静かな朝を甲斐駒山頂で迎え、次のピーク栗沢山に向かう
駒津峰に着く頃は次々と登山者が、仙水峠、双児山から押し寄せていた。
まずはだいぶ暑くなってきた空気を感じながら仙水峠に折りたち、
栗沢山を目指す。20年くらい前に歩いた時は、人にもほとんど会わずに
静かな山頂だったが、宇多田ヒカルのコマーシャルの影響か、
若い女の子が次々に登ってきた。まだ、雲も低くデーンと甲斐駒の摩利支天が、
バックに大きい。
ゆっくりと景色を堪能して、いざ北沢峠に向かう。
驚いたのは依然と違い、登山道が荒れていること。昔は踏み跡が消えそうな
道だったのに、その何倍にも広がり、倒木も目立っ。
有名になるということは、こういうことなのだと実感。
峠が近づくに従い、街の空気が伝わってくる。
テントの見本市。急に喧騒の真っただ中にいる自分に戸惑った。
長衛小屋の前も人でいっぱいになっていた。私たちは少し歩いて、
静かな大平山荘へ落ち着く。
このオーナーは南アルプスの開拓の父竹澤長衛の孫と聞いている。
時節に迎合せずに自販機コーナー、土産などはないが、
小屋の中で読める本は充実している。野菜も自家採取
お米も地元産伊那市のコメ。そんなこだわりの食事が出る。
薪ストーブからはのどかな煙がのぼる。
今夜は素朴な静かな小屋での泊りになった。
やはり山での喧騒はいただけない。静かでゆっくりと夜は更けていった。
翌朝、鹿児島から来ていた、Fさんと記念写真。
元気で仕事に戻れましたか?小屋での楽しい時間あり
がとう。また長野の山、登りに来て下さい。
山でのハンドルネームYarmotこと鹿児島のFです。
下界に戻り、忙しない日常に戻り
コメント遅くなりましたが、
ブログに登場嬉しいです🥰
再び訪れたいと思える南アルプスに大平山荘
ぜひ、またご一緒したいです。🙌