この上田でもコロナがはびこってきて、連日感染者が出て、県の警報が発令。
不要不急の外出はやめてほしいとのお達しがでている。うーんいよいよ地方にも
やって来たかと、緊張感が走るが、もともと隠居の身、家で昔の山の写真などを見返して
いると、この写真の人物の名が出た来ないばかりか、その人の存在さえも分からなくなっていて
驚いた。確かに写真には写っているのだから一緒に歩いているはずなのに・・・
うーん、これ程に、脳には糟がたまっているらしい。しかしだ、いいかげん古くても、
時の若い女性の名はすぐに出てくる。うーん不思議だと言っていると、隣の神さんが、
あんたの頭は根っから変だ、周りの大事なものは目にも頭にも入らず、言うことも聞かずに、
好き放題にやってきたと、大変な所に話が進む。
うー、コロナの後遺症はこんなところにも及ぶのだ。恐ろしい。
八方尾根の雪田近くの花畑、サラシナにトリカブト、花が終わったシモツケ。
トリカブトは今が盛り。
タカトウダイグサは紅葉が真っ盛り。
きれいな花で話題をそらすしかない。うーんこれが人生だ。
残暑の折、秋を感じようと、八方尾根を歩いて来た
色鮮やかなまつっむし草、タカネマツムシソウと表示があった。
ガスの湧く涼しい尾根からは景色はほとんど見えない、八方池の先のダケカンバもガスの中
手前の草原は、サラシナショウマ、ｶﾗｲﾄｿｳ、ﾄﾘｶﾌﾞﾄ、ｼﾓﾂｹｿｳ・・・・
里では、まだまだでも、山では秋の装いが進む。帰りの車内では安倍首相の辞任のニュースが
この政権の政治で、民主主義、多数決、権力・・についての考え方が改まった。総理も命が
一番、だれもが命が一番。しかし誰にも死を迎える日はやって来る。
閻魔様に舌を抜かれぬように、暮らしたい。
ここ信州ではお盆過ぎると涼しくなるのが習わし
どうやらこの猛暑の中にもその兆しが見えて来た。雲が
今日の2000m程の高峰高原池の平、浮かぶ雲は秋の雲？
涼しい木陰では半袖では・・という陽気になっていた。
酷暑酷暑と騒いでいても、季節は静かに移り変わっている。
トンボといえば秋ですよね
酷暑もコロナも季節の移り変わりのように収まっては行かぬものか？
息を殺さずに山くらい歩きたいです。
暑い日が続き、ばて気味だったが、北アルプスの風を感じに
遠見尾根を歩いて来た。山の仲間を誘ったが、お盆の送り日で
参加者はただ一人、上田では今日は37.3度にもなったと言うが
やはりアルプスは涼しかった。コロナの影響で、歩いている人は少なく
出会う人は人懐っこい。ソウシャルでスタンスを続けていると、
皆相当のストレスを感じているようで、たちまち
山の話で盛り上がり、皆で集合写真をということになった。
私はその中の最長老、遺影に役立つようにと若い方に並んでもらった。
だいぶこれで、パワーをいただいた。おートンボが
コロナをよそに山は秋に向かっているようだった。
