうか。

オルテガ「日の出まで逃げ切ればいいんだろう。
      だったら相手の裏をかいて少しでも時間稼ぎできそうな方へ行った方がいい。」


ということで右の道を行くことになったご一行。
でも鶏冠頭達にはお見通しだったみたい。こっちに待ち伏せされてたの。
嫌そうに驚くナディさん。目の前の鶏冠頭はうじゃうじゃと……いったい何人?いるんだろう。
手にした銃が槍みたいに見えてどこかの悪魔みたい見えたり。

ナディ「Uターンさっきの道、左。」
エリス「真っ直ぐ」

エリスちゃんインカーローズの示す直進を要求。
いつもより強い口調なエリスちゃんの様子が変。
ハァハァの兆候が出ているみたいだけど苦しそう。

エリス「真っ直ぐ」

今回ばかりはと、ナディが強く反対してもだめ。頑として譲らないエリスちゃん。

オルテガ「分かった。このまま突っ切る。」
  ナディ「おるてがぁ!」

エリスちゃんに気があるオルテガさんは直進を決行しちゃいます。
思わずオルテガさんに食って掛かるナディさんが可愛いかったり。
やっぱり落ち込ませたままの方が良かったのでは。(笑)

そして、目の前を埋め尽くした鶏冠頭たちの群れ?へ突っ込む銀の狼号。
至近距離の一斉射撃のよる銃弾のシャワーを真正面から浴びる羽目に…、
いくら装甲車並みの防弾性能があるからってこれは無謀すぎなの。

エリス「落ちた」

で、少しずつはがれ落ちるフロントの装甲。最初は運転席なの。
一枚くらい大丈夫だって言ってたオルテガさんですが、あっさり貫通。(汗)

オルテガ「降参しよう、そうすれば命だけはなんとか。」

顔に掠っただけでしたが、もうガクガクブルブル状態なの。

ナディ「エリス運転して。」
エリス「イエッサー!」

ナディさんが割れたフロントから反撃するためにエリスちゃんと運転を代わっても、
今度のオルテガさんはまったく反応無しだ。もうダメみたい。(笑)

エリス「また落ちた。」

エリスちゃん、あいかわらず的確で容赦なしなの。
確かに状況は最悪。あっちは機関銃並みかそれ以上の銃弾を浴びせるほどの人数なのに、
ナディさんの攻撃は単発だもん。こちらの反撃は焼け石に水な状況だよ。

ナディ「素人の改造じゃこんなもんか」

あ、ナディさんまで。そりゃまぁ、こうも面白いように装甲が剥がれていったらね。
あとはたぶん、オルテガが右と直進を選んだことへの皮肉なのかも。(笑)

ナディ「んっ、このポンコツ」

もう殆どの装甲がはがれて、穴ぼこだらけになってしまった改造バン。
ところで、最初ナディさんの声に流れ弾が当たったのかと思っちゃたよ。
たんに弱気になってきただけみたい。まあ、自分の銃が役に立たないんじゃね。
けど、ここまで一発も流れ弾があたらないナディさんやエリスちゃんはスゴイと思うぞ。
久々の無敵モードだね。あ、オルテガさんもか。(苦笑)

ただ、ナディさんの一言がオルテガさんには手痛い一撃になったみたい。
でも…止めを刺したのはエリスちゃんでした。(爆)

エリス「ダメだね」

うわぁああ。雄叫びと変な笑いを始めるオルテガさん………。(汗)

オルテガ「俺の怒りの銃弾受けて見ろ。いひぃあはははは………」

改造バンの天井に上がると、機関銃を乱射し始めたの。
おお、面白いくらいに悪魔どもが散ってゆく……けど、それでも悪魔たちはうじゃうじゃ。
それよりも、あの銃弾の雨が一発もあたらないオルテガさんも凄すぎ。

ナディ「あぁ」
エリス「壊れた。」

あきれ顔のナディさんの顔が……壺。エリスちゃんの一言は的確すぎて、
この場合だと、ちょっとS入ってるように聞こえるのは気のせいかな。(笑)
もしかして、今回はいつものナディさん弄りが出来なくてご不満ですか?

ああ、ついにバンのスピードが落ちてきたの。
このまま止まってしまったら集中砲火、そして車内に踏み込まれ………。
さすがに不安になってきたナディさんの視界には………

ナディ「あそこにも!」

崖の上にずらりと並ぶ悪魔のシルエット。(苦笑)
一体全体、どのくらいいるんだろう。とにかくキモイとしか言いようがないよ。
あれ、絶対普通の人だったらトラウマになりそうな風景かも。

エル・エー「エリス…来たよ。」

おや、エル・エーもいるぞ。でも変態くんは何もしないのかよ……。(笑)
あのピアノ線みたいやつで、悪魔たちを一掃すると思ったのに。

少しだけ好転か?日の光が見えてきたってことで後少しだけみたい。でも………

  ナディ「もう少し、もう少しで夜明けよ。 あっ」
オルテガ「どうした。」
  ナディ「エンジンが止まったの…もう少しなのに…」

銀の狼号、沈黙。ナディさんも口調と声に不安を隠せなくなってる。
銃弾の雨どころか、動かない車内に踏み込まれたらお終いだもん。

オルテガ「走ってくれ、銀の狼号……神様奇跡を  奇跡を」

あれ?壊れたオルテガさんが正気に戻ってるし…まあ神頼みを始めたらか末期かもしれないけど。(笑)

エリス「はぁ、あっ はぁ、あっ、」

オルテガさんの神頼みにエリスちゃんの力が発動……でも、なんかとっても苦しそうなの。
異変に気づいたナディさん、反撃の手を止め、物影に隠れるようにエリスちゃんを抱き寄せるの。

あ、バンがちょっとだけ動いて…すぐに止まったよ。エリスちゃんエンジンを直してたんだ…。

ナディ「ん?やんだ」

あれだけ響いていた銃弾の音がしなくなったの。
ナディさんが表へ出ると夜明けを迎えてました。

ブルーアイズ「そう無事なのね。」

あれ?バンの衛星電話は壊れちゃったんだよね。
なのにどっからナディさんは電話をかけたんだろう。
だってあの場からあまり動いていないよう見えるもん。

谷を無事走り抜けた銀の狼号。見下ろすサングラスの女性……この人誰?
ともかく谷間エリアを抜けると赤いオープンカーと手紙が置いてありました。

そして、オルテガさんとの別れの時。

ナディ「ありがとうオルテガ、せめて修理代くらい出してあげたいけど」

あれれ? なんとなく、いつもより優しい声色に聞こえるのは気のせいかな。

オルテガ「いいよ金は。オヤジの遺産がまだあるから。
      それよりもお礼にちゅー。チューして貰えないかな。」
  ナディ「ええ!?」

ここでどうしてナディさんが乙女っぽく驚くの?
流れではエリスちゃんだと分かってるでしょうに。
やっぱりヘタレ男が好みですか?(笑)

オルテガ「君じゃなくて」
  エリス「ん?」
オルテガ「ほっぺでいいから」

エリスちゃん意味わかってんのかな。

ナディ「やってあげたら、減るもんじゃないし。」

楽しそうに言っちゃダメでしょナディさん。(笑)

エリス「ナディがそう言うなら。」

そこのエリスちゃんも素直に承諾しちゃだめだよ。(笑)

で、エリスちゃんはキスの意味を理解してるみたいだけれど………
あ、そっか、「恋する男」で出てきた恋愛小説が情報源だ。

おや、エリスちゃん瞳を閉じ、唇を突き出すようなキスの体勢………。
ああ、どさくさに紛れてオルテガさんまで唇をつきだして瞳を閉じたの。

ついに二人は………てかそんなのダメ~!

そう叫びたくなった所でニュッと二人の間に割ってはいる細身の手。
えっと黒い手袋で女性っぽい細身の指って事は……ナディさんですか?

オルテガ「女の子の唇ってざらついてるんだな。」

あはは、彼のキスの味は手袋の味。知らぬが仏って奴だね。
ともかく、ナディさんによって二人のキスは阻止されましたとさ。(笑)
あれ?なにげに生き残ってんじゃんオルテガさん。

ナディ「このまま?」
エリス「まっすぐ」

こうしてエリスちゃんのインカーローズに導かれるまま、二人は南へ向かうのでした。

ブルーアイズ「そして二人は事実を知ることになる。」

恒例のナレーションでの締め、いよいよ次回「隠す女」はエリスちゃんの秘密が明かされるってことだね。

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過去記事:
 エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Aパート)
 エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・1)
 エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・2)
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エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Aパート) 感想です。

2007年06月20日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド

エル・カザド 第12話「撃つ男」 (Aパート) 2007/06/19 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー:

謎の魔女の組織では、事態を静観する議決をだしていた。
しかし、一部の派がそれを良しとせず、夜の掟を行使してまでエリスを抹殺しようとしていた。
その頃のブルーアイズはエリスいる現地に降り立ち、

ナディから町に着いてから変な格好の集団に襲撃されていると報告を受けていた。
ブルーアイズは事態を把握していたが、夜の掟により夜の間は魔女の時間らしく止めることができない。
彼女はただ、ナディに夜明けまで逃げ切るように伝えるのみであった。
わらわらと沸いてくる人間離れした変な集団を前に逃げる事しかできないナディとエリス。
そんなおり、改造バンを見つけて乗り込むことに、所有者はオルテガという青年で、銃器マニアであった。
二人の足であるジープを破壊されたこともあり、エリスに惹かれたらしいオルテガは協力を申し出た。
降り注ぐような銃撃に殆ど弾が貫通しない車の装甲とフロントに感心するナディ。
だが、無限に沸いてくるような敵の攻撃に次第に追いつめられるナディたち。
なんとか間一髪の所で夜明けを迎え難を逃れたナディとエリスの二人。
エリスに気のあったオルテガが別れ際にエリスへお礼のキスを要求する。
ナディに促されてオルテガへお礼のキスをするエリスだったが、ナディによって阻止されていた。
だが、瞳を閉じていたオルテガは、そんな事実を知るよしもなかった。
オルテガと別れたナディとエリスは、ブルーアイズが新たに用意した車で南へ向かうのだった。
………というお話。

レビューな感想(Aパート):

冒頭はジョディさんこと、ブルーアイズさんが現地へ到着なの。
もう夕暮れみたいでお疲れ気味?ため息なんかしちゃってる。
そのせいかいつものナレーションはないのね。

で、今度は謎の組織の例の議会……あれ?このシーンって前回の使い回しじゃないですか!
おやや? しかも、議会の決定を無視してエリスちゃん抹殺を企てる過激派のみなさんも。(笑)
ちょっとだけ編集を変えて繋ぎ直しただけじゃん!回想だからって手抜きなんだぁ~。(笑)
この人達の組織名が知りたいところです。魔女連合?魔女教会?えっと……えっと。

つーわけで、いきなりナディさんたち襲われてます。

ブルーアイズ「ナディ…どうなってるの?」
    ナディ「それを聞きたいのは…(こっちの方よ…)」

鶏冠頭の黒い軍団、さすがのナディさんも数が多すぎて逃げ回るしか道はないみたい。
逃げながらでの連絡。しかも公衆電話も破壊されちゃうものだから、会話も途切れ途切れだ。
それでもそんなジョークを言い合ってるあたり余裕なのかな?緊張感がないの。(笑)
てか、ナディさんも携帯電話を支給してもらった方がいいと思うのだけれど………。

エリスちゃんは、光るインカローズが気になる様子で、
珍しく居眠りしないけれど、どことなく退屈そう。

    ナディ「町に着いたら、いきなり変な格好した連中に襲撃を受けたの。」
ブルーアイズ「あなた なにしたの?」
    ナディ「な~んにも」
ブルーアイズ「人数? あ~ん、とにかくいっぱい。言われなくても逃げる…ちょっと!」

あはは、ナディさん、とにかくいっぱいって……プロとは思えない口調なんですけど。(笑)
ま、あれだけ沢山沸いて出てきたらそうなっちゃうか、てか、動きがもう人間じゃないよ。(汗)

ナディ「行くよエリス。」
エリス「イエッサ!」

なんか、お返事するエリスちゃんがとっても嬉しそうなの。
もしかして、ナディさん弄りが出来なくてつまんなかったのかな。

ところでナディさんってば状況が状況とはいえ、
エリスちゃんの横で依頼主との連絡取っちゃっていいのかな?
おもいっきり聞こえているように思えるんだけれども。
エリスちゃんだから大丈夫とか思ってるんなら甘いと思うよ…。
それとも、エリスちゃんに隠し事するの辞めたとか?

あれ?考えてみたら、依頼主にヘルプを求める賞金稼ぎってどうよ。(笑)

オルテガ「ターゲット、ロックオン バンッ!」

で、今回のゲストキャラ、オルテガの登場なの。てか、人の土地を占拠している模様。
働かないで改造バンで暮らせるって事は、実はお金持ちな人なのかも。
そんな彼が接近するジープに気づいたよ

ナディ「は~い♪ 素敵な車ね。」

ずっと逃げ回ってたナディさんとエリスちゃんなんだけどね。
気のせいか、ちょとだけお疲れ気味に見える二人なの。
おや、エリスちゃんへのオルテガさんの反応って、なんだか気があるみたいだね。
またエリスちゃんが人気が………どうしてナディさんじゃダメなの?
彼女だっていけてると思うので、ずっとこれが続くとちょっと不満だったりするです。
この作品ってロリコンと変態が多いからなのでしょうか。(笑)

その頃のブルーアイズさん。なぜかタコス店に入店。
なにここ、ネオンがアミーゴタコスなの。また支店だよ。
それにしても、またもタコスネタで引っ張りますか。(笑)

連絡役?部下?なサングラスの女性「間違えました。」

タコス娘の衣装に身を包み、なんだか満足げなブルーアイズさん。

てか、付き人の間違いかよ!(爆)
てか、あなたも満足げに着るなよ!

というわけで、本当の衣装にお着替えです。

彼女のトレードマークなメガネを外して髪をロングに、長袖のYシャツにミニスカート。
OPにずっとあった、ジョディさんの変身したお姿、初お披露目なのです。
でも、やっぱりこの格好って、前作のマドラックスに似てるのよね。
ま、本物のマドラックスの人は、前回ナスターシャ役でお亡くなりになっちゃけど。(苦笑)

ところで、本気モードになったジョディさんことブルーアイズさん。
メガネ要素のジョディさんと別人ってくらいに美人になっちゃいました。
以前にローゼンバーグがメガネを外すと…とか言ってましたけど、
その通りのいい女に変身だね。さて、どう活躍するのか期待なの。

サングラスの女性「プロジェクトリヴァイアサンに関する報告に
            過剰に反応した一派が行動を起こしたようです。」

マドラックスモードなブルーアイズさんが、過激派の現状報告を聞いている頃。
その黒い鶏冠頭軍団はナディたちの元へ……てか、走っておっかけてますよ。
やっぱり、こいつらってばすっごい運動能力と体力なの。
普通の人間にはまず無理でしょ、こいつらも魔女達なのかな。

オルテガ「オヤジの代から集めてるんだ。」

オルテガさんって銃マニアなようです。それも親子二代の。
ペラペラと銃についてのうんちくを語り出すの。
エリスちゃんの気を惹こうとしてるのか、よく喋るオルテガさん。
コレクションの銃は全てパソコンにデータベース化して管理してるんだって。
それはナディさんがあきれるほど、てか、エリスちゃんまであきれた声をだしてるぞ。(笑)
微妙な雰囲気にわざわざマニアじゃないって言い訳するのはマニアの証拠だぞ。

ナディ「ああ、それよりでんわぁ~」

ナディさんは、さっさと電話の元へ行っちゃった。
そんでもってオルテガさんの話なんて全く興味のないエリスちゃん。
エリスちゃんが興味があるのはナディさんことだから、そっちへ注目なの。
なんだかオルテガさんにそっぽを向いてる図に見えておっかしいの。(笑)
そしたら、ここぞとばかりに得意げに喋る喋るよオルテガさん。
ナディさんとは距離が開いたから、一応二人きりだとでも。

オルテガ「でも…誤解して欲しくないんだ。俺はガンマニアじゃない。
      これは全て今の世に正義の鉄槌を下すために集めてるんだ。
      実はこの近くにも政治家と癒着している奴がいてさ…。」


いくらエリスちゃんの気を惹こうと思ったって、
ちょっとお喋りすぎるのは良くないよ。(苦笑)

ナディ「ちょっとぉ、静かにしてくれない!」

離れても耳に入ってしまう蘊蓄にナディさんはギブアップ。(笑)

オルテガ「君の友達ちょっと怒りっぽいな。カルシウム不足じゃないか」
  エリス「カルシウム?」

しょうがいなぁオルテガさんは、でもナディたちの状況がわかってないからね。
今のナディさんは、鶏冠頭集団から逃げることで頭がいっぱいなの。
襲われる理由もわからず、ブルーアイズさんとも連絡が取れないものだから…。
それに、ぐずぐずしてたら追いつかれちゃってオルテガさんを巻き込んじゃうもんね。
ナディさんとしては、それは嫌だと思うんだ。

ブルーアイズ「五分待って」

ああ、せっかく連絡とれたと思ったら切られちゃったの。
てか、あの切羽詰まった状況で5分って命取りだぞ……。
そんなブルーアイズさんは迎えの車に乗りこんだの。

オルテガ「女の子にはあまり興味がない話だね。」

さて、カルシウムに反応したエリスちゃん。すっとオルテガさんの銃の話を聴いてるの。
無表情なので興味があるのかないのか理解してるのかは不明だったり。(笑)
そんな二人を遠巻きに見てるのは電話待ちのナディさん。待つって大変なんだよね。

オルテガ「でもね。ブローニングが開発したショートリコイル方式は…」
  エリス「ナディと一緒」

おや、エリスちゃんが銃の蘊蓄に反応したよ。銃の説明を理解してるのがスゴイかも。
それがナディさんの愛用の銃と同じものだったからっていうのがエリスちゃんらしいや。

でもって、エリスちゃんによってナディさんの腰の銃に気づいたオルテガさん。

オルテガ「手を貸してやろうか?」
  ナディ「はっ?」
オルテガ「賞金稼ぎの連中に追われて困ってるんだろう。
      こう見えても射撃の腕には自身があるんだ。
      それに、正直女の君がそれを使いこなせるとは思えないし。」

しかも、ナディさんが女の子だからって軽くみてるみたい。
実際、ナディさんは見た目も行動もちょっと頼りないから。(笑)
もしかして、エリスちゃんに男らしいところを見せたかったのかな。

  ナディ「借りるのは電話だけでいいから。」
オルテガ「またまた…そんなことを言って…」

これは困ったことになってね。
オルテガさんはエリスちゃんを狙う奴らがどんな奴か知らないから簡単に言えるんだろうけども。
どんなに射撃が上手くても、オルテガさんは素人だもんね。
巻き込まれたら、怪我だけで済むような話じゃないのに…。

エリス「ナディ」

エリスちゃんが超感覚で鶏冠頭軍団が現れたことを察知。
なんか現れ方や動きが変態っぽいし、腕とか足とか姿が人間じゃないし。
数え切れないくらい、わらわらと群がって…キモイったらキモイの!

