はなうた日記

4歳のシオ・1歳のハノと、シオハノ一家の他愛もない日々の記録です。

見学そのイチ

2009-07-29 18:25:08 | Weblog
6月2日。
旦那にお休みをとってもらい、
県立養護学校へ見学に。

学園主催で、ぞろぞろ、20人くらいで…
生徒さんたち、驚いたろうなぁ。



まずハノを保育園に預け、シオを学園に送り、現地集合。
ハイ、津軽平野にそびえ立つ岩木山1合目~………
お天気良くて空気がおいしくて、
あぁ、バーベキューしたい~みたいな。




うちからだと車で20分ちょいくらいかな?
ただ、山にあるってだけで相当遠く感じてしまいました。

でもやはりそれは、養護学校の特色の一つと大きく関わってるってことがわかりました。
中等部、高等部にもなってくると、社会的自立のためにさまざまな職業訓練がカリキュラムに取り込まれてきます。
中等部ではリサイクル実習を見学したし、
高等部では農業体験や工芸などをみることができました。

目下の問題は小学校就学ではありますが、
見学範囲は小等部から高等部まですべて。
なんだか凄く刺激を受けてきました。



で、午前はとにかく「見学」という感じで。
お昼前に解散したのですが…

説明してくださった教頭先生の話はいまひとつピンとこなくて、
見学後の質疑応答も、雰囲気イマイチ、教頭先生の話も事務的で…。

その時点では当初の気持ちの通り「普通学校特別支援学級」に固まったままでした。
旦那とも、そう話してました。



でも、午後に学園で、
学園卒園生でその養護学校に就学された子の親御さんたちがいらしての
懇談会があり。
そこで、ちょっと気持ちが揺さ振られました。



うちと全く同じ状況で、なんとか普通学校特別支援学級へ就学させたいと考えていたけど、
最終的に養護学校を選んだ親御さんの話…
とても参考になり……



また、午前見学時にはわからなかった点が次々解明。

生徒3~5名に対して教師は2名とか、
養護学校の中にも「普通学級」と、しょうがいを複数持ち合わせた子のための「重複学級」があるとか、
「個別指導計画書」のようなものがあるとか
(↑コレ、教頭先生は個別のための教育プログラムはないって言いきっていた…)、
親の要望を伝えればそれを伸ばしてくれるために
先生方がちゃんとその意向を汲んでくださる態勢であるとか……

教頭先生より、その親御さんたちからの情報が何より頼りになり、
実感こもってより現実的で。



また、懇談会の最後に、学園の園長先生から

「排泄が完璧ではないことや、コミュニケーションが上手にとれないとか、
現時点での心配事だけで決めないで、
もっと長い目で検討すべき。
最終的に18歳の時点で身辺・社会的自立ができていればいいんだから」

とのお言葉をいただき……。



シオとともに学園を出た頃には、
旦那共々…



「これはワカラナイ」
「検討の余地が大アリ」

な状態に。






ただ…

ウィリアムズ症候群という個性を持つシオ、
健常児と関わることで成長できることがたくさんありそうな感もあり。

考え方として、

18歳まであと13年「も」あるんだから、
はじめの2~3年…5~6年は、いろんなお友達と一緒に過ごすこともシオには必要なんじゃないか。

も、アリなのかなと←甘いカンガエ?
 





震度6くらいは揺れました。。。

最新の画像もっと見る