はなうた日記

4歳のシオ・1歳のハノと、シオハノ一家の他愛もない日々の記録です。

学園家庭訪問

2009-08-11 17:47:45 | Weblog
シオがお世話になっている学園ですが、
1クラス14~5人に対して先生が4人ついています。
そしてそれぞれの子に、
個別指導や毎日の連絡帳に様子を書き込んでくれる…
主に手をかけてかかわってくれる担任の先生がいて、
その先生が昨日、家庭訪問にやってきました。

「希望者には家庭訪問を実施する」と契約書にはあったのですが、
担任の先生、
「いつがいいですか?」
と……

強制でした(´∀`)



先生はふだん見られないシオの姿を観察しながら、
上手に相手をしながら、

☆父親の勤務時間
☆母親の勤務時間
☆義母・義父の勤務時間

を質問し、シオが一日の間誰に養育され
どんな生活をしているのかメモを取り、また、

☆休日の過ごし方
☆どんな遊びが好きか

を聞いていきました。



その間、シオは

「K先生!みてー!トーマスだよー!」

と、トーマスプラレールを披露し、

また、愛読書「弘前ねぷた」の観覧者向けのガイドブックを広げ、

「K先生みてー!ねぷたー!ヤーッヤドーーーっっっダヨ!」

と興奮気味(苦笑)



そして先生は、学園で普段どんなふうに生活して、
何を頑張っているか等話をしていかれました。



そして、素敵な?エピソードをふたつほど。



ひとつめ。

おやつに、うまい棒を渡した時、
先生たちは、「自分ではできないことを人に頼むことはできるか」を見るために、
みんなにあえて開けない状態で渡したんだそうです。

みんな、困惑の表情。
先生たちは、なにも言わずにじっと様子を伺っていたら、シオが

「K先生、開けてください!」

と言ったそうで。
そのシオの一言で、みんなが次々と、先生たちに開けて~!とお願いしたそうです。



ふたつめ。

給食のあと、Aちゃんという子が、
みんなのおしぼりをそれぞれの子たちのバッグに入れる、という作業をしていたそうです。

その間、他の子たちはそれぞれ遊んでいて、
シオは絵本を読んでいたそうです。

でもどうやら、彼女のすることを気にしていたらしく。

シオ、自分のバックも彼女が入れてくれるのをじっと見届け、

「Aちゃん、どうもありがとう!」

と言ったそうで。

それがきっかけとなり、他の子たちが彼女にアリガトウを言うようになったそうです。



自分ではできないことを人に頼むこと、
感謝を言葉にしてあらわすこと。
心配事のある子にはどちらも難しいことなんですって。
それができるシオくんはすごい!と、誉めてくださいました。



…でもね、実はだいぶ前から、
頼むこと、感謝を言葉にすること、
うちでしつこくやってました。
こんだけ言われたら条件反射的にでちゃうでしょ、ってくらいに^ロ^;

うまい棒の袋、シオは自分であけられます。
アリガトウも言います。

でも、親がいないところでできるかと言われたら…
難しいかも。
シオはできるようになってるんだなぁ。

それだけでも、学園にお世話になっている甲斐があるなぁと思います。

幼稚園だけだったら…
年長さんなら頼むこともありがとうを言うことも普通にできること。
だから、シオにもできるように…と促していたんだけど、
それが難しいことだと知らなかった私たち親にとって、
できることは凄いことだと知ることができて…

嬉しいです!
うんと誉めてあげました。

最新の画像もっと見る