てか、追いつかれたのってブルーアイズさんが5分待てって言ったからじゃん。(苦笑)

ナディ「前言撤回。弾も貸して…車も!」

ナディさん達の車が蜂巣に……爆発炎上なの。
これによりオルテガさんの巻き込まれ決定なのでした。
ようやく事態に気づいて取り乱すオルテガさんが壺。

ナディ「どっかつかまてって」

こうして銃弾の雨の中、ナディさんが運転するバンの逃走劇が始まったのでした。

ちょどその頃のブルーアイズさんは議長さんに抗議してました。
でも、そちらは夜で、夜の時間の掟に則ってるから止められないってさ。

ブルーアイズ「夜は魔女の時間、何者にも束縛されない自由な時間」

なるほど、だから過激派は議会の決定も無視して動けるということなのね。
これって内部割れしても夜は誰も止められないってことじゃん。
ともかく、あの謎の集団は魔女教会みたいなものだってことで決まりだね。

で、次に電話をかける先は……ナディさんのところ。
電話の呼び出し音にもビクつくオルテガさん。(笑)
ナディさんが運転を代わってってお願いしても聞いちゃくれない。
ま、銃弾の雨霰の中じゃ怖いのはわかるけど、さっきの威勢はどこへやら。
せっかくの彼の見せ場だったのにね。すっごく格好悪いオルテガさん。

でも、ナディさんは電話に出たいわけで………エリスちゃんに運転をお願すると、

ナディ「じゃエリス」
エリス「イエッサ!」

ヘタレなオルテガさんと違って、エリスちゃんは結構頼りになるもんね。
ところが………エリスちゃんが運転席に向かおうとすると態度を急変させるオルテガさん。

オルテガ「君を危険な目に遭わせるわけにはいかないよ。」

だってさ…。なにげにエリスちゃんの手を握ってるの。
そしてまた、この車の性能を引き出せるのは自分だけだとか蘊蓄を語り初め………。
それにしてもナディさんの時とはエライ対応の違いだよね。(苦笑)

ナディ「なんでもいいから早くして」

ホントだよね。この切羽詰まった状況でさ。
オルテガさんって、見てると面白いけどお友達にはなりたくない人だよね。
露骨に好き嫌いを表にだしちゃいけないんよ。

オルテガ「この銀の狼号の真の姿 今こそ見せてやる」

この一瞬だけ、真剣な表情のオルテガさんは凛々しいんだけどね。(笑)
で、改造バンのフロントにシールドが降りて、バンと言うより装甲車みたい。
それにしても車に名前まであったんだ………。流石銃器マニアなの。(苦笑)

で、ナディさんは電話中。

    ナディ「それどういうこと?」
ブルーアイズ「このあと数時間は断続的な弾丸が降り注ぐってこと」
    ナディ「天気予報じゃないんだから…」

ま、間違った表現じゃないのだけれど、ナディさんには狙われる理由がサッパリなわけで。

ブルーアイズ「でも一つだけ天気予報より正確に伝えられることがあるわ。
         この雨は日の出と共にぴたりとやむ、それだけは保証するわ。
         だから夜明けまでなんとか逃げ切って………」

アンテナが壊されちゃって通信が切れちゃった。
それにしてもだよ。なんて緊張感の無い会話なんだろう………。
どうしてこんなことになってるのか分からないナディさんは大変なの。
少しは説明してくれないとエリスちゃんを守りきれないよね。

ナディ「夜明けまでって……何時間あるとおもってるのよぉ~。」

四方八方から銃弾の雨霰、どこにも逃げ場なし。
これじゃ、ナディさんが叫びたくなるのも分かるってものです。
というところでAパート終了なのです。

ところで、ナディとエリスちゃんって、これから毎晩襲われるのかな。
睡眠時間が少なくなって倒れちゃったりしなきゃいいのだけれど。

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 エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Aパート)
 エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・1)
 エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・2)
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エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・2) 感想です。

2007年06月13日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・2) 2007/06/12 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Bパート):

自分の超能力は本物だと言い、エリスの記憶をほんの少しだけ読みとって見せたナターリア。
彼女は、超能力がなければ、普通の人間として暮らしていけたのにと話すのだった。
エリスに同じものを見いだした彼女は、エリスにずっと側にいてくれないかと誘うのだった。
その時、暴徒と化した村人達に教われるもエリスの力によって救われた。
その際に偶然にエリスの過去を読みとることに。
次の日。ナディとエリスの二人を見送った後、ホワイトハウスに電話をするナターリア。
情報と引き替えに、自分とナディとエリスの身の安全の保証を願え出るのだった。
エリスの能力で大金が舞い込むと考えたナターリアは、エリスとナディを交え、
三人で幸せに暮らす姿を想像していた。だが、そこへ現れた謎の黒ずくめの軍団。
響く銃声、燃え上がるナターリアの屋敷には倒れたナターリアの姿があった。
……というお話。

レビューな感想(Bパート・2):

ナターリア「なんのつもりだ村人達よ。ここは神聖なる魔女の館であるぞ。」
 村人代表「猿芝居はやめろ!お前の正体はもうとっくにバレてるんだ!このインチキ超能力者め!」

エリスちゃんと共に村人達を強気に出迎えるナターリアさん。
集団ヒステリーと化した村人達は口々に罵詈雑言を放つの。
てかもう状況はダメっぽい。当たり前か。(苦笑)

ナターリア「お前らに……わたしの気持ちが分かってたまるか…」
   若者「ほざけ!」

村人達の声に幼い頃のトラウマが蘇るナターリアさん。
でも、そんなのが「金返せー」な怒れる村人に理解されるわけないものだから。
村人代表(若者)に髑髏な被り物を投げつけられたの。

偶然に先に落ちていたランプに命中して引火、巻き上がる炎の柱なの。
なるほど、このシーンが予告でナターリアの火あぶりに見えたわけね。

てか、このエリスちゃん達のピンチにナディさんはどうしてたの?って思ってたら………。

まだ廊下を走ってました…。(爆)
このお屋敷でかいなと思ってたけど…異常なほど広いじゃん。
二階のテラスがある部屋から玄関まで何十メートルあるのさ………。
それとも異次元空間に迷い込んだのかな?

ナディ「うわぁ!?」

あ! 廊下のカーペットに足を取られて…見事に転んだよ。(笑)

ナディ「んぁ!? なにこれぇ~!?」

さらに、舞い上がったカーペットを頭から被って抜け出せず藻掻いてるの。
どうしてこんな時に、こんな場所で転ぶかな…。天然ドジ娘なナディさんでした。

さて、カーペットと戯れているナディさんに代わって、事態を収束させたのはエリスちゃんなの。

エリス「はぁ…はぁ…ぁはぁ、ぁはぁ、ぁはぁ、ぁはぁ……」

目の前の炎に反応しハァハァ発動です。ミニ竜巻?を発生させて一瞬で消火したの。
それはいいといして、満月の描写はなんでしょう。何か意味があるのでしょうか。

ともかく、目の前で見せつけられた魔女の力に恐怖し、蜘蛛の子を散らすように逃げ出す村人達。
一番最初に後ずさりしたのは若者なのが笑えるの。これでこの村の魔女の伝説が一つ増えたかも。

明らかになるエリスちゃんの真実の過去。
いつもの力の発動とは明らかに違うエリスちゃん。気を失い崩れ落ちるの。
その瞳の焦点は定まらず、とっさに支えたナターリアに過去の記憶が………。

幼い頃のエリスちゃん。
飛び散る窓硝子。エリスちゃんの目には涙…。
目の前には血を流し倒れ伏すシュナイダー博士の姿が…。
博士の伸ばされた手には、プレゼント思われる箱が…
その箱には銃痕と思われる穴が開いてるの。

発動したエリスちゃんの力は割れた窓硝子などを復元するも……。

これって、明らかにシュナイダー博士は第三者に撃たれて命を落としたってことだよね。

つまり、エリスちゃんは大好きな博士の命を奪ってなんていなかったんだ。
おそらくは、シュナイダー博士と面識があったローゼンバーグなんだろうな。

けれど、その時の記憶がないのは、大切な人を失ったショックからなのでしょう。
崩壊しそうな精神に対して、防衛本能が働いたんだね。

ナターリア「これが…あんたの過去。ちょっとなんなのこれ…。
       エリスまさか…。こんなこと…こんなことありえない。」


おや、「大丈夫!」ってナディさんが今頃到着なの。
もしかして、ずっとカーペットと戯れてたのですか?
または走ってたとか、とっちにしても相当広いのねこのお屋敷。(笑)
さて、そんなことよりも、この記憶を見てナターリアさんがどう思ったのかが不明なの。
とりあえずは、嫌悪しているようには見えないけれど…。

ナターリア「二人とも元気でね。」

次の日の朝。別れの時を迎えました。
村人達にちゃんと謝るように進言するナディさん。でも……。
ナディさんが考えてるみたいに謝った程度じゃ済みそうにないと思うのだけれど…。
たぶん、丘の屋敷には魔女がいるって二度と近づかないことでしょう。
畏怖の念による村八分が彼女に待っている未来に違いないの。(苦笑)

別れ際、こっそりとエリスちゃんに耳打ちするナターリアさん。

その意味は………。

旅支度を整えたナターリアさん。
いきなりホワイトハウスに電話をしちゃってます。
誰でもいいからエライ人を出せって、
てか、そんな簡単にエライ人が出てくると思わないんだけど。
ともかく、国家を揺るがすような情報を持っていると、
それなりの報酬貰えれば、エリス本人に会わせるって。
だたし、条件としてナターリアとエリスと、そしてナディの三人の命を保証しろって。
とりあえず、後で電話かけ直すということに…。

ナターリア「ああ、緊張した。これで全てがうまくいくわ。
       これでまたビバリーヒルズで暮らせるわ。昔みたいに。」


侵入者。そして…響く銃声。

ナターリアの願い…彼女の望む幸せ。
それは同じ悩みを共有できるような家族との生活。
そんな家族みたいな存在をエリスちゃんとナディさんに求めたわけだね。
でも、彼女は選択を誤ったの。事を急ぐあまり、動くには早過ぎたのかも知れない。
彼女の電話は、黒装束の軍団に傍受されていて…。無惨にも殺害されることに…。(悲)
方法は間違っていたけれど、幸せに暮らすことを夢見てたナターリアの悲しい最後でした……。

ああ、やっぱり倫理に反するようなことをするキャラクターって、
容赦なく命を落とさせるなこの作品………。
でも、ナターリアさんの場合はただ寂しかったけだけ、ちょっと可哀想すぎるよ。(苦笑)
エリスちゃんとナディさんの安全まで願っていたのだから。

ところで、ホワイトハウスが欲しがるほどの情報ってなんだろうね。
あの物体の復元能力?かな、一瞬だけ見えたか硝子細工のような物?
それとも、シュナイダー博士を殺害した人物でも見えたのかな。
ナターリアの見た記憶の情報がちょっと気になるところなの。

で、南へ向かうジープでは……。

ナディ「どうしたの?」
エリス「なんでもない」

もう、随分と屋敷から離れたというのに、
聴覚の優れたエリスちゃんだけは銃声が聞こえたの。
ナターリアの身を案じるエリスちゃんですが、既に彼女は……。
この出来事がエリスちゃんに大きな影響を与えたのは確かなの。

議長「では今後しばらくは事態を静観し
    ローゼンバーグの出方を待つことにします。意義はありませんね。」

で、例の謎の組織では、事態を静観することに決まりました。
確かに下手に動いてローゼンバーグに利用されてもまずいものね。
でも…、勝手に動いているやからがいるんだよね。(苦笑)

     ジョディ「はい、これより現地に向かいます。」
ローゼンバーグ「お出迎え?の、はずはありませんね。
          向こうは死ぬほど熱いですよ。死なない程度にご活躍を。」

そんな不安要素があるなか、ジョディさんが現地に赴きます。
ついに、ジョディさんことブルーアイズの活躍が見られるようです。

で、出張から帰ってきたローゼンバーグに空港で目撃されちゃってますよ。
ここまでのことは全て彼の思惑通りのようですな。なんて恐ろしい人なの。

で、ここでナターリアさんの映像がまた…。
燃える屋敷にえ倒れ伏すナターリアさん。
燃えてゆく、幸せだった頃の家族の写真が悲しすぎるの。
これが孤独な彼女の望んだ物だったんだね。

再び南へ向かうナディとエリスの二人。
手にしたインカローズが光ってるのを眺めながら
ナターリアさんを心配するエリスちゃんが印象的。

エリス「大丈夫かな」
ナディ「えっ!?」
エリス「なんでもない」

これまでにないエリスちゃんの行動…。
恐らく、人とは違う力を持った存在が、忌み嫌われることを学習したのでしょう。
ナディに自分の気持ちを悟られないようにしてるのも気になるところ。
今回は普通の人間であるナディが蚊帳の外な感じがしたよ。

そんな、二人を追跡する新たな敵、鶏冠頭な黒の軍団………。
なんなんですかこの人数は……キモイ…キモ過ぎるの……。
頼りないナディさんだけで太刀打ちできるのか心配なの。

ところで、私が黒装束とか黒の軍団とか呼んでいる組織って、組織名ってなんだろう。
この人たちも魔女もしくは魔術師の集まりと考えていいのかな?それとも教会とか?

さて、次回のエル・カザドは「撃つ男」。
さっそく黒の軍団に襲われてるの……。
髪を下ろしたジョディさんが、マドラックスに見える。
てか、それって前作のキャラじゃん(笑)
ちなみにフルネームはジョディ・ブルーアイズ・ヘイワードさんなの。
そういや、今回のナターリアの中の人ってマドラックスの人だったけ。

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エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・1) 感想です。

2007年06月13日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Bパート・1) 2007/06/12 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Bパート):


自分の超能力は本物だと言い、エリスの記憶をほんの少しだけ読みとって見せたナターリア。
彼女は、超能力がなければ、普通の人間として暮らしていけたのにと話すのだった。
エリスに同じものを見いだした彼女は、エリスにずっと側にいてくれないかと誘うのだった。
その時、暴徒と化した村人達に教われるもエリスの力によって救われた。
その際に偶然にエリスの過去を読みとることに。
次の日。ナディとエリスの二人を見送った後、ホワイトハウスに電話をするナターリア。
情報と引き替えに、自分とナディとエリスの身の安全の保証を願え出るのだった。
エリスの能力で大金が舞い込むと考えたナターリアは、エリスとナディを交え、
三人で幸せに暮らす姿を想像していた。だが、そこへ現れた謎の黒ずくめの軍団。
響く銃声、燃え上がるナターリアの屋敷には倒れたナターリアの姿があった。
……というお話。

レビューな感想(Bパート・1):

ナターリアの見た夢。

 ナスターシャ「信じてください。私は本物の超能力者なんです。」
大勢の大人達「いいかげんにしろ! 本当のことをいえ!」
 ナスターシャ「だから何度も言ってるでしょ。確かに嘘をついたのは認めます。
         でも私は本当に………」


これは数年前のナターリアらしいの。

ナスターシャには確かに不思議な力があったのかもしれない。
けれど、超能力なんていう不確定なものを信じる者少ないよね。
注目を集めメディアなどに露出するようになれば尚更なの。

世間は、出来ないと言えば能力を否定するものだから。
だんだんエスカレートすると、本人が出来ない能力まで要求するようになる。
勝手に想像して、こうでなければいけないってね。

だからこそナスターシャは間違いを犯したの。
自分の能力のこと、出来ることと出来ないことをハッキリ主張すべきだったの。
誹謗中傷はあるかもしれないけど、そこは堪えなきゃいけなかった。
メディアの戦略に乗ってはいけなかった。

恐らく、ナスターシャはメディアの要求に応えるようにして、
自分にはない能力をインチキで誤魔化すようになったに違いないの。
結局は、幼い少女を食い物にした大人達の世界が彼女を不幸にしたんだ。
大人は、売れる素材は骨までむしゃぶりつくのだから。

メディアは一人の人間を祭り上げ、お金を生み出し。絶頂に登らせる。
また、一時を経て、用済みとなれば徹底的に潰し。奈落の底に落とす。

ナスターシャは汚い大人達の社会の犠牲者だったのだ。

     少年「こっちに来るな! あっち行け! 魔女!」
ナスターシャ「私…、私は魔女なんかじゃない…」

こっちは、さらに幼い頃なのでしょう。
やっぱり何らかの不思議な力があったんだね。
そして、それが原因で虐めを受けていたんだ。
子供って、相手の気持ちをなかなか知り得ないから、
なんてことない一言を放つことがあるんだよね。
でも、それがナスターシャにとって深い心の傷となった。

悪夢のような過去の自分の夢に目が覚めるナターリアさん。
痛くて、悲しい、悲しい思い出なの………。

さて、本日やっとか登場の子連れ狼さん。
ダンディーな叔父様なリカルドさん、そして………。
連れの喋れない幼女なリリオちゃんも村へ到着したの。
で、やっぱり例の物の二択迫れることに。

リカルド「ちょっとだけだぞ。 ニャー」

うわぁ、猫耳リカルドさんだぁ!
これって、笑っていいんですよね。てか、笑い転げてしまったよ。(笑)
リカルドさん、期待の眼差しで見つめるリリオちゃんには勝てないの。
似合わない~!でも、かわい~い!(笑)
ま、リリオちゃんが嬉しそうだから良かったよねリカルドさん。

無から生み出された少女・エリス。
夜も更けてきたというのに、なかなか寝付けないでいたエリスちゃん。
手にした本を食い入るように見つめてます。そのページは魔女狩り………。
そんなエリスちゃんに優しく声をかけるナディさん。

ナディ「眠れない?」
エリス「うん」
ナディ「散歩でもしてきたら?」
エリス「そうする」

以前、「降られた女」で、山小屋に避難した際、
自分が普通の人間と違うことを気にしていエリスちゃん。
自分が何者なのか?これは表情に出さずとも常にエリスちゃんの頭にあったこと。
その時のナディさんは、「何も知らない」からこそ、軽い気持ちで
「不思議な力を持っていたって人間は人間なんだから」と答えられた。
でも、その時とは違い、エリスちゃんが求める道には魔女の痕跡。

そして、これから行く先々にも人でないことを示す痕跡が見え隠れするのでしょう。
エリスちゃんが「何者か知らない」ナディさんは、肯定も否定もしてあげることもできない。
どんなにエリスちゃんを気遣っても、どうしてあげることも出来ないことへの憤り。
今のナディさんに出来ることは、彼女を本から離れさせ、気分転換させることぐらい。

