はなうた日記

4歳のシオ・1歳のハノと、シオハノ一家の他愛もない日々の記録です。

見学そのニ

2009-07-29 18:28:44 | Weblog
6月8日、
弘前大学附属特別支援学校の見学に行ってきました。



大学教育学部と連携を取った教育機関。
やっていることは、前出の県立養護学校と似ていますが。




入学選考がある。

小学部、定員→3名。







狭き門です。。。

選考方法は親子離されて、子供だけで身体能力の検査や数の理解などの簡単な検査をされ(その年度によって違うらしい)て、その後親子で面接。
できないから不合格、ということではなく、
その年によっての男女比、しょうがいのかたより等の理由で合否がきまり。

また、上記のような理由で3名に絞られなかった場合は………



くじ引き。





そして、中等部で新たに外部から3名、高等部で2名募集し、
最終的には1学年8名になるそうです。
小学部、中等部、高等部それぞれ途中の学年からの転入などはナシ。

また、学校所在地は街中。住宅街。
もちろん弘前大学のそばにあり、
スーパーも徒歩圏内にあるので、生活全般の訓練はしやすい環境。

自力通学を目標にしているので、送迎バスはない。

でも、午後の懇談会で学園を卒園して
現在附属特別支援学校にお子さんが通っているお母さんがいらっしゃって
お話されていましたが、
小学部17名中自力通学できてるのは1名、
3名が自力通学を目指して公共交通機関を利用して親御さんと通い、
他は親御さんの送迎で通っているそうです。



また、大学生が毎日のように出入りしているので、
子供によってはいい遊び相手として喜んでいる子もいれば、
人見知りなどがある子にとっては辛い環境にもなりうるとのことでした。





帰りぎわに、ご説明くださった教頭先生に声をかけてみました。

ウィリアムズ症候群の子は今までいたり、現在いたりしませんか?と。



いないですね。



とのことでした。




症例が少なく、インターネットが主な情報源なんです。
発達程度にもものすごく差があるようで、
今現在、息子にとってどこに就学するのがベストなのか凄く悩んでいるんです。

と話したら、


いつでも教育相談、入学相談にいらしてください。

と、気さくに言われました。






この日は前回より冷静に見学し、冷静に話をきくことができ、
見学後の懇談会も揺さ振られることなく話を聞けました。





養護学校、附属特別支援学校、
どちらもネックは

一旦入ったら普通学校への転入などは難しい

という点で…




まだまだ先の見えない状態のシオ、
親としては、いろんな情報に流されかけたり揺さ振られたりしながらも、
まだまだ今、シオの可能性を狭めてしまうのではなく、
伸びると信じて就学先を決めたい、というのが本音であり…。

ベストなのは、まともに会話のやりとりができるようになり、
排泄などの基本的な習慣が身につくまでは専門の先生がいるところで過ごし、
その後健常児と一緒に過ごす環境におけたらなぁなんて感じたり。


でも、現実問題、無理なハナシで。


だとすると、当初の考えのとおり、地域の小学校就学がベターなんだろうな、と
その日の時点では落ち着いたってカンジです。

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