散歩に出かけるエリスちゃんと、その後ろ姿を複雑な表情で見つめるナディさんが痛いの。

エリスちゃんが庭に出ると既に先客が…ナターリアさんです。
彼女がいたのは愛猫チャッピーの墓の前でしたが………。
墓石にはこんな記述が…「CHAPPY 1996 - 2008」ってえっ?
確かチャッピーって去年死んだってナターリアが言ってましたよね。
ということは、エル・カザドの世界は2009年ってことになるのかな。
これまで、この世界のお話が少々時代錯誤な感じがしてたんで、
一昔前のメキシコなんだと勝手に思い始めていたのに………。

実は、現代で、しかもちょっぴり未来な話だったんですね。(爆)

偽物の魔女・ナターリアさんと本物の魔女・エリスちゃん。
幼い頃。魔女ではないのに不思議な力が元で虐めらた記憶のあるナターリアさんは、
同じように不思議な力を持つエリスちゃんに親近感を抱いたのでしょう。

ナターリアさんは、その悲しい過去の記憶から、
「ねぇ。あんたも子供の頃、虐められた?」と訪るの。
これじゃ、エリスちゃんの気分転換にならないですね…。(苦笑)

でも、シュナイダー博士に育てられたエリスちゃんには、
虐められた記憶なんてありませんから「なんで?」と答えます。
それ以前に、虐められる理由が分からないみたい。
ある意味、エリスちゃんは幸せだったのかも。

ナターリア「あんたにだって、普通の人間にはない不思議な力があるじゃない。
       私は虐められたなぁ。魔女だなんて言われてさ。」

これは、不思議な力を持つ魔女が人に忌み嫌われているのだと示しているの。

エリス「インチキなのに?」

魔女が忌み嫌われる存在だと理解したエリスちゃん。
でも、魔女ではないナターリアがどうして虐められたのか理解できないエリスちゃん。

そこでナターリアは己の不思議な力をエリスちゃんに示しました。

ナターリア「ナディは歌わないの?」

その力は、人の記憶を読みとる力。示したのはエリスちゃんの思い出。

ナターリア「この力だけは本当なの。」

驚くエリスちゃん。ナターリアさんの嘘で塗り固めた生き方の中で、唯一の本当のことだったの。

それにしても、またもタコスソングが出てくるとは…よっぽど好きなんだね。
でも、ちゃんと会話にナディさんが出てくるあたりがエリスちゃんらしいの。

その頃の村人達の集会………。
ナターリアの正体を知った若者が、村人達を集めナターリアの屋敷を襲撃しようとしていました。
てか、ちょっとやりすぎじゃん!これじゃどこかの過激派グループと変わらないの…。(苦笑)

 リカルド「コイツは…」
エル・エー「あの時の…」

髑髏な被り物だらけの集会場にリカルドさんとエル・エーくんの姿があったよ。
でもって出会ってしまいました。戦闘になるのか?って、一瞬ヒヤッとしちゃったよ。
だって、リリオちゃんがいるんだから…リカルドさんにとって不利でしょ。
でも…逆にリリオちゃんのおかげで有耶無耶になったの。
被り物のおかげもあってかエル・エーくん、今のリカルドさんを別人と認識。
エル・エーくんは戦闘モードのリカルドさんしか知らないもんね。
リリオちゃんの前じゃ、ふにゃふにゃのリカルドでよかったよぉ。

まだ、過激派が襲ってくるとは知らないその頃のナターリアたち。(苦笑)

ナターリア「あんたは幸せ?あたしはいいこと無かったな………」

お金に不自由しなかったというナターリアさん。でも、彼女は不幸だったと言います。

話を聞いていると確かにそうかも。
両親はナターリアを見せ物にすることで手に入るお金にしか興味がなくって、
お金のことで喧嘩が絶えず、不正が発覚して娘がバッシングにあったときなんかも、
ナターリアよりもお金を手にして出ていったんだって。
世界中が敵にまわったとしても両親だけは味方なってあげなきゃいけないのに。
傷ついた娘の心を支えてあげなきゃいけないのに…………。(泣)

ナターリア「超能力なんてなければ、普通に学校に行って、友達と馬鹿やって、
       彼氏つくって結婚して、そういうちゃんとした生き方してたと思うんだよね。」

ナターリアさんの望み。それはごくごく普通の女の子として生き方でした。
でも、不思議な力があったばかりに、いまはたった一人で偽りの生活を続けてる。
すっごく悲しい娘なの。でも、これって、エリスちゃんにも当てはまるの…。

でも、エリスちゃんは幸せだったのかも。
幼い頃は優しいシュナイダー博士が側にいたし、
追われる身になった今はナディさんが側にいてくれる。
ただ一つ違うのは、ナターリアさんは不思議な力があっても普通の人間であることには変わらないの。
でも、エリスちゃんは魔女の遺伝子で無から生む出された人工生命…。
背負っている物が違うんだよね。

エリス「おいしいよ。」

そんな暗い話題を吹き飛ばしたのはエリスちゃんでした…
猫の餌だって言ってるのに、味見だって食べちゃうし…。(笑)
さすがにダメでしょ拾い食いは…。(そういう問題か?)

ナターリア「私の友達になってよ。」

エリスちゃんを変な子って認識。それでいて笑みを浮かべるナターリアさん。
すっかり、仲間意識を持ったみたい。というか、きっと今まで寂しかったんだろうね。
自分と同じような境遇かもしれないエリスちゃんのことを気に入ったんだ。
おそらくは、彼女にとって最初で最後の偽らなくていい相手だったんじゃないのかな。
そのエリスちゃんもナターリアさんを変な女の人って認識してたんだっけ。(笑)

で、そのエリスちゃんは戸惑いの様子だよ。
それは南へ行くという目的があるからで…。

エリスちゃんを繋ぎ止めようと必死な孤独だったナターリアさん。
毎日美味しい物をご馳走してあげるから。洋服とかバックとかジュエリーとか、
好きな物はなんでも買ってあげるから、お金も不自由させないからって誘ってきたの。

ナターリア「お金さえあれば、なんだって手に入るんだから。だから、だからずっと私の側にいて。」

ナターリアさんの気持ちはわかるけど、なにか根本的に間違ってる気がするよ。
自分で、お金があっても不幸だったって言ってたのに、これじゃ矛盾すると思うの。

彼女は、これまで誰にも愛されたことがなかったのかもしないね。
だから、この方法しか誰かを繋ぎ止める方法を知らないのでしょう。
友達が家族が欲しかっただけなのに、悲しい悲しい娘なの。

その時。何かが割れる音が……。
どうやら、暴徒と化した村人達がランプを投げて屋敷に火をつけようとしてるの。
投げられたランプのうちの一つが二階のテラスへ届こうとしてたけれど、
こっちは事態に気づいたナディがテラスに出て撃ち落としたの。
ちょっとやり過ぎだよこの村人達………。
慌ててエリスちゃんたちの所へ向かうナディさん。
でもなんか、この屋敷って無意味に広そうな気が………。

あれれ?なぜかこれ以上この記事に書き込みが出来なくなっちゃたの。
仕方がないので、新しい記事に分割するです。(苦笑)

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 エル・カザド 第10話「天使と暮らす男」 (Aパート)
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エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Aパート) 感想です。

2007年06月13日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第11話「呪う(まじなう)女」 (Aパート) 2007/06/12 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Aパート):

いつものように南へ向かっていたナディとエリスの二人は、途中奇妙な村に立ち寄った。
その村にはナターリアという魔女を名乗る女性を崇め、
守護神チャッピーなる石像を崇めているという。
その女性が、かつて世間を騒がせた超能力少女・ナスターシャであることに気づいたナディ。
そんな中、若者の中にナスターシャはペテンだと騒ぎ立てるものが現れるが、
眺めていた炎により力を発動してしまったエリスによって事態が一時的に収束したかのように見えた。
しかし、エリスが力の発動の反動から意識を失ってしまい、ナターリアの世話になることになった。
ナディに正体が知られていると知ったナターリアは自身の身の上話をする。
幼い頃、超能力少女として世界各地を回ったナスターシャ、名声と富を得、誰よりも幸せだった。
しかし、インチキが知られてからはバッシングにあい、全てを失ったという。
その頃。ブルーアイズの所属する謎の黒ずくめ集団たちが、エリスの処分を検討していた。
………というお話。

レビューな感想(Aパート):

今回のタイトル「呪う(まじなう)女」の意味が分からないの。
どうもナターリアは人の記憶を読みとる能力だったみたいだし。
誰も呪っていないような気がするけど………。

さて、今日もナディさんとエリスちゃんの二人は南へ向かっていたの。
その二人の目の前に分かれ道があったよ。どっちも南へ通じてるみたいだけど…。
ナディさんは左の道から行きたくてもエリスちゃんは頑として右の道。
珍しくナディさんがだだ捏ねてるみたいだけど?

ナディ「そんなぁ…」
エリス「コインの答えもおんなじ」

仕方なくコインの表と裏を使った賭までやってみたけれど、結果はエリスちゃんの勝ち。(笑)

ナディ「どうしてもそっちの道じゃなきゃダメなの?」
エリス「うん。」

しぶしぶエリスちゃんが選んだ道にしたけれど、やっぱり納得いかないみたい。
ナディ、いっつもすんなり折れてるのに今日はどうしたんだろうね。
あ、もしかするとエリスちゃんの選んだ道には何か困ったことがあるのかも。

しぶしぶエリスちゃんが選んだ道にしたけれど、やっぱり納得いかないみたい。
ナディさん、いっつもすんなり折れてるのに今日はどうしたんだろうね。
エリスちゃんの選んだ道には何か困ったことがあるのかも。

ま、そもそもエリスちゃんの旅って、エリスちゃんの思うがままなんだよね。
直感というかなんというか、南へ行く意外にエリスちゃん本人にも分かっていないみたい。
きっと、エリスちゃんの中の魔女の遺伝子がそうさせるんだろうけど。
思わず「な~んで?」って言うナディさんに「わかんない」だって。(笑)

ナディ「あんたと話してると頭がタコスになりそうだな。」

ここでまたエリスちゃんのタコスソングが…。(笑)
ここでタコスの話をするナディさんもナディさんですけど。
そんなに好きなのかな?でも、意味わかんないし。(笑)
「歌わなくていいから。」って言うくらいなら言わなきゃいいのにね。
そしたら、あさっての方を向いて小声で歌い出すの。

そんなエリスちゃんに思わず噴き出すナディさん。
エリスちゃんも嬉しそうに笑ったよ。二人はとっても仲良しさん。
前回笑うことを覚えたエリスちゃん。笑顔がとっても素敵なの。
こんな微笑ましいやりとりも出来るようになったんだね。

それにしても、この作品のスタッフてそんなにタコスが好きなのかな。(笑)

ジョディ「二人はこれまで通り、旅を続けていた。」

ここで、恒例のジョディさんのナレーション。
なんかそのままなんですけど…とか思ってたら、
エリスちゃんのインカローズが光り出したの。
これってもしかしてエリスちゃんの目的地が近いってことなのかな。
「光ってる」って暢気に言ってるエリスちゃんの横で、
ナディが複雑な表情で見つめてるの。

ジョディ「だが、わずかな変化が起こり始めていた。」

変化って、なんだかソワソワしてるナディさんのことかな?
きっと…この先の…たどり着いた目的地で何かが起こるってことの暗示なのかも。
そうしたら、二人ののんびりした旅も終わっちゃうし、
二人の関係も変わっちゃうのかな。
あまり酷いことにならなければいいのだけれど…。

そして、タイトルコールの後、どこかの会議の様子………。

議長「ブルーアイズによってダグラス・ローゼンバーグが遂行する
    プロジェクトリヴァイアサンの全容が明らかなった。」

てか、なに、なに、なんなのこの黒装束軍団は…。怪しさ大爆発なの。
ジョディさんのミドルネームが出ていることは、ここが彼女の所属組織なんだね。
なんか、どこかの悪の教会っていうか、まんま悪の組織みたい。(笑)

話の内容を聞いてると、エリスちゃんの処分を考えてるみたい。
ローゼンバーグが知っている上での情報とはわかってるみたいだけど…。
なんか嫌な感じです。ナディさんだけで守りきれるどうか…。
その前に、二人とも危ないよね。(苦笑)

その頃のナディさんと言えば、ジョディさんに定期連絡中だったの。

ジョディ「その質問なら、前にも答えたはずよ。」
 ナディ「エリスが何者かは知る必要がない。ただ、指示があるまで彼女を守っていればいい。
     ………って言うんでしょ。機械が喋るみたいに感情ゼロの口調で。」
ジョディ「一言余計だけど。その通りよ。」
 ナディ「でも、納得はしてない。」

この場を使い不満をぶつけるナディさん。
以前にもしていたらしい質問をするの。
でも、あくまで事務的なジョディさんの答えは同じ。
ナディさんの皮肉混じりの言葉も軽くかわされちゃった。
ここはビジネスとして割り切るのが普通なんだろうけど。
これまでずっとエリスちゃんと旅を続けてきたナディさん。
すっと見守って来た彼女からすると納得がいかないわけだよね。

ジョディ「エリスが何者だか分からないままだと仕事に支障をきたすの?」
 ナディ「それは…」
ジョディ「とにかく任務を優先して。」
 ナディ「あ…ちょ、ちょと待ってよ!」

ジョディさんの一言に動揺を見せるナディさん。
それだけエリスちゃんの事を特別にな存在に思い始めてるのかもしれないよね。
それに今のままじゃ、誰かの手の平の上で踊らされているって感じだもん。

そんなことを知ってか知らずか、早速と電話を切ったジョディさん。
彼女の手に乗った下首飾りの赤い宝石が光ってるの。この光かたって………。
やっぱりエリスちゃんが持ってるインカローズの原石と同じものみたい。
ところで、この首飾りってチョーカーだと思っていいのかな?

ナディ「はぁ…。あったまにきた…もう。」

定期連絡の間、エリスちゃんを待たせていたお店に戻ってきた時のナディさん。
なんかすっごくナディさんらしくって、思わず笑みを浮かべてしまったよ。

店主の男「お客さん達、南へ向かっているんだって?
      悪いことは言わないから、引き返したほうがいい。」

おや、商品棚を眺めているエリスちゃんのダラリとした様子がおっかしいの。
ナディがいない間、店主の男性とお話をしていたらしいエリスちゃん。
話を聞いて心配した店主が南へ行くなら、いったん引き返して別の道から行った方がいいって言うの。
どうやら、あの道。ナディさんが行きたかった道は町を通る方で、宿泊も補給も楽そう。
で、エリスちゃんが選んだ道は村を通るみたいだから……いろいろと不便そう。
それに、その村に住んでいる人たちに何かあるらしく…。

ナディ「賞金稼ぎとか、ならずと者だったら全然平気だけど。」
エリス「ナディもならず者だから。」
ナディ「こら。」

もう、このやり取りは定番みたいな感じだね。ナディさん弄りは、二人の軽いスキンシップみたい。(笑)

エリス「ダメ。真っ直ぐ行くの。」
ナディ「訳は聞かないで。聞くと頭がタコスになるから。」

いつになく頑固なエリスちゃんと、ナディさんのジョークに理解不能な店主の男性。

きっと、なんなんだこの娘は?とか思ったに違いないの。(笑)
このジョークって仲良しな二人にしか分からないんだもんね。
タコスソングは一種の電波だから…ってことは二人は…。(爆)

ナディ「なにあれ? エリス、注意して。」
エリス「イエッサ!」

店を出て、しばらく走行すると問題の村に到着。でも…。
なんか村の入り口に変な人たちがいるよぉ…。みんな髑髏な被り物をしてるの。(怪)
なるほど、さっきの店主が行かない方がいいって言うわけだ。

村に用があるのか?って言うんで、通るだけって答える二人。
でも、聖なる祭りの最中で、指定された被り物をしなきゃいけないみたい。
髑髏な被り物か、猫耳の二択だってさ。怪しすぎるの。

ナディ「重い…」
エリス「臭い…」

で、最初に選んだ髑髏な被り物を被った二人の反応が笑えるの。
ふ~ん、そんなに重いんだぁ。ナディさん足が覚束無くなってるし。(笑)
怪力のエリスちゃんは全然平気みたいだけど、
いろんな人が使ってるみたいで臭いがスゴイみたい。(笑)

というわけで、二人とも猫耳なの。サービス、サービス!

エリス「似合ってない。」
ナディ「…あんたもね。」

で、猫耳なナディさんへの一言が酷いの。(笑)
私は猫耳ナディさんも可愛いと思うけど。もちろんエリスちゃんもね。
ところで、何かとナディさんのコスプレにクレームをつけるエリスちゃん。
もしかして、ナディさんが可愛く見えると嫌なのかな。焼き餅?
それとも、これもいつものナディさん弄りかな。

一つ思ったのは、村人達はみ~んな髑髏の被り物ばかりなんだよね。
逆に猫耳の姿は見えなくて、なんか二人の方が浮いているように見えるんだけど。
どっちにしても、こんな村嫌だよね。早く立ち去らないと危なそうだよ。

村人達「守護神チャッピー様。どうか我々に富と幸福をお与え下さい。」

で、夕暮れの村をジープで走るお二人さんは、怪しげな儀式の現場を目撃。
守護神チャッピー様って、スフィンクスをお間抜けな犬にした石像を集団で拝んでるよ。(怖)
すぐ横には儀式でもするのかな神殿風のステージまであるの。
どこかのドラマを思い出したよ………あ、そうそうトリックって言ったけ。

エリス「チャッピー様」
ナディ「無意味に繰り返さない。」
エリス「かわいい。」
ナディ「うっそぉ~」

おや、あきれ顔で身を屈めるナディさんが猫耳のせいで可愛く見えるの。
そんな彼女の相方は何でも復唱しちゃうマネっ娘エリスちゃん。そんなエリスちゃんの趣味って…。
斯く言うこの私も、最初に見たとき、お間抜けで可愛いって思っちゃた。
もしかして私も同類なのかも…不覚…(爆)

あ、ジープを降りたエリスちゃんが引き込まれるように儀式の方へ…「かわいい」だって。
よっぽどお気に入りなんだね。さりげなく連れ戻そうとする猫耳ナディさんが面白いの。

でも、その時、この儀式の主が現れるの。ナターリア様だって。
なんか、ナディさんにはナターリア様の顔に見覚えがあるみたいだよ。

そんなことよりもナターリア様。自分を魔女だって言ってるの。
長剣を出してきて、一瞬でへにょへにょにしちゃうの。
あ、エリスちゃんが神殿の篝火と高くあげられた剣に反応しちゃったよ。
ナディさんはまだ気づいてないみたいだけど。

 若者たち「みんな騙されるな! そなもの奇跡はインチキだ!」
ナターリア「愚かな若者達よ。言葉を慎むがよい。」
 若者たち「黙れこのペテン師! 巻き上げた金を返せ!」
   ナディ「あっ、思い出した!」

よくわからないけど、ナターリア様ピンチみたい。
ナディさんはこのやり取りにナターリア様の正体に気づいたみたいなの。
と、その時、ハァハァ言い出したエリスちゃんが光り出したの。
てゆーか、手に持ったインカローズが赤い光を放ってる。

ナディ「エリス!」

エリスちゃん…力の反動なのか、これまでと違ったよ。
光が消えた後、気を失って倒れちゃった。
突然のことに心配して叫ぶナディさんとは裏腹に、
どさくさに紛れて自分の力で呼んだ仲間だとか言って、
ピンチを脱していたナターリアにムカついた。

その頃。ローゼンバーグの元から脱走したエル・エーくんが村に到着したの。
変態さんは、迷わず猫耳を選んだよ。でも、髑髏の被り物を見る目はちょっと怖いよ。
気になることでもあるのかな。それにしても、変態君。猫耳が似合ってて可愛いの。

エリス「ここどこ?」
ナディ「さっきの どこまで覚えてる?」
エリス「変な女の人が出てきたとこ」
ナディ「その変な女の家よ。」

よかったぁ。エリスちゃんさっきの後遺症もなさそうで大丈夫みたい。
ただ、力を使ったときの記憶がないのが気になるところだけど。
それにしてもナターリアのエリスちゃんの認識はああだったんだね。
エリスちゃんにも変な女って認識されたナターリアっていったい…。

そのナターリア。初めは魔女を演じてたけれど。
エリスちゃんが儀式に使った剣のトリックをあっさり暴いちゃったり、
昔、超能力少女として世界を騒がせたナスターシャでしょってナディに指摘されたら開き直ったの。
てか、正体を知っているんだと知って、演技する必要がなくなったみたい。
ま、ずっと演技をしつづけるって、誰だって疲れることだもん。

愛猫チャッピー。
エリスちゃんがまた可愛いって言ったの。
去年、糖尿病で死んじゃったんだって。
いったい何を食べさせてたんだろう。(苦笑)

ナターリアの身の上話。
子供の頃、超能力少女として、アメリカ、イギリス、日本、中国など世界を渡り歩き、
ビバリーヒルズに豪邸を建てるまでにお金を儲けていたナターリアだったけれど。
インチキがバレてからバッシングに合い全てを失ったらしいの。
でも、ここに流れてきて、この地方の魔女の伝説を知り、利用しようと思ったとか。

それにしても、村人からお金を巻き上げたんでしょって言うナディに、
善意の寄付だって言い切っちゃうあたり、ある意味大物なの。
けれど、まるで人ごとのように話す仕草と語りに、どこか空虚で寂しさを感じるよ。

それにしても、魔女の話になってからナターリアを見ているのに、
何か別のことを考えてるようなナディの様子が気になったの。

その頃の黒装束の組織。
この二人の黒装束の女性。これは声から片方が年配かな。
なんか議会を無視してエリスちゃん抹殺に動いてるみたい。

で、派遣された奴らは、これまた黒装束なんだけど、鶏冠頭で容姿が人間じゃないぞ…。
昔のヒーロー物の悪の工作員みたいな格好なの。
黄色い目なのかなゴーグルなのかな?が、ロボみたいにピカーンって暗闇で光ってる。

なんか、ヤバそうな感じになってきたところでAパート終了なの。

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 エル・カザド 第10話「天使と暮らす男」 (Aパート)
 エル・カザド 第10話「天使と暮らす男」 (Bパート)
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エル・カザド 第10話「天使と暮らす男」 (Bパート) 感想です。

2007年06月06日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第10話「天使と暮らす男」 (Bパート) 2007/06/05 01:45 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Bパート):


アントニオには秘密があった。
それは、妻、マルガリータの命を奪うことであった。
しかし、彼はマルガリータを愛してしまい、彼女を手にかけることが出来ないでいた。
そんな彼は、マルガリータとの愛に生き、過去を捨て二度と人を傷つけないと誓っていたのだ。
だが、そんな彼を狙うヒットマンが現れる。
アントニオは愛する妻を守るため、今一度戦うことを決意するのだった。
……というお話。

レビューな感想(Bパート):

リカルド「おい! 作り直せ、辛くするなと言ったろ。」

子連れ狼ことリカルドさんの登場なの。
ずっと、ナディたちの後を追ってきてるみたい。
さて、ここはどこかのお店なの。そんなの見ればわかるよね。(爆)
今日は、いつになく声が大きいリカルドさん。
リリオちゃんが食べたスープパスタ?がとっても辛かったみたい。
さすがのリカルドさんもリリオちゃん絡みになると怒っちゃいます。

ヒットマン「リカルドじゃないか、久しぶりだな。」

スープパスタを作り直してもらっていると、とあるヒットマンに話しかけられたよ。
どうやら、古い知り合いみたい。でもリカルドさんにとって好きなタイプじゃないみたいだ。

ヒットマン「俺のお宝に手を出すなよ。」

こんなことを言って去っていきましたが、このタイミングで出てくるってことはですよ。
マルガリータ、もしくは命令に逆らったアントニオへとマルケスが放った刺客なのでしょう。

ヒットマンが去った後、やっと注文したスープパスタができあがりました。
でも、今度はリリオちゃんが食べる前にリカルドさんが試食してるの。(笑)
で、今度は非常に不味かったらしく、作り直せと突き返したのでした。

さて、今回もリリオちゃんは言葉らしい声を発しないの。
やっぱり、しゃべれないのでしょうか。理由があるなら教えて欲しいな。

その頃のローゼンバーグ。

ローゼンバーグ「素直で結構。行きなさい。さらなる高揚を胸に…
          そうして、本当のエリスを目覚めさせるのです。」

凶悪犯罪者エル・エー君再教育失敗!脱走す!
てか、ローゼンバーグの物言い、これは確信犯ですか!
そういえば、これまで再教育というより、変態をさらに変態化させていたようにしか見えなかったような…。
パワーアップした凶悪変態ストーカーが野に放たれてしまったよ。
ナディさんじゃ瞬殺されそうで怖いの………。
今度はリカルドさんでもヤバイかもしれない。(滝汗)

その頃のナディさんたちは就寝時間なの。
視聴者はまたもアントニオさんとマルガリータさんのラブラブを見せつけられる羽目に…。(笑)
でもってナディさんはアントニオさんとの会話を思い出したよ。
アントニオさんは過去を捨て、二度と人を傷つけないと誓い、愛に生きるんだって。
ある意味、この人はすごいなと思ったよ。
汚れた世界に生きていた彼がどこまで出来るかわかりませんが、
彼がチンピラに絡まれていた時も、グッと怒りを堪えてました。
今のところ誓いを守ってるみたい。
このまま幸せで居て欲しいなって応援したくなっちゃうの。

お部屋の様子を見て、お話に関係ないけど気になったこと。
やっぱり、ナディさんは椅子に腰掛けて眠るんだね。
ということは「働く男」でホテルのベッドで寝たのが最初で最後になるってことだね。
あ、「嘘つく女」の病院のベッドがあったような…でもあれは病院だから違うね。
またエリスちゃんと同じベッド眠るような日は来るのかな。

とまぁ、脱線はここまで、話を戻すです。
アントニオは、マルガリータさんに過去を話さないって言ってことを思い出したの。
まどの外を眺めながら何かを思うナディさん。

ナディ「夫婦の間には一つくらい秘密があってもいいのかな。」

こうして、大人の階段を一つあがったナディさんでした。(笑)
てか、夫婦の秘密ってのは、時と場合によりけりだから、判断を間違えると全てが終わるか注意だよ。
さて、夫婦仲よく添い寝する様子を微笑ましそうに見てるナディさん。
すると、もう寝ていたハズのエリスちゃんも何かを感じ取ったみたい。

エリス「ナディ…」
ナディ「なんだぁ。起きてたの?」
エリス「おんなじだね。狙うって来たのに仲良くなってる。今は一緒に寝られてて。」

エリスちゃんがこんなことを話すなんて珍しいね。
彼女なりにナディとの関係をこう受け止めていたんだね。
でも、ナディがエリスちゃんの言葉にちょとだけ動揺しちゃった。

ナディ「本当の私の目的はエリスの保護」

ボソッと独り言のように漏らした真実。
ナディがエリスの側を離れない本当の理由は、任務からだったのですねぇ。
でも、始まりはどうであれ、今のナディは本当にエリスを大切に思っているのは事実なの。
だからこそ、エリスちゃんを騙しているわけではないけれど、
微妙な感情の揺らぎが生まれたのでしょう。

それに、何も考えていないような、理解していないように見えたエリスが、
ちゃんと今の状況を理解していて、自分なりにナディとの関係を考えていた。
少なくとも毛嫌いされていないということを知って、少し安堵したのかもしれませんね。

エリス「でも、笑ってるね。」
ナディ「そうだね。」
エリス「いいんだよね…わらっても…」
ナディ「もちろん、当たり前じゃない。」
エリス「…そっか…よかったぁ…」

エリスちゃん自身も、ナディの気持ちを知りたかったんだね。
きっと、いまのエリスちゃんの中では「仲が良い=笑う」なのでしょう。
だから、あえて、笑ってもいいのかって聞いてきたんだと思うの。
ナディに「笑ってもいいよ=二人は仲良しだよ」って肯定して欲しかったんだと思うの。
普通の人間とは懸け離れた自分をナディが嫌っていないということを。
エリスちゃんが手にしたインカローズを眺めながら話すのが印象的なの。
インカローズは今のエリスちゃんの探し求める物の象徴みたいなモノだから。
なんかねぇ。このやりとりも好きなワンシーンになったの。
短いけど、優しい、優しい会話なの。

エリス「おやすみなさい、ナディ。」
ナディ「おやすみ、エリス。」
エリス「たこ たこ た~こ~す おいしいたこす」
ナディ「早く寝ろ!」

ナディに仲良しだって肯定してもらったエリスちゃん、さっそく普段のエリスちゃんに戻ったよ。
二人は仲良してわかったから、さっそくナディさんで遊び始めたみたい。(爆)

エリス「何の音?」

と、その時。物音が聞こえエリスちゃんが反応します。
アントニオさんも気づいたようで、ナディたちの元へやってきます。
どうやら、彼の命を狙う刺客がやってきたようです。

ヒットマン「アントニオ!出てこい! 丸腰で来い!そしたら女は助けてやる!」
  ナディ「言っちゃダメ。丸腰になったあんたを殺したら、今度はマルガリータを殺す気よ。
      元々の狙いはマルガリータなんだから。アントニオ!」
アントニオ「過去は捨てた。人も傷つけないと誓った。でも今は違う。
       俺は戦う。愛する天使を。俺の全てを守るために」

嫌な感じの刺客ですね。
三流ヒットマンというか、こんなやり方じゃ負けキャラ決定かも。
罠と分かっても行こうとするアントニオが格好いいの。
でも、この場はナディと協力した方が良いのでは?
マルガリータを確実に守るにはその方がいいと思うのだけれど。
それに、命を落としちゃったら誰も守れないよ。

アントニオ「もしやられたら後を頼む」

そう言い残して玄関を後にしようとしたアントニオさん。
彼には幸せになって欲しいから死亡フラグに打ち勝って欲しいのに。
そう思ってたら、マルガリータさんの声がかかったよ。

でも、なんでここにマルガリータさんが?そういえばエリスは?
ナディさんも予想外だったってどういうことよ?って思ってたら、
これまでにない機転を利かせたエリスが非難させたようです。

その今回の敵であるヒットマンは、向かいの家に立てこもりなの。
で、エリスちゃんが人質になってるし………窓から見えるエリスちゃんは無事みたいでよかった。

エリス「グッジョブ」

あはは、こんなこと言ってるし、どこで覚えたんだろう。(笑)
で、お間抜けなヒットマンはマルガリータだと思ってるわけね。
依頼者にターゲットの特徴とか聞かなかったのかな。

ナディ「まったく。気がきいてるやら、きいてないやら。」

そうだよね。
エリスちゃんが捕まっちゃったんじゃ状況が変わらないし。
ま、ナディなら確実に助けてくれると見込んでのことでしょうけど。助けに行く側は大変なのです。
それにしても、さっきまでとは一転して緊張感ゼロなの。

マルガリータ「お願い。全部はなして。」

二人のやりとりを全部聞いちゃったというマルガリータさん。
どっちにしろ外で人質交換を叫んでる奴が立てこもりしてる状況だもんね。
全てを隠し通すことなんて出来ないと思うの。
とはいえ、ある意味彼女を騙していたようなもの、アントニオさんにとって辛いことだよね。
軽蔑されることを覚悟で、これまでのことを全て話すことを決意するのでした。

ヒットマン「何やってやがるんだ。アントニオの奴……」

人質を間違えて人質交換しようとしてる三流ヒットマンの素顔。
てか、リカルドさんと話していたヒットマンじゃん。死亡フラグはこの男だね。

ヒットマン「ぬぉ。勝手に動くな!死にてぇのか!」
  エリス「えへ。えへへへ」

ん?エリスちゃんがマラカス持って変な踊りを始めてるよ。(爆)

ヒットマン「ふざけた小娘め。こんなガキのどこに惚れたんだ。わけわからねぇ。」

当たり前じゃん、人違いだもん。年齢すら知らないのか?とことんお間抜なの……。
で、アントニオさんの家族会議終了。全てを聞いたマルガリータさんの下す審判は?

マルガリータ「もっと早く話して欲しかった。
        式こそあげてないけれど、あなたと私は夫婦なのよ。
        隠し事はして欲しくなかったな。」

展開的にそうなるかなぁって思ってはいたけれど、その反対もあったわけだよね。
なんとなくアントニオさんには幸せになって欲しいから、受け入れて貰えて良かったの。

   ナディ「一件落着。というわけで、あたしはあたしの相方を助けてくんね。」
アントニオ「いやそれはダメだ。巻き込んだのは俺だ。俺が行く。」

この後、どっちが助けに行くかで押し問答になるのでした。(苦笑)
あんたら、本気でエリスちゃんを助けに行くきがあんの?なんて思ったり。
でも、ナディさんはエリスちゃんが大切だし。アントニオさんは巻き込んだ責任感。
どっちも譲れない想いを胸に秘めてるんだ。でも………。
さっきも言ったように、二人で協力すればいいだけなのにね。(笑)

ところで、ナディさんがエリスちゃんを「相方」って呼んでるの。
これまでは「連れ」という呼び名が多かったような気がするよ。
これってナディの中でもエリスの位置づけが変わったってことかな。
それとも、わたしの深読みすぎで、この場の雰囲気でだったりして。
ま、これ以降の話を見ればわかることだよね。

マルガリータ「二人で助けに行けば?その方がうまく行くと思うけど。」

マルガリータの一言で押し問答終結。
結局、二人で助けに行くことになったよ。

アントニオがヒットマンを挑発し、彼の背に隠れたナディが隙を伺う作戦みたい。
おや、この映像、ナディが小柄なんだな~って思わせるシーンなの。
アントニオが大きいのかもしれないけど、彼の背にすっぽり隠れちゃうナディさん。
そもそも、マルガリータさんと比べるとかなり幼く見えるんだよね。
彼女の歳が知りたいところです。(笑)

エリス「ちょっと割れた」

ヒットマンの指定通り、立てこもり現場の玄関まで到着。
ところが………何事もなかったようにエリスちゃんが出てきたの。
手に持ったマラカスが割れてるけど………。

なんか、ナディの話だと、エリスが使うとマラカスも武器になるらしいの。
やっぱり、例の怪力のせいかもね。下手に何かを持たすとちょっと怖いかも……。

でも、ちょっとおかしなことがあったね。
ナディとアントニオがヒットマンを捕まえにいくと既に事切れた後なの。
それも、頭を打ち抜かれているみたい。

ナディがそれに気づいて周辺を見回すけど誰もいないかったから不安だよね。
とりあえず、エリスには知られないようにヒットマンの亡骸を片づけることに……。
やっぱり、卑怯な手や三流なやり方をするとこの作品は命を落とすみたいだね。

で、満月の月明かりの街角を歩く大小の影が見えるの。
もしかしてこれって、リカルドさんとリリオちゃんですか?
ヒットマンと面識があるし、以前も影ながらエリスちゃん救出のサポートをしてくれてるし、
繋がりからするとリカルドさんの線が濃いかも。

次の日の朝。ラブラブ夫婦との別れの時を迎えました。
お土産はタコスで、エリスちゃんがタコスソング歌ってる。(笑)
なんかこの作品、変態とタコスばっかりが頭に残るの。
ま、面白いからいいけどね。

ナディ「アントニオのどこに惚れたの?」

ナディのマルガリータへの質問。回答の後なのか困惑顔のアントニオさんが壺なの。

エリス「昔飼ってた…犬に似てたの…」

答えはエリスちゃんが口にしてくれたよ。
それにしても、なんなのこのオチは…笑うところじゃないのにおっかしいの。
でも、ちょっとこれは可哀想過ぎかも。

犬の泣き真似までしちゃうエリスちゃん。
おやま、いつからそんな娘になったのでしょう。(笑)
そこのナディさんも一緒に笑ってちゃダメでしょ。(笑)
根本的には未解決だし、これからも夫婦は狙われ続けるのでした…
てな感じで再び南へGO!なのでした。

で、恒例のジョディさんのナレーションで締めと思いきや。生声でした。
ちょうど研究室から失敬して来たファイルを読み終えたみたいなの。

ジョディ「プロジェクトリヴァイアス。それは想像を遙かに凌ぐ計画だった。
     もしもこれが成功したら世界は………」

てか、結局なんにもわからないじゃないですか!
そもそも世界レベルの話にふくれあがってるし………。
ちゃんと消化できるのでしょうねこれ……。

風呂敷を広げすぎると後で収集着かなくなるってことがありますからね。(苦笑)

ジョディ「メガネを外した方が素敵ですよ。」

ファイルの最後に…以前ローゼンバーグが口にした言葉が………。
もしかして、このファイルが盗まれることも予想済みだっとか………。

とことん食えない男・ローゼンバーグなのでした。

今回のお話は、エル・エー脱走とナディとエリスの関係の見直しみたいなものだったのかな。
さて、次回のエル・カザドは第11話「呪う女」だそうです。なんか火あぶりの少女が見えたような?

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 エル・カザド 第9話「掘る女」 (Aパート)
 エル・カザド 第9話「掘る女」 (Bパート)
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エル・カザド 第10話「天使と暮らす男」 (Aパート) 感想です。

2007年06月06日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第10話「天使と暮らす男 (Aパート) 2007/06/05 01:45 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Aパート):

ジョディがローゼンバーグの研究室へ進入を成功させていた頃。
ナディとエリスの二人はとある町でチンピラにからまれていたアントニオを助けていた。
助けられたお礼にと、アントニオの奥さん、マルガリータが経営するタコス店に招かれることに。
まるで、新婚の夫婦のように仲がよいアントニオとマルガリータに
苦笑しつつも微笑ましくみていたナディ。
しかし、ナディはアントニオと握手したことで、彼のもう一つの顔を察するのだった。
………というお話。

レビューな感想(Aパート):

今週の冒頭は・・・エル・エー君ではないの。
毎回あの変態映像はキツイかったからこれでいいかなとか思ったり。
で、そのエル・エー君を再教育するため出張中のローゼンバーグ。

ジョディ「プロジェクト、リヴァイアサン。魔女再生計画の全貌がここに。」

彼が不在の研究室へ潜り込むのは言うまでもなくジョディさん。
三度目の正直ってことで、無事に進入成功なの。
でも、その代わりなのかな。いつものナレーションじゃなくて生声だよ。

その頃のナディさんとエリスちゃんの二人は…どこかの街角を歩いてました。
二人とも、おんなじお店の飲み物を持って歩いてるよ。コーヒー?

エリス「たこ たこ た~こ~す おいしいたこす」
ナディ「あんた。すっかりお気に入りね。」

またあのタコスの歌を口ずさんでいるエリスちゃん。もう嫌いじゃないみたい。
よっぽど、気に入った様子だよ。でも、その反面ナディさんは困惑気味なの。

エリス「ナディは歌わないの?」
ナディ「そういうわけじゃないけど、なんつーか、先に酔っぱらわれるとさ。
    酔えなくなるじゃない。あんな感じ。」

あ、分かる気がするよ。カラオケとかでさ。
好きな歌とかあって、とっても歌いたかったんだけど、
友達に気持ちよさげに歌われちゃって…その余韻の後じゃ気が引けるじゃない?
なんていうーか、勢いに乗り損ねてスッキリしない感じ?

ナディさんの例えもそんな感じなんじゃないかな。
でも…エリスちゃん相手じゃ伝わらないと思うよ。

エリス「私酔ってないよ。」
ナディ「例えよ例え。」

ほら、やっぱりエリスちゃんは文面通りに受け取ってるの。
面倒くさくなったのか有耶無耶にしちゃうナディさんでした。
ほんとうの所は、タコスの歌にあまりいい思い出がないからかも。
あんまり深い追いして、傷口広げるようなことになったら嫌だもんね。
エリスちゃんにセクシー路線で惨敗してるから。(笑)

そんな微笑ましいやりとりをしながらジープに到着なの。
ジープのキーを探すナディさん、手に持ったコップが邪魔なので、ボンネットの上に置いたよ。
でも…少しずつ滑ってる、あ、落ちそうなの。
エリスちゃんはジッと見てるだけ。気づいても教えてくれないの。(笑)

エリス「落ちた。」
ナディ「うっそぉ。まだ一口しか飲んでないのに~。」
エリス「このコップ酔ってるね。」

これって、エリスちゃんのジョークですか?だとしたら驚きなの。

ナディ「おにょれー! うわぁ…反撃された…」
エリス「八つ当たりだ。」
ナディ「やっかましー」
エリス「違うよ。あれ」

当然コップの中身はこぼれちゃって、悔しそうなナディさんはコップを蹴飛ばしたのでした。
でも、そのコップは自分の顔へ戻ってきて、中身が顔に………。
もうナディさんは…ドジっ娘だぁ。こうも毎回続くと、もう天然娘にしか思えないよ。
あ、もちろん。エリスちゃんとは違った意味の天然娘だからね。

もしかすると、これがナディさんの素なのかも。
初めの頃、そんな素振りを全然見せなかったのは、エリスちゃんとの親密度にあったんじゃないかな。
つまり、今は素を見せられるほど仲良くなってるってこと。
だからこんなやり取りに微笑ましさを感じるのかも。

さて、八つ当たりを指摘して反論したナディさんでしたが、
エリスちゃんが意図していたものは全然違ってました。
小太りな男性が、肩をぶつけられたっていうチンピラに絡まれていたんです。
男性が謝ってもダメ。穏便に済まそうと怒りを握りつぶす男性がスゴイです。
きっと怒ったら、こんなチンピラなんかより強いのかも。

 エリス「コーヒー零してコップに八つ当たりした賞金稼ぎだよ。」
 ナディ「余計なことは言わなくてよろし」
 エリス「イエッサ!」

で、格好良く助けに入ったナディさん。
でも、エリスちゃんの余計な一言で威厳台無しなの。(笑)
じゃ、さっきの八つ当たり発言もちゃんとナディのこと指してたんだね。
もしかしてエリスちゃん、事あるごとにナディで遊んでません?

で、そんな緊張感の無いやりとりをやってるし、二人の容姿も相まって、
賞金稼ぎだと信じないチンピラさんは………。大事な所に銃を当てられてビビリまくりなの。(笑)

エリス「ばきゅーん!」

さすがやられキャラだ。わめくチンピラさんに撃鉄を起こす凶悪顔のナディさん。(笑)
タイミングの良いエリスちゃんの発砲音の真似事に気絶しちゃった。

以前の学習の効果なのか、擬音とはいえエリスちゃんが嘘をついたの。
なんか、いつのまにか、こんなにも息のあった連係プレイが出来るようになってるのが素敵。
ところで、ナディさんの凶悪顔。イマイチ怖くないの。てか見ていて可笑しくて仕方がなかったの。
やっぱりナディさんは素の方が一番いいかも。

この頃のローゼンバーグ。

エル・エー「エリスにはもう近づきません。近づきません。」

エル・エーに一睡もさせないでエリスを諦めるよう洗脳?してたみたい。
椅子に腰掛け四肢をダラリとしたエル・エー君がすっごく気持ち悪く見えるよ。
とりあえず再教育は完了みたい。本国へ移送されちゃうって。
エル・エー君も見納めかな…一つ名物?が消えたよとか思ったら、
ローゼンバーグが日の当たらない世界に帰った後…不適に笑ってるよ。(恐)

マルガリータ「たこ!たこ! た~こ~す♪ お・い・し・い・た~こ~す♪
         いけてるタコスは アミーゴた~こ~す♪ えへぇ♪」


タコス娘によるタコスソング再び。
蘇る悪夢?に呆然なナディさん。(笑)
ま、自分がノリノリでやってるときは気にならなくても、
実際に目の前で目の当たりにしたら複雑な気分になるよね。
歌っていたのは、小太りな男性・アントニオさんの奥さん。
ナイスバディーなセクシー女性です。

ナディ「…支店かい………」

なるほど、ナディさんが入手した歌って、アミーゴタコス本店もしくは系列店だったんだ。(笑)

マルガリータ「初めまして~マルガリータで~す♪」
    ナディ「ぅ…ぁ…どうも…」

抱きつきという人懐っこいマルガリータさんの挨拶に、
己との違い(豊かな胸)を見せつけられたナディさん。
表情に覇気がないのがおかしいの。気持ちは分かるけどね。

エリス「似合ってるねぇ」
ナディ「悪かったねぇ、似合わなくて…」
エリス「セクシーだねぇ」
ナディ「悪かったねぇ、セクシでなくて…」
エリス「お客さん、大喜びだねぇ」
ナディ「いい加減黙らないと、風穴が空くよ…」

………容赦ないのねエリスちゃん。(苦笑)
ちょっとこれだけ的確に言われちゃうと、さすがに可愛そうかも。
個人的にはナディさんの時の方がなんとなく好きだけどね。
マルガリータさんのはセクシーだけどちょっと微妙。
まあ、ナディが普通にしてればの話ですけどね。(笑)

アントニオ「改めて、アントニオだ。さっきはありがとう。」
  ナディ「ナディよ。」

自宅兼のタコス店に招かれたナディは改めてご挨拶。
でも、握手をしたところで、驚きの表情を見せるナディさん。
それにアントニオさんもちょっとだけ怪訝な反応なの。

それにしてもさ、相手の何かを察知したとしても、それを表情に出しちゃまずいでしょ。
以前もナディって嘘つくのが下手に感じましたが、もしかして感情を隠すのも下手ですか?
やっぱりナディさんは賞金稼ぎ家業で食べていくのは無理っぽいと思ったの。

アントニオ「なぜ、この町に? 用事でもあったのかい?」

ナディが賞金稼ぎと知ってから時々微妙な反応を示すアントニオさん。
手を握った時のナディの反応に不審を抱いたみたい。もしかして賞金首だったりして。

   ナディ「うんん、旅の途中でね。」
アントニオ「どこへ。」
   ナディ「ぁんん、どこって聞かれると困るんだけど。」

めっちゃ怪しい答え方をするナディさん。
こういうときは、下手に言葉を濁さずにエリスみたいに南へ行くとか言っちゃえばいいのに、
ナディさんって本当にこれまで一人でやってきたの?

このままアントニオさんのナディさんへの不審が高まってしまうのかと思ったとき、
奥さんの声でこの場は危機?脱出なの。でも…新たな問題が…。

いや、問題とかそういうのじゃなくて、
マルガリータさんが、タコス娘の衣装を着せたエリスちゃんを連れてきただけなんだけどね。
でも、ナディさんにとっては悪夢を呼び覚ます事態なの。(笑)

ナディ「なーぜ着るかね……奴は…。」

なんか、お機嫌顔で沈むナディさんが可愛く見えるんだけど。

エリス「似合う?」

そんなナディさんに追い打ちをかけるエリスちゃん…。(苦笑)
事情を知らないアントニオさんとマルガリータさんはベタ褒めなの。

エリス「セクシー?」
ナディ「全然」

…なんか今日のエリスちゃん容赦ないね。(苦笑)
直視できなくて、プイってあさっての方向を向いちゃったナディさん。
なんか可哀想になってきたの。エリスちゃんもしかして腹黒。

エリス「あっはぁ~ん」
ナディ「んぁ…なぁに…」

エリスちゃんのセクシーポーズ。それもヒッチハイクでナディが玉砕した方なの。
明らかに挑戦的に見えるんだけど、もしかしてそこまでしてナディから褒め言葉を貰いたいのかな。
ナディさんからすると、それを言ったら女性としての敗北宣言なんですけど。
まさかとは思うけど………エリスちゃんってば分かっててやってない?
ここまでやると確信犯にしか思えないの。今日のエリスちゃん純粋無垢とは言えず腹黒だよ。(笑)

マルガリータ「いい感じよエリス。でも、鼻にかけるともっとセクシーよ。 あっはぁ~ん。」

事情を知らない夫婦はイチャイチャモード。てか、ラブラブはあっちでやってください。(笑)

エリス「鼻にかける?なにを?」

ナディにのし掛かる本物のセクシー女性の重圧……内心泣きたい気分かもしれないよ。
そんな落ち込み気味のナディに、純粋無垢そうな顔で質問するエリスちゃん。鬼だ。(笑)

ナディ「これでもかけてときな」

追いつめられたナディさん。なんとか逃れたくて子供じみた反撃をするの。
コショウを手渡し、それで全てを有耶無耶にしようと思ったのね。(苦笑)

ナディ「ちょっとマルガリータ。よけいなこと教えないでくれるかなぁ。あとで困るんで…」

あはは……これだけでナディさんの心情が分かる気がするです。
エリスちゃんにセクシー路線で進化されたらナディさん立ち直れないかも。

ナディ「あっ。 はっくしゅん!」
エリス「鼻にかけた」
エリス「あのね………はぅ、はっ、はっくしゅん!」

でも、言葉通りにコショウを鼻にかけたエリスちゃんですが、その矛先はナディさんへ…。

苦しそうにクシャミを連発するナディさんに対して、
言葉通りにやったと主張するエリスちゃんが小悪魔に見えたの。

もしかしてナディさんを弄って楽しんでるわけじゃないよね。
こうするとどんな反応が返ってくるのかな~って感じに。
今日のエリスちゃんは腹黒にしか見えない………。(爆)

あれから、ちょっとした時間が過ぎたのか、閉店の時間のようです。
アントニオとマルガリータのラブラブを微笑ましく見ていたナディ達。

エリス「なんで笑ってるの?」

ラブラブ夫婦の笑みを意味を知らないエリスちゃん。
仲がいいから笑うってナディが答えたら、無理に笑顔を作ろうとするエリスちゃん。
きっとナディと仲良しなんだって表現したいのかも。
でも、今まであまり笑ったことのないから上手くできなくて。

ナディ「笑わなくても仲良しなの。」

よしなさいって言われても、ずっとぎこちない笑顔を続けるエリスちゃん。
どうしてもナディと仲がいいのだと主張したいエリスちゃん。
それに気づいたナディの言葉にようやく納得してくれたかに思えましたが、
ナディの言っていることがよくわからないっていう様子なの。
仲がいいから笑うのだというナディ。
でも笑わなくても仲がいいのだというナディ。
どっちの言葉も真実なので、エリスちゃんにはまだ難しいかも。

アントニオ「目的は俺か? マルケスに依頼されたのか?」

マルガリータさんの計らいで、お店に止めて貰えることになったのいいけれど、
奥さんが寝室へ消えたらアントニオさんの雰囲気が一変したよ。
ナディのことを自分へ差し向けられた刺客だと思ってるみたい。
エリスちゃんの「マルケス」と「マラカス」を取り違えるという微笑ましいボケも逆効果に…。

で、疑われた一番の原因、握手の際のナディの反応。
長い間銃を握っていて、その形に手が馴染んでしまっていた手だったからと話すナディさん。
でもナディが言うとピント来ないのは気のせいだろうか。(笑)
で、ようやく納得してくれたアントニオさんが身の上話を語ってくれました。

マルガリータは、終身刑で服役しているマルケスの彼女だったということ。
アントニオは、マルガリータの命を奪うようマルケスに頼まれここに来たこと。

でも、アントニオには出来なかったの。それは、彼にとって本物の「天使」に出会い、愛してしまったから。

てな感じにアントニオが身の上話をしたところでAパート終了なの。

Bパートを読む


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過去記事:
 エル・カザド 第9話「掘る女」 (Aパート)
 エル・カザド 第9話「掘る女」 (Bパート)
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エル・カザド 第9話「掘る女」 (Bパート) 感想です。

2007年05月30日 | アニメ・エル・カサド

 エル・カザド 第9話「掘る女」 (Bパート) 2007/5/29 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Bパート):


イリスを手伝い「伝説の銀の十字架」を探すため穴を掘るナディとエリス。
次第にイリスの行動の全てが自発的なものでないことに違和感を覚えるナディ。
その頃。追っ手のがナディ達を生き埋めにしようと坑道を爆破しようとしていた。
坑道が崩れ初め、危険な状況下であっても言いつけだからと十字架を探そうとするイリス。
困ったナディが自分の意志はないのかと問うと、ただその手を止め言葉につまるイリス。
どうやらイリスは誰かに指示されないと何も決められないらしい。
ナディは脱出するまで自分の指示に従うよう指示し、エリスが見つけたルートで脱出を試みる。
結局、十字架は手に入らなかったが、全員無事に脱出することができた。
別れの時、イリスは自分の手で銀の十字架を掘り出したいと決意をするのだった。
……というお話。

レビューな感想(Bパート):



坑道をトロッコで移動してるよ。動かしてるのはエリスちゃんだ。今日のエリスちゃんは頼もしいの。
ナディさんは、両手に一枚ずつ地図を持って見比べながらイリスさんとお話中。

ナディ「まるで迷路ねぇ」

イリスさんの話だと、銀の十字架は伝説になったほどの昔、
今から400年前位前にあったらしいってこと、でも銀の採掘で坑道が迷路みたいなっちゃらしい。
となると、それを一人で探し出すのは不可能に近いかもよ。

ナディ「それよか、掘るときもその格好なの?」

服装は姉に指示された通りのものみたい。
でも、着慣れていて、同じのが沢山あるからなんだっって。
このデザインの衣装だけ集めてるのも変だけどね。

あ、そうだった。同じ服ばかりと言えば、
ナディさんだって、ずっとその服しか着ないじゃない。(笑)
ときどき、コスプレはするみたいだけどね。
エリスちゃんもか。(笑)

ナディ「素直っていうか、なんていうか。
    似てるけど違うか 名前も 正確も」

イリスのことをエリスとダブらせて見ていたナディさん。
確かに、ちょっと自分の意志が薄そうな感じがするとか、
天然なところが似ているけれど、印象が微妙に違うんだよね。
イリスには、お嬢様気質が染みついていることとか、
物事をちゃんと把握した上で考え抜かれた?行動に見えるとか。
何回か話してみて、それがハッキリしてきたみたい。

ナディ「なに?」
エリス「くずれたぁ」
ナディ「イリス!」
イリス「ごめんなさい。心配をおかけして」
ナディ「なんて、暢気に言っている場合じゃない!」

休憩中、イリスさんがトロッコでお茶を取りに行った先で天井の一部が崩壊。
妙に心配するナディがすぐさま駆けつけたの。やっぱりエリスちゃんに似てて気になるみたい。
でも、事あるごとに謝罪を口にするイリスさんにちょっと違和感。

イリス「どうして、こんなこと…今まで一度も無かったのに。」
エリス「あちこち崩れてる。爆発」
ナディ「まさか…」

ふ~ん。やっぱり、超感覚を持っているエリスちゃん。
音だけで何が起こったのか分からないナディに代わって、状況を説明してくれたよ。
エリスちゃんは聴覚も優れているみたい。

で、ナディのまさかの相手、爆破犯は追っ手の賞金稼ぎなの。
迷路みたいな通路に無理矢理道をあけてるんだね。
と思ったら、無差別に坑道を爆破してるよ。
方向はナディたちから発する音から特定しているみたい。スッゴイの。
てゆーか、コイツもある意味、人間離れしてるような…。何者なんだ?

ナディ「ごめん。巻き込んじゃった。私たちを生き埋めにする気みたい。
    どこか、抜け出せる場所はない?」
イリス「そうだ。銀の十字架探さなきゃ。」
ナディ「んなことしている場合じゃないでしょ」
イリス「でも、でも、銀の十字架を探すってお父様に言われましたし、ちゃんと言いつけを守らないと。」
ナディ「落ち着いて? 状況、分かってる?」
イリス「はい、ですから落ち着いて掘ります。」

えっ!?これは………イリスさんの言動があきらかに変です。
状況が分かっているのか分かっていないのか、分かっていても言いつけを守るということ?
なんか、素直なだけと思ってたのに聞き分けが悪いというか歯切れがおかしいの。

ナディ「掘ります…って。自分の意志はないの」
イリス「………………」

機械的に穴掘りを再会したイリスの動きが止まったよ。能面で微動だにしないのが怖いの。

ナディ「あんた人間でしょ。お父様のロボットじゃないでしょ。
    だったら、自分でどうするかぐらい自分で考えなさい。」
イリス「………………」
エリス「こっち」

ナディの言葉に完全にフリーズしたイリスさん。
どうやら自分で自分の行動を決められないようです。
あ、エリスちゃんもナディの言葉に反応してるよ。
地図をみて自分で行き先を決めてるの。(笑)     

ナディ「さぁ、イリスも来て。そして、ここから脱出するまでは私の言うことに従うこと。」
イリス「………」
ナディ「いい?」
イリス「はい」

イリスに生存本能まで捨てさせる父親の言いつけっていったい……。
きっと誰にも言えない何かを胸に秘めているのかもしれないね。
そっと、癒すように肩を抱いてあげるナディがとっても優しいの。

ナディ「ここを掘れば脱出できるってわけね。」
イリス「たぶん。…………」
ナディ「あんたも手伝う!」
イリス「はい。ごめんなさい」

脱出のため壁の薄いところを選び、隣の坑道と隔てる壁をぶち抜くことにしたよ。
けれど、やっぱり指示してあげないとイリスさんは何にも行動を起こせない。
だから、ナディが指示してあげたら、とっても嬉しそうにしてるのが見ていて悲しい。
イリスさん、ナディたちと別れたあとどうするつもりなのかな。なんか不安だよ。

ナディ「よ~し、抜けた! どっち?」
エリス「こっち」

エリスちゃん地図担当だよ。それも結構正確な道案内してるの。



穴掘りの音に気づいた賞金稼ぎの動きが機敏になったよ。
それにしても、何かあるごとにメガネのレンズが光るし、いちいち動きがキモイの。
ところで、これだけのプロがこんな場所での爆破の危険性を知らないわけじゃないだろうし。
ナディ達を生き埋めにするんだとしたら、余波で自分が埋まっちゃうとか考えないのかな。

ナディ「イリス、銃を持ってるよね。念のため貸しといて」
イリス「でも、お兄さまから肌身離さず持っているように言われた物で…」
ナディ「つべこべ言わない。」
イリス「は、はい。」

イリスさんにも困ったものだね。
でも、この先と賞金稼ぎと戦闘になるかもしれないから銃は必要だもん。
銃を手にて先頭を行くナディさん、危険を一手に引き受けます。

ついに奴と鉢合わせしたナディさん。
ナディさんを見つけた賞金稼ぎの笑みがキモイぃ~!
てか、なんでビクッとしてんのナディさん。あ、キモイからか。
勝負は一瞬。早撃ち対決。ナディさんの勝利なの。

ナディ「遺言があったらそうぞ。」

あれ?一発で仕留めてないのね。あえて外した理由は?
甘いって言うか、そんなことしてるから、自爆されたよ。

エリス「ナディ~?」
ナディ「逃げてー!」

銃声に駆け寄ってくるエリスとイリスを制止するナディ。
前回撃たれたナディを見てるから心配なんだろうね。

で、最後までキモイ笑みを浮かべ自爆した賞金稼ぎ。
これって最初っからナディ達を道連れにするつもりだったてこと?
となると、そこまでする目的はなんだったんだろう?
だってみんな死んじゃったら、誰も賞金受け取れないでしょに…。
うんん、なぞが増えたの。



エリス「ナディ、上」

いち早く天井の崩落を感知。ナディ達は慌てて逃げるけど出口が見つからないの。

ナディ「エリス、地図は?」
エリス「出口まであと3センチ」

役に立たない地図だぁ。
地図ど坑道が合いません。しかも行き止まりですよ。
なんども堀増しされているから仕方がないか。

イリス「もう終わりですわ。やはり、お父様のお言いつけ通り、おとなしく銀の十字架を探していれば…」
ナディ「いや……それじゃもう死んでるから…」

イリスさん、こんなコト言って泣き入ってるし………。
ナディさんが言っていることの方が正しいよ。
なんかあきれ顔のナディが笑えるのですけど。
これって、笑いをとるところじゃないよね。

ナディ「掘るよ。エリス!イリス!」

そんなところへ一筋の光明が差しました。行き止まりの壁からです。

ナディ「おりゃ~!」

命掛かってますから気合いが入るというもの。

ナディ「やったぁー! うふふふ♪」
エリス「ヤッタァー!」(棒読み)

この状況で伝説の銀の十字架が出現しました。
ナディがはしゃいでるぞ。エリスもマネっこ。
でも……ナディさん脱出しなくていいのかな。
出口じゃないわけだから、あんまり嬉しくないぞ。

てか、400年もの間、十字架が輝きを保ってたのが不思議。
宝石の飾りはともかく、銀は腐食しやすいと…認識してるんだけど。
だって、銀食器ってそっちゅう磨いてないとすぐに黒ずんじゃんもん。
ま、そんな些細なことはさておき。

ナディ「うわぁ~うふふふ。
    まさか、本当にあるなんて、てっきり偽物の地図だと思ってたけど。
    イリス。あんたが探してた銀の十字架よ。
    見つかったのよ!」

全身で喜びを表現するナディさん。
喜びは爆発させるものだって持論を展開してますが………。
ナディさんのは、ちとはしゃぎすぎじゃ…。

イリス「喜んでいいんですか?」
ナディ「あんた、そんなことまで人に指図されなきゃ出来ないの?」

なんと……こう来ましたか、ここまで来ると重傷かも。でも、泣くことは出来るのね。(笑)

エリス「ナディ~、崩れる。」

エリスに警告されて驚くナディがお間抜け。
坑道の崩壊から逃げているの忘れてたみたい………。
十字架の脇に出口を見つけたナディたちは慌てて飛び込むのでした。
やっぱりナディ…あなた天然でしょ。(笑)

危機一髪なタイミングで脱出に成功なの。すっかり日が暮れて別れの時を迎えました。

イリス「ここに残って、もう一度あの十字架を掘り出したいんです。」
ナディ「あんた…まだお父さんの言いつけを…」
イリス「お父様は関係ありません。自分の意志ですわ。
    心から、あの十字架を手に入れたいと思ったんです。
    そして今度こそ大喜びがしたいんです。」

ナディ「ま、いっか。がんばりな、イリス。」
イリス「はい。」

十字架の輝きに魅了されたのか、初めて自分の意志で決めたようです。

ナディにこれだけ頑として宣言するのですから本物でしょう。
もしかして、いろんな意味で銀の十字架に救われたのかも。
別れ際のイリスさんの笑み、どこかスッキリして素敵でしたよ。



さあ、ナディとエリスは再びジープで南へ出発なの。

エリス「欲しいもの見つけると嬉しい?」
ナディ「本当に自分が欲しいものだったらね。」
エリス「そっか…」

イリスの姿を見て、エリスちゃんは、
欲しいものを手に入れた後の「喜び」を学んだようです。
さて、エリスちゃんの見つめる赤い宝石・インカローズに何を思うのでしょうね。
そして、エリスちゃんの欲しいものってなんだろう。

イリス「まずはお洋服を着替えて。全部あの中に。わたくしどうすれば。」

イリスさんのオチってオチなのか………。
振り出しに戻ってて救いがないの………。

ジョディ「巨大な銀の十字架が発見されたという報告は、未だ入っていない。」

………ジョディさん。あなたはまた何を追跡調査してるんですか………。(爆)

というわけで、ナディが賞金稼ぎに向いてないって自覚した話でした。(違うから・笑)

さて、次回のエル・カザドは「天使と暮らす男」なんか長いタイトルですね。
それもまた男性バージョンのタイトルです。死亡フラグでないことを祈ります。

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過去記事:
 エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Aパート)
 エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Bパート)
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エル・カザド 第9話「掘る女」 (Aパート) 感想です。

2007年05月30日 | アニメ・エル・カサド

 エル・カザド 第9話「掘る女」 (Aパート) 2007/5/29 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Aパート):

ジープで南へと向かっていたナディとエリスの二人。
道中弾切れになったところを賞金稼ぎにつきまとわれ、とある町へ逃げ込んだ。
そこは閉山された銀山の町で荒れ果ててはいたが、とりあえず水とジープの燃料を探すことに。
水を探すナディは井戸を見つけて喜ぶも謝って転落してしまう。
そこは深い涸れ井戸で自力で脱出はかなわずエリスにロープを求めるも、
なぜか追従して降りてきてしまうエリス。
二人はそこで「イリス」という風変わりな少女と出会う。
この町にはイリスだけしかいないこと、「銀の十字架」を探していることを聞かされたナディは、
水とガソリンを分けて貰ったお礼に手伝うことにするのだった。
その頃、乗り捨てたジープを見つけた賞金稼ぎが廃坑の近くまで迫っていた。
………というお話。

レビューな感想(Aパート):

なんか最近、エル・エーくんの変態っぷりを披露してからスタートするように…。
エリスの画像ばっかり見せているようで、全然再教育になっていないのでした。
知らない人がいきなり見たら、迷わずチャンネルを変えそうな変態っぷりなの。

ローゼンバーグ「消えた?あなたらしくもないですね。」
     リカルド「あたりをつけてある。また連絡する。」

子連れ狼さんこと、渋い叔父様、リカルドさん登場。リリオちゃんもちゃんといますよ。
今日はローゼンバーグに定期報告です。やっぱり彼はエル・エーの代わりなんですねぇ。
たぶん、それは後を追いながら監視すると。でも、肝心な監視対象を見失っちゃたみたい。
でもって、本日の出番はこれまで、スローリー上絡めそうにないもんね。ちょと残念。

ジョディ「ナディとエリスが姿を消した。 二人は 掘っていた。」

で、その見失った監視対象、エリスとナディはタイトル通りのことをしてるのね。
ところで、どうしてジョディさんは知っているの?やっぱりナレーション権限ですか?(笑)



その頃のナディとエリスの二人は………

ナディ「どう?」
エリス「まだ来てる。」

岩陰からそっと荒野の向こうを伺います。
また賞金稼ぎに追われているようですけど…
なぜ倒さないの?とか思ってるすぐに原因が、

ナディ「失敗したなぁ。素直に町に向かっていればよかった。
    しかも、こんな時に弾切れなんて…賞金稼ぎ失格ね。」
エリス「ナディ、失格ぅ」
ナディ「だ~まれぇ賞金首ぃ」

なるほど、商売道具のメンテしてなかったんだ。
せめて弾ぐらいは常に用意して置かなくちゃね。
もしかして、ナディさんの愛用の銃に対する愛着ってそんなもんなのかな。
あらぁ、ついにナディさんが自分で認めました。
あはは、エリスちゃんにもだめ押しされてるし。
でも、怒ってないのかナディの皮肉めいた発言にも邪気ががないの。
きっと、賞金稼ぎが自分に向いてないって自覚してしまったからだね。(違う・笑)
だって、今までのナディを見てると凄腕な賞金稼ぎに見えないから。(笑)

当面、視界を遮る物無し、道を真っ直ぐ行くしかないみたい。

さて、その噂の賞金稼ぎさんがテーマ付き?で登場です。でも顔の下半分しか見えない。(笑)

で、地図一枚を頼りに真っ直ぐジープを走らせて、到着したのは廃墟の町でした。

ナディ「古い地図を車に乗せて置くのは法律違反にしてほしいよぉ
     たっく、弾どころかタコスさえ手に入りそうにないわねぇ。」

いや、あのぉナディさん。自分で地図は用意しようよね。旅の鉄則でしょうに………。
てか、なにかとタコスと関わることが多いナディさん。もしかして好きなんですか?タコス。

エリス「たこ たこ た~こ~す おいしいたこす
     いけてるタコスは アミーゴた~こ~すぅ」
ナディ「エヘェが抜けてる」
エリス「えへぇ」
ナディ「その歌、嫌いって言ってなかった?」
エリス「うん。嫌い。」

ナディのタコス発言にエリスちゃんが反応なの。
エリスちゃん、嫌いだと言ってたのに、あの電波な歌が耳に残ってたんだ。
ナディさんってば、さりげなく指導してるし。(笑)
嫌いだと言ってても気になっちゃうことって、よくあることなんだよ。(ホントか?)

エリス「ぉぉ」

でも、タコス好き?なのにタコスの歌嫌いって念押しされちゃったナディさん。
そしたらエリスの頬に両手の人差し指をあてて、ぷにぃ~ってしてました。
ちょっとだけ不機嫌なんだぞ!てな感じに控えめに主張するようなナディさん。
ほんとに一瞬なんだけど微笑ましくて見えて好きな演出なの。
二人の仲がいい証拠だし。エリスの反応が可愛いんだなぁこれが。

あ、タコスで思い出したけれど、ナディの怪我は完全に直っちゃってるみたい。
撃たれた脇腹に傷一つ無いの。ま、あれからどの位経ったのか分からないけどね。

さて、ナディさんが想像していた町とは懸け離れた廃墟の町とはいえ、探せば何かあるかも。
そう思ったのかは分かりませんけど、ナディの提案で必要な水とジープの燃料を探すことになりました。
エリスはガソリンを、ナディは水を探すことになったよ。
ん?そういえば、ナディがエリスに役割を与えるのって初めてな気がします。
すっかり気心の知れた旅の相棒ですね。

ナディ「あっ、めっけ!」

小走りのナディさん、廃坑の入り口までやってきました。で、古井戸を発見です。
つるべ井戸のようですね。ナディさんは、すぐさま桶に手をかけようとしてますが…。
えっと………ナディさん、せめて井戸が使えるかどうかくらい確かめてからの方が………。
背伸びして、なんとか桶を掴むことに成功しますが引っ張っても動かず……
足を滑らせて井戸の底に真っ逆様なの。もう…お馬鹿さんなのです。(笑)
なんか最近のナディさん、ドジッ娘というか、エリスとは違うタイプの天然かも。

ナディ「ぁぁイタタタタぁ…。涸れ井戸かぁ…」

てゆーか、井戸の底には水がないのに、よく大丈夫だったよね。
だって、つるべ井戸って最低でも20メートルはあるってどこかで聞いたことがあるの。
当然、井戸の底には足場などあるわけないので自力じゃ上がれない。
ナディさんは大きな声でエリスちゃんにロープを持ってきてと頼みます。

でも、エリスちゃんは井戸の外にいるし、ここにナディが落ちたなんて知らないよね。
それもガソリンを探しに行っているのでどこにいるかわからないんだから…。
となると、運が悪ければナディさんの声は届かないかも知れないよね。
いつの間にかナディさんが周囲を見回して別の手段を探し始めてる。
で、目の前には木製の扉が…井戸の底に扉ですか?どこかのダンジョンRPGみたい。
ナディさんの意識がそっちに行きかけたところで突然声が…

エリス「ナディ。持ってきた。」

気づくと隣にはエリスちゃんが立っていました。
確かにこれは驚くし怖いよね。ナディも思わず声を出しちゃったくらいだもん。
だって、エリスちゃん音も気配もさせなかったんだよ。。

なんか嬉しそうにロープを差し出すエリスちゃん。
でもさ、エリスちゃんまで降りて来ちゃったら意味無いよね。
けれど、ロープを持ってきたコトには間違いないのでした。(笑)
エリスちゃんは言葉の文面通りに受け取とっちゃうから指示が大変。

ナディ「ぜ~んぜん届かないじゃない~」
エリス「そうだね。」

とりあえず、エリスちゃんがロープを持ってきてくれたので、
愛用の銃を重りにして投げるナディさん。でも長さが全然足りないの。
そもそもナディの腕力で20m以上の高さを投げきれるとは思えないし。
ところでさぁ…投げる前にロープの長さを調べれば無駄な労力を使わなくて済むと思わない?
さっきの井戸のときと同じでお馬鹿さんなの。やっぱりあなたも天然ですか?
ところで、大事な銃を道具に使っちゃてるよ。普通商売道具でそんなことするかなぁ。
あ、さっき賞金稼ぎ失格って自覚したからいいのか。(笑)

ナディ「もっと長いの持ってきてくれると嬉しいんだけど。」
エリス「イエッサー!」
ナディ「えっ!?」

凄いよ!エリスちゃん!

ナディがそんな風に愚痴ってたら
スッゴイ跳躍力と握力で井戸の壁を上っていくエリスちゃん。
人間以上の瞬発力に怪力っが揃うと超人の領域なの。
やっぱりエリスちゃんは最強キャラかも。

ナディも、ほんのすこ~しだけ驚いた感じを見せたけど、すぐに期待の眼差しになってんの。(笑)
もう、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなったっていうか、ナディさんの中では日常みたいなものなのね。

ナディ「どうした?」
エリス「来た」

あっという間に井戸の頂上まで近づいたとき、エリスちゃんの動きが急に止まったよ。
どうやら追っ手の賞金稼ぎの気配というか何かを察知したみたい。
それにしても、相手が見えてないのによくわかるよね。これも能力のうちなのかな。
普通の人間、ナディには聞き取れないような微細な音を聞き分けてるってことかも。

ナディ「どうすんの~よぉ~。こんなところで見つかったら的になるだけじゃない!」

エリスのこういった能力を完全に信じてるんだね。疑いもなくこの反応なナディさんなの。

でもさ。もうちょっと落ち着こうよ。
一応あなたは賞金稼ぎなんでしょ。
もしかして、銃がないと気弱になるタイプですか?
最近のナディさんは喜怒哀楽の表現が激くなったような。
それも、お馬鹿というか、やっぱり天然。(爆)

ナディ「やぁったぁ♪」

さっき見つけた扉のことを思い出しナディさん、扉を開けると坑道に繋がってました。

ナディ「誰が作ったかわからないけど。とりあえず、感謝だね。
    これで、長いロープとか弾とか落ちてたら最高なんだけどな~」
エリス「あっ」
ナディ「…弾だけでいいんだけど…」

これまた、冗談半分で心の中の希望を口にしたら、銃口がナディの頭の横に。
エリスちゃんの反応とか、あの銃の角度からすると、エリスちゃんではないね。



その頃(今日)のジョディさん。
留守中のローゼンバーグの研究室に再び忍び込もうとしているよ。
前回、腰が引っかかって撤退したけれど、あれからデザート抜いて来たのかなぁ。
また引っかかりかけましたけど、今日はどうにか潜入することに成功したの。
でも、今度はメガネを落としたけど……。嫌な予感がするです。
ジョディさんローゼンバーグのパソコンに接近……直後何かが割れたような音が…。

ジョディ「あっ! …出直しね。」

あの…またですか…(苦笑)
今回は落としたメガネを踏みつぶしてしまったの。この人も天然だった…。
ところで、ジョディとナディってなんか名前似てると思わない?
なんか系統が似てる気がしてきたわ。(笑)

ナディ「安全装置。解除されてないけど」
イリス「えっ!?」

さて、ナディの頭に銃口を突きつけたのは、暗闇から現れた少女?でした。

イリス「わたくし、イリス・ゴンザレスと申しまして。銀を掘っています。」

これまた、すっごい天然が入った娘さんなのです。
ナディが言葉巧み?に相手の隙をつくって押し倒して、エリスちゃんに明かりを求めたら、
自分の名前を呼ばれたと思って、明かりをつけちゃうし、
それを指摘されたら謝っちゃうはで、とのかく変な子なの。

でも、この素人なイリスさんに、あっさり銃を突きつけられたんだよね。
しかも、名前違いで明かりをつけられたけど、これが敵の目潰しだったらどうしてたんだろう。
あの時のナディさん、顔を逸らし気味に「うぉっ!まぶしっ!」とか声まで漏らしてる。
おまぬけな隙を見せた相手が賞金稼ぎだったら危なかったよね。ま、面白いからいっか。(笑)

ともかくイリスさんおかげで、坑道を無事に抜け出られたナディさんとエリスちゃん。
イリスさんのお家にも招かれたよ。
ここは銀の採掘場で昔50人近い人が暮らしていたらしいけど、
今はイリスさんだけが生活してるんだって。

イリス「わたくしが掘り出そうとしているのは、正確には銀の十字架ですわ。」

既に銀は掘り尽くされていているけれど、どこかに伝説の銀の十字架が眠っているらしい。
それを探し当てて掘り出そうとしてるんだって。気の長い話だよね。

その頃の賞金稼ぎは、ナディのジープを発見。
もう…なんでちゃんとジープを隠さなかったんだろう。
ナディの爪の甘さがこんなところに。
なんか地面に這い蹲って音を聞き取ってますよ。
てか、その姿と動きがとってもキモイの。

ところで、イリスさんって筋金入りの箱入り娘だったんですね。
それも働かなくても食べていけるご身分なお嬢様なの。(たぶん)
自分で自分の将来を決められないから父親の言葉でここにやってきたらしい。
でも、娘を一人で、こんな偏狭な地へ送る父親っていったい…。

イリスがここへやってきた理由を聞いて「スゴイ!スゴイ!」って手を叩くイリスちゃん。
うんん、なんか違うような気も…。やってることはスゴイかもしれないけれど動機がね。

イリス「本当に手伝って頂けるんですか?」
ナディ「只で物を貰うのは、性に合わないんだ。
    それに、奴がここを通り過ぎるまで時間を稼ぎたいし。」

ナディは、ガソリンと水を分けてもらったこと。
エリスは、お茶のお礼に手伝うことにしたよ。
二人ともエライエライ。ちゃんとお礼はしなきゃね。
ただ、でもエリスだけスコップなの…。(笑)



その賞金稼ぎのコートの下には大量の手榴弾が…。
地下でそんなもん使うつもりなのか?ここにも馬鹿がいたよ。
こっちは微笑ましくもなんともなくキモイけど。

てなところで、Aパート終了なのです。

Bパートを読む

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 エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Aパート)
 エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Bパート)
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エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Bパート) 感想です。

2007年05月24日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Bパート) 2007/5/22 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Bパート):


サンチェスの願い。それは親父と慕うエンリケの命を救うこと。
彼はナディを治療したエリスの能力に期待して、最後の望みをかけたのだ。
キッパリと「できない」と答えるエリスだったが、お金ならいくらでも出すと引き下がらないサンチェス。
サンチェスは治療が出来なければ死んで貰うと言い残し、エリスを屋敷へ軟禁するのだった。
その頃、病院のベッドで目覚めたナディはエリスが行方不明だと聞かされる。
エリスの姿を求め出所不明の紙飛行機に記されていたキャンデラの屋敷へ潜入するナディ。
番犬に阻まれサンチェスに見つかるも、話があるらしく屋敷へ案内されることに。
最後の時を迎えたエンリケは、亡くなった娘を演じたエリスに見守られならら逝くのだった。
どことなく寂しげなエンリケ。ふとナディはエンリケの身につけていた首飾りに気づく。
その首飾りはサンチェスがエンリケの誕生日にプレゼントしたものだという。
自分もエンリケの家族だったと改めて知るサンチェスだった。
………というお話。

レビューな感想(Bパート):

サンチェス「死なせない。どんな力なのかよくわからない、
       だが、あんたなら救えるハズだ。あの力で、親父を治してくれ。」


軟禁されちゃったエリスちゃん。
よっぽどエンリケさんを助けたいんだねサンチェスさんは。
だから、「死なせない」って口にしたんだと思うし。

エリス「できないよ。」

でも、困っちゃったのはエリスちゃん。
いくらお金を積まれたとしても、ナディが撃たれたことを謝罪されても、できないものはできない。
だって、彼女の力は自発的に発動する能力じゃないのだから。
これまで、ほとんどが炎に反応しての発動していたように見えて、
今回はまぁ…確かにナディの荒い息に反応したけれど、
わたしが思うに、それはたぶん、二人が親しい仲だからだと思うの。
そもそも、エリスちゃんの力で病気による死の床の人間を救えるかどうか………。
でも、エリスちゃんの表情がほとんど動かないのでサンチェスの中では誤解が生じたみたい。
本当のことを言ってるんですけどエリスちゃんの説明能力は皆無ですから。

エリス「私が治すの?」

で、エリスちゃんの状況把握についてなんですけど、
思ったよりもサンチェスが言っていることを理解しているように見えました。
でもやっぱりこれでこそエリスちゃんです。話の途中で番犬に興味が移ったのか、
そっちの方へ行っちゃったよ。これが、一番の誤解の原因なのかも。

サンチェス「連れが撃たれたことで怒っているなら謝る。すまなかった。」

分かりにくかったのは、ナディが撃たれたことをどう思っていたかってこと。
なんせ、表情は動かず、ずっと番犬を見ているだけ、なんらかのリアクションがあっても良かったのに。
わたしとしては、実はナディが撃たれて死にかけたことを、怒っていたからだと思いたいのですけど。
サンチェスとの会話からして、エリスは人の死を理解しているみたいでしたし。

サンチェス「治療するまではここから出さない。
       もし、どうしても出来ないと言うなら、死んで貰うだけだ。賞金首さん。」


相手はマフィア、その情報網を侮ってはいけません。
とっくに、エリスの正体はバレていました。
ところで、サンチェスが人質にしたのはエリス本人の命でしたね。
身近で親しいと思われる者。ナディを人質に取らなかったのが意外です。
もしも、治療しなければナディを殺すってことになったら、
エリスがどんな反応を示すのか見てみたい気がします。

その頃の病院のナディ。

ナディ「どこにもいない?いないって、どういうことよ?」

目が覚めたとたん、エリスがいないって女医から聞かされたナディ。
再びエリスとの接点をどう作るのかと思いきや、大胆にも紙飛行機が飛んできましたよ。
誰が、飛ばしたのかは、ナディからは見えなかったみたいですけど。
飛ばしたのはリリオちゃんでした。なんかスキップしちゃって楽しそう。

そういえば、ナディが病院に運ばれたとき、リカルドさんの姿があったんだよね。
なるほど、エル・エーは変態ストーカーになっちゃって役目を果たさなかったけれど。
本当の役目はリカルドさんのような黒子に徹することだったんだね。

ナディ「キャンデラの屋敷ってどう行くの?」

女医に地図を書いて貰ったナディはエンリケの屋敷へ急行します。
で、なにがどうしてこうなったのか、ナディがコスプレといか、タコス屋のタコス娘に変装してました。



門番1「なんだって?」
門番2「もう一度言って見ろ。」

ナディ はぁ~~い
    たこ! たこ! た~こ~す お・い・し・い・た~こ~す
     いけてるタコスは アミーゴた~こ~す
    えへぇゥ 


あわわ、ナディがまたも壊れましたぁ!
もしかして、一度生死を彷徨ったのがいけなかったのかなぁ。
それとも、エリスの力を受けた後遺症でお馬鹿になったのか?てな思わせぶりの演技?なの。
ちょっとだけ、このお馬鹿メロディーが頭に残っちゃってなかなか離れなかったですよ。(笑)
いったいナディさんは、どこからこんな歌を仕入れてきたのでしょう。まさか自作?(笑)

門番1「………。」
門番2「タコスの配達は分かったなんでそんな格好してるんだ。」

確かにそれは疑問です。なぜにコスプレなのでしょう。
どっかのファミレスに似たようなのがいたような気がするのは気のせい?(笑)
てか、ナディさん、そんなに動いて傷は大丈夫なのかな。

ナディ サービスで~す
     アミーゴ たこ~す うふ
 


なるほど………サービスですか。(爆)
でもちょっと、無理してませんかナディさん。
かなり怪し過ぎって感じで引いちゃいますよ。

門番1「帰れ」
門番2「何かの間違いだ。」

ほらね。(笑)
てか、めちゃくちゃ怪しい人に見えちゃうよ。
そんなんじゃ入れて貰えないって。(苦笑)
ま、わたしは見てて可愛いかもって思っちゃったけどね。
はっ、いつのまにかあのメロディに毒されてる………。

ナディぁぉぉぉ

…………なに、なに、このナディさんのリアクションは。
もしかして、本気で通ると思ったてたのですかナディさん………。(汗)
だから、それじゃますます怪しい人に見えるって………。

門番1「その衣装を着たもっとセクシーな娘が来たら入れてやる。」
門番2「セクシーな娘だ」

門番1&2「「あっはっはっはっははは」」

いや、あんたらも、そういう問題じゃないと思うんだけども。

ナディ「 ユイゴンアッタラドウゾ 

な、ナディさん………本気で自信あったんだ………。
なるほど、前回セクシー路線でダメだったから、コスプレに走ったと。これで連続玉砕ですね。(笑)
やっぱり、どこかにエリスの影響出てませんか?

とりあえず、門番2名様ご愁傷さまでした。(おいおい)

ナディ「たっく、じゅうぶんセクシーだっつーの」

門番倒して、エンリケの屋敷(その庭)に潜入成功したナディさん。
てか、警備ってあれだけなの?ボスの屋敷なのに手薄だね。
なんか、さっきの演技よりも普通にしてれば、その衣装可愛く見えますよ。
でも、ナディさんのセクシー像ってなんか間違ってる気がするよ。

ナディ「あぁ、イタタタッ、ツー 傷開いたかなぁ………」

あらら、あれだけ動いたら傷も開くわな………。そんな体で大丈夫なのかな。

ナディ「あら。タコスたべる~」

どう猛な番犬を前にしても妙に暢気なんですけど、やっぱり変ですよナディさん。

サンチェス「こいつらタコスが嫌いでな。」

続いて本日最強の敵、じゃなくてサンチェスさんが現れました。
何か話があるようで、すんなり屋敷へ入れて貰えましたが、
もしも今の体で戦闘になって捕まっちゃらどうするつもりでしたか?
必ずどこかで爪の甘いところが露呈するナディさん。やっぱり賞金稼ぎには向かないと思うんだけど。
ところで、いつもの服に戻ってましたけど、いつ着替えたんだろう。普段着はどこから出した?

ナディ「そっか、エリスが弾を取り出してくれたんだ。」

へぇ、撃たれてからずっと意識が無かったんですね。
エリスちゃんの能力で助けられたこと知らなかったんだ。

ナディ「意図的に使えれば確かに凄いんだろうけどねぇ。」

で、話は進み。エリスの誤解が解けましたぁ。
助けられない理由を理解してくれたようです。
やっぱり、サンチェスさんはいい人でしたね。

でも、エンリケさんを助けられないって分かったときのサンチェスさんがちょっぴり可哀想でした。
だって、医者に見放されて、最後の希望がエリスの得体の知れない力だったんだもんね。

ナディ「エリス~」
エリス「ナディ。もう歩いていいの?」
ナディ「そんな場合じゃないでしょう。急に消えて………」
エリス「消えてないよ。いるよ。」

なんか好きだなこのやりとり。
ナディの言葉の意味は自分の側から姿を消した。居なくなったってこと。
けれど、エリスは存在そのものとして受け取ったんだね。
ナディがどういう状況にあったのか把握してるエリスちゃんの気遣いもいいな。

この後、ナディとサンチェスがお話ししている間、
すっとエンリケのお世話をしているエリスちゃん。
とってもお世話慣れしているように見えるのですが気のせいですか?

少年サンチェス「どうせ、悪いことをして集めた金だろ!」
 昔のエンリケ「金が欲しいのか? ついてこい傷の手当てをしてやる。」


ナディ「そう。それからここに」

サンチェスの回想シーン。そえはエンリケとの出会いのシーンでした。
このシーンからは、そんなに親しくなった様子を伺い知ることは出来ませんでしたが、
それからずっと、殺されるはずだった彼が側にいることを許していたようですし、
少なからず、エンリケが彼に行為を持っていたのは確かでしょうね。

でも、どうして急にナディに話す気になったのでしょう。
エリスを殺された娘だと思って接しているエンリケと、献身的なエリスの姿を見てたからかな。
それとも、自分の体を省みずエリスを助けに来たナディだから話してもいいと思ったのかな。

  エンリケ「迎えが来たようだ。」
サンチェス「諦めるな」

サンチェスは、父親のように思っているエンリケさんに生きていて欲しいのに。
エンリケさんは、亡くなった奥さんと娘さんの元へ逝きたがってるの。それが切なくて。

 エリス「大丈夫だよ。 パパ。」
 エリス「大丈夫。」
エンリケ「パウリナ……」

ずっと嘘は悪いことって言ってたエリスが嘘をつきました。

それは、優しい優しい嘘でした。

エンリケさんは最後に娘さん会えました。このヘンからウルウルしちゃたの。
いい顔だってお礼を口にするサンチェスさん。でもなんとなく悲しげなのです。

ナディ「あんたも家族だったんだ。」

でも、ナディが二人の絆を見つけてくれました。サンチェスが、エンリケの誕生日に送った首飾りです。
ある意味これでサンチェスさんは救われたんじゃないかな。俺は愛されてたんだって。良かったね。

ナディ「素直に好きだって言えばいいのに。ああいう世界だと難しいのかな。」

きっと、マフィアのボスという手前、サンチェスさんに厳しくあたったのかも。
本当は息子のように思っていたのかもね。エンリケさんは不器用な人だったんだ。

ナディ「エリス。嘘には良い嘘と悪い嘘があるの。あれは良い嘘よ。」

エリスちゃん、後から嘘をついたことに罪悪感が込み上げたようです。
でも、優しくナディがフォローしてあげたから、嘘の違いを理解したみたいですね。

ナディ「たこ! たこ! た~こ~す お・い・し・い・た~こ~す
エリス「その歌きらい」
ナディ「あ…そう……」

もう、傷は大丈夫そうなナディさん。あのタコス娘の歌を歌い出すのでした。(笑)
でも、エリスちゃんには不評なようで、ばっさりと。最近ナディに対して容赦ないな。
ところで、お二人さんジープ乗ってますよ。いつ何処で手に入れてたのでしょうか。

さて、次回のお話は「掘る女」なんか生き埋めになる話みたいです。

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過去記事:
 エル・カザド 第7話「働く男」(Aパート)
 エル・カザド 第7話「働く男」(Bパート)
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エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Aパート) 感想です。

2007年05月24日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第8話「嘘つく女」 (Aパート) 2007/5/22 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Aパート):

南へ向かうナディとエリスの二人が立ち寄った町は、何かと物騒な所だった。
運悪くマフィアの闘争に巻き込まれ、ナディが流れ弾を受けてしまう。
見守るエリスの目の前で徐々に息が荒くなり危険な状態のナディ。
気がつけば、エリスの能力が発動し、一命を取り留めるナディ。
その様子の一部始終を目撃したキャンデラ一家のナンバーツーサンチェスは、
ボスの屋敷へとエリスを連れて行くのだった。
連れられた屋敷でエリスは、病なのか床に伏せる一人のご老人(エンリケ)と出会う。
すると、ご老人(エンリケ)は「パウリナお帰り」と口にするのだった。
………というお話。

レビューな感想(Aパート):

冒頭はいきなり変態美少年ストーカーにして巨悪犯罪にまで手に染めたエル・エーくんです。
ファンサービス?のようで裸ん坊ですが、そうとうお仕置きされた後のようです。

エル・エー「エリス…えりす。 えりす ぼくの えりす…」

でも、こんな感じに効き目無し。というかもっと悪化してません?ヤバすぎです………。
青い空の下でなんか独り言を言っているローゼンバーグ。彼の再教育は大変そうです。

ジョディ「ローゼンバーグに青い空は似合わない。」

本日最初のナレーション。
確かに、彼は薄暗い部屋で盗撮映像を見ている方が似合ってるような気がするの。(笑)

で、場面が変わると、どこかの荒廃?した町でした。
なんか、町そのものが銃撃の後でボロボロですね。そんな町に子連れ狼さんが登場です。
建物の壁に空いた穴に近づいて興味津々のリリオちゃん。
可愛いお目目をパチクリしなら覗いてますよ。

その頃のナディとエリスの二人は町のお土産屋さんにいました。
こんな物騒な町にもこんなお店があるんですね………。
てか、よくこんな町で買い物する気になったものだよ。

ナディ「気に入ったの?」
エリス「熱い恋の炎が燃え上がるのであった。」
ナディ「そんなもんに燃えなくてもいいから。」

なんか、エリスちゃん。あの恋愛小説の台詞がお気に入りなのね。
エリスちゃん、首飾りに一目惚れしたって表現したかったんだ。(笑)
それにしても、選んだのがドクロなデザインなのがまた。

ところで、なんかずっとナディ達を覗き見する男がいるんですよね。
ずっと視線を向けられているのは、やっぱり気持ち悪いですからね。
とかわたしが思っていると、なんか逃げるようにいなくなっちゃいました。
そんなナディの背中には人の気配が………。
ナディが振り向くと背の高い男が立っていましたよ。名はサンチェスと言うらしいです。
でも、このサンチェスって雰囲気が普通の人じゃなさそう。

サンチェス「驚かないんだな。」
   ナディ「驚いた方が良かったぁ?」
サンチェス「その方が可愛い。」

彼にとってナディの反応は予想外だったようですね。
まぁ、突然背後に誰かに立たれたら、女の子じゃなくても普通驚くと思うから。
どっちにしても、サンチェスが口にするとなんか妙ですよ。

エリス「きゃーぁ」(棒読み)
ナディ「おいおい。」
エリス「かわいい?」
エリス「きゃーぁ」(またも棒読み)
ナディ「よしなさい。この命知らず。」

と、ここでエリスちゃんの女の子が自己主張表に出てきました。
「可愛いって」言われたかったみたいです。
こうなるともう、純粋無垢とは言い難い発言だと思うの。
だって、「可愛い」って言われたいのは女の子としての欲望だもんね。
でも、このタイミングはまずいよ。ピクリと表情が動いたサンチェス。
なんかナディたちと間を詰めるように急接近です。
即座に反応するナディが男を見上げるようになっていて身長差が伺えて面白い。
エリスは状況をこれっぽちも分かってないので無反応なのが怖い。

で、サンチェスいきなりエリスが手に持っていた首飾りを取り上げて……。
あれれ?釣りはいらんと精算したそれを返してきました。てかプレゼントのつもりですか?
受け取ってからナディの返事を待つエリスちゃん、よっぽど欲しいのねそれ。(笑)

ナディ「知らない人に貰っちゃダメ。」

ナディさんの答え。それが正しいとわたしは思うよ。
知らない人から何かを受け取ってトラブルに巻き込まれるなんて嫌だし。
ところが、なんかサンチェス、顔に似合わずしつこいの。
ついにサンチェスとナディの「とっておけ。」「いらない。」の押し問答に発展。(笑)
最後に「みやげ」だって言い出すサンチェス。

サンチェス「それを持ってさっさと出てけ」

なるほど、町から出ていけってことね。
でも、一方的に出ていけはないんじゃないのかな。
せめて、理由は言ってくれないと、でも他人にそこまで親切にする言われもないか。
ま、治安が悪そうな町だし、それを知らない旅人の長居は危険すぎるかもね。
だとすると、見かけよりも悪い人じゃないのかもしれない。
ニュアンスからは、敵意は感じられないし、言葉使いはアレだけど、
この人にとっては、一定の気遣いがあるってことかな?
でも、さっきの逃げる覗き魔とか女店主の反応からすると大物っぽいし。
いったい何者なのか気になるところだよね。

ナディ「そういう言いかた、好きじゃない。」

さて、ここまでは良かったのですが、賞金稼ぎであることを自分から話してしまいました。
たぶん、自分は普通の娘(小娘)じゃないから大丈夫だとか証明したかったのかも。

サンチェス「賞金稼ぎか、誰かを追ってここに来たのか?」

で、見事に突っ込まれた。それもなんか不機嫌になっちゃったぞ。
そもそも、こんなマフィアのいるよう物騒な町ほどそういうのってNGワードなんじゃないの。
それ以前に、エリスの手配書と繋がりそうな話はタブーでしょ。(苦笑)

   ナディ「んっ、うんん。前にでかい首とったんで、妹とそのお祝い旅行。ねぇ、エリス」
サンチェス「そうかい、じゃ尚のこと早く町を出た方がいい。羽振りが良いと狙われるぞ。」
   ナディ「はぁ………」

で、とっさに出たナディの言い訳。
てか、なんか歯切れが悪いよナディ。突っ込まれるとは考えていなかったのね。(笑)
明らかにエリスとナディは似てないし、おかしな気がするけれど、
サンチェスさん、そこまでは突っ込まずに警告だけ残して去っていきましたよ。よかったねナディ。
彼が出ていった後のナディさんの安堵のため息がそれを物語っているの。
てゆーかナディって嘘つくの下手でしょ。すぐ騙される側だもんね。(笑)

女店主「妹さんだったのかい。全然似てないね。」
 エリス「違うよ。妹じゃない。」

あはは、女店主さんは信じちゃってるよ。いい人だぁ。
でもやっぱり似てないのは気になる様子。こりゃサンチェスさんにはバレてるよ。(汗)
爪が甘いナディ。でも、怖いのはさらっと否定したエリスちゃんでした。

ナディ「今のはなんつーか…」
エリス「嘘はいけないんだよ。」

ナディ、困ってる、困ってるよ。言い訳が思いつかないんだね。
こんなんで、サンチェスに突っ込まれてたらどうするつもりだったんだろう。(苦笑)
ところで、エリスちゃんってば、なんでサンチェスが居るときは黙ってたんだろう。
ま、あの時にエリスちゃんがこんなこと言ったら危険な目にあっていたのだろうけど。
もしかして、害のなさそうな叔母ちゃんの前ならナディを困らせても大丈夫と思ったとか?
だとしたら、しっかりと状況わかってるし、腹黒ってことになるけど。
そういえば、前回のホテルでもそんな感じに見えたような。(笑)

エリス「嘘は悪いことだって博士が言ってた。」
ナディ「今の場合仕方ないじゃない。」
エリス「嘘はダメ」
ナディ「はい、はい…」

博士の言葉が絶対のエリスちゃん。意外に頑固なのです。
おそらく、エリスちゃんの知識の全てが、あの博士からなのでしょう。
ナディさんも、こんなエリスちゃんには折れるしかないのでした。(笑)
いつエリスちゃんが自分の本当のことを喋ちゃうか分からないしね。

で、さっさとエリスちゃんの話題を切り上げると、
さっきの男のことを女店主に尋ねるナディさん。
すると、サンチェスという名とキャンデラ一家のナンバーツーだということが判明。
しかも、ファミリーの間で何か不穏な動きがあるらしいことも。
つまり、ここでナディが、ある意味重大なことに気づいたわけで、
それなのに、あの対応なナディ、あなたもエリスちゃん並に危ないですよ。(笑)

エリス「ナンバーツーって?」
ナディ「2番目にエラ人のことだよ。」
エリス「そのまんまだ。」
ナディ「ほかに言いようがないでしょう」

エリスちゃんの疑問。
てか、これじゃ………ただのお馬鹿では………。
と思ったら、言い回しの違いでちゃんと理解しているの。
ただ単にナディの口から説明して貰いたかったってこと?
その割には答えに不満足なのか突っ込んでるし。(笑)

女店主「おつり!」
エリス「釣りはいらない。」
ナディ「いるってば………」

本日のマネっ子エリスちゃん。
サンチェスさんのマネでした。それも表情付きですよ。
そんなのは覚えなくていいですよエリスちゃん。(笑)
その前に、お釣りを貰うの忘れてたナディもお間抜けなの。
ところでナディ、なにをそんなに買い込んだんだろう。

そしてこの日、ナディには不幸が続きます。



ナディ「エリス、ちょっと持ってて」

両手一杯の荷物を抱えていてポケットから何かを取り出すことが出来ません。
そこでその間エリスちゃんに持ってて貰おうと思いましたが、等の彼女は首飾りに夢中……。
エリスちゃん…少しは旅連れのことも考えてあげようね。(苦笑)
で、仕方なく荷物を片手に持ち替えて、なんとか自分でやろうとしてて…。
その時、路地から飛び出したマフィアの連中が撃ち合いを始めました。
次の瞬間、三発の銃声に気づいたときにはもう…。

エリス「ナディ?」

大変なことになりました。ナディに流れ弾が当たったようです。
あの時、荷物に気を取られていましたから回避はまず無理そうだもんね。
運だけでやってきたナディさんもこれでダメでしょうか。(おいおい)

サンチェス「すぐには無理だと?」

幸い、騒ぎに気づいたサンチェスさんに病院に運ばれましたけど、
危険な状態なのに医師の手が足りないらしく…。なんか不幸です今日のナディ。
サンチェスさんが医者の手配をしようとしています。割と良いと人です。マフィアだけど。
で、病院の廊下にはリカルドさんの姿が、なるほどエル・エーの代わりってことね。

エリス「いたい?」
エリス「おみず…のむ?」
ナディ「…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
エリス「ナディ……」
ナディ「…ハァ……ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
エリス「ハッ、ハァ、ハッ、ハァ」
エリス「ハァ、ハッ、ハァ…」

状況を把握してるのか、していないのか、たぶんしているのだろうけど、
あまり表情が変わらないように見えるエリスが痛々しく見えます。
そして、エリスちゃんの能力が発動。
ナディのハァ、ハァに反応したみたいです。
どうやら、これまで炎にばかり反応していると思っていたけれど、
ナディの荒い呼吸にも反応を示しました。
で、見事弾丸がナディの脇腹から取り出されました。
溶けた液体が流れ出て、外に出たら弾丸の形に固まる様子がリアルで気持ち悪かったの。
なんと、ここで医師の手配をしてくれたサンチェスさんに目撃されてしまいました。

    サンチェス「親父、紹介するよ。」
ご老人(エンリケ)「パウリナ…帰って来てくれたのか…」
       エリス「違うよ。私はエリス。パウリナじゃない。」
ご老人(エンリケ)「ああ、柔らかい髪だ………。昔と変わらんな…」

で、何やら大きなお屋敷に連れて行かれたちゃったエリスちゃん。
たぶん、これまでの流れではキャンデラ一家のボスのお屋敷なんでしょうけど。
そのボスらしきご老人はエリスを見るなり誰か別の名を呼びました。
サンチェスとエリス本人が否定しても全然ダメです。
ボケちゃってるのかなぁこのご老人。
さて、エリスの能力を目撃したサンチェスの真の目的はなんでしょうね。

その頃の情報局、ローゼンバーグは国外へ長期出張となっているようです。
彼はいま、確保したエル・エーくんの再教育の真っ最中ですもんね。
そんな彼の不在中に研究室へ潜入を試みるジョディさん。

ジョディ「出直しだ。」

空調設備か何かの排気ダクトから潜入しようとしましたが、腰が引っかかって通り抜けられません。(笑)
食後のデザートが原因とか言って出直しするらしいです。じゃ、当分デザート抜きにしなきゃダメだね。
てか、絶好のチャンスなのに何してんだかこの人は………。(笑)

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過去記事:
 エル・カザド 第7話「働く男」(Aパート)
 エル・カザド 第7話「働く男」(Bパート)
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エル・カザド 第7話「働く男」 (Bパート) 感想です。

2007年05月16日 | アニメ・エル・カサド

エル・カザド 第7話「働く男」 (Bパート) 2007/5/15 01:30 テレビ東京 感想です。

ストーリー(Bパート):


エリスとナディはの二人は、リカルドの帰りを待つリリオと出会った。
ナディがリリオを知っていたこともあって、リリオと一緒に過ごすことに。
リリオが案内してくれたプールに、リリオが注文してくれた食事と楽しい時間を過ごす。
しかし、予定外の出費に宿泊費が足りなくなったナディはジョディに救援を頼む。
ナディは嵐のような雨の中お金の受け取りに出かけていった。
それと同じ頃、町の遺跡でリカルドもまたエル・エーとの一進一退の攻防を繰り広げていた。
一人、ずっとロビーでリカルドを待ち続けるリリオ。
リカルドが必ず帰ってくると信じて待っているらしい。
エリスもまた一緒にナディの帰りを待つのだった。
………というお話。

レビューな感想(Bパート):

ナディ「泊まるだけでギリギリなんだから見るだけよ」
エリス「それ、さっきもきいた」


あらら、ナディさんの経済事情はかなり厳しい様子ですね。
エリスちゃんって分かっていそうで分かってないことがあるから。
でも、今回は相当しつこかったみたいです。(笑)
なのに高級ホテルに泊まったナディさんもお馬鹿さんですよ。



ナディ「あれ?あの子どこかで…」
ナディ「ああ、おもいだした。」
エリス「知り合い?」
ナディ「一度あったことがあるの。名前はたしか…」


エリスちゃん、昨夜からずっと気になっていたのか、
ずっとリカルドさんを待っているリリオちゃんを見つけました。
ナディの知り合いってこともあり随分と興味あるように見えたの。
おもえば、タイプが似てるんだよねエリスとリリオ。

ナディ「あれ?これ前に私があげたやつ…まだ食べてなかったの?なんで?」
ナディ「いらないの?」
ナディ「もしかしてチョコ嫌いだった?」
エリス「いっしょに食べたいんじゃない?」
ナディ「そう。それで封も開けないでとっておいてくれたんだ。」


ナディの姿を見つけて嬉しそうに駆け寄ってくるリリオちゃん。
一緒に食べたかったなんて、なんてよい子なんだろうリリオちゃん。
でも、あれから何日経ってるのかわからないのよね。チョコとはいえ大丈夫かな?
そんなリリオちゃんの言いたいことがわらかなくても、
彼女の気持ちを大切にしようとするナディもよい子です。
で、しゃべれない?リリオちゃんの感情を代弁するエリスでしたが、これも能力のうちなのかな?

ナディ「これ、一緒に食べよう。」

みんなでチョコレートを食べことになりましたよ。
自分の分もわけてあげるエリスなのでした。なんか妙に波長があっているようですぐに仲良しに。
逆にナディが浮いてちゃって見えるのは気のせい?
それともリリオちゃんの注目をナディから逸らすための策略?(ナディは私のって、なわけないよね。笑)

エリスがリリオちゃんに連れられてプールへ行っちゃいました。
ちょっと強引な展開ですが、ファンサービスをするつもりのようですね。(笑)

ボーイ「VIPルーム以外のお部屋にお泊まりのお客様は別料金となっております。」
ナディ「お金かかんの?それじゃ、見学だけってことで。」


でも、既に時は遅し、ナディの制止むなしくエリスとリリオちゃんの二人はプールへダイブ………。
エリスちゃんはあれだけ酸っぱく言われてたのにねぇ~。宿泊費で一杯一杯だって。(笑)

ボーイ「水着のレンタル料金も別途でちょうだい致します。」

そういえば、水着どころか着替え持ってなかったんだよねナディたち。
ホテルに到着以来、ずっと同じ服着てるように見えてたもん。(苦笑)
あ~あ、お金ないのにどうするんだろう……とっても高そうだよ。

ナディ「そーれ!」
リリオ「わぁ~」
エリス「お金なかったんじゃなかったの?」
ナディ「もういいの」


あっさり開き直っちゃったナディもブールで遊びます。
飛び込みのナディ。あれ?心持ちかナディの時間が長いような気がしますね。(笑)
華麗?な飛び込みを見せたナディに瞳をキラキラさせるリリオちゃん。
この後のエリスの台詞って気のせいかトゲがあるように聞こえるのは気のせいかな。
というか、エリスちゃん。分かってるならプールに入っちゃだめでしょ。
それとも、ナディだけプールに入っちゃいけなかったんですか?(爆)
または、リリオの注目をナディから反らしたかったとか、ナディは私のモノなのにって。(なわけないか・爆)

エリス「寝ちゃった」
ナディ「こ~ら。そんな格好じゃお腹壊すぞぉ」
ナディ「可愛い寝顔。まるで天使みたい。」


ビーチパラソルの下でリリオちゃんを挟むように川の字です。
なんか子供連れの夫婦みたいで微笑ましいです。

ナディ「なによこれぇ~」
エリス「リリオが頼んでくれたの。」


遅れて?部屋に戻ってきたナディさんを待っていたものは、豪華な料理の数々でした。(爆)

でも、リリオちゃんが頼んだらしいので怒れません。優しいよナディ。
経済事情を知っていた上で、止めなかったエリスちゃんはちょっと………。
まさか、リリオちゃんとナディの仲を嫉妬して仲違いをさせようと……。(なわけないか。爆)
ま、リリオちゃんの満面の笑みには誰にも勝てないもんね。

ナディ「とにかく、ぜんぜんお金がたりないの。
    わけは後で話すからなんとかしてくんない。おねがい。このとおり。」


で、もう金銭的に頼れるのはジョディさんしかいません。
電話なので相手が見えないのに必死にお願いしている姿が面白いです。

ナディ「ちょっとあんたたち…」

で、ようやくお金のめどがたったので戻ってくると………。
リリオちゃんはともかく、エリスちゃんまでナディを待たずに食べちゃってます。(笑)
それも、リリオちゃんと一緒にすっとぼけてますよ。

ナディ「…なんでもない。」

リリオちゃんの手前、怒れないナディがちょっぴり可哀想でした。まさかエリスちゃん分かっててやってない?



エリス「出かけるの?」
ナディ「すぐ戻るから」


食事が終わって、目的と行き先を言わずに出かようとするナディさん。

この時、寂びそうな目をするエリスが気になりました。
もしかして、ナディが出かける理由に感づいてるのかも。
てゆーか、気づいてない方がおかしいよね。

ナディが出かけた後、雷光の轟きと嵐のような雨が………。
ずっと眠らないで窓の外を見つめるエリスの胸中が気になるのでした。

エリス「私も待とうかな。帰ってくるの。」

結局、ジッとしていられなかったエリスちゃんはリリオちゃんとロビーで待つことに。
なにがあってもリカルドさんを信じて待ち続けるリリオちゃんが健気ですよ。

ナディ「あ~あ、せっかくシャワー浴びたのに」

もしかして、この服しか持ってないのかな?外灯の下で濡れ鼠です。
いつ来るか分からない相手を待つって大変だよね。凄いなこの子。

その頃のリカルドさん。遺跡で戦闘中。

リカルド「やつは化け物か」

袖から蜘蛛の糸のように射出されたピアノ線みたいなワイヤーが遺跡を絡め取ったとたん………。
スパスパって簡単に切り倒されちゃいます。確かに化け物ですよね。隠れた場所ごとじゃ逃げ場なし。

エル・エー「ねぇ。君は誰の味方?たとえ誰であろうと僕の邪魔をするやつは生かしておかないよ。」

もうダメだエル・エー。ただの殺戮者になってる………。(苦笑)

リカルド「ウロ・ドス・トレス」

戦闘時のリカルドさんの言葉。これって何かの呪文でしょうか?

エル・エー「もっと遊んであげたいけど。そろそろ終わりにしよう。
       今夜はエリスのところへ行かなくちゃならないんだ。」


エリスを守るわけでもなく、邪魔者の抹殺しか頭のない奴なんて彼女の元へ行かせられませんよ。

エル・エー「僕を見くびるなよ。人間なんて片手で壊せるんだから。」
 リカルド「試してみるか? 貴様が俺の首をへし折るのと、俺が引き金を引くのとどっちが速いか。」
エル・エー「君って、人間のくせになかなかやるね」
 リカルド「地獄で飲もうぜ。アミーゴ。」


凶悪犯罪に手を染めたストーカーの最後(生きてる?)でした。
一瞬、リカルドさんが!って焦りましたけど、無事で良かったよ。しかも格好いい!
リリオちゃんを悲しませる結果にならなくて、ほんと良かったです。

それぞれの待ち人を待っていたリリオちゃんとエリスちゃん。
硝子越しの影を見て、帰ってきた!って感じに思わず立ち上がったの。
人違いと分かると落胆して座り込む様子が細かいというか微笑ましいな。
なんか、リリオとエリスって似たもの同士に見えるのは気のせいかな?

エリス「どこ行ってたの?」
ナディ「ちょっとね。」

エリス……理解してなかったのですか………。実はフリだったりしません?(笑)

リカルドも無事に帰還、リリオちゃんが抱きつきます。
リリオちゃんはリカルドさんが大好きなんですね。
なんかほんとの親子みたいで見ていて暖かくなります。

 ナディ「また会ったわね。これって偶然?」
リカルド「リリオが世話になった。」
 ナディ「えっ?」
リカルド「顔を見ればわかるさ。」


ナディさん、出会う回数の多いリカルドさんに不審を抱きましたが、
リカルドさんのリリオを純粋に思う言葉に追求しませんでした。
リカルドさんとリリオちゃんは、まるで親子のように手と手を繋いで帰っていきます。
ナディは親子愛みたな関係に水を差すような娘じゃないからね。

エリス「だめ?」
ナディ「だ~めぇ」


ああ、エリスちゃんが自分からナディの手を握りましたぁ~。
リリオちゃんに感化されたようです。
エリスの中で、ナディが旅の連れから家族に昇格ってことかな。
少なくとも最重要な存在になったことは確かだと思います。
そのナディは口ではあんなこと言っていて、握られた手を振りほどいたりしません。
顔も微笑んでるように見えましたからね。
エリスとナディ。二人の絆がより深まったお話でした。

次回のエル・カザドは「嘘つく女」。
また女性シリーズに戻りましたね。
なんかナディ撃たれて倒れているように見えますが……
何があったのか気になりますね。

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過去記事:
 エル・カザド 第6話「恋する男」(Aパート)
 エル・カザド 第6話「恋する男」(Bパート)
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